2016年10月30日日曜日

「まだまだできることは無限にある」 - 仕事の課外授業-684「是非善悪以前」



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 この大自然は、山あり川あり海ありだが、
 すべてはチャンと何ものかの力によって
 設営されている。

 そして、その中に住む生物は、
 鳥は鳥、犬は犬、人間は人間と、

 これまたいわば運命的に設定されてしまっている。

 これは、是非善悪以前の問題で、
 よいわるいを越えて、
 そのように運命づけられているのである。

 その人間のなかでも、個々に見れば、
 また一人ひとり、みなちがった形において
 運命づけられている。

 生まれつき声のいい人もあれば、
 算数に明るい人もある。

 手先の器用な人もあれば、
 生来不器用な人もある。

 いってみれば、その人の人生は、
 九〇パーセントまでが、

 いわゆる人知を越えた運命の力によって、
 すでに設定されているのであって、

 残りの一〇%くらいが、
 人間の知恵、才覚によって左右される
 といえるのではなかろうか。

 これもまた是非善悪以前の問題であるが、
 こういうものの見方考え方に立てば、

 得意におごらず失意に落胆せず、平々淡々、
 素直に謙虚にわが道をひらいてゆけるのでは
 なかろうか。

 考え方はいろいろあろうが、
 時にこうした心境にも思いをひそめてみたい。


          「是非善悪以前」
         (『道をひらく』松下幸之助)
    

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仕事の課外授業-684「是非善悪以前」


みなさんこんにちわ。

寒々しい秋空の土曜日の夕方、如何お過ごしでしょうか?
明日は、年に2度のお楽しみである
田んぼの稲刈り。

いい天気になれば良いなぁと思いながら
カレーを仕込んでいるでございます。

最近カレーは定番化してきて
・豆カレー
・ココナツカレー
の2種類。良かったら食べに来てね~

さて、「是非善悪以前」いきましょうか。

今回のキーは、

 まだまだできることは無限にある

と考えました。

つい、先週とある団体の採用試験の結果が来まして
結果は残念ながらNGでした。
(今これを書いてるのと送信しているタイミングがズレてるから
 2週間位前になるかな)

自分的には、結構いけるんじゃ とか思っていたので
それなりに、ショックを受けて
「自分は世の中に必要とされてないんじゃないか」とか
思ってしまったりもしたのですが、
それも、運命というかまあ縁が無かっただけか?と
開き直りつつある頃に、妻との会話の中で

あれ、まだ全然努力してないというか、
全力で受けに行ってなかった自分に気付いてしまいました。

今回の本文にもあるとおり、

 すべてを運命のせいにし、
 努力不足も運命で片付けてしまう

ところでした。

冷静に考えれば、マダマダやるべき事はありますな。

心のどこかで、思い切りが出来きってなかったのが
そのまま伝わったんじゃないかという事に気付いてしまったのです。

再度、気持ちの整理をして、引き続き挑戦していきます。

それと同時に、この2週間で色々あったりして
それはそれで、良い経験というか面白い体験というか
があって、2週間前にがっくりしていた以上に
人生は好転してってるなぁとか思いつつ。

2週間経ったからこそ色々思えるけど、
その時は気付かなかったもんね。


■ 家族で考えるとどうだろう

「まだまだやるべき事がある」

この姿勢は大事にしていきたいです。

運が悪かった。
たまたま、ミスった。

今回の僕自身の事同様に
こういった事でうっかり流してしまいそうな事象も
改めて、冷静に見直してみると
改善点は色々出てきます。

そういうのを一つ一つ積みかせねていくことで
少しづつ成長していくんだと、
感じて欲しいですね。


■ 最近読んだ本のコーナー

0から1の発想法 大前研一

もはや、レジェンド級の大前先生ですが、
本は相変わらず良かったです。読みやすいし、分かり易い。
色々いい事あったけど、1つ今覚えているのは、
今まで経営に必要な3要素 ヒト・モノ・カネ っていうのがあったけど
今や、これが全てクラウド(Cloud&Crowd)で賄うことが出来るように
なってきたということ。
あ、確かにそのとおりだって思ったね。
結構やりたい!って強く思えばなんでも出来そうな気がする。

