2017年8月21日月曜日

「常に、最高の自己を発揮する」 - 仕事の課外授業-726「力をつくして」


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「力をつくして」


  どんな仕事でも、一生懸命、
 根かぎりに努力したときには、

 何となく自分で自分をいたわりたいような
 気持ちが起こってくる。

 自分で自分の頭をなでたいような
 気持ちになる。

 きょう一日、本当によく働いた、
 よくつとめた、そう思うときには、

 疲れていながらも食事も美味しく
 いただけるし、気分もやわらぐ。

 ホッとしたような、
 思いかえしても何となく満足したような、

 そして最後には
 「人事をつくして天命を待つ」

 というような、
 心のやすらぎすらおぼえるのである。

 力及ばずという面は多々あるにしても、
 及ばずながらも力をつくしたということは

 おたがいにやはり慰めであり喜びでもあり
 そしていたわりでもあろう。

 この気持ちは何ものにもかえられない。
 金銭にもかえられない。

 金銭にかえられると思う人は、
 ほんとうの仕事の喜びをいうものが
 わからない人である。

 仕事の喜びを味わえない人である。
 喜びを味わえない人は不幸であると
 言えよう。

 事の成否も大事だけれど、
 その成否を越えてなお大事なことは、

 力をつくすという 
 自らの心のうちにあるのである。


      (『道をひらく』松下幸之助)
  

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今回のキーは、

「常に、最高の自己を発揮する」

と考えました。

最近は、息子の影響もあり日本語ラップばかり聴いているのですが、
(先日、フリースタイルダンジョンを制覇した)
晋平太のCHECK YOUR MIC REMIX の中でも

”これはDISとRESPECTこめたマイクテスト
 俺のマニフェストそれはDo my best”
(晋平太 - CHECK YOUR MIC REMIX )

とRapしてます。
フリースタイルダンジョン制覇は、ある意味
ベストを尽くした結果なんだろうなと。

逆に自分自身の事を考えると、特にここ2,3年そんなにベストを
尽くしていない事に気付きました。
ベストを尽くしていないというかどこかしら、安全圏を確保して
75点レベルをキープしてきた感じです。

「やり切った~」

と云うよりは、

「乗り切った~」

という方が近く、改めて反省。

背景には、
若いころみたいに無茶出来ないとか
自分が、倒れたら結局誰かに迷惑をかけてしまうとか
働き方の変革とか
そんな云い訳があるのですが、その程度のレベルでやっても
結果がついてこないというのも現実問題として身にしみてます。。
これこそが正に、

 「力をつくした」ということは、
 「金銭」にはかえられない。

これが、ベストを尽くしたからこそ手に入れる事が出来る
「金銭」には変えられない、何か?なのです。

今回のメルマガを通じて、
最近の自分の停滞感の理由が分かりました。
ここは、改めて「力を尽くして」やることに
再び挑戦していく事にします。


■ 家族で考えるとどうだろう

本当の目的は、「自己を最高度に生かすこと」

「尽くす」とか書くと誰かの為、何かの為を
想像してしまいますが、
実は、やり尽くす事で得られるリターンは大きくて
結果として、自分を更に生かす事に繋がって行くんだと云う事に
自分自身、やっと気付き始めました。
ちょい噛みや、そこそこや、適度では
得られない何か。それを得るためにも
「力を尽くす」と云う事。これが実は、大変そうで
一番効率の良い事なんだよ。ということを一緒に学んで行きたいです。


■最近読んだ本のコーナー

トップ1%の人だけが実践している思考の法則 - 永田豊志

最強フレームワーク100 等の著書で知られる永田氏による
思考力に関する本です。
理念を中心に思考と行動をぐるぐる回す5A-cycleや、
顧客価値の考え方、「不」の解消など
そこそこの年齢になったら、押さえておきたい思考について
分かりやすくまとまっています。


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