2014年12月28日日曜日

仕事の課外授業-589「雑談のなかの哲学」 の感想



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  松下幸之助が私に
  どのようにして考え方を伝えたかというと、

  結局は、雑談だった。
     
                 江口克彦
  
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仕事の課外授業-589「雑談のなかの哲学」 より


みなさんこんばんわ。
本日は年内最後のビックイベント
を無事終え、独り湯豆腐で一杯やってます。
(妻と息子は風邪で早々に寝てしまいました)

やー、やりきった感満載で大満足です。

では、「雑談のなかの哲学」‏行きましょう

今回は聞く側の意見の中心に考えて見ました。

今回のキーは

 「相手の心を解きほぐして、心の鎧を脱がせる」

と考えました。

本題に入る前にちょっと脇道にそれると
僕自身、一般的な”雑談” は余り得意ではないです。
というのも、ここ数年テレビを殆どみなくなった為
話題のドラマや芸能に疎い上に、ニュースも大分偏った
情報しか入手してない為、
「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」も「倍返しだ!」も全然乗れませんでした。
最近は、「まじか!」って云う人が多い気がするけど
流行ってるの?

でも、それって見方を変えると、その人がそういう事に興味関心が
あるんだと考えれば、もう少し興味を持って話が聞けるような気もして
きました。

事実、息子との関係の中では
すべての機会、すべての瞬間が「教育の場」だと言うのは
実感するところです。

実際に、妻に怒られて
「なんだらぁくそお、お前が○×△□□・・・」
とか、なっている時でも
第三者的に冷静に僕が話を聞いてあげると
悪いのは分かってるけど、

 「もうわかったから、いい加減に解放して欲しい」

という状態だったりもします。

で、暫く経った時とかに急に思い出したように
反省してみたりとかね。
中々難しいものです。

本文中にもあるように、親としては

 「真面目に注意しないとわからない」

と思ってしまう(まあ、悪いことではないだろう)けど
そこで、全てを伝えようとするのは難しいのかもしれないね。

何か起きた時に、注意するという形で物事を伝えるのではなく
以前、582.「くり返し訴える」 の回でもあったように

  「理由がわかれば、人は行動する」

という事を信じて、いろんなシーンで色々なアプローチで

 あらゆる機会を活用して、「自分の考え方」を伝える

事が大事なのかも。
そのためには、相手の「価値観」を理解したうえで
「雑談」だったり、何気ない出来事など
コミュニケーションの取り方を工夫する必要があるね。

というところで、今日はここまでにします。



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2014年12月21日日曜日

仕事の課外授業-588「自信を持つ」 の感想


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  よい面を見て自信を持つか、
  悪い面を見て自信をなくすか、

  それによって人生は大きく変わってくる。
     
                松下幸之助
  
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仕事の課外授業-588「自信を持つ」 より


みなさん、こんにちは。
寒い日曜日の午前中如何お過ごしでしょうか?

僕は、すっかり風邪を引いてしまい
金曜日の夕方早退して帰宅した後、
食事→薬→寝る を繰り返し
今朝になってやっとこさおきあがれるようになりました。
みなさんもお身体に気をつけてください


では、「自信を持つ」行きましょうか

今回のキーは

 「自信が持てるような考え方をする」

と考えました

僕自身、この「自信」というのが
生きていく上で非常に重要なファクターだと考えていまして
当然、息子にも「自信」が持てるように育って欲しいと考えています。

というのも、僕自身、父親との関係の中で
余り、「自信」が持てるように育って来なかったため
多少めんどくさいところがありまして、
個人的にそこから抜け出したいと日々試行錯誤しておりました。

その中で、得たものと言うと

出来てないことより、出来たことにスポットをあてる。
ほんの少しの事でも昨日より進んだ一歩を褒めてあげる。

ということでした。

今回のメルマガで云うと、

 たとえ一つでも事が成っているということは、
 他の九十九にもなる可能性がある。

のところになります。

結局のところ、
 
 何ごとにおいても、どのような状況においても、
 「自信を持てるような考え方をする」ということ
 が大事であり、「そういう考え方がある」。

というまとめに在るとおり、考え方ひとつなんだけど
その考え方一つが、好転するか悪化するかの明暗を分けていると思うと、
ほんと考え方の大切さが身に沁みる2014年の年末でした。

そういう意味では、今回の風邪のダウンは
年末に向けてのオーバーワークがたたって休みなさいという警告
と考えるようにすることにして、
簡単だけど、今回はここまでにします。



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2014年12月16日火曜日

仕事の課外授業-587「やる気を削がない」 の感想


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 従いつつ導く。
    
               松下幸之助
  
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仕事の課外授業-587「やる気を削がない」 より


みなさん、こんにちわ。
雪の舞う、火曜日の午前中如何お過ごしでしょうか?

