2017年3月29日水曜日

「意見の違い」というのは「視点の違い」 - 仕事の課外授業-705「命を下す」



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「命を下す」

 自分がこうしたいと思うことを人に命じて、
 その命のままに自在に人が動くということは、

 事を運ぶうえにおいて、
 きわめて大事なことではあるけれど、

 命になれて、いつのまにか命がなければ人が動か
 ないということになっては、これはたいへん。

 こんな硬直した姿では、
 進歩も発展も生まれないであろう。

 たとえ命令がなくとも、以心伝心、
 命ずる人の意を汲んで、

 それぞれの人が
 適時適確にすすんで事を運んでゆく――

 こういう柔軟な姿のなかにこそ、
 かぎりない発展性が生まれてくる。

 そのためには、命を下す前に、
 まず人のいうことに耳をかたむけることである。

 まず聞くことである。
 聞いた上で問うことである。

 そして、
 そこにわが思いと異なるところがあれば、

 その気づかざる点を気づかしめ、
 思い至らざる点の理非を説く。

 そうした納得のうえに立って、
 断固、命を下さなければならない。

 命を受ける人に納得があるということは、
 その人の知恵がそれだけ高まったということである。

 わけのわからぬままに
 命に従わせていたのでは硬直する。

 命を下すということは、
 ほんとうはそんな容易なことではないのである。


         (『道をひらく』松下幸之助)
  

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仕事の課外授業-705「命を下す」より

先週の金・土と息子と息子の友人と軽井沢へ一泊旅行に行ってきました。
行きの車の中での話題は、

「どの女子が可愛いか」とか、「誰が誰を好きか」とか

そんな感じだった訳ですが、

そこで、新たな発見だったのは
女子の評価基準としても、「足が速い」というのが入っていたことです。

「あーアイツ足遅いよな」とか
「俺、おにごっこで直ぐにつかまる」とか

そんな基準が、女子の評価に繋がっているとは。。

小学校三年生らしい面白い視点でした。
というわけで、今回のテーマに繋げてみます。


今回のキーは、

 「意見の違い」というのは「視点の違い」

と考えました。

会社他、色々なシーンで会話が噛みあってないなぁと
思うことは、多々あるのですが
そういう時は、大抵「視点」があっていないものだったりします。

お互い、自分目線でしか物事を語っていなかったり
どちらかが、高かったり、低かったり。

このGAPを合わせないまま、議論しても
堂々巡りもいいところです。

合わせないにしても、相手の意見の背景にある視点を
お互いが理解した上で、議論する必要があります。


また、得てして
第三者的に、見ている限りはこのギャップが見えるものですが
議論の当事者になってしまうと、そこが見えなくなったりして
しまいますね。

そんなときには、今回の本文でも幾つか例があげてあった

 「短期で考えるか、長期で考えるか?!」
 「一面で考えるか、多面で考えるか?!」
 「部分で考えるか、全体で考えるか?!」
 「枝葉で考えるか、幹や根で考えるか?!」
 「具体論で考えるか、本質論で考えるか?!」

を思い出してみると良いかもしれません。
どちらが、良い悪い。あってるあってない。ではなく
今回は、どの視点で考えて、意思決定するのか
そう考える事が、本質に近づく良い機会になりそうです。


■ 家族で考えるとどうだろう


子どもと対話する場合、大抵は大人の方が視点が高くなるかと思います。
それを、頭ごなしに、「そうじゃなくて!」といくのではなく、
一旦、子どもと同じ視点に立った上で、

 「他にもこういう考え方もあるよね?」
 「こういう風に考えてみたらどう?」

みたいな感じに展開してみるようにしたいです。

上にも書いたように、
妻と息子とが話している時には、冷静に感じれるものですが
当事者になったときにも、冷静にそんな風に考えられるように
なりたいです。


■ 最近読んだ本のコーナー

ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる - 山崎 満広 (著)

今や、みんなの憧れのポートランド。
僕も、目下の夢は地元でマイクロブリュワリーを作り
オリジナルのクラフトビールを呑んだら、1杯につき50円を地元NPOに寄付。
というような取り組みを実現させたいです。


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⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
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2017年3月26日日曜日