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私的、オススメ記事TOP3


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「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと

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 家族と言う組織

⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー

2016年10月23日日曜日

「少し、ペースを落としてみましょうか。」 仕事の課外授業-683「若葉の峠」



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 峠から峠に移る旅路かな――

 いつ聞いたのか、どこで読んだのか、
 もうすっかり忘れてしまったが、

 この言葉だけは今も忘れずに、
 時折の感慨にフト頭をかすめてゆく。

 一つの峠を越えてホッと息をついたら、
 また次に峠が控えていて、

 その峠を越えると
 やっぱり次にまた峠がつづいていて、

 だからとめどもなく峠がつづいて、
 果てしもない旅路である。

 これもまた人生の一つの真実である。

 真実であるかぎり、
 これは避けられない。

 避けられなければ、
 やはりただ懸命に歩むほかないであろう。

 高い峠、低い峠、
 荒れた峠、のんびりした峠、
 
 さまざまの起伏の中に、
 さまざまの人生が織り込まれて、

 それで一筋の歩みのあとがついてゆく。

 時には雨に降られ、風に吹かれ、難渋の
 重い足を引きずれねばならぬこともあろうが、

 また思わぬ暖かい日射しに、
 チチと鳴く小鳥の声をなつかしむこともあろう。

 それでも元気で懸命に、
 越えられるだけの峠を越え、

 歩めるだけの旅路を歩みたい。

 若葉の峠に、
 また新しい意欲をおぼえるのである。


          「若葉の峠」
         (『道をひらく』松下幸之助)
  

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仕事の課外授業-683「若葉の峠」 より


東京地方、本日晴れの良い天気です。

妻と息子は、おじいさんおばあさんと芋ほりに。

先週より、体調を崩しのどの調子が悪い為、お留守番です。


ホント暑くもなく、寒くもなく。
とても過ごしやすい日和ですね。
僕も、諸々終えたら図書館まで散歩に行こうかと思います。


今回のキーは、

 少し、ペースを落としてみましょうか。

と考えました。

2000年に新卒で入社して以来、一般的に見たら
割りかしハードに働き続けて来ましたが
今回の転職活動で、少しペースを落としてみようかと思ってます。

決して、怠けるとか手を抜くという意味ではなく
正確に言うと、残りの人生に向けて
何に集中してみようかじっくり考えてみるという感じですが。

本文中の例えで言うと、
今までは、峠を越えるという事に一生懸命で
この道が、その先何処に繋がっているのか?
道中の景色がどのようなものか?
余り意識をせずに働いて来たというのが事実です。

そんな中でも、少なからず得るものはあったし
道中もそこそこ楽しんできましたが、
人生という旅路の真ん中で思ったことは、
もう少し、方向性も定めて、周りの景色を味わいながら
歩んでみるとどんな風になるんだろう?
という事に興味が出てきたということです。

最近、長時間労働について話題にならない日はないですが、
個人的には、若い頃は必死で働きたいだけ働くのもありと思ってます。
しかしながら問題とすべきは、本人が少しペースを落としたいと思っていても
同じ文化の会社では中々難しい事かもしれません。

そうした時に、文句を言いながら現状を維持するのか
自分の身を置く場所を変えて、一度ゆっくり考え直してみるのか
そう考えた上での判断でした。

息子も後3年で小学校も卒業。

少し、ペースを落としながら
今まで見過ごしてきた景色を
じっくり味わいながら歩んでみようかと思います。


■ 家族で考えるとどうだろう

小学生にとっても、勉強や学校は、
終わりなき峠なのかもしれません。

でも、その峠を越えた時の達成感
峠を1つ越えた後の自分のレベルがあがる感じ。

それを楽しんでもらいたいと思います。


■ 最近読んだ本のコーナー

コミュニティデザインの時代 山崎亮

割と、近年こういった「コミュニティデザインといえば・・」で
話題の studio-L 山崎亮さんの著書です。
氏がどのような形で、コミュニティを作っているのか
どんな事に注意しているのかがわかる本です。



