先日、本業の方でアメリカ出張に行ってたきました。
で、何しに行ってたの?って話だと思いますが
amazonのデータセンターサービス(所謂クラウド)
初のユーザーカンファレンスが行われまして、
うちの会社は未だ導入しては居ないのですが、
ご招待を頂き、市場調査に行って来ました。
細かい話は置いておいて、二日目に
founder(創立者)であり、CEO(代表取締り役)である
我らがベソス氏が登壇するセッションがあり、
中々良いことを云っていたので「NPO法人子どもへのまなざし」に絡めて共有します。
・10年後どのように変わっているかと良く聞かれるが、
10年後に何が変わっていないかという質問を受けることは無い。
じつはそっちのほうが大事である
1.変わらないものの周りにビジネスを作るのがコツ。例えば、小売のビジネスでは、低価格、迅速なお届け、広いセレクションが大事、これは10年たっても変わらない。
⇒まなざしが捉えているテーマ
・子どもが主人公の居場所作り
・子どもがいるからつながる人の輪
・親子で育ち合う保育の場
は、正に10年経っても変わらないテーマであり、
多分、放って置いたらこの先十年さらにこれらの環境は悪化し
社会問題になり、注目が集まってくると思われる。
2.イノベーション(改革)に大事なのは、まずイノベーションをしたい人を集め るべき。コンペで倒そうと考えるような人では無く、インベント(日々の発明)を することが好きで、世界を変えたいと思っている人。
⇒この団体に集っている人は、多分社会を変えたいと思っている人達で
別に、普通の保育園や幼稚園を無くそうとか思っている訳ではないし
日々の小さな変化(発明)で未来を変えようとしていると思う。
3.考える時間軸を考える、つまりロングタームで考えると、そうしないと出来な いようなことが可能になる。時間軸を変えると同じ問題でもチャレンジが全く異 なってくる。明日世界の飢餓をなくせと言われても現実味は無いが、10年後だっ たら何か打ち手が出てくる。
⇒明日いきなり社会がパタッとひっくり返る訳でもなく、活動を続ける事で
少しづつ浸透して、少しづつ変わっていくという姿勢。
4.パッションとは、はやりものを追いかけるのではなく、自分が情熱を持てるも のを追及し、Waveがくるのを待つことが大事。
5.そして、顧客に立ち戻って何を創れば良いか考えるカスタマーセントリシティ (顧客中心主義)が最も大事。
⇒この団体が立ち上がったのも、別に野外保育とかが流行っているから立ち上げ た訳ではなく、社会への問題提起に対し創立メンバーの情熱で立上げられてので しょう。そうしたら、自然と波がやってきた(雑誌に取り上げられたり、TV取材 を受けたり)。今後もリアルな母親、子どもの声を聞きながら、どんな事をして いくのが良いのか考える事が大事なんだろう
以上、サービスを考える上で非常に大事な考え方だと思ったので記録しておきます。