2018年3月30日金曜日

「いい仮説」の方が、証明のし甲斐もある - 仕事の課外授業-758「積極主義」より

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「積極主義」

 
 待ちこがれた春。
 春光はさんさんとふりそそぎ、

 暖雨にさそわれて、
 野山の草木は一せいに芽をふき出す。

 ありがたい天地の恵みである。
 変わらぬ自然の恵みである。

 その恵みを、お互いに素直に
 感謝をもって受け入れているかどうか。

 天地に心あらば、
 せっかくのその恵みが素直に生かされず、

 時にかえってその恵みを災いに転じている
 人間のおろかさを嘆いているかもしれない。

 大気をけがし、水をけがし、火熱をおろそ
 かにし、無造作に大地をけずりとる。

 まさに心いたむ所業である。

 それでもなお天地は、私心なく、
 わけへだてなく、変わりなく、

 すすんでその恵みを与え続ける。

 分別もなく感謝もなく、
 酬われもないけれど、

 それでもなお天地は
 その恵みを与えつづける。

 つまりは天地は、積極主義なのである。

 積極主義なればこそのこの恵みなのである。
 生成発展なのである。

 お互いに、この天地に見習いたい。
 天地の積極主義を身につけたい。

 私心なく、甘えることなく、
 素直な感謝をもって、

 天地とともに積極主義をもって歩みたい。

 心をひらき、国をひらき、
 世界をひらく道がそこにもある。
 

    (『続・道をひらく』松下幸之助)
   

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仕事の課外授業-758「積極主義」より

今回のキーは、

「いい仮説」の方が、証明のし甲斐もある

と考えました。

そうですね。僕自身、比較的「仮説」とかは設定するタイプだと思います。

 「たぶん、うまくいく」
 「たぶん、うまくいかなそうな気がする」
 「きっと、うまくいきそうな気がする」

そんなことはよく考えてます。

ま半分位は、意思を込めつつ。
上手くやりたい!やりきりたい!みたいな時もありますが。。

今回のテーマで考えると、
「うまくいかなそうな気がする」より
「うまくいきそうな気がする」方がいいわけで

むしろ、
「うまくいかなそうな気がする」のであれば、
やらないというのも一つの選択肢ではないでしょうか?

「うまくいかない気がしながらやる。やらなきゃいけない。」

みたいなところも、仕事上そういうシーンもゼロではないですな。

しかしながら、出来る限り残りの人生では、

「うまくいきそうな気がする」こと
「自分のやりたいこと」を

精一杯、たくさんやっていきたいと考えています。

そういえば、最近少し心がけている事は、

「やった方がいいこと」より「やりたいこと」

というように考えています。

何かを判断するときに、

「これが、あった方がいい気がする」
「これは、やった方がいい気がする」

の場合は、一度考え直すようにして

「これは、欲しい!」
「これは、やりたい!」

という時は、少しハードル(場所、時間、お金)があっても
出来るだけ、アクションを起こすようにしています。

やはり、「やった方がいいこと」ということで意思決定をしてしまうと
うまくいかないかもしれないけど、やった方がいいかな?
となってしまいますが、

「やりたいこと」であれば、上手くいくか?いかないか?
わかんないけど、やりたいからやる!
やる以上は上手くいかせたい!!

