2017年9月30日土曜日

「修羅場をくぐった経験」 - 仕事の課外授業-732「自得する」より


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「自得する」


 獅子はわが子を
 わざと谷底につきおとす。
 
 はげしい気迫である。
 きびしい仕打ちである。
 
 だがそのきびしさのなかで、
 幼い獅子は決してへこたれない。

 必死である。真剣である。

 そして、いくたびかころび落ちながらも
 一歩一歩谷底からはい上がる。

 はい上がるなかで、
 はじめて自立を会得する。

 他に依存せず、みずからの力で歩むこと
 の大事さを、みずからの身体でさとる。

 つまり自得するのである。

 そこから獅子本来のたくましさが
 芽生えてくる。

 自得するには、きびしさがいる。
 勇気がいる。

 ときには泣き出したいような、
 途方に暮れるようなこともあろう。

 泣くもよし。嘆くもよし。

 しかしその次の瞬間には、
 新たな勇気を生み出さねばならない。

 きびしさこそ、
 自得への第一歩ではないか。

 たくましい自立への道を、
 みずからさとる貴重な道しるべではないか。

 勇気を出そう。元気を出そう。

 激動する世界のなかで、
 日本の国も容易ではない。

 だから、おたがい一人ひとりも、
 決して容易ではない。

 自得へのきびしい日々を
 覚悟したいものである。


      (『道をひらく』松下幸之助)
    

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仕事の課外授業-732「自得する」より

今回のキーは、

 「修羅場をくぐった経験」

と考えました。

先日、参加したNewspicksのイベントで

NewsPicksアカデミア『40歳が社長になる日』(大企業編) 行ってきました。
http://toyodarock.blogspot.jp/2017/08/newspicks40.html

”今の30代、40代は筋トレし過ぎで
 スポーツ出来ないような体になっている”

とおっしゃっていたのですが、
正にそれに近い話です。

自分自身もそうなんですが、
経営の勉強もしている、マーケティングの本も読んでいる。
でも、実経験に繋がって無いから、「修羅場をくぐった経験」を
してないので、どこか机上の空論になってしまっているし、
どこか、評論家じみてしまうんですね。

リアリティに欠けるという。

それを、打破したくて現在転職活動しているのですが
やっぱり、「修羅場をくぐった経験」が少ないのか
魅力に欠けるんでしょうね、いまひとつ上手くいかない。
という、モヤモヤループにハマりつつあります。

とかね、うだうだ書いている位だったら
小さくても、何かアクションに移して行った方が良いですね。

と云う訳で、
アクション!アクション!


■家族で考えるとどうだろう

やっぱり、色んな経験を積んでほしいですね。
希望としては、寄宿学校とかにも行って欲しいし
サマースクールみないなのとか、
普段接しない人の中に入っていくのって
大人になっても緊張するものですが、
そんな経験も積んで欲しいと思っています。

あとは、冒頭の獅子の話ではないですが、
どこまで親が、背中を押すかってところは悩みどころです。

丁度良い、ころ合いが上手く見つけ出せるとよいのですが。。


■  最近読んだ本のコーナー

コンサルタントの質問力 野口吉昭

自宅の本の整理をしていたら、奥の方から出てきました。
読んだっけ?読んでないんだっけ?と思いながら、読んでみると
読んだ事があるようなフレーズもありますが、
改めて、色々ハッとさせられますね。
質問力というのを、仮説力、本質力、シナリオ力の三つに分けて
解説されています。


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