2016年4月19日火曜日

"ときに、親は子どもの才能を見過ごしてしまう" スタンド・バイ・ミー



何年ぶりだろう?「Stand by Me」観ました。先週に引き続き息子と。
原題は『THE BODY』(死体)っていうのを始めてしったよ。

やっぱ、リバーフェニックスはこの頃が一番かっこいいな。
コリーフェルドマンもいい味出してる。
大体似たようなキャラだけどグニーズも好演してていいね。

エースがどっかで観た事歩きがするんだけど、誰だっけ?
と思ってたら、ジャックバウアー(キーファーサザーランド)でした。
あんま変わってないね。


で、本題。タイトルの台詞は、クリスがゴーディーに言う台詞。

才能というのは、時に理解されないもの。
親は、子どもの才能に気付かない内にその芽を摘んでしまうこともあるのです。例えば、

 喋りすぎてうるさい ⇒ トークが得意
 走り回る ⇒ 運動が好きでじっとしてられない
 寝食を忘れ、本を読む ⇒ 読書家

みたいなものが挙げられますね。

ゴーディーは小説が好きで書いているのだけど、
父親には理解されず、投げやりになっているところを、
クリスが彼の才能を認め「守ってやる」と言うんです。

泣けます。ごはんお替り出来ます。


実は僕も昔から、絵を描くのとかデザインとか好きで、
ずっとやってきて、本気で美大芸大に行こうとか思ってたのですが、父親に

「才能なんかねぇよ」

的に否定され、今の人生を歩んでいるわけです。

でもやっぱり、折りに触れて、親の云う事を聴かずに進んでたら
どんなパラレルワールドが待っていたんだろうと思ってしまいます。

一時期、この件で大分父親に反発してましたが、
父親も父親で割りと絵とか上手くて、退職した今も好きで絵を描いていたりします。

そう考えると、父親自身、好きな絵を描くという事を仕事に出来なかった葛藤と、
逆にそれを選ばなかったからこそ今の家族や彼の人生がある。

という想いが、僕への否定に繋がったのかもと思えるようになってきました。

逆に僕は、自分の体験を元に、息子には自分の好きなこと、
やりたい事を思い切りやってくれればいいなと、常日頃おもっているのでした。


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