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「徹底的に」
起こってはならないことが、
次々と起こってくる。
怒ってほしくないことが、
次から次に起こってくる。
去年もそうであったし、
ことしもまた同じこと。
誰が起こしているのか。
馬でもなければ牛でもない
馬や牛はただ人間からなされるまま。
人間を困らせるようなことは何もない。
困ることを起こしているのは、
やっぱり人間自身である。
夏衣で寒風に立てば、
まず普通の人はカゼを引く。
カゼを引きたくなければ、
それ相応の衣服をまとえばよい。
風に罪はない。
不用意な人間自身に因があるのである。
因があるから果があるので、
不用意、不心得の因があれば、
起こってはならないことも起こってくる。
つまり、起こるべくして起こったわけで、
よく考えてみれば何の不思議もない。
だから、何事も起こってはならないことを
起こしたくなければ、
お互い人間の、不用意、不心得を
徹底的に反省しなければならない。
ともすれば徹底を欠きがちな昨今、とくに
不用意な人間の心のあり方そのものを、
まずみずから徹底的に考え直してみたい。
反省し直してみたい。
自分のためにも社会のためにも。
(『続・道をひらく』松下幸之助)
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仕事の課外授業-756「徹底的に」より
今回のキーは、
”反省はしても、「徹底的」にはできていない”
と考えました。
先日、役員と話してる際に
「何かトラブルがある時には徹底的にやれよ!
これでいいかな?って思う程度の倍ぐらいで、手当てをした方がいいぞ!
そうしないことが、さらに悪い結果を招くことになる」
ということをおっしゃっていました。
まさに、これは今回のテーマに即していると思うのです。
何かまずいことをしてしまったかな。
と思うことがあって、手当てを打つ訳ですが
「これぐらいでいいかな?」
「これぐらいやっとけば大丈夫だろう?」
というところで、やめてしまった結果、
二次災害、三次災害を引き起こすことになってしまう可能性がある。
ということを懸念しての発言だったと思われます。
まだまだ、手を打てることがあるそのはずなのに、途中で手を止めてしまう。
そんなことは、普段の生活の中でもあります。
例えば何かに興味を持って、調べたり楽しんだりする趣味の分野でも
そこそこ楽しむのであれば、それでいいのかもしれません。
しかし、そこからもう一歩抜けるには、その先もう1ランク頑張る必要があるのです。
それを理解していないと、常に何度やっても同じことの繰り返しになってしまい
徹底的にできない結果、得られる結果も中途半端なものになってしまいます。
僕自身、割と色々な事に興味を持って、楽しむタイプなのですが
そこから、もう一歩抜けられない。
1ランク上に上がるまで頑張れずに次に移ってしまう。
そろそろ、何か一つステージが上がれるものを作れるよう
集中してみようと思います。
"油断なく、常にスタンバる。
そして常にライバルの2倍やる位、気合いある"
KENTHE390 真っ向勝負 晋平太パート
■ 家族で考えるとどうだろう
学校の勉強に関しても同じことが言えますね。
徹底的に、やらないと理解が進まない。
間違えた問題をただ直すのではなく、
徹底的に理解するまでやり直さないと、
結果、また同じところを間違えてしまう。
ゲームでも徹底的にやりこまないと、
強くはなれない。
徹底的にやりこむ。そんなスタイルを
今の内に身につけて行って欲しいです。
■ 最近読んだ本
空気を読んではいけない 青木真也
格闘家 青木真也のストイックなまでの哲学が溢れています。
”周囲に流されることなく常に隙間を探し、
新たな技術を追い求め続けてきたことは、
結果的に僕の選手としての市場価値につながっている”
”朱に交われば赤くなるという言葉があるように
人間は良くも悪くも置いている環境に慣れてしまう”
”代えのきかないファイターは自然と商品価値が高くなる”
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