迷うからこそ「決断が必要」 - 仕事の課外授業-704「断を下す」


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「断を下す」

 ひとすじの道をひとすじに、
 ひたすら歩むということは、

 これもまたなかなか容易ではないけれど、
  
 東と西に道がわかれて、
 それがまた北と南にわかれて、

 わかれにわかれた道をさぐりさぐり歩む
 ということは、これも全く容易でない。

 どうしようか、どちらに進もうか、
 あれこれとまどい、思い悩んでも、

 とまどい悩むだけではただ立ちすくむだけ。

 自分ひとりなら、長い道程、
 時に立ちすくむこともよかろうが、

 たくさんの人があとにつづいて、
 たくさんの人がその道に行き悩んでいるとしたら、

 わかれた道を前にして、
 容易でないとグチばかりこぼしてもいられまい。

 進むもよし、とどまるもよし。
 要はまず断を下すことである。

 みずから断を下すことである。

 それが最善の道であるかどうかは、
 神ならぬ身、はかり知れないものがあるにしても、

 断を下さないことが、
 自他共に好ましくないことだけは明らかである。

 人生を歩む上において、企業の経営の上において、
 そしてまた大きくは国家運営の上において、

 それぞれに今一度、
 断を下すことの尊さを省みてみたい。
 

         (『道をひらく』松下幸之助)
  

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仕事の課外授業-704「断を下す」 より


みなさん、こんにちわ。
今日の東京は冬へ逆戻り。
雨も降って、とても寒いですね。

季節の変わり目、体調など崩さないようにお気をつけ下さい。


今回のキーは、

 迷うからこそ「決断が必要」

と考えました。

半年ほど前に、とある部署の後輩の不満を耳にする機会があったのですが、

 1番は、意思決定が成されない
 2番は、残業を前提に(ダラダラ)仕事を進めている
 3番は、作業効率が悪い(ように見える)

という事でした。
見事に、今回のテーマである「決断」が1位です。

やはり、決めてくれないというのは
一番のストレスになりますね。

「良い」なら良い「ダメ」ならダメ
決めて頂きたいものです。

 「とりあえず、預かっておく」

というのが、判断を仰いでいる方としては、
どうすれば良いのだ?と
宙ぶらりんで不満が醸成されてしまいます。


この後輩の話を聞いて以来、僕自身、即断即決を心がけると共に
それが出来ない場合は、期日をきるようにしました。

これは、ふと気が緩むと
蓋を閉めて、放って置きたいことも出てきますが
決めるというのは、不安も残りながらも、意外と気分が良いものです。

何においても、物事の流れを留めてしまうというのは
良くないものですね。

勇気を持って、「断を下す」ということで

自分のところで、流れを留めない。
そんな意識を持ち続ける事を大切にしていきたいです。


■ 家族で考えるとどうだろう


「決める」という経験を息子にも多く体験させてあげたいですね。

今日何する。誰と遊ぶ。宿題は何時やる。
些細な事ですが、自分で考えて決めるの繰り返しが
良い経験値になっていく気がします。

意外と、息子の周りを見ていて思うのは
自分で決めていない「子ども」達が多そうです。


その為にも、親側も自分で決める姿を
みせたいものですね。




■ 最近読んだ本のコーナー

フランスの地方都市には、なぜシャッター通りがないのか? ヴァンソン藤井由美

前回に引き続き、学芸出版社さんの海外事例の本です。

”人々は定年してからのUターンではなく、大学と最初の就職を終え
 30代半ば位から、地方都市での生活へ”
また、自分達の街のビジョンを持っているそうです。
”出来るかどうかではなく、どうすれば出来るかを考える”
街づくりの参考書としても勿論、生き方の参考にもなる1冊です。


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2017年3月21日火曜日

”自分を大切にする?” ビジネスパーソンのためのアサーション入門 - 平木 典子, 金井 壽宏



ビジネスパーソンのためのアサーション入門 平木 典子, 金井 壽宏

先日紹介した、

 ”過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる”
  - マンガで優しくわかるアサーション 平木典子

をきっかけに、もう少しアサーションについて学んでみようと手に取りました。

前回の記事でも少し触れましたが、
僕自身も例外ではなく、日本人の対人関係の基本である
「相手を大切にする」ことについては、両親から強く言われ続けている一方で
「自分を大切にする」ことについては、殆ど触れられず育っている人が
多いかと思います。

本の中で紹介されていた、「ドラえもん」のアサーションについては
非常に興味深かったです。


アサーションの利点

アサーションの利点として、以下の4つがあげられています。
”・リーダーシップと創造性の開発
 ・メンタルヘルス・人間関係の回復
 ・コンプライアンスの推進
 ・キャリア開発と選択”

他者の考えや感じ方を尊重することで、
イノベーションが推進されたり、チームワークの強化に
非常に役立ちそうです。


PM理論 PM Theory of Leadership

リーダーシップは、

P:Performance「目標達成(遂行)能力」
M:Maintenance「集団維持能力」 ⇒ フォロワーへの心遣いやねぎらいの言葉

の2つの能力要素で構成され、

PMの両方の要素が大きいリーダーが望ましい


「ドラえもん」のアサーション

①主題歌をみんなで唄う
②誰かが、消しゴムをとってしまい返してくれない
③のび太だったら?ジャイアンだったら?しずかだったら?