みたいな感じで考えることができるので、
結果として、上手くいける!というような仮説でうごけるような気がします。


■ 家族で考えるとどうだろう

息子の場合、先ずは

 「仮説」の設定と証明

という考え方から、身につけて欲しいです。

「こうすれば、出来そうな気がする」
「あそこのあれを、こうしたら、こうなる」

ふと思ったのですが、ゲームを解いて行くのは、
それに近い感覚があるかもしれません。

そういえば、僕自身も登下校中に、ぼんやり色々考えて
家に帰ってから、その「仮説」を検証していたような。

やはり、ゲームから学べる事って色々ありますね。


■ 最近読んだ本
組織の毒薬 サイバーエージェント副社長の社員にあてたコラム (NewsPicks Book) –
日高 裕介

藤田社長と共にサイバーエージェントを成長させた日高さんの本ですが、
いささか、地味な感じもあり、Amazonでも低評価の意見が多いです。

云って見れば、当たり前な言葉かもしれませんが、
実践できているか?というと難しいところもあるような事を再発見させる
ような内容だと思います。

サラッと読める本でもあるので、パラパラっと流してみるだけでも良いかもしれません。


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2018年3月23日金曜日

”「繰り返し」を生かして成長し続けたい” -  仕事の課外授業-757「春がきた」より


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「春がきた」

 春がきた。

 夏がきて秋がきて、
 冬がきてまた春がきた。

 同じことのくりかえしのようにも
 見えるけれど、

 樹々は一まわり大きくなった。
 それぞれに、それだけ生長している。

 決して同じではない。
 くりかえしではない。

 山にのぼる道が、
 ぐるりぐるりと山をまわっている。

 東に行ったら西に行って、
 また同じ東の景が見えてきて、

 同じところをぐるぐる回っているように
 思えるけれど、

 ぐるりとまわったら、
 一段も二段も高くなっている。

 決して同じ道のくりかえしではない。

 毎日が同じことのくりかえしのように
 思えることがある。

 しかし、きのうよりはきょうの方が、

 それだけの体験を深め、
 それだけ賢くなっているのである。

 人生には、日とともに高まりはあっても、
 くりかえしはない。

 世界の動きが、また同じくりかえしの
 ように見えることがある。

 しかし決してくりかえしではない。

 さまざまの歴史の体験を経て、人類は
 一段一段、賢くなっているのである。

 くりかえしと思ったとき、
 進歩への道をみずから閉ざす。

 くりかえしはないのである。


    (『続・道をひらく』松下幸之助)


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仕事の課外授業-757「春がきた」より

今回のキーは、

 「繰り返し」を生かして成長し続けたい

と考えました。


いま、この文章を実家から東京に戻る電車の中で書いています。
一年前に比べると、モバイル環境が大分進歩しました。

また、家で感想文を書く際にはGoogleドキュメントの音声入力を
最近ではよく使っています。

メルマガを読んで、思った事、感じたことを
まずは、ずらずらーっと口に出して話すことで、テキスト化してしまい
それを、リライトして、ブログ記事に整えていくような感じです。


1年前と比べて、テクノロジーの進化とツールの入手によって
自分自身の作業環境は大分よくなりました。
一方で自分自身に関してはどうだろう?というところです。

この2年位、一段次のステップに移ろう移ろうとしながらも、
同じところをぐるぐると回っていたような気がします。

それは、どこかにエレベーターのスイッチのようなものがあり、

「エレベーターに乗れさえすれば、次の段に行けるのだ」

と考えていたところが、ありました。


しかしながら、実際にはエレベータのスイッチは至る所にありながらも
そのエレベーターに乗るには、未だ資格が足りないようでした。

そこで、最近気づいたのは、自分が乗ることが出来るエレベーターを探し続けるよりも
改めて、階段を積み上げながら、次の段へ自力で上がって行こうということです。

この2年間、ぐるぐる回って来たことを決して無駄にしないためにも
心機一転、自分自身で階段を積み上げながら、一歩一歩段を上げていくことで
来年の今頃には、この1年は確かな成長を感じられたと
思えるような1年を歩んでいきます。


■ 家族で考えるとどうだろう?

小学校の息子は、4月になれば自然と5年生になります。

5年生になったから、自動的にお小遣いがあがるみたいな
年功序列のサラリーマンみたいな考え方でなく、
4年生の1年間で何ができるようになったのか?

5年生になったことで、どんなことをやっていくようにするか?

