2014年5月17日土曜日
心豊かな子どもの育成を目指して 講演会概要
息子の学校の学校公開の後、無料でアドラー心理学の話が聞けるっていうので
行ってきました。
「へぇ~小学校ってすごいお得!!」とか思ったけど、全然人いなかった。
でも、内容は凄く良かったので
下記にメモを記載しておくことにする。
タイトル:心豊かな子どもの育成を目指して
講 師:星一郎先生
略 歴:IP心理教育研究所所長。
専門は、個人カウンセリング・個人心理療法。
2010年6月 フジテレビ「エチカの鏡~ココロにキクTV~」に出演。
主な著書に、『アドラー博士が教える 子どもを伸ばすほめ方ダメにするほめ方』
概 要:
○子ども達は、皆良い子。悪い子などいない
⇒悪い行為があるだけで、罪を憎んで人を憎まず
○今の世の中でのこどもの課題は下記3点
1.他人への無関心
・クラスでいじめ等があった場合、当事者以外がその他大勢になっている
⇒何故?
・友人をライバル視している(受験の敵)
・友人は利用するものだと思っている(金品恐喝の対象)
・自分の世界への入り込み過ぎ(ゲーム世界に生きてる)
⇒どうすれば良いか?
・日々の生活の中の子どもとの会話の中で、「友人」を登場させる
ex)今日どんな事があった?誰と遊んだ?誰がどんな事を云った?
どう思って、そう云った?等
2.罪悪感の欠如
・悪戯をやったとしても、悪気が無い
⇒何故?
・自分に対する信頼が欠落している
・自己肯定感が育っていない
・自己肯定感は、小学生位までしか育たない
・小学生の間に、自分を好きにしてあげる
ex)「自分の事好き?」と尋ねて「好き」と云えれば大丈夫
⇒どうすれば良いか?
・子どもを見るのに理想が先行しすぎない(ダメなところばかり指摘)
・良いところを褒めてあげる
ex)「よくご飯食べたね」「今日も元気に学校に行って来たね」
※簡単なことで良い。不登校になったら学校も行けない
※必ず ”行動” を褒めてあげる。良い子ではなく
※間違った時も "行動" を叱る。悪い子ではない
3.リジリエンス(回復力、反復力)の低下
・失敗した時に、どうすれば次に上手く行くかと考えられず凹んでしまう
⇒何故?
・失敗経験が少ない
・親が失敗する手前で止めてしまっている
⇒どうすれば良いか?
・たくさん失敗して、その中から学ぶ
・2にも関連するが、間違った事をしても ”行動” のみを叱る
※これからの世の中は更に厳しくなっていくことが予想される。
その中で、失敗に直面しても立ち直る力が必要とされている
以上
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