2017年5月21日日曜日
どの道を選んでも「自分の道だ」 - 仕事の課外授業-713「岐路にたちつつ」より
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「岐路にたちつつ」
動物園の動物は、食べる不安は何もない。
他の動物から危害を加えられる心配もない。
きまった時間に、
いろいろ栄養ある食べ物が与えられ、
保護されたオリのなかで、ねそべり、
アクビをし、ゆうゆうたるものである。
しかしそれで彼らは喜んでいるだろうか。
その心はわからないけれども、
それで彼らが、身の危険にさらされながらも、
果てしない原野をかけめぐっているときの
しあわせを、時に心に浮かべているような
気もするのである。
おたがいに、いっさい何の不安もなく、
危険もなければ心配もなく、
したがって苦心する必要もなければ
努力する必要もない、
そんな境遇にあこがれることがしばしばある。
しかしはたしてその境遇から
力強い生きがいが生まれるだろうか。
やはり次々と困難に直面し、
右すべきか左すべきかの不安な岐路にたちつつも
あらゆる力を傾け、
生命をかけてそれを切り抜けえゆく
――そこにこそ人間としていちばん充実した
張りのある生活があるともいえよう。
困難に心が弱くなったとき、
こういうこともまた考えたい。
(『道をひらく』松下幸之助)
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仕事の課外授業-713「岐路にたちつつ」より
今回のキーは、
どの道を選んでも「自分の道だ」
と考えました。
先日、ある方とお話していた中で
今まで、どのような形でキャリアを形成してきたのですか?
と、質問を受けたのですが
「正直、流されるままにやってきました。」というのが
いままでの自分です。
特に意思を持って、道を選らんで来たというよりは
その時々で、誘われたり、声がかかったりしながら
なんとなく、やってきたというのが事実です。
それでも、12年くらいは延長線上で何とか上手くやってきたのですが
5年前に異動になった時は、年齢もあって大分しんどかったです。
ドラクエの世界でいえば、転職をしていきなりレベル1に戻る感じ。
今までは、戦闘でも最前線で戦って来た筈が
いきなり、お荷物メンバーになり、戦闘もレベルを上げてもらう側へ。
自分の意思で異動したわけではないので、
「あちらにしておけばよかったな」という気持ちは、
ありませんでしたが、とにかくしんどかった事だけは覚えています。
今思うと、当時何してたんだろう?余り思い出せません。
でも、5年過ごして来て思えるのは
やはり、この道で良かったな。ということです。
あのままの延長戦上で過ごした5年と比較すれば
確実に、自分のレベルアップにもなったし、色々な事も知る事が出来ました。
本文中の表現で言えば、
自分を鍛えるための「困難な方」
だったんだと思います。
で、5年経った今。気がつけば、少しづつ今の延長戦が
「安全な方」「楽な方」に近づいて行っているような気もします。
そういう意味での、「選択肢のある岐路」ですね。
このことを自覚し、
「自分で選ぶことができる」という可能性を味わって
みようかと考えています。
■ 家族で考えるとどうだろう
今回の課外授業を読んで思いついたのは、
息子の運動の事でした。
野外保育での経験か、生まれながらのセンスか
今までは、日々の生活を普通にしているだけで、
足が速いというポジションを掴んで来ましたが、
そろそろ、毎週スポーツクラブに通い続けている
同級生達と差が縮まってくるのではないかと。
基本的には、本人の意見を尊重していきたいのですが
彼の才能を伸ばしてあげるにはどうすれば良いのか?
それも、選択肢の岐路に立った時、
自分に選べば良いのか?
大人として、多少は導いてあげるべきなのか?
まだまだ、答えが出ないところですが
改めて考え直してみることにします。
■ 最近読んだ本のコーナー
あなたの一日は27時間になる。 木村聡子
知り合いに誘われて行ったイベントであった人が税理士で本の著者でした。
仕事を短時間で終わらされる4つのポイントについて書かれています。
1.過ごし方を見直す
2.段取りを徹底する
3.環境を効率化する
4.スピードアップ
特に過ごし方のところから、見直す事が大事ですね。
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