「R25」の作り方 - 藤井 大輔
大分今更感はあるのですが、発行当時、配架と共にすぐ無くなって
読みたくても読めなかったフリーペーパー。
そのR25がどのように作られたんだろう?と手に取ってみました。
あらから10数年が経ち、メディアビジネスも多少理解するようになりましたが
当時は、こんなクオリティのものをどうしてフリーで作れるのか
さっぱり分からず、友人たちとR25やべえやべえとか言いあったり、
読み終わった、R25を回し読みしてたりもしてました。
読み手側がこれだけ、熱狂するために
作り手側がどれだけ、考えて何を大切にしていたか?
と云う事に触れる事が出来る1冊です。
どこで読んでもらうのか?
”・帰りの電車の中で読んでもらう
・2分くらいで読める文量 約800文字
・ONとOFFの境目
・帰りの電車
・木曜日
・記事の流れ”
これを読むだけでも、かなり細かいユーザー体験を設計している事が分かります。
また、その体験を誌面での記事の流れもリンクさせるといった工夫もあり
あれだけの熱狂を生むには、それだけの創り手の熱量が必要なんだと。
”・新刊ではなくテーマに合わせた本紹介
・上から目線でなく兄貴分として
・NG ワード:「サルでもわかる」「今さら聞けない」”
”・知ったかぶりをしない
・遊び心を忘れない
・無責任に頑張れと言わない”
また、ユーザーだけでなく、発信側のペルソナも丁寧に設計されている事が
これらからも、分かりました。
読者とメディアというスタンスよりも、先輩後輩や兄弟に近い感じなのかと
フリーランスが集まる会議の落とし穴
”× 記事を採用してもらうべく水面下での足の引っ張り合い
○ 企画会議の参加に報酬を支払う
○ 得意分野を持つ素人目線
○ 会議っぽくしない”
如何に、色々なプロに集まってもらい楽しく仕事を進めるのか?を
考えた時に、役立つ考え方だと思いました。
これから、世の中は更にフリーランスが進み、そんな方たちと
いいモノを作って行くにはどうすれば良いのか?
のヒントになると思います。
三つのステークホルダーの正三角形
”読者 広告主 スタッフ・ブレーン
バランスより R25 ならではの広告コミュニケーション”
「バランス」をとってしまう事で、誰得なものを作ってしまうよりも
「らしさ」を目指す事で面白さを追求する。
とても簡単そうで難しいそうですが、忘れないようにしていきます。
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