そんなことを、話し合うようないい機会にしていきたいです。


■ 最近読んだ本
ファシリテーション入門 (日経文庫) 新書 – 堀公俊 

この手の日経文庫は発売後既に15年近く経っているので、
今、amazonでも60円で購入可能ですが、内容は風化が少なく、
多分、新品も継続して売れ続けているのではないかと思います。

・ファシリテーション3つの効果
・ファシリテーターに求められる5つの技術
・場をデザインする5つの要素

等々、ファシリテーションに必要な事を体系的に学べる
正に入門編になっています。


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2018年3月18日日曜日

#FRJ2018 ファンドレイジング・日本 参加メモ


ファンドレイジング・日本 初参加してきました。
1箇所にあれだけ多くの、ソーシャル系の方々が集まるというのは
中々無い場なのではないでしょうか?
若者から大先輩まで、また国内も全国から、また世界からも。

とても、熱量の高い場で良い刺激を受けました。

今年は、少し仕事の方が忙しくなりそうですが、
少しの時間でも、このような世界との繋がりも大切にしていきたいです。

以下、参加セッションの一部メモ=====>>


【S3.団体を成長させるための助成金の活用】
外部資金源4つの付加価値
・幾らよりも誰からもらっているか?による「信用」
・資金源が保有する「ネットワーク」
・資金源が保有する「ノウハウ」
・事業後に、成果を上げることでの団体の「実績」


助成金に関する認識の違い
・申請側:「活動」のための資金が欲しい
⇒助成側:「事業」のための資金を提供したい
・申請側:「事業」にたくさん盛り込んだほうが、幅が広く受けが良い
⇒助成側:絞り込んだ「事業」に資金提供したい


助成機関スタッフにとっての共感のポイントは3つ
・申請書が「なるほど!」と思えるか?
・助成金事業が終了した時点での「未来」が見えるか?
・団体でなく、受益者のブレイクスルーが作れるか?


助成金の事業づくりのポイントは3つ
・従来事業+α
・分野、地域、団体 として新しい
・基盤強化(調査、啓発、育成  等)

 *

【ゼネラルセッション】
「共感が連鎖した時に、とてつもないことが起きる」 日本ファンドレイジング協会 鵜尾氏
「寄付というのは、自己実現」 三菱総研理事長 小宮山宏氏
「」 株式会社クレアン 薗田綾子氏
「寄付を集めていくことで、課題がある事を伝え、それが解決出来ることを伝える」 フローレンス代表理事 駒崎弘樹氏
「」 フリーランスファンドレイザー 浅井美絵氏
「」 Daryl Upsall

■今見ている日本型イノベーションの可能性
寄付が社会を支えないと、この先に進めないとみている。

E(環境Enviroment)S(社会Social)G(企業統治Governance)投資が増えている

日本は赤ん坊が亡くなりにくい社会、一方で医療的ケア児の居場所が無い。社会が追い付いてきていない
フローレンスは、寄付や寄付を支えてくれる人により、法律や社会制度を変えた。

TEEL組織 イノベーションを阻害する3つの要素 恐れから動く組織 役割で固めた組織 能力主義だけに注目し、人間性を無視
⇒ 日本型イノベーションをどう動かす? 1、希望から動く、ミッションから動く 2、肩書きを超える 3、個人を生かす

人は、口が一つ、耳は二つ。まずは、良く聞くことが大切。
SNSなどを活用することで、いつでもつながることが出来る。エンゲージメントを作る

■ ファンドレイザーへメッセージ
ファンドレイザーは、最古の職業であり、AIにも代替できない職業の一つだと考えている。つまり最長の職業になる可能性有。

あなたの得意分野はなんですか?ファンドレイジングは手法。

寄付を頂いているという事以上の何か。

ファンドレイザーという生き方を選択する人を増やしていきたい

ファンドレイザーとして、勇気を持って、大胆であり、

 *

【はじめようファンドレイジング入門】
組織の中でも、リソースをどう配分し、どこをどう攻めるのか?


