2016年4月20日水曜日

「丁寧が悪いこと」になっていないか? - 仕事の課外授業-657「丁寧に生きる」 


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  豊かな暮らしとは、丁寧に生きること。
  
               
     (花森安治『暮しの手帖』初代編集長)

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仕事の課外授業-657「丁寧に生きる」 より


日曜の東京は、強風でダイヤも大分乱れているようですね。
我が家のベランダも、植木が倒れたり、ゴミが散乱したりと
燦々たる状況です。

もし、風がやんだら、後で片つけようかと。

それでは、本題に行きましょう。

今週は、暮らしの手帖初代編集長です。
丁寧に生きると云えば、暮らしの手帖って感じがしますね。

今回のキーは、

 「効率優先」と引き換えに、
 「丁寧が悪いこと」になっていないか?!

と考えました。

事業戦略部という職種柄、日々事業管理とかを行っていると
「おいおい、それは大分効率が悪くないか?」
と思うことは、正直幾らでもあります。

でも、その一方で心がけている事の一つは
必ずしも、効率が悪い事が「悪」では無いということ。

仕事は、やはり人と人とのコミュニケーションなので
単純に効率を追求するだけでは、
齟齬が発生する可能性が増えてしまいますね。

とは、いいつつ、、

打ち合わせに行くのめんどくさーい!と
ついつい、テレビ会議で済ましてしまおうとする自分も。
テレビ会議が、もっとナチュラルに会議できるようになれば
良いのですが。

もう一つ、語るべきは
「丁寧」と「単なる繰り返し」を一緒にしてはいけないと思う。

本文にもあるように、「丁寧」は
芸術であり、センスですが、
「単なる繰り返し」は唯の作業です。

そこに、芸術やセンスの不要な事であれば、
極力、効率化を進めた方が良いと考えています。

今年より、1名部下が増えたのですが
最初に伝えた事は、全く同じ事を3回やらないということ。
試行錯誤や工夫を凝らして、同じ事をしないように挑戦して欲しいです。


■ 家族で考えるとどうだろう?

今書きながら思ったのは、子どもとの関わりに於いては
全く同じ事を3回も4回もやってもいいかなと言う事でした。

同じ本を、何度も繰り返し読んでみる。
同じゲームを、何度も繰り返しやってみる。
同じ事を、何度も繰り返し伝えてみる。

本当に効率化を追求しないことが、
家族だけの特権で、それこそが

丁寧に生きる

ということなのかもしれません。


■ 読んだ本のコーナー

愛さなくてはいけないふたつのこと 松浦 弥太郎
http://toyodarock.blogspot.jp/2016/04/blog-post_15.html

「暮らしの手帖」何代目?編集長の弥太郎さん本です。
恐怖と寂しさについて書かれた本ではあるのですが、
根底にあるのは、やはり丁寧に生きるというところですね。

弥太郎さん本はたまに読んでみると、
丁寧な気持ちになれてよいです。




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