2015年7月26日日曜日

仕事の課外授業-618「教える、育てる、躾ける」 の感想


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 「花ごころ」がない人には、
 
 水やりひとつできないのです。
      
  『覚悟力』(PHP文庫)
   P153 第2章「リーダーになる覚悟」より
              
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仕事の課外授業-618「教える、育てる、躾ける」 より


先日、友人が「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観てきて
すごい面白かったという感想をもらいました。

確かにネットとかでも大人気な感じで、宇多丸師匠もオススメ。
カテゴリ的には僕の好きなボンクラ映画の類なのだけども
旧作観たことないんだよね。
これはいい機会だから旧作も本作も、みとかないと。

宇多丸師匠の映画批評は僕が映画批評を好きになったきっかけ番組
映画は好きだけど、それについて云々かんぬん云ってるのって面白いの?
ってずっと思ってたんだけど、聞いてみたら勉強になるし面白い。
実は、一番最初から全部聞いてます。
過去のものとかもYoutubeで探すと上がってたりするから、
なんか映画観た後に、聞いてみると面白いかも。


では、618「教える、育てる、躾ける」行きましょう

今回のキーは 

 「持ち味を生かす」

だと思いました。

今調べたのだけど、見つけられなかった例え話でこんなのがありました。

---

動物の学校があって、ムササビとうさぎとどじょうがいました。
当然、ウサギはぴょんぴょん跳ねる
むささびは空を飛ぶのが得意だし、
どじょうは、水の中を泳ぐ。

でも、体育の授業で先生は走りないと教えます。
ウサギにも、跳ねずにはしるように
むささびにも、地面に降りてはしるように
どじょうにも地面に上がってはしりなさいと
結果、
ウサギは、跳ねる事を矯正された結果走るのが遅くなり
むささびは、地面を走りすぎた結果足を怪我して木に登れなくなり
どじょうは、息が出来ずに死んでしまいました。

---
みたいなのがあって、(うる覚えなので大分曖昧)

これと同じ事をしてはいけないなと常日頃思っています。
そうなってくると、難しいのが、正に今回のテーマである
「教える、育てる、躾ける」ですね。

■ 「教える」: 「知っている人」が「知らない人」に伝える行為
知識を与えるのがこの「教える」だとすると、
気をつけなくてはいけないのが、自分の「知識」本当に大丈夫?
っていう事ですね。研究が進むと今まで常識とされていた内容が
覆されたりするのは良くあることで、例えば昔は母乳より粉ミルクの
方が良いと云われていた時期もあったりとか。
不変の事とは中々なくて、そこの見極めが難しいところです。
先のうさぎのように、跳ねるより普通に走った方が早いと教えた結果
走るのが遅くなってしまうような事に

■「育てる」:相手に備わっている「育つ力」を引き出す
相手の特性を生かし、相手に備わっている「育つ力」を引き出す
特性を理解しないと、ムササビみたいに、元々持っていた
得意の飛行するという機能もダメにしてしまうことも。

■「躾ける」:必要なことができるようになるまで訓練する
「必要」というのが曲者で、一般論的でありながらも
実は非常に主観的になりがち。
そこを自分自身理解しておかないと、先のどじょうのように
相手自身をダメにしてしまうことも

っていうのをきちんと自分の中で理解しておくのが

 『人を育てる心』を、自分の心のなかに育てる

って云うことなのかもね。

というところで、今日はここまでにします。


【最近読んだ本のコーナー】
世界一ふざけた夢の叶え方 ひすいこたろう 管野一勢 柳田厚志

今となっては、超がつくほどの有名人の3人ですが
2004年当時は、フリーター、年収300万、どもりがちな赤面症会社員
その3人が夢をノートに書き、お前ならできると励ましあった結果
フリーター ⇒ 年収100億
年収300万 ⇒ ヒマがあればサーフィンの生活+プロモーションのプロ
赤面症 ⇒ ベストセラー作家
になったというもの。こういうのを胡散臭いと見るか、成る程試してみよう
と思えるかが、きっと上手く行く人とそうでない人の違いなんだと思う。

”仲間が変わったら、全てが変わる”




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2015年7月19日日曜日

仕事の課外授業-617「イノベーション」 の感想


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 リーダーに求められるのは、

 このままいけば、まもなく「限界に達する」
 という洞察的な判断力なのです。
      
  『覚悟力』(PHP文庫)
   P149 第2章「リーダーになる覚悟」より
            
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仕事の課外授業-617「イノベーション」より



みなさん、おはようございます。
天気のよい、日曜日の朝如何お過ごしでしょうか?

