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「フシの自覚」
この世の中、
人の一生いろんなことがあるもので、
何にもなくて平穏無事、
そんなことはなかなかに望めない。
だから
時に感嘆も出ようというものだが、
けれどもそのいろんなことの
つらなりのなかにも、
おのずから何らかのフシというものが
あるわけで、
何がなしにダラダラといろんなことが
つづいていくわけでもない。
ダラダラとつづいているように思うのは、
そのつらなりのなかのフシを
見過ごしているからで、
だから心も改まらなければ
姿勢もあらたまらない。
大事なことは、
このフシを見わけ、自覚し、
そのフシブシで
思いを新たにすることである。
これがわかり、これができれば、
いろんなことがすべてプラスになり
進歩の糧となって、次々と起こることを
むしろ歓迎するようにもなるであろう。
フシは自然に与えられる場合もあるし、
自分でつくり出していく場合もある。
いずれにしても、とらわれない心で
ものを見、考え、ふるまうことである。
むずかしいことかもしれないが、やっぱり
これがいちばん大事なことではなかろうか。
(『続・道をひらく』松下幸之助)
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仕事の課外授業-754「フシの自覚」より
今回のキーは、
「節」をつくる余裕と智慧
と考えました。
昨年から、月の様子や星の位置みたいなものを
多少なりとも意識するようにしてみました。
去年の段階では、余りしっかりできないのですが
今年は、未だ1か月半ですが真剣にやってみています。
新月、上弦の月、満月、下弦の月とPDCAを回して行くのですが、
約1週間ごとに
上弦の月、試行錯誤を学びとして実行に移し
満月、その結果を振り返り
下弦の月、改善を行っていく
と云う事を意識するだけで、1か月が意識持って過ごせると言うことが
わかりました。
これは、別に月の満ち欠けでなくても、毎月1日行うという事でも
良いかと思うのですが、せっかくならパワーが高まるタイミングを!
ということで、暫くこの感じで続けて行こうと考えております。
そこで、今回のキーとした
「節」をつくる余裕と智慧
となるわけです。
月に30分程度の時間、1週間では5分程度の時間ですが
その「節」をつくる余裕が無いと、それだけの時間も割く事が出来ません。
先ずは、日々の生活にその余裕を持つ事ですね。
そのうえで、
”そのフシブシで
思いを新たにすることである。”
達成できた事、出来なかったこと。
冷静に、客観的に受け入れ、次へと移っていく。
それを繰り返す事が、成長への近道なのかもと今更ながら気付きました。
■ 家族で考えるとどうだろう
社会人と比較すると、子どもの方が
何かと「節」はあるような気がします。
1学期、2学期、3学期
中間テスト、期末テスト。
GW、夏休み、シルバーウィーク、冬休み、春休み
そんな、「節」を上手く使いながら、
成長していって欲しいです。
■ 最近読んだ本
マーケット感覚を身につけよう ちきりん
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その中で、不可欠なマーケット感覚、需給バランスとトレンド。
そんな感覚を身につける事の出来る1冊です。
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