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2016年10月22日土曜日

”空気はその場における価値基準” - 「空気」で人を動かす – 横山信弘

「空気」で人を動かす  – 横山信弘 

企業体における、「空気」というものの大事さを感じるここ数年。
書籍では、Google等の企業風土にアコガレを感じつつも、
レガシーな日本企業に勤めていると

「あれって、一種のおとぎ話だよね~」

的な気持ちになってしまう自分も居ます。

数年前に退職した方が居て、その方も

「本とか読んで色々勉強したけれど、
 今の環境でそれを実現するのってすごく労力が必要で
 だったら、環境を変えて、それに挑戦したい」

と云っていたのが、今頃骨身に沁みるように分かるようになってきました。


脳の神経細胞(ミラーニューロン)


”人は近くにいる人の言動のみならず、
 思考までも無意識にモデリングする”

先日会社で、とあるMTGがあったのですが
その中で、何故中々新規攻略が進まないのか?
フラットな目線で意見云ってみて!と2年目に意見が求められたのですが、
何も云えなかったんですね。

後で、

「何で何も言わなかったの?良い言葉が思いつかなかった?」

と尋ねたところ、

「あの場で、何か言っても紛糾するだけで良いこと何も無いじゃないですか?
 会議だって無駄に伸びるだけだし。
 どう考えたって、現業に忙しくて新規攻略出来ないなんて聞くまでもなく
 みんな分かっているでしょ」

と、答えていて、正に空気の力だと思いました。

彼も新人の頃なら、きっと素朴な発言が出来ていたのかもしれないけれど
1年経った今、めんどくさい事にするよりも、今のこの場は黙っておいた方が得策。
という空気を悟ってしまったのですね、


どのようにして空気を変えるのか?


端的に云ってしまうと、暖かい空気が下へ下りるのと同じように
管理職層からから変えていくしかないと思うのですが、

それを云ってしまうと、余りにも他人任せになってしまうので
出来る事で云うと

”良い空気をあじわう”

というのが、ありました。
本の中では、一流ホテル、レストラン、セミナーなどがあげられていましたが
その他にも、ベンチャー企業であったり、NPOだったりでもいいかもしれません
良い空気で働いている人たちとリアルに接することで、
おとぎ話ではなく、実際に世の中で起きている出来ことなんだと
実感し、その近い空気を作れるように努めて生きたいですね。


「空気」で人を動かす  – 横山信弘 






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2016年10月15日土曜日

「そもそも、みんな違う存在である」 - 仕事の課外授業-682「さまざま」 の感想



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 春が来て花が咲いて、初夏が来て若葉が萌えて、
 野山はまさに華麗な装いである。

 さまざまの花が咲き、さまざまの草木が萌え、
 さまざまの鳥が舞う。

 さまざま、とりどりなればこそのこの華麗さで
 ある。この自然の装いである。

 花は桜だけ、木は杉だけ、鳥はウグイスだけ。
 それはそれなりの風情はあろうけれども、

 この日本の山野に、
 もしこれだけの種類しかなかったとしたら、

 とてもこの自然のゆたかさは
 生まれ出てこなかったであろう。

 いろいろの花があってよかった。
 さまざまの木があってよかった。
 たくさんの鳥があってよかった。

 自然の理のありがたさである。

 人もまたさまざま。

 さまざまの人があればこそ、
 ゆたかな働きも生み出されてくる。

 自分と他人とは、顔も違えば気性もちがう。
 好みもちがう。それでよいのである。

 ちがうことをなげくよりも、
 そのちがうことのなかに無限の妙味を感じたい。
 無限のゆたかさを感じたい。

 そして、人それぞれに力をつくし、
 人それぞれに助け合いたい。

 いろいろの人があってよかった。
 さまざまの人があってよかった――。


          「さまざま」
         (『道をひらく』松下幸之助)
    

