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逆境-それはその人に与えられた尊い試練であり、
この逆境にきたえられてきた人は誠に強靭である。
古来、偉大なる人は、逆境にもまれながらも、
不屈の精神で生き抜いた経験を数多く持っている。
まことに逆境は尊い。
だが、これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、
逆境でなければ人間が完成しないと思い込むこと
は、一種の偏見ではなかろうか。
逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。
要は逆境であれ、順境であれ、
その与えられた境涯に素直に生きることである。
謙虚の心を忘れぬことである。
素直さを失ったとき、
逆境は卑屈を生み、順境は自惚を生む。
逆境、順境そのいずれをも問わぬ。
それはそのときのその人に与えられた一つの運命
である。
ただその境涯に素直に生きるがよい。
素直さは人を強く正しく聡明にする。
逆境に素直に生き抜いてきた人、
順境に素直に伸びてきた人、
その道程は異なっても、
同じ強さと正しさと聡明さを持つ。
お互いに、とらわれることなく、甘えることなく、
素直にその境涯に生きてゆきたいものである。
「素直に生きる」
(『道をひらく』松下幸之助)
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仕事の課外授業-679「素直に生きる」
みなさんこんにちわ。
秋のシルバーウィーク如何お過ごしだったでしょうか?
本日、息子は友人と出かけていったきり帰ってきません。
雨が降ってるのに帰ってこないというのは、
きっと近所のイオンへゲームしに行ったんじゃないかと。
さて、雨降りが続き大分肌寒くなってきました。
涼しくなって嬉しいのは、そろそろ会社に行くにもまともな格好が出来るようになることですね。
(夏場は暑いから半袖シャツ着てるけど、半袖シャツの裾をズボンに入れるのは
本当は余り好きではないのです。)
これから、12月末まではジャケットの素材を変え、セーターを着たりしながら
ジャケットスタイルが楽しめるのが嬉しいです。
(1,2月になると、今度は寒くてコートを着るのが余り好きではないです。)
では、素直に生きる行きましょう
今回のキーは、
「平生の心がけ」から見直し、鍛錬する
と考えました。
先日紹介した本「 「成功曲線」を描こう 」で、
感情のコントロールがタイムフラストレーションを防ぐ
といった事が書かれていました。
つまり、どういうことかと言うと、
1.やる気になっているところに、
2.電話が掛かって来て中断
3.電話を切ったあともムカムカ、もやもやで時間が経過
4.暫くして、やっと落ち着く(1へ戻る)
という具合に、1~4がループすると
やりたい事が上手く進まず、フラストレーションだけが
溜まっていくというものです。
今回のメルマガの内容で行くと、
順境、逆境でイチイチそれに反応しない!
と言う事ですね。
「暑い」「寒い」
だことで、平常心を失っている時間が勿体無い。
人生は有限、その時間で何をするかを問うた時に
答えは、必ずしもくだらない事に心を動かされる事ではない筈。
「雨」にも「台風」にも、為すべきを為す。
短いけれど、シンプルにそういう事なんだと理解しました。
■ 家族で考えるとどうだろう
これはもう、親子関係も夫婦関係も同じですね。
小さい事に腹を立てない。
腹を立てたとしても、引きずらないという事。
ちなみに、僕達夫婦が結婚した時に、
3つの誓いというのがあって、
その内の一つは、
「喧嘩はお互いの理解の為にする事、
起きてしまった喧嘩は、いち早く収まるように努力すること」
というのがあって、当時はなんとなく
いいねぇとか思って決めたんだけど、
時を経て、重みを増してきました。
■ 最近読んだ本のコーナー
”すべてが見えてくる飛躍の法則” 石原明
「仕事をする上で、一つ上の目線でやりなさい」
って誰かに云われたんだか、自分で気付いたんだか
忘れたんだけど、一応長年自分も意識しているし
後輩達にも伝えてきた言葉なのですが、
正にそんな内容の本です。
家族に置き換えると、自分視点でばかり語ると
パートナーや子どもの視点が抜け落ちるので、
あえてその視線を持ってみると、今まで見えなかったものが
みえてくると思いますよ~
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