坂の上の坂 - 藤原和博
藤原和博さんの著書を今年の4月頃よく読んでいました。
講義の映像も動画で見たりもしましたね。
今後の働き方を考える上で、非常に参考になる本です。
大企業における、「ピーターの法則」や「パーキンソンの法則」などを
理解したうえで、じゃあ自分はどう行動していくのか?
”いい子はもう辞める” ”会社を利用し尽くす” "消費の作法" ・・・
といった、章立てで理解を深めて行く内容になっています。
”世の中を信じる”
現在、サラリーマンでしかも長く勤めて居たりすると会社を辞めた(もしくは辞めさせられた)ら、
明日から食べれなくなるんじゃないか?死に絶えるんじゃないか?
と不安になったりするのですが、意外と
”無謀な事をやろうとするほど、人は応援してくれる”
だそうです。
確かに、今の日本で僕の周りで食えなくて死んでいる人は
今のところ見かけて居ません。
”幸せは自分の中に”
”自分なりの「豊かさ」を定義する”
これは、 とても大切な事だと思うのですが
誰かの考えた、「豊かさ」「成功」「幸せ」に追随する事から
一歩外れるのが、自分なりの「豊かさ」を手に入れる第一歩です。
課長になる事が本当に自分が目指す事なのか
新車の車を手に入れる事が自分がしたいことなのか?
有名な寿司屋に綺麗なお姉さんを連れていく事が憧れなのか?
本当に自分の求める事って?と云う事をもう一度考えてみます。
”いい子”はもうやめる
”正解の無い時代になってきていることに気付く”
”修正主義で先ずは一歩踏み出し”
自分を振り返ってみた時に、
会社に入って、十数年。「大分”いい子”で頑張って来たな。」
と心底思います。
でも、かといって何がどうって訳でも無いですし、
毎年多くの有給休暇を溶かして消して行った位です。
そんな事を続けていても、会社が自分に何かしてくれるわけでも
無いんだよなと気付いた時に、先ずは何か新たな一歩を踏み出そう
という想いに駆られました。
それが正解か分からない。
そもそも、正解なんか分からない。
今のまま、そのまま進んでも決して正解では無い可能性もある。
だったら、一歩踏み出しながら小さな軌道修正を繰り返して行く。
そんな事が大切だと感じて居ます。
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