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「国の道」
人はさまざま。
だからさまざまの人生があり、
さまざまの人の歩む道がある。
そのいずれの道であろうとも、たとえ
それがひっそりとした道であろうとも、
それぞれの道をそれぞれにきりひらいて
ゆくことは、決して容易ではない。
人おのおの精いっぱいの心根が
それぞれにこもらねばならない。
ボンヤリしていては道はひらけぬ。
他人まかせでは道はひらけぬ。
しかし、もっと容易でないのは、
いわゆる国として、国家としての道を
きりひらいてゆくことではなかろうか。
いかにわが道をひらく精進を重ねても、
国としての道が開けていなければ、
所詮はそれは砂上の楼閣。
誰かが何とかしてくれるだろうでは、
誰も何ともしてくれない。
人の歩む道も国の歩む道も
結局同じことではなかろうか。
ボンヤリしていては道はひらけぬ。
他人まかせでは道はひらけぬ。
つまりは、われ他人とともに
懸命に考えて、
わが道をひらく如くに、
国の道をひらかねばなるまい。
そうしなければならないのが民主主義で、
またそれができるのも民主主義なのである。
お互いに三省してみたい。
(『道をひらく』松下幸之助)
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仕事の課外授業 vol.749 「国の道」より
今回のキーは、
自分の眼で、「何が大事か」を見極める必要があります。
と考えました。
年末に、ウシジマくんvsホリエモンを読みまして
カウカウファイナンス丑嶋社長の台詞に大分心を動かされました。
”「目的地を決めるのは、道路標識じゃねぇ。ハンドルを握ってる運転手だ」”
この言葉って、すごく当たり前の事でありながら
意外と気付かずに、道路標識に行き先を決められている人も多い気がします。
「そろそろ30歳だから結婚でもしないと」
「結婚して何年か経つのに未だ子どもが生まれないの」
「40代にもなれば、管理職になっててもおかしくないだろう」
云々カンヌン。
冷静に観れば「ほっとけよ」って話しなんですが
気を抜くと、もしかしてちょっとヤバい?かも
とか思ってしまったり。
本来、ハンドルを握っている運転手が行く先を
誰かが定めた、道路標識に
「操作されている、操られている」
可能性がありますね。
自分にとって、「何が大事か」
しっかりと、自分の眼で見極める事で自分の目的地を目指して行くようにします。
■ 家族で考えるとどうだろう
息子が生きて行く、これからの時代は、
僕らの時代よりもっと多様化していくので
あまり、このような他人に左右れるような事は少なくは
なっていくかと思います。
一方で、周りの大人のノイズに負けないで欲しいですね。
「ハンドルを握っているのは誰か?」
何かにつけて、そんな事を一緒に考えて行きたいです。
■最近読んだ本 30秒レビュー
コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則 – フィリップ・コトラー (著), ヘルマワン・カルタジャヤ (著),その他
夏ころに、コトラーのマーケティング4.0の本を見かけて、
いつの間に4.0に!?3.0ってなんだっけ??と思って読みました。
マーケティング1.0 製品中心
マーケティング2.0 消費者志向
マーケティング3.0 価値主義
だそうです。これを読んで、満足してしまったので
今度、4.0を読んでみようと思いだしました。
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