人が真にその心の置土産となし得るものには、
その人がその場所、その地位に置かれていた間、
その全生活を貫いて歩んだ心の歩みこそ、
否、それのみが、
真に正真正銘の置土産となるのではないかと思うのです。
『修身教授録』森信三著(致知出版社)
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仕事の課外授業-572「心の置土産」 より
みなさん、こんばんわ。渡辺です。
昨日は久々に太陽が見えてましたね。
っていうか、風が涼しくてもう秋か!っていう日和で
とても過ごしやすかったです。
来週もそんなには、暑くなら無そうだね。
では、「心の置土産」行きましょう。
今回のキーは、
「一日一生」という生き方
と考えました。
私ごとですが、2年半程前に突如異動になり
7年近く従事した業務を離れ今の部署にやってきたのだけれども
果たして、後に残った人たちに、「心の置土産」を残せたかどうかは
疑問です。
幸い、同じ会社で働いているので
珠に、エレベーター等で顔を合わせる機会などあると
「戻ってきてよ~」なんて声かけて貰えるので
前向きに捉えれば、まあそんなに悪い評価では無かったと思いますが
なんか残せたのかな~どうだろうな~と
改めて自分に問いかけてみました。
1部の後輩だけだけど、1つ確実に残せたとおもうのは、
自分のやっている仕事の背景や得意先が何をどう考えているのかを
意識しようということ。
その為にも、マーケティングだったり、世の中の動きは意識的に
勉強するようにしようというのは、少なくとも近しい後輩達には
出来てた気がする。
一方で確実に残せなかったのは、
会社の事をきちんと知るということで、
自分の部門以外がどんな事をやっているのか?
会社として今どういう状況にあるのか?
などは、当時自分自身が余りにも興味なかったので
全く残せなかったとおもう。
更に言えば、残そうという気も無かった(自分が興味なかったので)。
でも、移動後困ったので、今メールや
珠に会う機会があるときに、一生懸命伝えてます。
翻って、残された方からの視点で語れば
最後の挨拶で「いいこと」言われても結構忘れちゃうけど
いつも、云ってたこと、継続してやってたこととかは、
結構心に残ってる気がする。
やっぱ、そういうことなんだよね。
僕が残せたとおもっている事が、
果たして、それに全力で取り組んでいた訳ではなかったけど
僕自身、そういう考え方を持てるようになって
仕事の視野が広がったというか、もう少し高い位置で物事を
捉えられるようになったというのを凄く良かったと実感してたので
一生懸命伝えたいとおもっていたのかも。
平素からの心がけ、習慣というのが
が結果として、人の心に浸透する一番の近道なのかもしれないね。
というところで、以上です。
で、先週までで
克己の工夫というテーマで
森信三先生の『修身教授録』を参考に
以下のタイトルでやってきました。
ホントこのメルマガでも無ければ、
森信三先生の本に触れる機会なんて無かったかもね。
16回に亘り、16個のテーマについて考えてきたけれども
いやはや、深かったですね。
未だ入り口にも達していないんじゃないかって言う感じね。
でも、現在位置確認出来ただけでも良かったとおもってます。
「考えが変われば意識が変わる」の部分にはなったかな?
「現実の必然」
「教えるということ」
「決心覚悟の持続」
「根本眼目」
「独りを慎む」
「一時一事」
「忍耐」
「下座行」
「最善観」
「世の中は正直」
「平常心是道」
「全力を傾け切る」
「真の面目」
「批評的態度」
「一日の意味」
「心の置土産」
タイトルだけでも、身が引き締まるわ~
来週からは、リーダーノートです。
これはこれで、楽しみだね。
それでは、みなさん良い日曜日をお過ごしください。
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