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2018年3月16日金曜日

”反省はしても、「徹底的」にはできていない” - 仕事の課外授業-756「徹底的に」より


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「徹底的に」

 起こってはならないことが、
 次々と起こってくる。

 怒ってほしくないことが、
 次から次に起こってくる。

 去年もそうであったし、
 ことしもまた同じこと。

 誰が起こしているのか。
 馬でもなければ牛でもない

 馬や牛はただ人間からなされるまま。
 人間を困らせるようなことは何もない。

 困ることを起こしているのは、
 やっぱり人間自身である。

 夏衣で寒風に立てば、
 まず普通の人はカゼを引く。

 カゼを引きたくなければ、
 それ相応の衣服をまとえばよい。

 風に罪はない。
 不用意な人間自身に因があるのである。

 因があるから果があるので、
 不用意、不心得の因があれば、

 起こってはならないことも起こってくる。

 つまり、起こるべくして起こったわけで、
 よく考えてみれば何の不思議もない。

 だから、何事も起こってはならないことを
 起こしたくなければ、

 お互い人間の、不用意、不心得を
 徹底的に反省しなければならない。

 ともすれば徹底を欠きがちな昨今、とくに
 不用意な人間の心のあり方そのものを、

 まずみずから徹底的に考え直してみたい。
 反省し直してみたい。

 自分のためにも社会のためにも。


    (『続・道をひらく』松下幸之助)
   

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仕事の課外授業-756「徹底的に」より

今回のキーは、

 ”反省はしても、「徹底的」にはできていない”

と考えました。

先日、役員と話してる際に

「何かトラブルがある時には徹底的にやれよ!
 これでいいかな?って思う程度の倍ぐらいで、手当てをした方がいいぞ!
 そうしないことが、さらに悪い結果を招くことになる」

ということをおっしゃっていました。

まさに、これは今回のテーマに即していると思うのです。

何かまずいことをしてしまったかな。
と思うことがあって、手当てを打つ訳ですが

「これぐらいでいいかな?」
「これぐらいやっとけば大丈夫だろう?」

というところで、やめてしまった結果、
二次災害、三次災害を引き起こすことになってしまう可能性がある。

ということを懸念しての発言だったと思われます。

まだまだ、手を打てることがあるそのはずなのに、途中で手を止めてしまう。
そんなことは、普段の生活の中でもあります。

例えば何かに興味を持って、調べたり楽しんだりする趣味の分野でも
そこそこ楽しむのであれば、それでいいのかもしれません。

しかし、そこからもう一歩抜けるには、その先もう1ランク頑張る必要があるのです。
それを理解していないと、常に何度やっても同じことの繰り返しになってしまい
徹底的にできない結果、得られる結果も中途半端なものになってしまいます。

僕自身、割と色々な事に興味を持って、楽しむタイプなのですが
そこから、もう一歩抜けられない。
1ランク上に上がるまで頑張れずに次に移ってしまう。

そろそろ、何か一つステージが上がれるものを作れるよう
集中してみようと思います。

"油断なく、常にスタンバる。
 そして常にライバルの2倍やる位、気合いある"
KENTHE390 真っ向勝負 晋平太パート


■ 家族で考えるとどうだろう

学校の勉強に関しても同じことが言えますね。
徹底的に、やらないと理解が進まない。

間違えた問題をただ直すのではなく、
徹底的に理解するまでやり直さないと、
結果、また同じところを間違えてしまう。


ゲームでも徹底的にやりこまないと、
強くはなれない。

徹底的にやりこむ。そんなスタイルを
今の内に身につけて行って欲しいです。


■ 最近読んだ本
空気を読んではいけない 青木真也

格闘家 青木真也のストイックなまでの哲学が溢れています。

 ”周囲に流されることなく常に隙間を探し、
  新たな技術を追い求め続けてきたことは、
  結果的に僕の選手としての市場価値につながっている”

 ”朱に交われば赤くなるという言葉があるように
  人間は良くも悪くも置いている環境に慣れてしまう”

 ”代えのきかないファイターは自然と商品価値が高くなる”