凄くわかりやすい、事例で
誰しも、どの人格になり得ることが分かると思います。


のび太 : 非主張的
ジャイアン:攻撃的
しずか : アサーティブ






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2017年3月17日金曜日

エンターテイメントの為のライセンス



先日、友人と中華料理屋で呑んでいた所、

彼は、2級建築士なのだが
職場からの圧力で、1級建築士の勉強を始めたとの事。

実は、以前自主的に1級建築士を目指し、勉強したこともあったが
自分には合わないと、勉強する事を辞めたそうだ。

だが、会社からは1級建築士になるようにと
プレッシャーがあるので、その対応をしなくてはならない。

「何よりも、その時間が自分には意味があるとは思えない
 むしろ、時間が勿体無い」

ということだった。


この話を聞いて、僕が思い出したのは
先日のホリエモンと落合陽一の対談だった


 堀江貴文×落合陽一対談「これからは労働がエンタメに」
 http://www.news-postseven.com/archives/20170313_498083.html


ちゃんと、記事を読むと

”働きたい人からお金をもらう”

ということで、少し自分が伝えたいニュアンスとは異なるのだけれども
タイトルは、とてもピンと来たので、労働とエンターテイメントと資格ということで
話を進めると

例えば、車の運転。

「若者の車離れ」なんて言われているが、
やはり、友人や恋人や家族を乗せてドライブするというのは
一つのエンターテイメントではないかと考える。

一方で、レベル5の自動運転が実現するまでは、
少なくとも、自動車の運転には、普通免許が必要になる。


さらにエンターテイメントが加速して、
知らない他人を乗せて、お金を貰うエンターテイメントがしたければ
2種免許を取得すれば良いし、

大きなトラックに荷物を載せて、A地点からB地点まで運ぶ
エンターテイメントがしたければ大型を取得すればよいのです。

いくら、加山雄三さんが
「海はいいぞ」
と云ったとしても、海の上を自分の運転する船で移動するという
エンターテイメントしたいのでなければ、
無理して、船舶免許を取る必要は無いのです。

むしろ、その免許取得に費やす時間を
普通免許の技術を磨くことに使うべきであり、
上手に運転したり、タイヤ交換やチェーン装着がスピーディーだったり
するほうが、よっぽど満足度は高い訳です。

なんて、思いついたままにベラベラ話したところ、
彼は、タクシーやトラックに乗りたいわけではなく、
普通自動車を友人や恋人や家族を乗せてドライブしたいとの事でした。

あまり、たとえ話を引っ張ると訳が分からなくなるので
話を建築に戻すと、

かれは、高い建物を建てたいわけではなく

「2級建築士の範囲で十分なビアパブや、
 クラフトビールを販売するトレーラーハウスを設計したいんだ!」

と、ビール好きな彼らしい熱い夢を語ってくれました。


今回は友人の話だった訳だが、
僕自身も、

「中小企業診断士を取った方がいいのかなぁ」
「せっかくだから、会計系の資格とか挑戦してみようかなぁ」

とか、ぼんやり考えていたわけで、
そのライセンスが無ければ出来ないエンターテイメントを
自分が今、したいかどうかで判断すればいいや。

という事に思いがけず気付けた良い夜でした。


彼が、ビアパブ建築士として名を馳せて、

「そういえば、あの日に中華屋で友人と呑みながら話していたのが
 きっかけなんです」

と、インタビューに応える日を楽しみに心待ちにしてマス。


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2017年3月13日月曜日

”酒とファシリテーション” - コミュニティデザインの時代 山崎亮


コミュニティデザインの時代 山崎亮

人との繋がり、地域の繋がり とか意識しながらも
実は、あんまり本とか読んでなくて、知り合いから先ずはこれ読んでみたら?
と紹介された本です。

で、実際に気にしてみるようになると、
割と、近年こういった「コミュニティデザインといえば・・」で話題の山崎亮さんの
ご著書な訳ですです。

やっぱり、本を読むって大事だよなぁと。

 「本を読む」「人に会う」「旅に出る」

人の成長の為の必要要素(by 船井幸雄氏)ですな。

氏がどのような形で、コミュニティを作っているのか
どんな事に注意しているのかがわかる本です。


清算しない生き方

何かをして貰ったコトに対してお金で対価を支払ってしまうとそこで一旦関係が途切れる。
そうではなく、何かをした事に対し、感謝をし、何か別の事でお礼をし、感謝をし、、、
という