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仕事の課外授業-682「さまざま」 より


みなさん、こんばんわ。

今日はとてもいい天気でしたね。
そんな天気でしたが、我が家は終日家に居ました。

というのも、息子が何故か今日は勉強する。漢字頑張る!
ということで、出かけもせずに、
ひたすら、漢字の書き取り。飽きたら→ちょいゲーム→
漢字の書き取り。という感じでした。

なので、その横で僕は絵を描いたり、本を読んだり
一緒にゲームしたり。

なんか、久しぶりにノンビリと過ごした気がします。
こういう時間も少しづつ減っていきますね。


さて、今回のキーは

 「そもそも、みんな違う存在である」

と考えました。

息子が通っていた、野外保育のスローガンは

 みんな違って、みんないい

だったので、それを元に

”Differrence gives us something wonderful”
=違いは私たちにステキなモノを与えてくれる

と背中にプリントされた団体Tシャツをデザインしました。

我ながら、良く出来たデザインです。


常にそんな気持ちで居られれば良いのですが
日々生活していると
ついつい、他人と比べたり
苦手を克服しようと努力したりしている自分が居るものです。

その結果として、
嫉妬と劣等感にまみれた日々
を送ってしまったりして。。

ホント、その世界感から抜け出して自由に生きればいいのに(俺)
とか思います。

そんな時は、以前どっかで聞いたこんな寓話を思い出してみたり

---
動物の学校があって、ムササビとうさぎとどじょうがいました。
当然、ウサギはぴょんぴょん跳ねる
むささびは空を飛ぶのが得意だし、
どじょうは、水の中を泳ぐ。

でも、体育の授業で先生は走りないと教えます。
ウサギにも、跳ねずにはしるように
むささびにも、地面に降りてはしるように
どじょうにも地面に上がってはしりなさいと
結果、
ウサギは、跳ねる事を矯正された結果走るのが遅くなり
むささびは、地面を走りすぎた結果足を怪我して木に登れなくなり
どじょうは、息が出来ずに死んでしまいました。
---

やっぱ、得意な事を一生懸命やる。
これに限ります。

そうしてこそ、

 各自が、自分のパートでベストを尽くす
 「オーケストラ」のようなもの

が作られていくのでしょう。

自分のスキルが活かせるフィールドで
一所懸命頑張る事。

そんなことに集中していくようにします。


■ 家族で考えるとどうだろう

先の動物の学校の話を
息子に適用してしまわないように注意する。
と云ったことでしょう。

僕自身の場合、父親から何の比較対象とも分からない
比較評価を受け続け、大抵どんな事も

「そんなんじゃ、世の中では通用しない」
「そんな服装している奴は、どこにもいない」

のように否定され続けて来たわけで、
せめて、そのような事は繰り返さないようにしたいと
常日頃感じています。

一方で、難しいのは最低限のラインを
どこでクリアするかですね。

いくらなんでも、算数出来ないとマズイだろう。
これ位の英語は、分かっておいた方が便利でしょう。
的な。

そこの見極めなのか?コミュニケーションなのか?

