ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論 - 指出一正
ソトコト編集長 指出さんによる、「ローカルヒーロー」の紹介本です。
僕だけに限らず、地方で幸せを見つけたいと思っている人は多いと思います。
本や雑誌に載っている、彼(彼女)らは、とても輝いて、特別な人に見えるのですが
結構、小さいことからコツコツ積み重ねていったような人たちが多かったです。
数多くの事例が紹介されているのですが、
敢えて最終章「地域の未来をみんなで作る」について、
ビジネス視点も交えながら言及してみます。
地方の未来を拓くキーワード「関係人口」
"関係人口とは、言葉のとおり、「地域に関わってくれる人口」のこと"
"積極的に地域の人たちと関わり、その社会的な足跡や効果を「見える化」
しているのが、「関係人口」といえるでしょう"
地域に限らず、企業体においても、そこで働く従業員(=定住人口)や取引先(=交流人口)
だけではなく、どちらにも当てはまらないにも関わらず、サービスや会社を口コミで
紹介したり、熱狂的支援してくれるファン(=関係人口)を増えることで、
その企業(サービス)の活性化の一つの鍵になると考えられます。
「地元を複数持てる時代に」
"都会暮らしをしながら、ローカルにも拠点を持つ「ダブルローカル」を
実践する人も増えています"
地元を勤務先と捉えると、最近facebook上でも見かけるようになってきた「複業」
"都会も地元、地元も地元 " の感覚で、両方ともある意味「本業」的な形での
働き方というのも、今後増えていくと思います。
というか、いち早くそちらの領域に僕自身も行きたい。
まちのカラーに共感する人を呼び込もう
"ただ、人がたくさん居ることが幸せな時代は終わりました。"
"地域の幸福度は「人口」ではなく、「独自性」や「カラー」ではかる時代になっている"
会社も、従業員が多い大企業が必ずしも幸せな時代ではないことは明白でしょう。
従業員数は少なくとも、独自の「クレド」やそこで働く「ヒト」や「雰囲気」が
会社の幸福度(魅力)となってきています。
ワンピースの世界ではないですが、尊敬できる船長のもと、気の合う仲間と、いい感じに
仕事をしていきたいですね。
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