========================================
「あぐらをかく」
一日の精いっぱいの働きを終えて、
わが家の居間にゆったりとあぐらをかけば
心もくつろぐ、身もくつろぐ。
だから、
身を動かすのがついおっくうになり、
家人から、
とかく小言のひとつも言われやすい。
わが家の居間ならそれでもよいけれども、
やたらにあちこちであぐらをかかれたら
周囲の人が迷惑する。
じゃまになる。
ましてや、
自分の地位や立場にあぐらをかいて、
仕事の本来の使命を忘れ、
自分自身のことにとらわれて、
なすべきこともなさぬようなことがあった
としたらじゃまや迷惑ですまなくなる。
与えられた仕事が進まないだけでなく、
周囲の働きを遅らせて、
ひいては
社会の発展をも阻害することになる。
人それぞれの地位や役割というものは、
それぞれに担当している仕事を、
周囲の人びとと相協力して、
よりすみやかに、
より高く進歩させ
充実させてゆくことによって、
社会の発展、人みなの繁栄に資するために
与えられているのである。
そんなところであぐらをかいていて、
いいはずがない。
おたがいに自分の仕事を、自分の役割を、
もう一度よくかえりみたいものである。
(『道をひらく』松下幸之助)
========================================
仕事の課外授業-736「あぐらをかく」より
今回のキーは、
「自分の存在」が、邪魔になっているのではないか?!
と考えました。
未だ、オープンには出来ないのですが
少し、動きがありそうです。
正直まだ、色々とドキドキしていますが
ここは、折角なのでレッツチャレンジ!と
飛び込んでみるつもりです。
じゃあ、何をドキドキしているのか?と考えた時に
頭に浮かんだのは、馴れない場、馴れないこと。
っていう事でした。
これって、逆を返せば、現在の位置に
「あぐらをかいている」状態なのではないか?と
ハッとしました。
大体何でも手を伸ばせば届くような環境にあり、
特に困る事が無い状態。
この状態を作り上げたのは自分ではあるものの、
そこに、どっしりと構えて居てはやはり、
後続の者の邪魔となってしまいます。
ここはひとつ、この場所を次の世代へと明け渡し
自分は再び違うどこかへ向かっていかないと
自分自身の発展、進歩が止まってしまう。
今回のテーマを読んでそんな事を考えました。
自分の存在が、
誰かの邪魔になっているのではないか?!
時おり自問することを忘れないようにします。
■ 家族で考えるとどうだろう?
息子自身が、未だあぐらをかくような事は無いと思いますし
多少、あぐらをかいてもいいかな。位に思っています。
それよりも、自分のこだわりやスタイルにとらわれる
ことで、息子の成長を
自分が邪魔をしていること
に気づく必要がありますね。
自分自身割と、「努力」タイプの人間なので
しっかりとそこを頭にいれておくことにします。
■ もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら – 岩崎 夏海
あの、もしドラの続編です。そういう意味では、この本も「もしドラ」には
変わりありませんが。
前作に比べると、やや驚きも減りますが、ストーリー仕立てで
「イノベーションと企業家精神」が学べるのは良いですね。
ドラッカーの入り口として、良い作品です。
===============
私的、オススメ記事TOP3
⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。
「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと
⇒超簡単!オススメの成功習慣
パスフレーズで成功習慣
⇒家族内の摩擦はなぜ起こるか?
家族と言う組織
⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”
⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー
0 件のコメント:
コメントを投稿