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2018年3月9日金曜日

「全体の質を高める」思想 - 仕事の課外授業-755「完全無欠」の感想


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「完全無欠」

 完全無欠ということは、これ以上望めない
 ほどに好ましいことではあるけれど、

 この完全無欠な状態を、お互い人間に
 求めることは、まずは不可能である。

 人間個々はそんなに完全には
 つくられていない。

 だから、その考えること、なすことに、
 どこか欠けることがあったとしても、

 一応はやむを得ないことと
 素直に理解し合わねばなるまい。

 この素直な理解があれば、
 おのずから謙虚な気持ちも生まれてくるし

 人をゆるす心も生まれてくる。

 そして、互いに足らざるを補い合うという
 協力の姿も生まれてくるであろう。

 人はとかく、己の考え、なすことを
 完全無欠と錯覚し、

 みずからをひとり高しとして、他にも
 その完全無欠を求めんとしがちである。

 しかしそこに生まれるのは、

 いたずらな対立といさかいと、
 そして破たんだけであろう。

 完全無欠でないからこそ、
 調和が必要なのである。

 この道理のなかに、繁栄への一つの道が
 ひそんでいるのではあるまいか。

    (『続・道をひらく』松下幸之助)

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仕事の課外授業-755「完全無欠」 より

今回のキーは、

 「全体の質を高める」思想

と考えました。

”「いま、できること」を持ち寄って、
  みんなで質の高い仕事をする ”

”「不足する」ことがあれば
 「補い合えばいい」”

”補い合いを通して、
 それぞれが、自分のレベルを上げていく。”

良いですね。すごく良いですね。
そんな関係に憧れます。

麦わら海賊団 的な。
黄金の日本Jr. 的な。

でも、これが成り立つには
集まったメンバーが
ある一定のレベルを超えているか
ある一定の高い理想を持って事
が前提なのではないかと思ってしまいました。

今回のテーマでは、語られない位
大前提の事なのかもしれませんが、
現実を観るとても重要なファクターです。

決して、「完全無欠」を目指している訳ではないですが、
一定ラインは超えて行こうよ!という感じですね。

もしかしたら、企業という組織体故の難しさかもしれません

「そもそも、好きでこの部署にいる訳じゃない!」
「一生懸命働いても給料一緒でしょ?」

みたいなメンバーと不足を補う事が本当に
自分のレベルを上げていくことが出来るのか?

ここまで、書いて気づいた事は、

「あ、レベル上がるかも?」という事でした。

長い事そこに浸かってしまうと
腐ってしまいそうですが、
短期間であれば、そういうメンバーとの対応力だったり
必要以上に仕事を拾う事で圧倒的な生産能力の向上だったり

これに気づいたことで、途中のナイチンゲールの言葉

”自分に対して親切でない人に、
 親切にすること。

 不愉快な振舞いをする人に、
 礼儀正しく振舞うこと。

 深く傷つけられたときでも、
 その場で相手を許すこと。

 つまり、相手に足りないことを
 自分がするのです。

 フローレンス・ナイチンゲール”

がやっと、挿入された意味が分かりました。

うっかりすると、
まだまだ視野が狭くなってしまいますね。

■ 家族で考えるとどうだろう

小学校、場合によっては中学校は
補い合って自らを高めていくという事を学ぶのに、
本当に良い場なんだなと

改めて認識しました。

その上で、すごいメンバーが揃っている中で
何かを進めるって、本当に楽ちんだし、楽しいー!

