2017年4月30日日曜日

「メンター」のような「もう一人の自分」 - 仕事の課外授業-710「自問自答」



==============================================


「自問自答」

 自分のしたことを、他の人びとが評価する。

 ほめられる場合もあろうし、
 けなされる場合もある。

 冷ややかに無視されることもあろうし、
 過分の評価にびっくりすることもあろう。

 さまざまの見方があって、
 さまざまの評価である。

 だから、うれしくなって心おどる時もあれば、
 理解の乏しさに心暗くする時もある。

 一喜一憂は人の世の習い。賛否いずれも、
 ありがたいわが身の戒めと受け取りたい。

 だがしかし、やっぱり大事なことは、
 他人の評価もさることながら、

 まず自分で自分を評価するということである。

 自分のしたことが、
 本当に正しかったかどうか、

 その考え、そのふるまいに
 ほんとうに誤りがなかったかどうか、

 素直に正しく自己評価するということである。

 そのためには、素直な自問自答を、
 くりかえし行なわねばならない。

 みずからに問いつつ、みずから答える。
 
 これは決して容易ではない。
 安易な心がまえで、できることではないのである。

 しかし、そこから真の勇気がわく。
 真の知恵もわいてくる。

 もう一度、自問自答してみたい。
 もう一度、みずからに問い、みずからに答えたい。


         (『道をひらく』松下幸之助)
  

==============================================
仕事の課外授業-710「自問自答」 より


みなさん、おはようございます。
昨日とうって変わって、今日はいい天気ですね。

本日は、近隣のイベントへの参加で
立川~東小金井~稲城長沼へ
3件ハシゴしてきました。



今回のキーは

 「メンター」のような「もう一人の自分」

と考えました。

今日は改めて、僕の仕事の課外授業の活用方法を紹介すると

金曜日は、朝会社でメールチェックをするときに
先ず、仕事の課外授業を開き、タイトルを意識しながら
ざっと、メールを流し読みます。

今回の場合、

「自問自答」、「反省・内省」

という事をざっと頭にいれるわけですね。
その上で、日々の仕事に入りなんとなく忘れちゃう訳ですが
やっぱり頭の片隅には残っていて、何気なく読んだ本やメール、
ネットの記事などが、引っかかってくるので、
それを整理して、感想文を書いているのです。
(当然、何も引っかからない時にありますが。。)

で、今週の場合メールをみた直後に
別のメールを探してたら、すぐにこんなメールが見つかりました。

”人間は忘れる。忘れないためにも、何かあった後には反省をするが
 反省するときは、ついつい至らなかった面にばかり目が行きがち。
 そうなると、それを思い出すたびに、自分の至らない部分にばかり
 フォーカスが当たってしまい、ダメだなぁとなってしまう。
 であれば、至らない点を一度は反省し、改良点を書き出す。
 同時に上手くできた点も書き出し、思い返す時にはそっちにフォーカス
 を当てってあげる。
 そうすることで、思い出すたびに。
 『やっぱり、オレってイケてる!』と脳が理解する。”

というものです。

ここでのポイントは、「成長」だと考えていまして、
ついつい、普通に反省とかすると、読んで字のごとく

 ”よくなかった点を認めて、改めようと考える”

という方に意識が行ってしまいがちですが、
そこは認めつつ、過去の自分との「成長」に
フォーカスを当ててみると、ほめる点もあるのではないかと。

実際には、僕自身も常に嫉妬や劣等感との
ドロドロした戦いの毎日ではありますが、

「協力者」であり、「応援者」である「もう一人の自分」
 との対話をすることで、一歩一歩成長していきたいです。

■ 家族で考えるとどうだろう

 「自問自答する技術」

について、自分なりの方法を確立する手助けをしてあげたいですね。

僕自身、親からは何千回と、「反省しろ」「反省文をかけ」
とは、云われ続けてきましたが、
一方で、褒められたり、「あそこは良かったよ、メモしておいたら?」
と云われることは、唯の一回も有りませんでしたね。

親となると、ついつい目が厳しくなってしまいがちですが
上手く出来ているところにきちんと目を当てて上げる事が
子どもにとっても自分自身の良い点を認められるような
やり方、気持ちの持ちよう、鈍感力?