妻と息子が1泊2日のキャンプに行っているので
一人静かな朝をすごしています。

先週月曜日に、企画していた講演会を無事終え、
昨日会社の研修(事前のe-learning 20時間位かかる)も終わり
昨晩は、地元キョテン107のプロジェクターの日で久々にゆっくりビール呑みました。
一休みして、また今夜から次号の日野マガジンの原稿書いたりします。

では、「イノベーション」行きましょう。
イノベーション最近では、聞かない日が無いくらい
バズワード化している気がします。
そんななかで、今回のキーは

 どの範囲までなら、いまのやり方で通用するか?
 どんな問題に備えておく必要があるか?

と考えました。

経営の限界、
己の限界、
サービスの限界、、、


大げさに、限界突破とまでは行かなくても
昨日より今日、今日より明日と進化していきたいというのがあって
ある程度のところまでは、地道な改善とかでも
やっていけるんだよね。

でも、ある日壁(限界)にぶち当たる
とても大きな壁に

さあ、どうしよう。

「まあ、いいかと壁の前に住み始める」

それも一つの選択肢かもしれない
やっぱり、壁を越えるというのは痛みを伴うものだし
壁の向こう側に何があるか分からない。

でも、やっぱり毎日壁を眺めて生きていたら
飽きちゃうと思うんだよね。

もしくは飽きちゃう前に今いる壁の前の場所が
大津波がやってきてみんな呑み込まれて
しまうかも。

その為にも壁を乗り越える力が必要なのだ。

そして、そのタイミングは津波に飲み込まれてからでは遅い
大きな津波がやってくるという

 「将来の危機を察知する能力」

を持って、飲み込まれる前に乗り越えなくては
乗り越えられない。

冒頭のキーに戻ると、

壁の前でのんびりしていても良い時間の見極め。
今後、どんなトラブルが発生するか?トラブルにどう対応するか?

というのを考え続ける事がイノベーションの第一歩なのですね。
というところで、今日はここまでにします。


【最近読んだ本のコーナー】
売上がトカンと上がるキャッチコピーの作りかた 竹内謙礼

キャッチコピーというと、糸井重里さんのようなコピーライターを
想像しますが、セールスの為のコピーは別物として捉えるべき。
強い言葉選び(便利⇒手放せない、MUST)や定石のフォーマット
に落とし込んで考えていく。
普段から身の回りのコピーをメモる、話題にする、読んでもらう ことが
コピー力を磨く秘訣となっています。

"売れるキャッチコピーは「言霊」の力で決まる"


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2015年7月12日日曜日

仕事の課外授業-616「矛盾を飲み込む」 の感想



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  基本的には、矛盾は飲み込む。

 飲み込んで、もやもやしながらでも前に進む。

 これしかないのです。
      
  『覚悟力』(PHP文庫)
   P146 第2章「リーダーになる覚悟」より
            
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仕事の課外授業-616「矛盾を飲み込む」 より


みなさま、こんばんわ。

すっかり、夏到来?といった感じですが如何お過ごしでしょうか?
元気にしてますか?

つい数日前は寒いくらいでカーディガン着て会社に行ってたのに
もう、今日はこの時間でも汗が出てきますね。

本日、近所の整骨院の2周年記念イベントで無料診断してくれるというので
行ってきたところ、想像はついてたのだけど、まんまと身体が曲がっていて
それが原因で、靴はへんなところがやけに減るわ
左の首が痛いわ。というのが分かりました。
今まで珠に行っていた整体だと、対処的に首が痛かったらその周辺を
もみほぐしておしまいという感じだったけど、
根本が分かったのは良かった。
近々時間のあるときに、改めて施術してもらいに行こうと思います。

