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「自問自答」
自分のしたことを、他の人びとが評価する。
ほめられる場合もあろうし、
けなされる場合もある。
冷ややかに無視されることもあろうし、
過分の評価にびっくりすることもあろう。
さまざまの見方があって、
さまざまの評価である。
だから、うれしくなって心おどる時もあれば、
理解の乏しさに心暗くする時もある。
一喜一憂は人の世の習い。賛否いずれも、
ありがたいわが身の戒めと受け取りたい。
だがしかし、やっぱり大事なことは、
他人の評価もさることながら、
まず自分で自分を評価するということである。
自分のしたことが、
本当に正しかったかどうか、
その考え、そのふるまいに
ほんとうに誤りがなかったかどうか、
素直に正しく自己評価するということである。
そのためには、素直な自問自答を、
くりかえし行なわねばならない。
みずからに問いつつ、みずから答える。
これは決して容易ではない。
安易な心がまえで、できることではないのである。
しかし、そこから真の勇気がわく。
真の知恵もわいてくる。
もう一度、自問自答してみたい。
もう一度、みずからに問い、みずからに答えたい。
(『道をひらく』松下幸之助)
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仕事の課外授業-710「自問自答」 より
みなさん、おはようございます。
昨日とうって変わって、今日はいい天気ですね。
本日は、近隣のイベントへの参加で
立川~東小金井~稲城長沼へ
3件ハシゴしてきました。
今回のキーは
「メンター」のような「もう一人の自分」
と考えました。
今日は改めて、僕の仕事の課外授業の活用方法を紹介すると
金曜日は、朝会社でメールチェックをするときに
先ず、仕事の課外授業を開き、タイトルを意識しながら
ざっと、メールを流し読みます。
今回の場合、
「自問自答」、「反省・内省」
という事をざっと頭にいれるわけですね。
その上で、日々の仕事に入りなんとなく忘れちゃう訳ですが
やっぱり頭の片隅には残っていて、何気なく読んだ本やメール、
ネットの記事などが、引っかかってくるので、
それを整理して、感想文を書いているのです。
(当然、何も引っかからない時にありますが。。)
で、今週の場合メールをみた直後に
別のメールを探してたら、すぐにこんなメールが見つかりました。
”人間は忘れる。忘れないためにも、何かあった後には反省をするが
反省するときは、ついつい至らなかった面にばかり目が行きがち。
そうなると、それを思い出すたびに、自分の至らない部分にばかり
フォーカスが当たってしまい、ダメだなぁとなってしまう。
であれば、至らない点を一度は反省し、改良点を書き出す。
同時に上手くできた点も書き出し、思い返す時にはそっちにフォーカス
を当てってあげる。
そうすることで、思い出すたびに。
『やっぱり、オレってイケてる!』と脳が理解する。”
というものです。
ここでのポイントは、「成長」だと考えていまして、
ついつい、普通に反省とかすると、読んで字のごとく
”よくなかった点を認めて、改めようと考える”
という方に意識が行ってしまいがちですが、
そこは認めつつ、過去の自分との「成長」に
フォーカスを当ててみると、ほめる点もあるのではないかと。
実際には、僕自身も常に嫉妬や劣等感との
ドロドロした戦いの毎日ではありますが、
「協力者」であり、「応援者」である「もう一人の自分」
との対話をすることで、一歩一歩成長していきたいです。
■ 家族で考えるとどうだろう
「自問自答する技術」
について、自分なりの方法を確立する手助けをしてあげたいですね。
僕自身、親からは何千回と、「反省しろ」「反省文をかけ」
とは、云われ続けてきましたが、
一方で、褒められたり、「あそこは良かったよ、メモしておいたら?」
と云われることは、唯の一回も有りませんでしたね。
親となると、ついつい目が厳しくなってしまいがちですが
上手く出来ているところにきちんと目を当てて上げる事が
子どもにとっても自分自身の良い点を認められるような
やり方、気持ちの持ちよう、鈍感力?
を持てるようになってほしいですね。
■ 最近読んだ本
人生を変える80対20の法則 リチャードゴッチ
前回に引き続き、クラッシックです。
やっぱり、長きに渉って読まれている本と言うのは
理由があるもので、学ぶことも多いです。
よく言われることですが、貴重な20%に80%の労力を割く。
ということです。
日々の時間、お金、気持ち、人間関係。
について、もう一度見直してみようと思います。
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