引き続き色々工夫していきます。


■ 最近読んだ本のコーナー


正に、今回のテーマにぴったり合う内容の事が記載されていました。
あらゆることを手放す事が書かれているのですが、
その中のひとつが正に、
「不得意なものを克服 を手放す」
でした。
まるで、南極のペンギンに向かって一生懸命日本語で話せと
云っているようなモノと例えられています。
ペンギンは日本語なんか話せなくても、魚が獲れれば
十分生きていけますからね。


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仕事の課外授業 藤堂 昌恒さんの著書:覚悟力 (PHP文庫) 文庫

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2016年10月10日月曜日

家族会議術 - 父親術 430



今週は、家族会議術についてお送りします。

こういうのは会社の会議でも共通して云える事ですが

・紙に書いて見える化
・MUSTとWANTを整理する

これだけで、大分会議が円滑に進む気がしますね。


ポイントとしては、基本の3ステップと3段階の質問法です。


基本の3ステップ


STEP1:まず、全員が自分の希望を言い、まとめ役が紙に書き出す。
※その時、他人の意見への口出しは禁止。

STEP2:制約・制限事項(時間、お金、どうしても無理・嫌なこと)を別に書き出す。

STEP3:制限・制約の中で、みんなの希望をできるだけ多く(なるべく全部!)かなえられる方法・プランを考える。

ここまでは、発散のフェーズです。
続いて、3段階の質問法で収束に向かって行きましょう。


3段階の質問法

質問①:不要な部分を削ぎ落とす
 → 論点を絞り込む

質問②:なぜ?
 → インサイトに触れる(どんな気持ちの背景があるのか)

質問③:どの部分が大事?
 → 更に、深みへ入り一番大切にしたいところを引き出す


過程でも職場でも、会議の際には参考にして頂けると幸いです。



メルマガアーカイブページ(mag2)


mag2news さんにも取り上げて頂きました。
休日の目的が家族バラバラ…簡単にまとまる「家族会議術」とは


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2016年10月9日日曜日

”人生は本を読んで、どう動くかで決まる” - 読書で自分を高める – 本田 健



読書で自分を高める – 本田 健

僕が師事している、本田健さんの読書本ということで、
もう、手に取らずには居られませんでした。

大きく3章に分かれ、

1.ほんを読むとはどういうことか?
2.何に向かって本を読むのか?
3.どうすれば読書は面白くなるか?

について 書かれています。
しかしながら、普段から結構本も読んでるし、自分なりの読書スタイルが確立できている人には少し、退屈な内容かもしれません。


本を読むとはどういうことか?


思索する時間が自分を鍛えてくれる
1日10分の思索が、人を深くする
とかく、忙しく情報過多な現代人。
寝ているとき意外は、常にスマホやPCからの情報の洪水に溺れているかもしれません。
ここは、ひとつ電子機器を置いて、じっくり本と向き合ってみても良いでしょう。

このような時間の繰り返しが、人間性を深めていくものなのです。


何に向かって本を読むのか?


人生ゲームのルールを学ぶ

よっぽど、恵まれた環境にある人意外は、基本的には
自分の身の回りの人生が全てであり、身の回りの人生のルールが全てに
なってしまっているかと思います。

しかしながら、人生を自分とは全く違う、ルールで生きている人も居るわけで
そんな人たちの生き方のセンスを学ぶ事が出来るのも本の魅力だと思います。

但し、本田健さんは幾つか注意点を挙げています。

・本をそのままマネてはいけない
・本から学べる事は、過去の事例
・人からの学ぶの付き合いの機微
やはり、本の文章から伝わり難いニュアンスは
しっかりと、現場で身につけていく必要がありますね。


どうすれば、読書はおもしろくなるか?

