2017年9月3日日曜日

「ビジネスをビジュアルで伝える」参加してきました

明星大学
DESC デスク(DESIGN SCHOOL デザインスクール)
デザインを学びたい社会人のための公開講座
仕事に活かすデザインってなんだろう?

「ビジネスをビジュアルで伝える」

参加してきました。

前後半に分かれていて、前半は講義。
後半は実際に本を見ながらのワークショップとなってます。

文字デザインをする上での基本的な事が整理できた事で、

"「差異」がある=役割が異なる → 「差異」を管理する必要がある"

というのが、残りました。
今まで、後輩とかに
「何でお前のスライドはページでバラバラなんだ気持ち悪いから揃えろ」
としか伝えられなかったのですが、
これからは論理的に指導出来るようになれました。

以下、前半を中心にメモ ------->>

講義「文字の役割分担について」

企画 × 表現
 ⇒ 表現とは、見える形、触れる形、食べられる形・・等 五感に訴える事
 ※ 受け取り側が次に起こす行動を意識して形を作る
(講義中の板書を参考にデータ化)

・表現で伝える メッセージとしてのデザイン。
・滑舌よく分かりやすく話す と同じように 紙面上に表現する。

Q:本の文字には、どんな役割があるのか?
A:本文、ノンブル、柱・・・

・視覚的に何かが違う = 「差異」があるから
・「差異」がある=役割が異なる → 「差異」を管理する必要がある

Q:差異を管理すると何がいいのか?
A:誘目性 高  ・タイトル
      ↑ ・サブタイトル
        ・小見出し、著者
        ・本文
        ・脚注
      ↓ ・キャプション、著者紹介
      低 ・ノンブル、柱

 読んでもらいたい順?
 重要性が高い順?
 ⇒ヒエラルキーを与えると云う事

Q:差異を管理する方法
A:文字の設定(サイズ、ウエイト、書体、段組み、行間、行長、字間)
A:色を使う 色相(色見)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)

例  差異を管理する方法
   差異を管理する方法
 ⇒明度の差が低いと読みづらい

A:その他
  ・ポイントで色を替える
  ・線を沿える

その他
Q:一般的に読み易い設定とかはあるのか?
A:文字は10pt以上、行間は二分四分(5割+2.5割 = 75%)行送り175%

TIPS*:スライドの内容が変わる際に、下地に薄い色を引くだけでも
    受け取り側のニュアンスが変わる。
    印刷物では、紙質を変更するなど。
  

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