総じて物事というものは、
その根本眼目を明らかにしない限り、
いかに骨折ってみても、
結局真の効果はあがらない。
『修身教授録』森信三著(致知出版社)
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仕事の課外授業-558「根本眼目」 より
みなさん、おはようございます。
きもちのいい朝を迎えていますでしょうか?
昨日は、だーいぶ暑かったですね。
今日も暑いみたいだけれども、
皆さん、水分補給しながら、たっぷり遊びましょう!
では、根本眼目行きましょう。
今回のキーワードは正にこれでしょう。
「いったい何のために、それが必要なのか」を明確にする
この手の話だと有名なのは、スターバックスの使命とかですね。
『ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由』とか
「人々の心に活力と栄養を与えるブランドとして世界でもっとも知られ、
尊敬される企業になること」(経営理念)
つまり、スターバックスはたまたまコーヒーを扱っているだけであって、
目指しているのはコーヒー・ビジネスではなく、
「ピープル・ビジネス」なのだということです。
コーヒーを通じて人々の心に栄養と活力を与えるんだ!
というのがスタバのミッションなのです。
「いったい何のために、それが必要なのか」
いったい何のために?
⇒ 人々の心に活力と栄養を与える
それ
⇒ コーヒー
というわけですね。
最近僕が良く引用している、レンガ積みの男の話も同様ですね。
「私はレンガを積んで、大聖堂を作っているのです。
ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払い、多くの人が救われるのです」
いったい何のために?
⇒ 人が祝福を受け、悲しみを払い、多くの人が救われる
それ
⇒ レンガを積むこと
とまあ、頭では分かりつつ
自分では、最も大事な「人生の根本眼目」に
どう取り組んでいるのか?
「できる、できない」という発想にとらわれていないか
「やれる機会があったのに、遠慮してやらなかった」となっていないか?
正に真の「克己の工夫」が必要ですね。
というところで、今日のところはおしまいにします。
【オマケ】本のコーナー
年明け、激務であまり本読めてなかったのだけれど
新年度になってまた少しづつ色々読んでます。
随時、本文中の引用とかで紹介してるのですが
最近は、
・すごい会議
⇒戦略策定等、何かを決める会議のやり方、進め方
・全脳思考
⇒ビジネスにおける物事の考え方、進め方
などの本読んでます。また、機会があれば紹介します。
それでは、御機嫌よう~