僕なんか、時間さえあれば幾らでも本を読んで居たい位なのですが
そんな中で、初めて知った本の楽しみ方としては、

旅先で本を読む、現地にちなんだ本を。

割かし、人に会う機会がある場合
事前にその人の著書を読むようにしているのですが、
意外と、旅先での本は無頓着だった事に気付きました。

思えば、大学4年生の頃に東南アジアを旅する前に
深夜特急を読んだのを思い出しました。

事前に読んでから云ったのですが、
読書体験がフラッシュバックするような感じだったのを
思い出しました。
また、あんな感じで本と密着した旅をしてみたいです。




読書で自分を高める – 本田 健


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2016年10月8日土曜日

「わかったつもり」で「雑」 - 仕事の課外授業-681「手さぐりの人生」



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 目の見えない人は、なかなかケガをしない。
 
 むしろ目の見える人の方が、石につまづいたり、
 ものに突き当たったりしてよくケガをする。

 なまじっか目が見えるがために、
 油断をするのである。乱暴になるのである。

 目の見えない人は手さぐりで歩む。
 一歩一歩が慎重である。謙虚である。

 そして一足歩むために全神経を集中する。
 
 これほど真剣な歩み方は、
 目の見える人にはちょっとあるまい。

  人生で思わぬケガをしたくなければ、
 そして世の中でつまづきたくなければ、
 この歩み方を見習うがいい。

 「一寸先は闇の世の中」といいながら、
 おたがいにずいぶん乱暴な歩み方をしているの
 ではなかろうか。

 いくつになってもわからないのが
 人生というものである。世の中というものである。

 それなら手さぐりで歩むほか道はあるまい。

 わからない人生を、わかったようなつもりで歩む
 ことほど危険なことはない。

 わからない世の中を、
 みんなに教えられ、みんなに手を引かれつつ、
 一歩一歩踏みしめて行くことである。

 謙虚に、そして真剣に。

 おたがいに人生を手さぐりのつもりで
 歩んでいきたいものである。


          「手さぐりの人生」
         (『道をひらく』松下幸之助)
  

============================================== 
仕事の課外授業-681「手さぐりの人生」より


みなさんこんばんわ。
今日の昼間雨凄かったですねぇ~
息子を友だちの家まで送っていくところだったんですが
ホント、視界狭っていう感じの大雨でした。

みなさんも車の運転は十分に気をつけ下さいね。


さて今回のキーは、

 「わかったつもり」で「雑」

と考えました。

日々生活している中で、このような事は良く出くわします。

「先輩、今朝のあの記事見ました?○○すごいっすね」
「(あれ?全然記憶に残ってない」

「この間、紹介してもらった本に書いてあった、アレすごい良かったス」
「(え、そんな事かいてあったっけ?)」

→記事には触れているはずなのに、読んだつもりで、読めてない。

あるある。です。


本文でもあるように、仕事も慣れて来た頃が一番危険です。
今年の四月から、僕の部署に異動してきた後輩がいるのですが、
丁度、前半期も終了ということで、僕も彼も慣れが出て来て
報告資料の日程、曜日がめちゃくちゃという失敗を先日してしまいました。

彼も今までだったら、何度か見返していた
僕も今までだったら、細かくチェックしていた

のですが、両方とも多分大丈夫で進んでしまった結果です。。
正に、分かったつもりで「雑」な仕事をしてしまっていました。


やっぱり、最後の言葉ですよね。

 「謙虚に、そして真剣に」

謙虚な気持ちがあれば、

「忙しいから」
「ちょっと立て込んでて」
「軽くみたんだけど」

と云った言い訳は出てこなくなりますし、
真剣に取り組んでいれば、
忙しくても、きちんと内容をチェックした筈でした。

 「謙虚に、そして真剣に」

そんな姿勢を大切にしていきたいと思います。


■ 家族で考えるとどうだろう

「分かったつもり」

家族においても、危険なキーワードです。


「息子の事は俺が一番分かっているさ」
「妻の事は良く知っている」

それって、「分かったつもり」になっていませんか?

以前、参加したワークショップで、

”この1週間でパートナーが一番嬉しかった事を当てて下さい”

というのがありましたが、
多くの人が当てることが出来ませんでした。

「謙虚」な気持ちに戻って、
相手に改めて確認してみる事も大切ですね。

参考;家族という組織


■ 最近読んだ本のコーナー


この本にも書かれていますが、
日本人は、「相手を大切にしなさい」と言われて育ってますが
「自分も大切にしていい」とは余り言われていないです。
僕も子どもの頃は、呪文のように