そこに気づく事ができるのですね。

是非、息子もそんなジレンマと戦いながら
成長して行ってほしいですね。


■ 最近読んだ本
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき  – クレイトン・クリステンセン 

最近、ジョブ理論を発表したクリステンセン教授ですが、こちらの本もマダマダ色あせていませんよ。本が厚いので、長いこと腰が引けてしまっていましたが、読み始めると面白くて、ぐんぐん読めてしまいます。

なぜ、優良企業が失敗するのか?特徴的な意思決定の失敗パターン。など
重厚長大なレガシー企業のメンバーはマストな1冊です。
僕自身も、読み終わった後、周りの人とイノーベーションのジレンマについて
語る事が出来ました。




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2018年3月8日木曜日

”何に答えを出すべきか?” - ISSUE DRIVEN イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 - 安宅和人


ISSUE DRIVEN イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 - 安宅和人

2010年の本ながら、未だに人気でBookOFFとかでも
1,000円オーバーしてます。そんな本中々無いのではないでしょうか?
それだけ、本質を捉えられた本と云う事ですね。

先日、KAIZEN Platform のセミナーで再度取り上げられていたので
改めて、メモを確認してみました。


Value のある仕事とは


”生産性 = output / input = 成果 / 投下した労力、時間
 × 一心不乱に仕事をする
 ○ イシューの質をあげ、解を磨きこむ”

改めて、上の図を眺めてみましたが、
大前提として、生産性は高くなくてはならないのです。
大企業でのほほんと働いていると、
そもそもとして、ここから欠落している人が多いような気がします。

先ずは、そこを意識したうえで
イシューの質をあげる。解を磨きこむ。この順番です。


良いイシューの3条件


1.本質的な選択肢
2.深い仮説
3.答えが出せる


3番これが非常に大切です。
難しい問題を設定し、うーんうーんと頭を抱えていても仕方ないし
したり顔で、「難しいよね」とか云ってても話がすすみません。
答えが出せるという事。
そんな課題設定をしていきましょう。


情報収集のコツ


1.1次情報に触れる
2.基本情報をスキャン
3.集めすぎない、知りすぎない

どこからの伝聞だけでなく、オリジナルソースから情報を得るということ
基本情報を得るところで、一旦留めておき、集めすぎ知りすぎにならないということ。
ついつい、

「もっと他にも何かあるんじゃないか?」
「さらに、こういうパターンもあるのでは?」

と、ありとあらゆるものを手に入れようとしてしまいがちですが
一定ラインで留め、そこから意思決定をする事ですね。





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2018年3月6日火曜日

”行動を変えるのは、命令ではなくて質問の仕方” - 「1分間コーチング」 伊藤守


「1分間コーチング」 伊藤守

息子も小学生に入り、色々生意気になってきたので
コーチング手法を用いて、やるべき事とか引き出せたらいいなと思って読んでみたのが
2015年1月。

最近、後輩育成に悩んでて何か参考になる本は?と思って過去の
ノートみ返してたら発見しました。

・部下の成長は、上司の見守りで決まる
・出来ないことを叱らず、出来たことを認める

みたいな内容があって、改めて子どもに接するように接しなくてはと。

『人は自分の内側にある情報を、
 一度言葉にして外に出さないと認識できない。』





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2018年3月5日月曜日

プラットフォーム運営に欠かせない共有価値観 - ザ・プラットフォーム IT企業はなぜ世界を変えるのか? – 尾原 和啓


ザ・プラットフォーム IT企業はなぜ世界を変えるのか?  – 尾原 和啓

多くの企業が、プラットフォームになることを目指していますが

「そもそもプラットフォームとは何なのか?」
「プラットフォームにどんな可能性があるのか?」

といったところを昨年モチベーション革命を上梓した尾原 和啓さんによる
2015年の著書です。


IT企業のプラットフォームに注目する理由



”1.プラットフォームへの参加しやすさが高まっている
 2.社会や生活までしみ出し、大きく変える”

インターネット、スマートフォンの普及により
いつでもどこでも、オンラインで繋がる事が可能になり、
そこに、チャンスを見出している企業が多くいます。

様々な企業の決算説明資料を見ても、

「○○のプラットフォームになる。」

という記述が多く見られます。


プラットフォーム運営に欠かせない共有価値観


 strategy 戦力
 structure 組織
 skill スキル
 style スタイル
 staff スタッフ
 system システム
 そして、これを真ん中で繋げるのはShared Value 共有価値観

