2020年7月3日金曜日

仕事の課外授業 559「独りを慎む」の感想


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  真に独りを慎むということは、

  結局は天を相手にしなくてはできない。

        『修身教授録』森信三著(致知出版社)

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みなさん、おはようございます。

本日、創立記念日でお休みでございます。
通常ならば、のんびりと過ごすところですが、
息子が明日の手術に向け、本日より入院の為
若干の緊張が走っております。

まあ、タイミングよくお休みなので
学校から帰って来たら、じっくり付き合って
過ごしたいと思います。

では、「独りを慎む」行きましょう。
今回のポイントは

 > 「天を相手にせよ」

これに限りますね。

小倉さんのメルマガでもあった
『仏道で説く「陰徳」(いんとく)の妙法(みょうほう)であり、
 「慎独」(しんどく)実践』ですね

そこから引用すると

陰徳を積むとエネルギーが高まる。
しかし、陽徳を積むと逆にエネルギーを奪われる。

陰徳(いんとく):誰も見ていないところで徳を積むこと
慎独(しんどく):誰も見ていないときでも、自分の行いを慎み、
           雑念の起こらないようにすること
陽徳(ようとく):人々に話をしながら徳を積むこと

小倉さんの話ですごいなと思ったのは、
小倉さんは講演会を実施したり、本を書いたりするのが仕事の為、
陰徳を積むのは難しく、陽徳を積んでしまう。

しかし、陽徳を積むとエネルギーが奪われるというのは、
「いいかっこしやがって」
「偉そうなことを言っておきながら実際はできていないじゃないか」
などと、攻撃され、誹謗中傷される機会が増えるというもの。

それでも、そうすることが世の中を変える事に繋がるからそれを続け
それ以上の陰徳を積んで行こうというものでした。

いやはや、頭が下がります。

されとて、世の中の皆さまも、
それぞれの立場でそれぞれの陰徳を積んでいることかと思いますが、
これまたスバラシイですね。

僕自身はというと、陰徳、陽徳以前に徳を積めてない件が
色々と思い当たる節があり、自分を律する必要を感じました。

でも、というのも変だけど
今年の目標の一つに、「一日一善」というのを立てました。
席を譲る、ゴミを拾う、道を譲るなどどんな些細な事でもいいから
一日一つ良いことをしようと。
今のところ、途中で忘れかけてしまってた事に気づけたのは、不幸中の幸いです。

今年も未だ半分。気を持ち直して頑張って行きます。
自分のプライドにかけて実践していきます。

「独りを慎む」ことと「プライド」を併せて読み解く
プライドにかけて、独りを慎む。

誰も見てないけど、俺は見てるから。


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