を持てるようになってほしいですね。

■ 最近読んだ本
人生を変える80対20の法則 リチャードゴッチ

前回に引き続き、クラッシックです。
やっぱり、長きに渉って読まれている本と言うのは
理由があるもので、学ぶことも多いです。
よく言われることですが、貴重な20%に80%の労力を割く。
ということです。
日々の時間、お金、気持ち、人間関係。
について、もう一度見直してみようと思います。


===============


私的、オススメ記事TOP3


⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。 
「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと

⇒超簡単!オススメの成功習慣
パスフレーズで成功習慣

⇒家族内の摩擦はなぜ起こるか?
 家族と言う組織

⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー

2017年4月25日火曜日

「己心の魔」が潜んでいるのかも - 仕事の課外授業-708「善かれと思って」



==============================================


「善かれと思って」

 善かれと思って、はからったことが、
 善かれと思ったようにはならなくて、

 思いもかけぬ反対の結果を生み出すことが、
 しばしばある。

 思いが足りないのか、はからいが足りないのか、
 それにはいろいろ原因があるだろうが、

 よくよく考えてみれば、やっぱりそこには、
 何らかの策を弄したという跡が目にうつるので
 ある。

 善意の策も悪意の策も、策は所詮策にすぎない。
 悪意の策は、もちろんいけないけれども、

 しかしたとえ善意に基づく策であっても、
 それが策を弄し、策に堕するかぎりは、

 悪意の策と同じくまた決して好ましい姿とは
 言えないであろう。

 つまり、何ごとにおいても策なしというのが
 いちばんいいのである。

 無策の策といってしまえば平凡だけれども、
 策なしということの真意を正しく体得して、

 はからいを越え、思いを越えて、
 それを自然の姿でふるまいにあらわすには、

 それだけのいわば悟りと修練がいるのでは
 なかろうか。

 おたがいに事多き日々、
 思いもかけぬ悩みを悩む前に、
 
 時にはこの策なしの境地というものに思いを
 巡らせ、心静かに反省してみたいと思うのである。


         (『道をひらく』松下幸之助)
  

============================================== 
仕事の課外授業-708「善かれと思って」 より


今回のキーは、

 「己心の魔」が潜んでいるのかも

と考えました。

今回のタイトル

 「善かれと思って」

ですが、僕の場合小さい頃よく両親に怒鳴られた

「あなたの為を思って云っているのよ!!」

を思い出しました。

「はからい心」
確かに、僕の為を思って云ってくれているのかもしれないのですが
そんな言われ方をしたところで、
「確かにそうだな、僕の事を考えてくれて本当にありがとう」
などと思う訳でもなく、そのたびに
「僕の事を思っていてくれるのなら、優しい言葉で放っておいて欲しい」
というのが本音でした。

あくまで、想像の域は出ませんが、多分親にしてみても
「あなたの為」の中には、自分が親として恥ずかしくないように
というのが、多分に潜んでいたのだと思います。

そんなこんなもありながらも、現在人の親になっていることを考えると
親に感謝すべきか、せざるべきか。

さて、仕事でも同じような事があるかないか
無いとは、決して言い切れないです。

後輩への注意の先に、自分が上司に怒られるのを
回避しているだけなのか?

そう考えると、自分が怒られるのを回避しているだけかもしれません。

これこそが、「己心の魔」ということに実感する事ができました。

「自分の身を守った上での善意」
ではなく、
「純粋な善意」
での
「はからい心」
を持っていきたいです。

■ 家族で考えるとどうだろう


翻って、自分が親の立場として、夫として
息子や妻に対して、
「あなたの為を思って云っているのよ!!」
と云う時に、同じような気持ちになっていないか
改めて、冷静に振り返る必要がありますね。

親として恥ずかしくないようにとっているのか

そういう視点ではなく、
純粋に相手を思っていれば、声のかけ方も変わってくるかと思います。


■ 最近読んだ本のコーナー

人生は思い通り! マンガでわかる「引き寄せ」の法則  – 奥平 亜美衣

やっぱり、マンガの力は素晴らしいですね。
読むぞ!と力を入れずとも、ペラペラと読み進めるだけで
内容がストーリーと共に入ってくるという。

本心が現実を引き寄せる為、現状に不満を抱いていれば
それが次の現実を引き寄せる。
そうならない為にも、

 「小さな小さないいこと探しの積み重ね」

大切との事。どんな事も小さな一歩が大きな一歩を生むわけですね。


===============


私的、オススメ記事TOP3


⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。 
「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと

⇒超簡単!オススメの成功習慣
パスフレーズで成功習慣

⇒家族内の摩擦はなぜ起こるか?
 家族と言う組織

⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー

2017年4月21日金曜日

数字や分析結果に頼りすぎていないか?! - 仕事の課外授業-709「カンを働かす」 より



==============================================


「カンを働かす」

 剣を持って相向かう。
 緊張した一瞬、白刃がキラめいて、

 打ちこむ、はねる、とびすさる。
 目にもとまらぬ早わざである。

 そこには理屈はない。

 相手の刃が右手から来た、
  だからこれを右にはねかえそう、

 などと一つ一つ考えて
  打ち合っているのではない。

 目に見えぬ気配から、からだ全体にひらめく
  一瞬のカンで、トッサの動きがきまってゆく。

 しかもそれは、理屈で考えた以上の正確さ、
 適確さを持っているのである。

 カンというと、一般的には何となく非科学的で、
 あいまいなもののように思われるけれども、

 修練に修練をつみ重ねたところから生まれる
 カンというものは、

 科学でも及ばぬほどの正確性、適格性を
  もっているのである。

 そこに人間の修練の尊さがある。

 世に言われる科学的な発明発見の多くのものは、
 科学者の長年の修練によるすぐれたカンに基いて、

 そのカンを原理づけ、実用化するところから
 生み出されている。

 つまり、科学とカンとは、
 本来決して相反しないのである。

 要は修練である。練磨である。

 カンを働かすことを、もっと大事にして、
 さらに修練をつみ重ねたい。


         (『道をひらく』松下幸之助)
    

==============================================
仕事の課外授業-709「カンを働かす」 より


みなさん、おはようございます。
曇りの土曜日ですね。

新年度が始まって、3週ほど経ち
バタバタも少し落ち着いてきたと共に、疲れが出てきた頃でしょうか?
あと1週間でGW。
もう少し、頑張って行きましょう。

今日は朝早くから、妻が出かけ。
息子とゆっくり食事をとってから、二人で洗濯物を干し
今は、少し休憩時間。

ということで、感想文をしています。



今回のキーは

 数字や分析結果に頼りすぎていないか?!

と考えました。

カンといえば、いつも思い出す、
この話。

-----
息子が小さい頃に妻が見学に行った学校で
幼稚園生位の子どもたちが大人しく座って

先生:「今日は?」
子ども:「九月○日×曜日」
先生:「季節は?」
子ども:「秋」

というのがありまして、すごく違和感を覚えました。
9月だから、「秋」というのは世の中的なセオリーかもしれないけど
そういうのより、、、
-----

これが正に、今回のテーマにあってる気がする。

9月だから「秋」という記号的に捉えるのではなく

「涼しい日が増えて来たね。」
「葉っぱが黄色くなってきたね」
「日が暮れるのが早くなってきたね」

で「秋」であったり、「冬」の訪れを感じるようになってほしい
自分自身もありたい。と未だに感じています。

僕の場合、仕事柄数字大好きだし、
妻になんでそんなに数字がすきなの?と尋ねられて
「ウソをつかないから」とか答えちゃう感じですが、
やっぱり、数字というのは一つの結果だったりするわけで
そこに至るまでの傾向というか雰囲気というかは
「カン」の部分も大事にしなくてはいけないと
これは、逆に常に意識するようにしています。

本文で言うところの、

 「科学」と「カン」の併用

というヤツになるのでしょうか?

というわけで、「数字」はしっかりと見る
その上でも、自分の「感覚」つまり、
 なんか気になる。
 なんかおかしい気がする。
みたいなモノは大切にしていきたいですね。


■ 家族で考えるとどうだろう

 「暗黙知」を「形式知」

という事を家族でも考えて見たいですね。

僕自身が、意識・無意識関わらず考えている事、判断している事
を如何に、息子に伝えていくか?というのは
結構考えている事です。

親子という関係上、中々一筋縄では行きにくいのですが
そこを、友だちを巻き込むとか、タイミングを見計らうとかで
上手く伝えて行きたいですね。

世の中のお父さんはどのようにやってるんでしょうかね?
機会があれば、聴いてみたいです。


■ 最近読んだ本
プロフェッショナルの条件 P・F・ドラッカー

言わずと知れたドラッカー先生ですが、やはりいいこと書いてあります。
というか、今まで読んできた本の多くは、ドラッカー先生の影響を
多少ならずとも受けてきたことが分かります。
こんな事なら、もっと若いうちに読むべきだったと思うのですが、
この歳になったから、分かるようになったのかも?と思うことも。