本日、珍しく有給休暇をとって、昼から両家の両親とお食事で
12年ぶりにこのメンバーで食事に行きます。

良い時間になりますように。


その前に、587 「やる気を削がない」行きましょう。

今回は、577 「従いつつ導く」に非常に近しい内容でした。
冒頭の言葉も「従いつつ導く」だしね。
なので、キーも

 「相手の自主性」に従いつつ、
 「正しい方向」に導く

と考えました。

前回は、内的モチベーション、外的モチベーションといった
導かれる側の視点からのアプローチだったので
今回は導く側の視点から考えてみようと思います。

早速で、なんだけど「導く」って難しいよね。
特に育児については、どこまで介入していいやら・・

今回の本文中の言葉から引用すると

 「自主性」を引き出すには、
  まず、「正しい方向」で「強制すること」
 「正しい方向」とは、
 「その人が成長するために取り組むべきこと」

つまりは、自分目線でこうしたい、こうした方が良いではなく
成長という長い目で考えて、取り組むべきことをすると云う事でしょうか

新聞の例で考えて見ると、
短い目で考えてしまうと、
「どうして、そんなところが大事なんだ?!」
とすぐに正解にいって怒ってしまうところを

「ようわかったわ。ありがとう」
ということで、
本人が今のところで本当に良かったか反省したり話あったりする
機会を与えると言うことなのかも

これってすごく時間がかかる事かもしれないけど
結果として、「その人の成長」には
一番の近道なのかもしれないね

まさに

 「相手が気づくまで、関心を持ちながら待つ」

ということなのかもしれないけど、
関心を持ちながら気長に待つっていうのは、

 智慧と愛情が必要

になってきますね。

何事も愛情が大切と言うことで、
今日のところはここまでにします。

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2014年12月6日土曜日

仕事の課外授業-586「行き詰らない考え方」 の感想


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   行き詰まるのは、

  行き詰まるような考え方をするからである。
     
                 松下幸之助
  
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仕事の課外授業-586「行き詰らない考え方」 より


みなさん おはようございます。

あっという間に今年もあと半月
今年の目標は達成できそうですか?
僕は、毎年映画を35本観るという目標を立てているんだけど
現在31本。前半好調だったけど後半にきてペースダウン。
先月の試験対策で1本も見れず今に。
来週末から毎週一本+年末2本でなんとかクリアを目指します。(宣言)


では、586「行き詰らない考え方」いきましょう

今回のキーはこれですね

 「衆知を集める」

以前 574 「衆知を集める」の会がありましたが。
その時、僕がキーとしてあげていたのは、

 「人の知恵というものは、所詮は衆知に及ばない。」

知人が大事だなぁってかいてたのが

 「相手と信頼し合える関係性を築きたい(築ける)」

でした。

今回本文中で、行き詰まる考え方というのを

 1.ひとりで抱え込む
 2.「選択肢」がない

の二つが、あがっていましたが

つまり、ひとりで抱え込むことで
結果として、選択肢が少なくなってしまう

のだと考えました。

そして、そうならない為には、

 「衆知の価値」をわかっておくこと
 「衆知を集める方法」を確立しておくこと

なのですが、ここで必要なのが、先の

「相手と信頼し合える関係性を築きたい(築ける)」

なのだと思います。

一人で、抱え込まずに誰かに相談すると言うこと、
相談した相手の事を、信頼まではいかなくても頼っている訳で
頼られた方は、それはそれで嬉しいよなと

流れで書くと

相談する
⇒(相手が)頼られた気持ちになる
⇒(相手が)一生懸命考える
⇒いい解答がくる
⇒助かる
⇒信頼する
⇒(最初に戻る)

という良いサイクルがまわせるのでは無かろうかと。
その為の第一歩は、自分から相談してみることなんだな。

というわけで、「ひとりで、何とかしよう」と思わずに
先ずは、相談してみるところから始めようと思います。

今日は、ここまで。



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2014年11月30日日曜日

仕事の課外授業-585「危機感の創出」 の感想




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   適度の不安定さのなかにこそ

  自由があるということや。
     
             松下幸之助
  
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仕事の課外授業-585「危機感の創出」より


みなさん、おはようございます。
秋の一斉市内清掃参加してる?