何事も本質を突き詰めるのって大事ね。


それでは、「矛盾を飲み込む」いきましょうか。

前回に引き続き、己を磨けというところに落ちていくわけですが
今回のキーは、

 「部下の正論」に負けない「上司の信念」

これだと、考えました。

まあ、普通に仕事をしていると

 お客様からの厳しい要求や、
 上からの無理難題など

なんぞ、日常茶飯事でなんぼでもあることなので
そこに、必要以上に敏感に反応せず
自分の事を黙々と出来るのが、
自分的な鈍感力だと思っているのですが

よこでは、後輩がモヤモヤして
ぶつくさ文句を言っている訳です。
さあ、それに対しどう対処していくか?
というのが、今回のテーマですね。

そのヒントは、
先日の西野さんの講演にあると考えました。
http://toyodarock.blogspot.jp/2015/07/blog-post.html

 ★自分のものさしを疑う
 ・自分の尺度、判断基準で全てを判断しない

正論とは一つの判断基準(ものさし)の下でのもの
であって、ものさしが変われば崩れてしまうものですね。

という事を理解してもらった上で、
じゃあ、どんな信念を持って仕事に向かうかというのを
身を持って体現していかなくてはならない訳です。

前回のテーマの通り
現象に振り回され、短絡的に独断で右往左往しているようでは
「信念」があるとは言い難いものがあります。

衆知を集めて、独り本質を見極めていきたいものです。

家族についても同様で、
子どもとの関係は矛盾だらけですね。
飲酒、夜更かし、等々
何故、大人は良いのに子どもはダメなのか

正論で成長がどうの、法律がどうのと戦うのひとつだけど
その一方で、自分はそうさせたくない。とI メッセージで
信念を伝えてみるというアプローチを大切にしたい。

というところで、今日はここまでに致します。


【最近読んだ本のコーナー】
サラリーマン合気道 箭内道彦

風とロックの箭内さんの仕事術の本です。
相手の力を使って、投げ飛ばす的な合気道の
イメージのこともありますが、
・無駄な会議には参加しない
・大事な思いつきはギリギリまで誰にも話さない
・できるだけ会社にいない
など、割と責めの仕事スタンスも伺える内容です。
読んでると、あのルックの箭内さんイメージが
正に文章になっていて、「らしさ」ってステキなだなと
思う1冊です。

”「流されるから」遠くへいける”


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2015年7月5日日曜日

仕事の課外授業-615「大局観と不動心」


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  リーダーの自信が、
 その組織の自信となります。

 リーダーの「不動心」が、
 その組織を支えるのです。
      
  『覚悟力』(PHP文庫)
   P144 第2章「リーダーになる覚悟」より
              
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仕事の課外授業-615「大局観と不動心」 より


みなさん、こんにちわ。

梅雨の7月1週目如何お過ごしでしょうか?
昨日の講演会のメモをまとめてありますので
良かったら、ご参照ください。
http://toyodarock.blogspot.jp/2015/07/blog-post.html

本日雨もあがり、妻と息子は
公園に出かけていきました。
というわけで、少し時間を貰って、感想文と読んだ本のまとめとかを。

では、「大局観と不動心」行きましょうか?

今回のキーは、

 感情的なときは、人の意見は聞けないものです。

と考えました。

でも、その前に「大局観と不動心」ってどういう意味だろうと
思って、調べてみます。

大局観:物事の全体的な状況や成り行きに対する見方・判断
不動心:動揺することのない精神

との事でした。

つまり、
「物事の全体的な状況や成り行きを見ながら、
 些細なことで動揺しない精神を持て」
ということですね。

で、本文中にもあるところの

 「時を味方につける」

これが、意外と難しい。

今は、待つべき時なのか?
今は、行くべき時なのか?

ここの判断ですね。

個人的な話で行くと、業界は大分右肩下がりになってきている中
それでも、未だ勉強出来てるからと居残るのか?
今だ!と決めて転職するのか?
そういう悩みに日々悩まされております。

「現象」に振り回されないという意味では、
右肩下がりになってきているという現象に振り回されるのではなく
衆知を集めて、独り(敢えてこっち)本質を見極めよと言う事ですね。

なるほど、

現象に振り回され、短絡的に独断で右往左往するのではなく
現象は一つの事象と捉えながら、衆知を集めて長期的に判断しようと
言う事なのかと今、文章を書きながら閃きました。