DO→Money ではなく
DO→Thanks→Do Something → Thanks  連鎖

を造る事でつながりがデザインされていく。


コミュニティデザインの進め方4STEP

”1.ヒアリング
 (何をしている?困っていることは?)
 2.WORKSHOP
 (1の情報を基に、プログラムをデザイン)
 3.Team Building 
 (誰がどのプロジェクトを担当するのか?)
 4.活動支援
 (特に初動期の活動を支援)”
ワークショップのファシリテーションにおいては、
無意識のアイデアを引き出す為に、
出来る限り、事例を調べたり


地域との接し方

・事前の勉強
・傾聴(話→食事→温泉)
・地元のホテルに泊まる
・酒とファシリテーション

これは、サラリーマンがローカル企業攻略の際にも
この点に気をつけると、好感度もUP思想ですね。





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2017年3月12日日曜日

「どう解釈するか」 - 仕事の課外授業-703「心を通わす」


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「心を通わす」

 古人曰く、人生はあざなえる縄の如し。

 まことにこの世の中、
 長い人の歩みのなかには、

 よいこともあればわるいこともある。
 うれしいこともあれば悲しいこともある、

 そして、よいと思ったことが実はわるくて、
 わるいと思ったことが実はよくて、

 つまりはあれこれと思いまどうことは
 何もなくて、
 
 はじめから素直に謙虚に歩んでおればそれで
 よかったと、

 人の知恵の浅はかさに、
 いまさらのように胸打たれることがしばしばある。

 はじめからしまいまで徹底的にわるいということ
 もなければ、また徹底的によいということもない
 のである。

 それでもなお人は、
 わるいと思うときには自分で自分の心を閉ざし、

 よいと思うときにはまたおごりの心で
 人をへだてる。

 心を閉ざし、人をへだて、
 心と心が通い合わぬすがたからは、

 おたがいに協力も助け合いも生まれてはこない。
 心ひらかぬ孤独の人びとばかりになるであろう。

 有為転変のこの世の中、
 よいときにもわるいときにも、

 いかなるときにも素直に謙虚に、
 おたがいに心を通わし、

 思いを相通じて、
 協力しあってゆきたいものである。
  

         (『道をひらく』松下幸之助)
  

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仕事の課外授業-703「心を通わす」
http://archives.mag2.com/0000115103/20170224050000000.html


みなさん、こんにちわ。

もう殆ど春ですね。
妻はNPOのイベントで出かけ、
息子は、隣の部屋に友だちが来て溜まってマス。

静かにしているので、こちらは
読書や、メールの返信にいそしむ時間。

ああ幸せ~
では、ズバッと本題に行きましょう。

今回のキーは、

 「どう解釈するか」

と考えました。

全ての事象は、受け止め方次第という事ですね。

最近読んだ、「引き寄せの法則」の本や
あるコンサルの人のpodcastの中でも語られていたのは、

「前向きに受け止める」

という事が、共通して語られていました。
そして、声に出して言ってしまう事で、
脳がそれをそう理解するという事です。

例えば、大変な出来事が起きたとしても
「まずったなぁ」というのではなく、

「あぁ、このタイミングでよかった!」

と、言ってしまうということです。

もっと、酷いタイミングもあるかもしれないし、
少なくとも、未だ俺生きてる!明日がある!

みたいに発言し続けてみることで、
脳も勘違いし始める。という事です。

 そこに価値を認めるのは、「自分」であり、
 その価値を否定するのも、「自分」です。

本文で言う事の、

 「出来事の解釈力」

ですね。具体的には、

 「悪いことは、できるだけ小さく受け取る」

努力と工夫ですね。

K・U・F・U KUFU です。

人類の叡智、工夫を上手く活かしながら、
前向きに捉えて行くようにします。


■ 家族で考えるとどうだろう

 ”何が起きても、独りになるような”

