NRI 野村総研が97年から生活者1万人に対し
生活価値観や消費行動・意識などについての大規模調査をまとめたものです。
3年ごとに行っている調査なので、
消費スタイルがどのように変化しているかが分かりますが
本としては、ぱっとの感じ、あまり魅力的では無いですよね。
でも、意外と読んでみると結構楽しめる内容になっているので、
何かしらの参考になるかと思います。
日本人の4つの消費スタイルの構成割合
・利便性消費:安さより利便 37% → 43% UP↑
・プレミアム消費:付加価値 13%→ 22% UP↑
・安さ納得:安ければ良い 40%→ 24% DOWN ↓
・徹底探索:お気に入りを安く 10%→ 11% →
この結果かから分かるのは、
単に安ければ良いという傾向は減って、何かしらの価値(利便、付加価値)を
求める傾向が強まっているという事ですね。
100均がそこらじゅうにあって、安いものは簡単に手に入るようになった今、
価値に重点を置くようになったというのは、感覚的にもズレていないですね。
近年強まっている価値観
・日本の国や国民を誇りに思う
・夫婦間で秘密があってもよい
・親の離婚は親の自由
東京オリンピックへ向けてのインバウンドの盛り上がり等もあいまっての
日本の再発見、Discover JAPAN 的なものは確かにある気がします。
2016年winterでは、ZARAとかから、スカジャンが出てたりして、
外から見た再評価みたいなのもあるんでしょうね。
積極的にお金を使いたい分野
・食料品
・教育費
・外食
・人との付き合い、交際費
これに関して自分の感覚で云うと、食料品も安いよりも健康に良さそうなものへの
志向が高まってきてます。
他には、教育費という意味では、子どもに対してもそうですが、
自分自身への教育投資(本や、セミナーへの参加)も高まって来ています。
後は、人との付き合い、交際費という意味では
知り合いがクラウドファウンディング挑戦していると、応援したくなるというのも
ありますね。
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