===============


私的、オススメ記事TOP3


⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。 
「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと

⇒超簡単!オススメの成功習慣
パスフレーズで成功習慣

⇒家族内の摩擦はなぜ起こるか?
 家族と言う組織

⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー

2017年4月10日月曜日

"最後の1回で勝利すればよい" - 0から1の発想術 大前研一


0から1の発想術 大前研一

もはや、レジェンド級の大前先生ですが、
本は相変わらず良かったです。読みやすいし、分かり易い。
色々いい事あったけど、1つ今覚えているのは、
今まで経営に必要な3要素 ヒト・モノ・カネ っていうのがあったけど
今や、これが全てクラウド(Cloud&Crowd)で賄うことが出来るように
なってきたということ。
あ、確かにそのとおりだって思ったね。
結構やりたい!って強く思えばなんでも出来そうな気がする。

この本では、11の切り口で0から1を作る発想について触れられています。


デジタル大陸時代の発想

”個々のデジタル機器がインターネットなどに繋がり、「デジタル大陸に」”
”五年後の生活・ライフスタイルを想像し、そこからサービスや商品に落としこむ”

本書の5番目の切り口であるこの章では、デジタルという視線での発想について
触れられています。

かつて、ビデオ時代には、
β vs VHS ⇒ LD vs VHS ⇒ DVD vs LD ⇒ DVD から BlueRay へ
そして、いまやオンデマンドに移り、実際我が家でもamazon primeで映画を観る回数
の方が増えました。

先日、DMM の亀山会長のお話をpodcastで聴いた時に、

「何故、石川のレンタルビデオ屋からアダルトに進出したのか?」

という問いに対し、これからはソフトのフォーマットはどんどん変化していく事が
想像出来た。で、あればフォーマットの変かに耐えられる為にも、コンテンツの版権を
押さえた方が勝ち。映画を撮るのはコスト的に難しかったから比較的安価でコンテンツが
獲得できるアダルトにした。

というお話を聴いて、なるほど。と感心しました。





===============


私的、オススメ記事TOP3


⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。 
「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと

⇒超簡単!オススメの成功習慣
パスフレーズで成功習慣

⇒家族内の摩擦はなぜ起こるか?
 家族と言う組織

⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー

2017年4月9日日曜日

「できる可能性」より「やる覚悟」の方が大事 - 仕事の課外授業-707「判断と実行と」より



==============================================


「判断と実行と」

 どんな仕事でも、
 仕事をやるからには判断が先立つ。

 判断を誤れば、
 せっかくの労も実を結ばないことになろう。

 しかし、
 おたがいに神さまではないのだから、 
 
 先の先まで見通して、
 すみからすみまで見きわめて、
 
 万が一にも誤りのない100パーセント正しい
 判断なんてまずできるものではない。

 できればそれに越したことはないけれど、
 100パーセントはのぞめない。

 それは神さまだけがなし得ること。

 おたがい人間としては、
 せいぜいが60パーセントというところ。

 60パーセントの見通しと確信ができたならば、
 その判断はおおむね妥当とみるべきであろう。

 そのあとは、勇気である。
 実行力である。

 いかに適確な判断をしても、
 それをなしとげる勇気と実行力とがなかったなら、

 その判断は何の意味も保たない。

 勇気と実行力とが、60パーセントの判断で、
 100パーセントの確実な成果を生み出してゆく
 のである。

 60パーセントでもよいから、
 おたがいに、謙虚に真剣に判断し、

 それを100パーセントにする果断な勇気と
 実行力とを持ちつづけてゆきたいものである。


         (『道をひらく』松下幸之助)
  

============================================== 

仕事の課外授業-707「判断と実行と」より

みなさんこんにちわ。
本日、雨の日曜日です。

それでも、割と暖かくなったのには、春を感じますね。

先週は、社内でも入学式で休みや半休を取る人も居たり、
方針発表会があったりと、期初ムード満載でした。

今週からは、心機一転色々進めていかなくてはデスね。


今回のキーは、

 「できる可能性」より「やる覚悟」の方が大事

と考えました。

始めに、確率論の話から入ると
我が家で好きな俳優に
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
がいるのですが、
(500日のサマーやインセプショんなど)
彼の主演作品で50/50というのがあります。
これは、主人公がガンにかかって、5年後の生存確率が50%と
なる映画なのですが、その中で彼が友人(セス・ローゲン)
に打ち明けると、友人は、