普段から、

INPUT:事象、衆知(周りの人の意見)
OUTPUT:自分の考え

という訓練をせよという事でしたか。
理解しました。

というところで、本日はここまでにします。


【最近読んだ本のコーナー】
人生を変える人とメンターと出会う本 本田健

本田健さんのメンターに関する本です。
健さんは昔から、メンターについては様々な本で触れてましたが
それをまとめた本になってます。
メンターの必要性から、メンターの探し方、アプローチ方法
メンターとの関係、終わり方、そして自分が誰かのメンターに
なるまでについてのアドバイスがされています。

"充実した面白い人生を送りたいなら、
 誰かに教えてもらうことは、不可欠”


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「子ども時代」の失敗は可能性の宝箱 西野博之さん講演会



NPO法人「子どもへのまなざし」主催の講演会に行ってきました。
梅雨の合間で奇跡的に雨も上がり、暑すぎもせず寒くも無い
丁度良い気候の下、仲田の森の自然に囲まれ
とてもよい雰囲気の中での2時間でした。

流石、前回の天野さんと共通するお話もありつつ
最後は、(自分的に)大号泣の中幕を閉じました。
息子よ、生まれてきてくれてありがとう!

こういうのは、結構ライブ感が大事なので、そのライブ感をテキストで表現
するのは、難しいですが、講演会のメモをシェアします。


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「子ども時代」の失敗は可能性の宝箱
〜子どもにとって良かれと思っていることが 子どもの本当の幸せになっていますか?〜
7/4(土)10:00~12:00@仲田の森蚕糸公園

講師:西野博之氏
    NPO法人フリースペースたまりば理事長
         川崎市子ども夢パーク所長
         フリースペースえん代表

■ intro
七年前、初めて仲田の森に訪れて森の持ってる力に感動。
四年前、講演したときから考えると大分木も減ったけど、
良い雰囲気は十分に残っている。
川崎の子ども夢パークは、工場跡地に土を入れて木を植えて作った。
12年程経つが、こうはいかない。
仲田の森は非常に恵まれている環境だ。


■ 現状世の中の問題
□ 今年2月川崎 中学生殺害事件
・何故、子どものSOSは届かなかったのか?
・何故、18歳の少年を殺人者にしてしまったのか?
 ⇒生まれながらに殺人者は居ない

□ ホームレス問題
・子ども達によるホームレスへの暴行が増加
・大人が非難してる、彼らは死んでも構わない
⇒しっかり勉強して、ああならないようにしなさい。
 みっともない、あんな高校、あんな大学
⇒○○(兄弟、親戚)と比べられるのは嫌い

□ 不登校問題
・引きこもり70万人、NEET 100万人
・学校が安心出来ない場所になってきている。
 小学校での暴力事件 1万件
⇒昔は教師等への暴行だったが、同級生や下級生など弱い者達へ行為に及んでいる
⇒世界的に見ても日本人の自己肯定感の低さが目立つ
 自分の事を「バカだダメだ」と思っている
⇒20代~30代の死亡原因の第一位は自殺・・

■ 子どもは大人が余計な事をしなければ、きちんと育つ
□ 大人が先回りし過ぎている
・親が周りの目線を気にし過ぎている
 先回り先回りして失敗しないようにしている。
 結果、失敗経験も少ないまま成功体験もなく常に高みを目指されている
⇒結果、社会へ出て打たれ弱い子どもに育ってしまう

■ 自信がない(親も子どもも)
□ 私の教育あってる?
・遊ばせるのは良いのは、なんとなく分かっている
 でも、、、英語とか勉強しなくていいの?早期教育は?
・自分自身、親に認められてこなかった

□子どもも自分に自信がない
・挑戦しようとするとすぐ止められる
・親の期待に応えられない
⇒失敗する機会も成功する機会も少ない

■ 出来ないよりは出来た方が良い。でも・・・
□ 運動会が怖い
・親の期待が大きすぎる
・楽しく走れれば良いという考えの親が少なくなっている
⇒かけっこ家庭教師、逆上がり家庭教師

□ 一年生になったら、、
・ 友だち出来た?
⇒コミュニケーション能力が低いのでは?
 親が助けてあげなくては?

