本を読む人だけが、手にするもの - 藤原和博
僕は、毎年新人が入ってくると
「本を読もう。本を読んでいる人が皆偉くなってるとは限らないけど、
偉くなっている人、活躍している人は大抵本を読んでいるよ」
と云う事を伝え、早く本を読む方法を伝えています。
でも、継続的に本を読む奴って殆ど居ないんですよね。
勿体ない。
と云う訳で、すべての本好きに贈る、本を読む事のすばらしさを再認識する本です。
とかく、本を読まない人たちの反論や意識高い系批判などに気にせず
本を読むだけで、10人に1人の人材なっていきましょう!
(今日本で定期的に本を読む人は、10人に1人程度)
読書とは、「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること
”受容体を複雑な構造にするための近道は、いろいろな著者の本を読む事”
本を読む事で、様々なキーワードや考え方に出会ったりします。
それを元に、調べてみたり、自分自身の意見を考えて見たり。
そうすることで、センサーがひとつ生まれる感じなんですよ。
暫く経ってからとかで、何かそのキーワードに出会ったときに
その時の読書体験がフラッシュバックされるような感じです。
本を読んでなければ、スルーしてしまったような事に
ひっかかりを創るような。そんな感覚です。
”本を読むことは、「みかた」を増やすこと
一つは、「見方」を拡げる
一つは、「味方」を増やす”
本を読んで欲しい事の1番の理由と言っても良いのは、
世界が広がるって事です。
普通に生活していると、どうしても自分の枠の中での考えや価値観を
抜け出す事は難しいです。
でも、本を読む事でこんな事を考えている人も居るんだ!とか
周りでは変人扱いだけど、場所が変われば、普通にこういう人って
たくさんいるんだ!とか
そういう事に気付く事が出来るんです。
今の環境に疑問を感じて居ない人や、一方で閉塞感を感じている人ほど
是非本を手に取ってみてください。
相手との距離を縮める本
中々、そんな機会も無いですが極まれに本の著者にお会いする機会があったりします。そんな時には、事前にその著者の本を読んでおくと、挨拶した際に
「著書、拝読させて頂いてます。」
というだけでも、大分距離感が縮まりますね。
「本で書かれていた、〇〇の件ですが・・・」
なんて言ったら、話も大分盛り上がりそうです。
もう一つは、先輩・後輩の薦められた本を読むという事。
これに関しては、その場でamazonで注文する位すると
好感度高いのは確実です。
一方で、注文しっぱなしで読んでないだと、後で若干の残念さがやってくるので
届いたら、必ず読んで、感想を伝えると、
大分評価高くなりますね。
恋愛とかでも使えそうな作戦です!(笑
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