 おまえがカジノゲームなら、最高の賭け率だぜ。

みたいに応えるのです。
50%高いと見るか、低いとみるかは気の持ちようですね。

(因みにマイレージ、マイライフのアナケンドリックも出てて
 結構豪華キャストです)

さて、本題に戻り実行するということ。

ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」の中でも
決定を行動に移す事の大切さが問われています。

 ”誰かの仕事になるまでは、いかなる決定も成されていないに等しい”

との事です。

情報を集めれば集めるほど、不安や迷いも出てくるので
ある程度の段階まで行ったら、決断する事が必要だと書かれ居ました。


 「60パーセント」の可能性を
 「100パーセントの成果」に変える覚悟
 それが、「勇気」と「実行力」です。

最近、藤原和博さんの講義動画や著書や記事を読んだりしているのですが

 正解が無いこの時代。納得解を出す事が重要

と仰っています。
正解が無いからこそ、60%の可能性が見出せたのなら
やってみる「実行力」が必要なのですね。

やってみる。

今日は、この言葉をもう一度心に留めておきたいです。


■ 家族で考えるとどうだろう

 ”勇気と実行力”

これを大切にしたいですね。

「いや、多分無理だよ。」
「中々、難しいと思うよ」

など、ついつい大人になると色々中途半端に冷静に判断してしまう事も
出てきますが、やってみないと分からない事も多くある筈。

先ずは、やってみる。

やってみたいと思えるように応援してあげる。
やってみたいの気持ちを否定しない。

そんな雰囲気作りから心がけたいです。


■ 最近読んだ本のコーナー

営業マンは断る事を覚えなさい 石原明

毎日僕が、podcastで聴いているコンサルタント石原明さんの著書です。
この本では、営業のイメージを変える事から入るように書いてあります。

×ぺこぺこしてモノを売る
○出来ない事は出来ないとハッキリ言う

どちらが、信用できる営業か?という事です。
買う側で考えると明白なのですが、売る側になると
途端に見失ってしまう、真理ですね。

その他にも、為になる内容満載。もし知り合いで営業に課題を感じている人が
居たら、紹介したい一冊です。

===============


私的、オススメ記事TOP3


⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。 
「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと

⇒超簡単!オススメの成功習慣
パスフレーズで成功習慣

⇒家族内の摩擦はなぜ起こるか?
 家族と言う組織

⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー

2017年4月6日木曜日

「相手が何を考えているか分からない」という件について




先日、会社の会議に出ていた際に
競合情報が共有されたのですが、その中で一人のおじさんが

「最近のライバルは何を考えているか分からない」

という発言がありました。

(僕も含め)その場に参加していた多くの人が
腕を組んで、うなずきながら、確かに分からんね
となっていたのですが、ふと我に返って思ったのは、

分からないのではなく、分かろうとしていないだけなのでは?

という事でした。

可能性とは大分低いとは思いますが
事実、ヤケクソになってめくらめっぽうなアクションを
している可能性もゼロではないかもしれません。

でも、真剣に相手の立場に立って、これをやる事で何を狙っているか?
よく、ドラマとか映画で優秀な人が

「あやつら、何を考えていやがる・・」

と頭を捻ると、意外と相手の考えている事が分かるかもしれません。

同様に、僕も小さい頃、両親から

「お前のやる事は、理解できない」

と、何度となく繰り返し言われ続けた訳ですが
当然、 中には、気持ちが盛り上がって勢いでやってしまう事もありますが、
僕には僕のロジックや仮説があり、
それを実証してみただけだったりする事もあります。

でも、親にとってみれば
そんなのは、実証実験するまでもない、自明の理だったりするわけで
そうなると、それをわざわざ実験する事は、愚の骨頂であり、
結果として、

「お前のやる事は、理解できない」

というところに、着地してしまう訳です。

結論として、人の親になった今の自分としては
相手のやる事が理解できない。と思ったのであれば、

それは、相手の立場になって考えていないのかもしれないと、

自分の浅はかさを疑った方が良いのかもしれない。
という事に会社の会議室で気づいたというお話。


===============


私的、オススメ記事TOP3


⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。 
「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと

