2018年3月23日金曜日

”「繰り返し」を生かして成長し続けたい” -  仕事の課外授業-757「春がきた」より


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「春がきた」

 春がきた。

 夏がきて秋がきて、
 冬がきてまた春がきた。

 同じことのくりかえしのようにも
 見えるけれど、

 樹々は一まわり大きくなった。
 それぞれに、それだけ生長している。

 決して同じではない。
 くりかえしではない。

 山にのぼる道が、
 ぐるりぐるりと山をまわっている。

 東に行ったら西に行って、
 また同じ東の景が見えてきて、

 同じところをぐるぐる回っているように
 思えるけれど、

 ぐるりとまわったら、
 一段も二段も高くなっている。

 決して同じ道のくりかえしではない。

 毎日が同じことのくりかえしのように
 思えることがある。

 しかし、きのうよりはきょうの方が、

 それだけの体験を深め、
 それだけ賢くなっているのである。

 人生には、日とともに高まりはあっても、
 くりかえしはない。

 世界の動きが、また同じくりかえしの
 ように見えることがある。

 しかし決してくりかえしではない。

 さまざまの歴史の体験を経て、人類は
 一段一段、賢くなっているのである。

 くりかえしと思ったとき、
 進歩への道をみずから閉ざす。

 くりかえしはないのである。


    (『続・道をひらく』松下幸之助)


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仕事の課外授業-757「春がきた」より

今回のキーは、

 「繰り返し」を生かして成長し続けたい

と考えました。


いま、この文章を実家から東京に戻る電車の中で書いています。
一年前に比べると、モバイル環境が大分進歩しました。

また、家で感想文を書く際にはGoogleドキュメントの音声入力を
最近ではよく使っています。

メルマガを読んで、思った事、感じたことを
まずは、ずらずらーっと口に出して話すことで、テキスト化してしまい
それを、リライトして、ブログ記事に整えていくような感じです。


1年前と比べて、テクノロジーの進化とツールの入手によって
自分自身の作業環境は大分よくなりました。
一方で自分自身に関してはどうだろう?というところです。

この2年位、一段次のステップに移ろう移ろうとしながらも、
同じところをぐるぐると回っていたような気がします。

それは、どこかにエレベーターのスイッチのようなものがあり、

「エレベーターに乗れさえすれば、次の段に行けるのだ」

と考えていたところが、ありました。


しかしながら、実際にはエレベータのスイッチは至る所にありながらも
そのエレベーターに乗るには、未だ資格が足りないようでした。

そこで、最近気づいたのは、自分が乗ることが出来るエレベーターを探し続けるよりも
改めて、階段を積み上げながら、次の段へ自力で上がって行こうということです。

この2年間、ぐるぐる回って来たことを決して無駄にしないためにも
心機一転、自分自身で階段を積み上げながら、一歩一歩段を上げていくことで
来年の今頃には、この1年は確かな成長を感じられたと
思えるような1年を歩んでいきます。


■ 家族で考えるとどうだろう?

小学校の息子は、4月になれば自然と5年生になります。

5年生になったから、自動的にお小遣いがあがるみたいな
年功序列のサラリーマンみたいな考え方でなく、
4年生の1年間で何ができるようになったのか?

5年生になったことで、どんなことをやっていくようにするか?

そんなことを、話し合うようないい機会にしていきたいです。


■ 最近読んだ本
ファシリテーション入門 (日経文庫) 新書 – 堀公俊 

この手の日経文庫は発売後既に15年近く経っているので、
今、amazonでも60円で購入可能ですが、内容は風化が少なく、
多分、新品も継続して売れ続けているのではないかと思います。

・ファシリテーション3つの効果
・ファシリテーターに求められる5つの技術
・場をデザインする5つの要素

等々、ファシリテーションに必要な事を体系的に学べる
正に入門編になっています。


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