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「判断と実行と」
どんな仕事でも、
仕事をやるからには判断が先立つ。
判断を誤れば、
せっかくの労も実を結ばないことになろう。
しかし、
おたがいに神さまではないのだから、
先の先まで見通して、
すみからすみまで見きわめて、
万が一にも誤りのない100パーセント正しい
判断なんてまずできるものではない。
できればそれに越したことはないけれど、
100パーセントはのぞめない。
それは神さまだけがなし得ること。
おたがい人間としては、
せいぜいが60パーセントというところ。
60パーセントの見通しと確信ができたならば、
その判断はおおむね妥当とみるべきであろう。
そのあとは、勇気である。
実行力である。
いかに適確な判断をしても、
それをなしとげる勇気と実行力とがなかったなら、
その判断は何の意味も保たない。
勇気と実行力とが、60パーセントの判断で、
100パーセントの確実な成果を生み出してゆく
のである。
60パーセントでもよいから、
おたがいに、謙虚に真剣に判断し、
それを100パーセントにする果断な勇気と
実行力とを持ちつづけてゆきたいものである。
(『道をひらく』松下幸之助)
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仕事の課外授業-707「判断と実行と」より
みなさんこんにちわ。
本日、雨の日曜日です。
それでも、割と暖かくなったのには、春を感じますね。
先週は、社内でも入学式で休みや半休を取る人も居たり、
方針発表会があったりと、期初ムード満載でした。
今週からは、心機一転色々進めていかなくてはデスね。
今回のキーは、
「できる可能性」より「やる覚悟」の方が大事
と考えました。
始めに、確率論の話から入ると
我が家で好きな俳優に
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
がいるのですが、
(500日のサマーやインセプショんなど)
彼の主演作品で50/50というのがあります。
これは、主人公がガンにかかって、5年後の生存確率が50%と
なる映画なのですが、その中で彼が友人(セス・ローゲン)
に打ち明けると、友人は、
おまえがカジノゲームなら、最高の賭け率だぜ。
みたいに応えるのです。
50%高いと見るか、低いとみるかは気の持ちようですね。
(因みにマイレージ、マイライフのアナケンドリックも出てて
結構豪華キャストです)
さて、本題に戻り実行するということ。
ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」の中でも
決定を行動に移す事の大切さが問われています。
”誰かの仕事になるまでは、いかなる決定も成されていないに等しい”
との事です。
情報を集めれば集めるほど、不安や迷いも出てくるので
ある程度の段階まで行ったら、決断する事が必要だと書かれ居ました。
「60パーセント」の可能性を
「100パーセントの成果」に変える覚悟
それが、「勇気」と「実行力」です。
最近、藤原和博さんの講義動画や著書や記事を読んだりしているのですが
正解が無いこの時代。納得解を出す事が重要
と仰っています。
正解が無いからこそ、60%の可能性が見出せたのなら
やってみる「実行力」が必要なのですね。
やってみる。
今日は、この言葉をもう一度心に留めておきたいです。
■ 家族で考えるとどうだろう
”勇気と実行力”
これを大切にしたいですね。
「いや、多分無理だよ。」
「中々、難しいと思うよ」
など、ついつい大人になると色々中途半端に冷静に判断してしまう事も
出てきますが、やってみないと分からない事も多くある筈。
先ずは、やってみる。
やってみたいと思えるように応援してあげる。
やってみたいの気持ちを否定しない。
そんな雰囲気作りから心がけたいです。
■ 最近読んだ本のコーナー
営業マンは断る事を覚えなさい 石原明
毎日僕が、podcastで聴いているコンサルタント石原明さんの著書です。
この本では、営業のイメージを変える事から入るように書いてあります。
×ぺこぺこしてモノを売る
○出来ない事は出来ないとハッキリ言う
どちらが、信用できる営業か?という事です。
買う側で考えると明白なのですが、売る側になると
途端に見失ってしまう、真理ですね。
その他にも、為になる内容満載。もし知り合いで営業に課題を感じている人が
居たら、紹介したい一冊です。
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