⇒超簡単!オススメの成功習慣
パスフレーズで成功習慣

⇒家族内の摩擦はなぜ起こるか?
 家族と言う組織

⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー

2017年4月5日水曜日

「みんなでひとつの仕事をしている」 - 仕事の課外授業-706「風が吹けば」 

==============================================


「風が吹けば」

 風が吹けば波が立つ。
 波が立てば船も揺れる。

 揺れるよりも揺れないほうがよいけれど、
 風が強く波が大きければ、

 何万トンの船でも、
 ちょっと揺れないわけにはゆくまい。

 これを強いて止めようとすれば、
 かえってムリを生じる。
 
 ムリを通せば船がこわれる。
 揺れねばならなぬときには揺れてもよかろう。

 これも一つの考え方。

 大切なことは、うろたえないことである。
 あわてないことである。


おまえがカジノゲームなら、最高の賭け率だぜ。
 うろたえては、かえって針路を誤る。

 そして、沈めなくてよい船も
 沈めてしまう結果になりかねない。

 すべての人が冷静に、
 そして忠実にそれぞれの職務を果たせばよい。

 ここに全員の力強い協力がうまれてくるのである。

 嵐のときほど、協力が尊ばれるときはない。
 うろたえては、この協力がこわされる。

 だから、揺れることを恐れるよりも、
 協力がこわされることを恐れたほうがいい。

 人生は運不運の背中合わせといえる。

 いつ突如として嵐がおとずれるか、
 だれしも予測することはできない。

 つねに自分のまわりを冷静にながめ、
 それぞれの心がまえを、

 しっかりと確かめておきたいものである。


         (『道をひらく』松下幸之助)
  

============================================== 
仕事の課外授業-706「風が吹けば」 より


今回のキーは、

 「みんなでひとつの仕事をしている」

と考えました。

会社でよく聞く

 セールス側は、こんなプロダクトじゃ売れない
 プロダクト側は、セールスが無能だから売れない

こんな話は、正にみんなで一つの仕事をしている感覚が欠落
している結果だと考えます。

スタートアップ企業とかだと、プロダクトもセールスも少人数で
やっているので、こんな愚痴は出ないかもしれませんが
やはり、人数が少ないので最初の頃はスピード感はでませんね。

後は、未熟な者とかが集まってなんかしようとしても

 「できない人ばかりが、無責任に依存し合う」

状態になって、これはこれでどこにも進みませんね。

そうなってくると、理想は、

 「高いレベルで協力し合う」こと

で、これが実現できると

Oceans11とか、アベンジャーズとか、サイボーグ009とか
ワンピースとか、僕らの7日間戦争とか

みたいな、チームワークが作れるんじゃないかと。

でも、記憶が曖昧だけどそれなりの能力が高い人たちが
集まっても、喧嘩するときは喧嘩する気も・・・

まあ、喧嘩する位真剣に
「みんなでひとつの仕事をしている」
結果の現われですね。


もう一つ、「手伝う」という事について

 「サブ意識」ではいい仕事はできないのです。

これ、すごく刺さりました。

うっかり、「手伝う」という言葉を使ってしまいますが
心のどこかに、「サブ」という意識が無いかというのを
気をつけたいです。

本当に「サブ」なら良いですが、

本気で、コミットメントして仕事を進めようというときに
「手伝う」では、いまひとつ参加感が少なくなってしまいそうです。

サブなのか、れっきとしたメンバーの一員なのか
きちんと考えた上で、言葉を選らんで行きたいです。


■ 家族で考えるとどうだろう

家族という組織の中でも、

 「ひとりでできるようになること」と
 「独りですること」とは別である

というように、

 「無責任に依存し合う」

のではなく、「補完」し合えるようになりたいですね。

任せきりしらんぷりでは、自立も出来ません。
「責任を持った」上で、弱みを「補完」し合うような
関係を築いていきたいです。


■ 最近読んだ本のコーナー

レバレッジ・マネジメント 本田直之

久々に、本田さんレバレッジシリーズ読んでみました。
相変わらずの読みやすい文章で、経営について
「経営者」「戦略」「仕組み化」「営業」「組織」
について、レバレッジ(てこの原理)効かせる方法について
書かれています。
「劣後順位を考えているか?」「難しく考えていないか?」
などについては、個人的にも十分適応可能な内容です。
改めて後、読んでないレバレッジシリーズも読んでみようかと思います。


===============


私的、オススメ記事TOP3


⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。 
「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと

⇒超簡単!オススメの成功習慣
パスフレーズで成功習慣

⇒家族内の摩擦はなぜ起こるか?
 家族と言う組織

⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー