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自分の身なりを正すためには、
人はまず鏡の前に立つ。
鏡は正直である。
ありのままの姿を、ありのままにそこに映し出す。
自分のネクタイは曲がっていないと、
がんこに言い張るひとでも、
鏡の前にたてば、
その曲直は一目りょうぜんである。
だから人は、
その誤ちをみとめ、これを正す。
身なりは鏡で正せるとしても、
心のゆがみまでも映し出しはしない。
だから、人はとかく、
自分の考えやふるまいの誤りが自覚しにくい。
心の鏡がないのだから、
ムリもないといえばそれまでだが、
けれど求める心、謙虚な心さえあれば、
心の鏡は随所にある。
自分の周囲にある物、いる人、これすべて、
わが心の反映である。わが心の鏡である。
すべての物がわが心を映し、すべての人が、
わが心につながっているのである。
古の聖賢は
「まず自分の目から梁を取りのけよ」と教えた。
もうすこし、周囲をよく見たい。
もうすこし、周囲の人の声に耳を傾けたい。
この謙虚な心、素直な心があれば、
人も物もみなわが心の鏡として、
自分の考え、自分のふるまいの正邪が、
そこにありのままに映し出されてくるであろう。
「心の鏡」
(『道をひらく』松下幸之助)
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仕事の課外授業-688「心の鏡」 より
今回のキーは
自分が日々見ている風景は
すべて「自分」を映し出している
と考えました。
本文中でもあった、3つについて
考えてみようと思います。
1.心の乱れが机や部屋の乱れとしてあらわれる
心の乱れが、机の乱れを招くのか
机の乱れが、心の乱れを招くのか
まさに、背中合わせな感じがします。
逆に言えば、ちょっと机が散らかってきたな
みたいな時は、心の乱れの前兆として
捉えることが出来ますね。
机を綺麗に!を自分のレーダーとして
心の乱れを発見していきたいです。
2.子供や部下の態度として現れる
机の乱れに比べて、気づきにくいのは
これですね。
子供や部下に、なんで「お前は」となる前に
自分の心の乱れの影響ではないか?
と考え直す余裕が欲しいです。
3.嫌な人としてあらわれる
さらにわかりづらいのがこれですね。
合わない二人が側から見ると
似た者同士に見える
こいつは、どうも気にくわない!
みたいなは、自分のダークサイド
フォースの暗黒面を極大化しているような事なのだと気付きました。
そう思って、振り返ってみると
確かに、合わないあの人達は
そんな気がしてきました。
自分が日々見ている風景は
すべて「自分」を映し出している
この言葉を胸にもう一度
辺りを見回してみることにします。
■ 家族で考えるとどうだろう
ポイントの2つ目
子供や部下の態度として現れる
ですね。
子供の生活の乱れ、感情の乱れの背景には
自分の生活の乱れ、感情の乱れが無いかと
見直してみる事ですね。
自分の乱れに気づかず、
子どもを叱ってしまう前に、
一歩立ち止まって、自分の中を整えるような
姿勢を持ちたいです。
■ 最近読んだ本のコーナー
マンガで読み解く人を動かす Dカーネギー
名著なのは、皆さんご存知かと思いますが
どうも、気が乗らなかったのを、マンガでさくっと読んで見ました。
あぁ早く読めばよかった~
社会人として、人として、とても大事なことがたくさんかかれてます。
人の信頼を得る幾つかの原則がマンガを交えて、
分かりやすくかかれてます。
超、おすすめ。本読んだことない人は読んでみて!
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