この共有価値観こそが、競争力の源泉になってくる

”自ら機会を作り出し、機会をもって自らを変えよ”
リクルート社訓

”偏執狂でなければ生き残れない”
intel アンドリュー・グローブ


日本型プラットフォームの可能性

ポテンシャルは 「 B to B to C 」





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2018年3月4日日曜日

カーネギーの『人を動かす』




カーネギーの『人を動かす』に学ぶ、人から好かれる10の方法(Forbes)
https://forbesjapan.com/articles/detail/20015

と云う訳で、過去記事まとめ

”心の底から出る場合に限って効果を上げる” - マンガで読み解く人を動かす- Dカーネギー

”誠実な関心を寄せる” - 人を動かす – デール カーネギー




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2018年3月2日金曜日

息子の1/2成人式に寄せて

「お父さんカメラ、カメラ!!」


君が、そろそろ生まれるよーってメッセージを発してから、29時間。
そんな長い時間を経て、出てきた君を見て看護婦さん達が僕に言いました。


「お父さんカメラ、カメラ」


カメラカメラってね・・
今の君はだったら想像できると思うんだけど、その時の僕は、もう涙涙で前が見えない状態ですよ。
一応鞄の中から、カメラを出してね。構えてシャッター押したけど、まともに取れたか?どうだか?
実際に写真撮ったかどうかも、今では あんまり思い出せません。


それから8週間の間、育児休暇を取っていた僕は、君と二十四時間、毎日一緒に過ごしてきたわけです。


鼻くそが取れないどうしよう?うんこが出ないどうしよう?目くそが出てきたどうしよう?とか


くその話ばかりじゃないよ。


沐浴したら、自分で腕を動かして丁度良い位置に来た、天才じゃないか?とかね
とても貴重な時間を過ごすことが出来て、本当に良かったです。


その後は、普通に仕事に復活したので、週末中心に一緒に過ごして来ましたが、
朝早起きして、会社に行く前に絵本を読んだりしたのは今でも良い思い出です。


 *


気づけば長いようで短いようで何とも言えない気持ちになりますが、ハーフ成人式ですか?
つまり、10年が経過したって事ですね。


ハーフ成人式。
半分だけ、大人の仲間入りって云う事ですね。


では、そんな君に良い事を伝えておくことにしよう。
それは、まあ、
「僕の言うことなんて、聞かなくていいよ」
ってことです。


僕が小さいころも父親、君から見たらじいじね、の云う事なんか聞いてられっか!
と思っていたけど、どこかでやっぱり親は正しいんじゃないかって思いが強くあって
自分自身で行動しきれなかった所も多々あるのね。


これから世界は 、今まで以上に目まぐるしく変わっていくし、
きっと僕の常識は、これからの世の中の常識じゃなくなって行ったりするんだろうな


もちろん、僕自身もね世の中の流れには、出来る限りついていくように頑張るつもりなんだけど
現在、42歳の僕と10歳の君との年齢差が32歳となった今、
やはり必ずしも正しいことを言えるかどうかわからない。


まあ、言うこと聞くなとは言いながらも、
「二人で決めたルールはちゃんと守ってよね」
っていうのは勿論ありますよ。


それ以外のところはね、
参考するも、しないも、好きにしてもらっていいよ。


ただ、何か行動は起こしてほしい。
最終的には自分で判断して自分の正しいと思った道を歩んでくれればいい。


最近では休みの日でも、朝から夕方真っ暗になるまで出かけてたきり帰ってこないので
一緒に遊ぶ時間もだいぶ減っちゃったし、
珠に一緒にゲームしても
マイクラやると3Dで酔っちゃうし、スプラトゥーンは難しいし、
辛うじてマリオは一緒に楽しめたけどね。
中々、一緒に遊べる機会はどんどん減って来ているね。


でも、たまに旅行に行ったりとかご飯食べに行ったり、
美術館に行ったりとか、そんな時にはゆっくりお話しながら、過ごそう


最後に、一言だけ
自分に嘘をつかずに生きてください。
そして、いつもハッピーに人生を楽しんで。


無いモノより、有るものを数えるような人生を!
そういう意味で、君の名前を付けたからね。


困ったことがあれば、いつでも相談して。
お父さんは、いつでも君のそばにいます。


1/2成人式おめでとう!
10年後に今日の分も浴びるほどビールを呑もう!!


