2017年11月11日土曜日

「素直さ」を磨く必要がある - 仕事の課外授業-738「己を知る」より


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「己を知る」

 戦いはまず敵を知ることから始めよ、
 とはよくいわれることである。

 太平洋戦争においてわが国が負けたのも、

 米国の力をよく認識していなかった、
 相手をよく知らなかったからだと
 いわれている。

 それはつまり、

 まず”己を知る”ということである。
 己をかえりみるということである。

 敵を知ることもむつかしいけれども、
 己を知るということは、もっとむつかしい。

 しかし、敵を知らなければ、
 勝負は定まらないとしても、

 己を知らなかったら、
 戦いには必ず敗れる。

 連戦連敗。
 その敗因はわが身にありである。

 世事万般、
 これと全く同じことがいえると思う。

 みずから不都合を生み出している場合が、
 案外に多いのである。

 敗因われにありという悔いを
 おたがいに残さないために、

 己を知る心がけを、
 いかなる場合も失いたくはないものである。

      (『道をひらく』松下幸之助)

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仕事の課外授業-738「己を知る」より


今回のキーは、

 「素直さ」を磨く必要がある

と考えました。

「彼を知り己を知れば、百戦殆からず。」

ですね。
自分の事。中々見えないものです。

自分が強みだと思っているものが、
実はそうでもなかったりして

自分では、大したことないなと思っているものが、
実は、他者からみれば強みだったりして。

僕自身に関していうと、割と直近での
業務設計とか事業戦略系の知識や経験が強みだと思っていたのですが、
それよりも、元エンジニアということでITに強い。
というところに、興味を持って頂いている。
事に気づきました。

気づいたと書くと自分で発見したようですが、
話をする中で、尋ねた結果教えて頂いた。
というのが、事実です。

自分の中では、もう既に10年以上の前の話だし
コードを書いていたと云っても、たかだが3,4年位のもんだし
と思っていても、そこの経験があって
現在、別な業務をしているというのが興味深いようです。

こういうのは、誰かに聞かないと分からないものです。
さらに、聞いたとしても

 「またまた、そんなぁ」

とか思っていては、余り意味も無く
素直に、

 「なるほど!そうなんだ!!」

と受け入れる事で、気づけるんですよね。

そういわれると、今までの僕自身は
多分、ありがたい、アドバイスを貰っても

 「それは違うでしょ?」
 「いやいや、分かってないね」

とか、云ったり、思ったりしてしまったかもしれません。

昔に比べ、少し素直さに磨きがかかったのですね。

■ 家族で考えるとどうだろう?

息子を例にとってみると、子どもって
強みに関しては、すごい素直ですよね。
すごい、真っ直ぐ受け入れる感じがします。

一方で、「指摘」は全く聞く耳をもちませんが
でも、結構ちゃんと聞いてます。

だからこそ、「指摘」の仕方は注意しなくてはです。

真っ向から否定するような形ではなく、
うまく伸ばしてあげるような指摘を心がけたいです。

■最近読んだ本のコーナー

半径5メートルの野望 - はあちゅう

何かと話題のはあちゅうさんの著書をあらためて読んでみました。
割と毒舌で、イケイケなはあちゅうさんですが、
実は結構、モヤモヤしてたりして。
その負の気持ちを燃料に変えて行動してるんだなぁというのが
すごく分かります。

”一日の長さは、他の人と同じなので
 自分なりに、自分の人生に必要なものと削るものを決めています。”


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