amazonのレビューを見ると、大分酷評がならんでますが
酷評を書く人のモチベーションってある意味すごいですね。
僕だったら、もし面白くなかったら途中で読むのを辞めて
読んだことすら忘れてしまうのですが、きちんと文章にして誰かに伝えよう
という熱意がすごいです。
僕自身は、定期的に弥太郎さん本を読んで足元を確認するというか
背筋を伸ばすというか、そういうタイプなので毎回楽しんで読んでます。
「本当に大事なモノ」を少しだけもつ幸せ
”「物語」があるモノだけに囲まれて暮らしたい”
これは、10年前はあんまり良く分からなかったのですが
最近は少しづつわかるようになってきました。
でも、大抵のものは「物語」あるんですよ。
さっと、身の回りを見渡してみても。
・万年筆というものに憧れて、初めて手にした雑誌の付録の万年筆「檸檬」
・妻に誕生日に貰った、髑髏のブレスレット
・入社当時、会社のデスクの上においていた妖怪人間ベロ(変身前と後)
・ある日、家に帰ると机に置いてあった息子が作った百万円札
などなど
でも、改めて見回すと、これなんだっけ?というものもたくさんありました。
年末の大掃除ではそういうものから処分していけば良いんだなと
このタイミングで気づけたのは、とてもラッキーです。
「自分の根っこ」を見つめ直す
”「コンプレックス」こそ人生の原動力になる”
これは、 諸手をあげて賛成したいです。
僕自身、こうして本を読んだり、ブログを書いたり、しているのも
「コンプレックス」が起点といっても過言ではないです。
高校生位の頃は、多少こじらせていて、
「こいつは、カッコイイかも知れないけどゴダールとか知らない」
(ゴダール:ジャンリュックゴダール。フランス映画監督)
「こいつは、勉強できるけどきっとPEの1stとか聴いたことない」
(PE:パブリック・エナミーアメリカのHipHopグループ)
とか考えながら、黙々と知識を蓄積してきました。
お陰で、普通の人に比べれば割と音楽とか映画とか詳しい人なのですが
「割と」から「すごい」へ、もう一歩抜けきれなかったのが自分の
甘さでした。
でも、そんな時期を経て今の自分があって良かったと
心底思ってます。
今でも、多方面に「コンプレックス」はありますが
それをバネに引き続き頑張っていこうかと。
これからの人生は身軽がいい
”目に見えない「人生の資産運用」を考える”
本の中でも、40歳を境に「貯金」から「運用」へという事が書かれています。
これまでに、自分が生きてきた事で積み上げた「資産」を見直し
これから、どのように活用していくか?
これも、年末年始の宿題にする事にします。
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