気持ちにならないように
気くばりしてあげたいですね。

 「被害者意識」に陥ったり、「自己憐憫」に浸る

事の無いように。

まあ、多少はそうなったとしても
落ち着いた時に、視線をあげられるように
そんな関係を築いていたいです


■ 最近読んだ本のコーナー

ドイツの地方都市は何故、クリエイティブなのか? - 高松平蔵

市の都市戦略図として、「経済性」「社会的」「エコロジー」の三つのキーワード
手厚い、移住者の受け入れ態勢
・市のロゴと13の言語での「ウエルカム」
・中身には、市内の地図や各種施設のクーポン券、歴史など
⇒こういうのは、形だけ真似しても上手く行かないかもしれないけど
 些細な事ながら、やっぱり嬉しい気がする。


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2017年3月8日水曜日

”1日1生” - 結局1%に集中できる人が全てを変えられる 藤由達蔵


 結局1%に集中できる人が全てを変えられる 藤由達蔵

あらゆることを手放す事が書かれているのですが、
その中のひとつが正に、

「不得意なものを克服 を手放す」
 ということ。

まるで、南極のペンギンに向かって 「一生懸命日本語で話せ」 と
云っているようなモノと例えられています。
ペンギンは日本語なんか話せなくても、魚が獲れれば
十分生きていけますからね。

”「やること」を抱えすぎている人はうまくいかない”

以下のような人は要注意だそうです。

・真面目で性格がよい人
・能力がある人
・体力がある人
・失敗を恐れる人
・家庭に問題を抱えている人
・期待に応えようとする人
・成功にこだわりすぎる人
・細部にこだわりすぎる人

” 1%に集中する「5W1H1F」 ”


Who ・・ 1人 大事な人
What ・・ 1事 一つの仕事
When ・・ 1時 一区切りの時間
Where・・ 1箇所 一エリアを徹底的に
Why ・・ 1理由 お客様の声
How ・・ 1方法 一つのやり方
Face ・・ 1役割 今はどの顔をつかうべきなのか?
この、5W1H1Fは、シンプルである故に
非常に 良い問いだと感じましたた。
時間がない!と感じたら、自分に問うべき問いですね。

”人生の奇跡を発見する”


3つの質問

1.本当は何をしたい
2.本当は誰といたい
3.今、何をする
 上の5W1H1Fとあわせて覚えておきたいキーワード。
こちらは、人生に迷った時、「あれ、おれ何やってんだ?」
と、思ったときに問うてみたいですね。
 

”1日1生”

1日は1生の縮図 とのこと。

仕事仕事で、一生を終わらせて良いのか?
自分の好きな事をするのか?
自分の好きな人と過ごす時間を大切にするのか?
 
改めて、一日の時間の使い方を見直しながら
自分の人生について、考え直す時間を持ちたいです。



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2017年3月4日土曜日

”自社にしか出来ない役割を果たし続けること” - 400円のマグカップで4000万円のモノを売る方法 - 髙井 洋子



400円のマグカップで4000万円のモノを売る方法 髙井 洋子

なんだか久しぶりの 「本紹介」 の更新です。

読後のメモをノートには書いているのですが、
ブログにUPするのが遅くなって、もはや半年のGAPが出ています。

大体週一位で読んでるから、週二位でUPしていけば半年後位に追い付けると
思うので、先ずは一歩づつ。

というわけで、半年ほど前に石原明さんのpodcastで紹介されていたこの本。
この本では、ストーリー仕立てで儲けの仕組みについて解説していきます。

”利益=売上-原価-経費(家賃、人件費、光熱費)”


すごく当たり前だけど、意外ときちんと理解できていない人も多いです。
売上を上げるには、シンプルに考えると

単価を上げるか?回転率を上げるか?

に落ち着きます。
更に、単価を上げるには・・回転率を上げるには・・
と分解して行くと、色々な打ち手も見えて来ます。


”フロントエンドからバックエンドへ”


この本のタイトルでもある

「400円のマグカップで4000万円のモノを売る」

は、正にこの話です。
何がフロントエンドで、何をバックエンド商品にするのか?
ここら辺の商品設計も大事ですね。


”小さな会社が勝つ為の戦略”


” ドミナント戦略
 ターゲットの差別化
 地域で最安値
 大手が真似しづらい小さな施策
 地域で一番高い給料”

ここら辺は、言葉に書くのは簡単かもしれませんが
実行するのは、中々しんどそうです。


”儲ける=信じる者 つまり、信者(ファン)をつくるということ”


”「商売」=「笑倍」=「商倍」
 つまり、人を喜ばせるコトが一番大切”
”自社にしか出来ない役割を果たし続けること”






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