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「節」をつくる余裕と智慧 - 仕事の課外授業-754「フシの自覚」


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「フシの自覚」

 この世の中、
 人の一生いろんなことがあるもので、

 何にもなくて平穏無事、
 そんなことはなかなかに望めない。

 だから
 時に感嘆も出ようというものだが、

 けれどもそのいろんなことの
 つらなりのなかにも、

 おのずから何らかのフシというものが
 あるわけで、

 何がなしにダラダラといろんなことが
 つづいていくわけでもない。

 ダラダラとつづいているように思うのは、

 そのつらなりのなかのフシを
 見過ごしているからで、

 だから心も改まらなければ
 姿勢もあらたまらない。

 大事なことは、
 このフシを見わけ、自覚し、

 そのフシブシで
 思いを新たにすることである。

 これがわかり、これができれば、
 いろんなことがすべてプラスになり

 進歩の糧となって、次々と起こることを
 むしろ歓迎するようにもなるであろう。

 フシは自然に与えられる場合もあるし、
 自分でつくり出していく場合もある。

 いずれにしても、とらわれない心で
 ものを見、考え、ふるまうことである。

 むずかしいことかもしれないが、やっぱり
 これがいちばん大事なことではなかろうか。

    (『続・道をひらく』松下幸之助)
   

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仕事の課外授業-754「フシの自覚」より

今回のキーは、

 「節」をつくる余裕と智慧

と考えました。

昨年から、月の様子や星の位置みたいなものを
多少なりとも意識するようにしてみました。

去年の段階では、余りしっかりできないのですが
今年は、未だ1か月半ですが真剣にやってみています。

新月、上弦の月、満月、下弦の月とPDCAを回して行くのですが、
約1週間ごとに

新月、PLANのタイミングで、一か月間で達成する目標を設定し
上弦の月、試行錯誤を学びとして実行に移し
満月、その結果を振り返り
下弦の月、改善を行っていく

と云う事を意識するだけで、1か月が意識持って過ごせると言うことが
わかりました。

これは、別に月の満ち欠けでなくても、毎月1日行うという事でも
良いかと思うのですが、せっかくならパワーが高まるタイミングを!
ということで、暫くこの感じで続けて行こうと考えております。

そこで、今回のキーとした

 「節」をつくる余裕と智慧

となるわけです。

月に30分程度の時間、1週間では5分程度の時間ですが
その「節」をつくる余裕が無いと、それだけの時間も割く事が出来ません。
先ずは、日々の生活にその余裕を持つ事ですね。

そのうえで、

 ”そのフシブシで
  思いを新たにすることである。”

達成できた事、出来なかったこと。
冷静に、客観的に受け入れ、次へと移っていく。
それを繰り返す事が、成長への近道なのかもと今更ながら気付きました。


■ 家族で考えるとどうだろう

社会人と比較すると、子どもの方が
何かと「節」はあるような気がします。

1学期、2学期、3学期
中間テスト、期末テスト。
GW、夏休み、シルバーウィーク、冬休み、春休み

そんな、「節」を上手く使いながら、
成長していって欲しいです。


■ 最近読んだ本

マーケット感覚を身につけよう ちきりん

”マーケットとは、不特定多数の買い手と不特定多数の売り手が
 お互いのニーズマッチする相手と価値の交換する場所”

現在、ANAのライバルは航空会社だけでなく陸運やTV会議も。
そして、就活、士業、婚活においてもマーケットでの取引へと
拡がっていっています。
その中で、不可欠なマーケット感覚、需給バランスとトレンド。
そんな感覚を身につける事の出来る1冊です。



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