「お前は自己中だ、自分勝手だ」

と毎日親に言われ続けました。
自分もOK、相手もOK。
そんな考え方で、周囲との関係を築いていきたいですね。





仕事の課外授業 藤堂 昌恒さんの著書:覚悟力 (PHP文庫) 文庫



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2016年10月1日土曜日

"条件など揃わなくても、やる" - 仕事の課外授業-680「志を立てよう」



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 志を立てよう。

 本気になって、真剣に志を立てよう。
 生命をかけるほどの思いで志を立てよう。
 
 志を立てれば、
 事はもはや半ば達せられたといってよい。

 志を立てるのに、老いも若きもない。

 そして、志あるところ、
 老いも若きも道は必ずひらけるのである。

 今までのさまざまな道程において、
 いくたびか志を立て、
 
 いくたびか道を失い、
 また挫折したこともあったであろう。

 しかし道がない、道がひらけぬというのは、
 その志になお弱きものがあったからではなかろう
  か。

 つまり、何か事をなしたいというその思いに、
 いま一つ欠けるところがあったからではなかろう
  か。
   
 過ぎ去ったことは、もはや言うまい。
 かえらぬ月日にグチはもらすまい。

 そして、今まで他に頼り、他をアテにする心が
 あったとしたならば、いさぎよくこれを払拭しよ
 う。

 大事なことは、みずからの志である。
 みずからの態度である。

 千万人といえども我ゆかんの烈々たる勇気である。
 実行力である。

  志を立てよう。
  自分のためにも、他人のためにも、
 
  そしておたがいの国、日本のためにも。


          「志を立てよう」
         (『道をひらく』松下幸之助)
  

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仕事の課外授業-680「志を立てよう」 より

こんにちわ。

本日、曇りの中 5小は運動会でした。
他の小学校が早々と中止の決定をする中、
今朝連絡が来て、決行!
やっぱり、子どもにとっても、親にとっても
予定通りは助かります。
一部、「てっきり無いと思ってたらお弁当焦った」
という声もありましたが、
これは、校長先生ナイスジャッジです。


さて、本題。
今回のキーは、

 条件など揃わなくても、やる

と考えました。


うひゃー来ました。「志を立てる」
条件など揃わなくても、やるんです。

グサグサと刺さって来ます。

「いや、ちょっと仕事が忙しくって」
「いや、ちゃんと勉強してないし」
「いや、未だ準備できてないから」
「いや、周り見渡せばこれ位のヒト、いくらでも居るから」

いや、いや、いや・・・

と自分が如何に言っているかという事に気付かされます。

これは、正に、「逃げ」になっているのですね。

本文中では、似た発想とかかれてますが、
「逃げ」の背景は「自身がないから」でしょう。

そういう意味では、

 「自信があってやっている人」などほとんどいません

 「自信なんてないけれども、何としてもやりたいからやる」

というのは、ホント背中を押されます。
「できる、できない」ではなくて、「やる、やらない」

誰かのために?

自分の為?息子の為?家族の為?知らない誰かの為?

ここは未だ明確には分からないけど、

先ずは、自分の「志」を立てて行きます。


■ 家族で考えるとどうだろう

やるか、やらないか?

これは、息子の為にも自分が鏡にならなくては思います。

ほんと、

「○○だから、出来ない」
「××になったら、やる」

とか言ってる自分は見せたくないですね。

些細な事でも、決心してやる。
そんな姿勢で行きましょう。


■ 最近読んだ本のコーナー

気絶するほど儲かる絶対法則 - 石原明

引き続き、石原明さんの本を読んでました。
ここで、紹介するとしたら、

 初めてのことに出会ったら、
 より小さいものを見ると答えが出る

なんだろう、例えば大きなイベントの企画とか任されたとして
一瞬どうすればいいんだーーー?とかパニックになりそうですが
ホームパーティーと考えれば、やるべき事は少しづつ見えてくる。
そんな感じですね。
ちなみに、会社で後輩に対峙するときは息子に対峙する気持ちで考えます。



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