==============================================
「サービスする心」
与え与えられるのが、この世の理法である。
すなわち、
自分の持てるものを他に与えることによって、
それにふさわしいものを他からうけるのである。
これで世の中は成り立っている。
だから、多く受けたいと思えば多く与えればよい
のであって、
充分に与えもしないで、多く受けたいと思うのが、
虫のいい考えというもので、
こんな人ばかりだと、世の中は繁栄しない。
与えるというのは、わかりやすくいえば、
サービスするということである。
自分の持っているもので、世の中の人々に
精いっぱいのサービスをすることである。
頭のいい人は頭で、力のある人は力で、
腕のいい人は腕で、優しい人は優しさで、
そして学者は学問で、商人は商売で……。
どんな人にでも、探し出してくれば、
その人だけに与えられている
尊い天分というものがある。
その天分で、
世の中にサービスをすればよいのである。
サービスのいい社会は、
みんなが多く与えあっている社会で、
だからみんなが身も心もゆたかになる。
おたがいに繁栄の社会を生み出すために、
自分の持てるもので、
精いっぱいのサービスをしあいたいものである。
(『道をひらく』松下幸之助)
==============================================
仕事の課外授業-697「サービスする心」
みなさん、おはようございます。
本日は、私用の仕事で会社をお休みしていて
息子は学校へ、妻は仕事に出かけ、一人のんびりと・・・
とは、行かず9時に来客があるので
それまでに、2つやろう!と鼻息荒く活動を開始しました。
(只今7:58))
というわけで、早速ですが 「サービスする心」行きます。
今回のキーは、
「既に与えられていることへの感謝の心」
前回の感想で、40代にするべきことまとめ
http://toyodarock.blogspot.jp/2017/01/40.html
を紹介しましたが、その中で
先ずすることが、
”40歳で立ち止まった時にすべきは、
「客観的に自分を知る」という作業です。” 松浦
”これまで、自分がやってきたこと、経験してきたことに自信を持つ” 藤井
という事でした。
これらは、
既に39歳までの間に自分に与えられているモノをへの感謝の心
という事に繋がるのではと感じています。
ついつい、足りていないところ、出来ていないところに
目が行きがちで、
「あれも無い、これも無い、それも無い」
とナイナイ星人になってしまいますが、
ナイナイ云う前に、あるものにフォーカスした方が良いですね。
そういう意味では、本文中に出てくる
「無財の七施」
誰にでも出来る、7つのお布施。
これは、日々の生活でも、仕事でも大切にしたいですね。
特に、
1.眼施(げんせ)
暖かい、やさしいまなざしで人に接すること。
2.和顔施(わげんせ)
和やかな、微笑みのある顔で接すること。
3.言辞施(ごんじせ)
思いやりのこもった暖かいことばをかけること。
の3つは、自分の体調や機嫌によって忘れてしまいそうなところです。
常に、
暖かい眼差しで、微笑みのある顔を持って、暖かい言葉をかける
こと。
を大切にしながら、日々生きていきたいです。
■ 家族で考えるとどうだろう
なんと云っても、「無財の七施」ですね。
今まで息子に対し、たくさんお金を頂いたら、寄付をするとか
頂いた人に何かしらお礼をするといったアプローチについては
伝えてきましたが、子どもなら尚更、お金意外のアプローチについて
きちんと教えた方が良いように感じました。
・暖かい眼差し
・微笑み
・思いやりのこもった言葉
・自分の身体を使っての奉仕
・思いやりの心
・座席を譲る
・場所を与える
良い機会なので、お金意外でどんな事が出来るか
一緒に考えてみようと思います。
■ 最近読んだ本のコーナー
GIVE & TAKE アダムグランド
以前にも紹介した本ですが、今回のテーマにマッチするので
こちらを再掲します。
アメリカの学者の本ですが、一言で言えば、
「情けは人のためならず」という事です。
結局は、人に惜しみなく与える人が成功するという真理。
但し、ポイントとしては
・時間的に鷹揚であり
・「記録」より「記憶」を重んじ
・「自己犠牲」ではなく、「他者志向性」を持ち
・自分が楽しめることをする
ということだそうです。
===============
私的、オススメ記事TOP3
⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。
「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと
⇒超簡単!オススメの成功習慣
パスフレーズで成功習慣
⇒家族内の摩擦はなぜ起こるか?
家族と言う組織
⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”
⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー
0 件のコメント:
コメントを投稿