□ 悲しみを事前に取り除く時代になってしまっている
・人は本来、悲しみの中から学ぶ事が多くある

□ ゼロ - 100タイプの子どもが増えている
・100出来ないと満足できない
・1問でも回答出来ない私は価値がない
⇒回答を全部消して提出する。
 やる気がしねぇから。意味ネエからといった言葉でごまかす

※40点でも大いに喜んであげると、、、
 子どもが親に頼ってもマズイと思い自分自身で頑張る気持ちになる

■ ステテコオヤジのススメ
・ステータスの非常に高い親の子どもに自己肯定感が低い子どもが多い
⇒「俺に恥をかかせるなよ」
⇒子どもの評価と自分の評価がごっちゃになってしまっている。
・子どもが家の中で弱音が吐けない
⇒自分の中で溜まって行く
⇒結果自分より弱い者に対して発散する。 

■ 良い子とは、(親にとって都合の)よい子
・「良い子だね」、「上手だね」、「よく出来たね」は要注意
⇒言い過ぎると、言われないときに、ダメなんだと判断してしまう
・困った子はいない、困っている子がいるだけ
⇒子どものありのままを受け入れていく
⇒発達障害は、文化として受け入れていく
 周りも人間について理解を深める、違いを理解するチャンスと考えるべき
・思春期になったら、「頑張れ!」から「頑張ってるね!」


■ まとめ
★自分のものさしを疑う
・自分の尺度、判断基準で全てを判断しない
★子どもが抱えている問題は自分のせいではない
・問題の切り分けが必要
⇒自分の問題なのか?子どもの問題なのか?パートナーの問題なのか?
・子どもの問題は自分のせいではない
⇒先生に怒られた、フられた、部活で失敗した など
★子どが自分に気が向いていない時に、試し行動をする
・出掛けにウンコ、モノを壊す、誰かを叩く など
・子どもの話をきちんと聞いてあげる
★普段から、ありがとうの積み重ね
・小さい頃から、お手伝いをやらせる
・習い事や塾などで、子どもの役割を奪わないようにする
・やってくれた時はありがとう
⇒家の中で役立てている事で、自分が必要とされている感覚

★生まれてくれてありがとう
・子どもが誕生した日の事を忘れない
・無意識に子どものダメなところばかりを探さないで
⇒命の奇蹟に感謝
※万が一、親がそれが出来ない状況にあるとき
 周囲の親が助けてあげましょう!


■ Q&A
Q:毎日アンパンマンをやっている事を知り、TVを観たいという息子(3歳)
 観る、観せないのやりとりもめんどくさい。どうすれば良いのか?
A:子どものやってみたいを認めてあげる
 親の尺度で判断をしない
 今だからこその、めんどくささ。これを手放さない

Q:長男(6歳)、長女(5歳)
 子どもは、いつまでも遊びたい!
 極力付き合いたいが、遅くなると寝るのも遅くなる
 親の都合とどう折り合いを付けていけばよいか
A:それだけ遊びにはまっているということで、子どもと自分に拍手。
 その上で、時間を決めI メッセージ(私は)で伝える
 私は、この後○○をしなくてはならないので、 私は、悲しい。私が困る。

Q:5歳と2歳のこども。自分のものさしを疑うというのは
 子どもだけでなく、大人にも使えますね。
A:必要以上に手助けをしないことで、子どもの(大人の)力を奪わないことになる
  自分で解決する力をつける

Q:子ども(小学校3年生)が発達障害と云われている
  将来のことを考えると、きちんと宿題をやらせたい。授業も受けさせたい。
A:障害特性を理解してあげる。
 ディスレクシア(学習障害の一種)の子に、書き取りのしゅくだいを強制しないとか。
 もっと教育を自由に考えてみる。
 エジソン、アインシュタイン等は、型にはめられた教育では育たなかった。
 親に出来ることは、”くうねるだす(食べてるか?寝れてるか?うんこ出てるか?の声がけ)”
 マイナスイメージを植えつける事をせずに、明るい未来を想像してあげる。

Q:義母が面倒を見すぎる。自分の立場を悪くせずに、上手く伝えるには
A:ここだけは、ゆずれないラインを共有してみる
 義母を立てつつ、自分の意見を言ってみる。
 助かった時は素直にありがとう。
 夫からの援護射撃も忘れずに。
 上手く行かないときは、あきらめる。相手を変えられるという考えを捨てること。

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講演会を開催してくださった、まなざしスタッフの皆様
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。


参考記事:
『「子どものため」って誰のため』 天野秀昭 氏講演会


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