いつもは、参加してるのだけど
今朝は、妻と息子に任せてメルマガ感想文やってます。

それでは、「危機感の創出」いきましょう

今回のキーは

 会社の安定のために不安定を考える

と考えました。

丁度一年前にあった、529 「正解思想?」 
にリンクしてる内容だね。

「自由に浮かんでいる」はずなのに、気がついてみると、
 自分の心に「重石」を積んで地面に下りてしまっている

そのひとつが 「正解を求める考え方」

その時にも引用したんだけど、
エヴァンゲリオンTV版の25話で同じような話が出てくるのね。
主人公の男の子が空を飛んでて、すごく自由なんだけど、どっちに行けばいいか
分からない。ちょっぴり不安。
で、下に一本線を引いて道を作ると道をどちらかに行けば
良いという安心を得たけど、空を飛べるという自由を手放した。
見たいな感じ。

先日の581でもあった、「矛盾との対峙」にも近い内容だね。


よく言う
「釣った魚に餌をやらない」のも
安定の上に胡坐をかいて、心が緩んできている証拠だね。

これって、つまりは今の現状に感謝することが必要なんだ。

でも、会社など組織で考えると中々それを浸透させるのは難しいので
一旦不安定な状態つまり危機感の創出することで
意識を変えてあげることが大事。

先の、「釣った魚に~」の例だと、
冷たくしてみる、コチラから連絡するのをやめてみる
事での危機感の創出は、常套手段だよね。


もう一つ。

大事は咎めず、小事は厳しく

の件、これは親として心に留めておきたいね。

小事にとらわれて大事を忘れてはいけないけど、
大きな挑戦をした結果を受け止める心の余裕は持ちたいところ
逆に、本人が気がつかないようなミスは、子どもは勿論のこと
自分自身に対しても厳しくしないといけないね。

というところで、以上です。


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2014年11月23日日曜日

仕事の課外授業-584「運と努力」 の感想

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  自分が大きい船か、それとも小さい船か、

 それはそれぞれの人にとっての
 ひとつの運命かもしれんが、

 肝心の舵のところは人間にまかせられておる。
     
                 松下幸之助
  
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仕事の課外授業-584「運と努力」 より


「運と努力」

まあ、このメルマガ感想文でも何度となく触れられるテーマ「運命」です。

以前にも、536 「運命か努力か?」 (去年の年末頃の配信)
で同じテーマが取り上げられていました。

その他にも何回かあるけれど、
そのつど、

「Will(意志)が変われば、Think(思考)が変わる、
 Thinkが変わればDo(行動)が変わる」

でアプローチしてきたので、
今回はちょっと違うアプローチで行こうと思います。

今回のキーはコレですね。

舵となる10パーセントでの
人事の尽くし方いかんによって、
90パーセントの運命の現れ方が異なってくる

あと、これも結構本質かも

努力したから必ず成功すると考えてもあかんよ。
しかし成功するには必ず努力が必要なんや。

この、舵の動かし方と努力した先にある結果ってリアルだよね。

運命って、船が向かう先にあって
そこへの方向を決めるのはちょっとした舵の取り方なんだよなと
今、舵をちょこっと動かしたことで少しづつ今の延長線と離れて行って
未来になって結果が出るというのが
すごく身に沁みました。

努力した方向によっては、必ずしも良い方向行くとも限らないけど
それって、結局のところ

「人間万事塞翁が馬」
「禍福は糾える縄の如し」

と言うとおり、幸せが不幸に、不幸が幸せに
いつ転じるかわからないよね

短期的には、ダメだ~とか思ってても
時間が経つことで、
改めてみるとあの経験良かったかも
思えることもあるんだよね。

言い換えると、今起きている事は必然で
それにああだ、こうだと右往左往するよりは、
受け入れる覚悟を持つことで努力を放棄しないということか。

 勝ちに「不思議の勝ち」あり、
 負けに「不思議の負け」なし

この言葉、好きな言葉です。

というところで、今日のところは以上です。


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2014年11月15日土曜日

仕事の課外授業-583「責任者の役割」 の感想


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  仕事はなあ、

  自分一人でやろうと思っても、

  あかんよ。
   
              松下幸之助
  
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仕事の課外授業-583「責任者の役割」 より


今回のキーは、

 「言動の不一致」

コレだと思いました。

先日、朝食後息子が勝手にコーヒーを飲みまして
それで、家族会議が行われたのですが

息子の言い分としては、
・お父さんやお母さんが飲んでるんだから俺も飲みたい
・しかも美味しい。

親の言い分としては、
・子どもの身体に良くないと聞いた
・他にも食べさせたくないもの(チョコとか)も食べてるから

これじゃあ、完全に分が悪いね。

自分達が飲んだり食べたりしているのに、
子どもに対してよくない ”らしい” じゃあ、
飲んじゃダメって云ってもきかないね。

結果、何故子どもの身体に良くないのか?
きちんと調べようと言うことになったのでした。

もう一つ

 「この二十で何をするか?!」

これに関しても考える事がありまして。
息子も大分大きくなってきたので、少しづつ家の仕事の
手伝いが出来るようになってきました。

家族の一員として、お小遣いを貰える条件に
自分に与えられた仕事をするというルールを設定しました。
今のところは、ほんの少しだけど、これから少しづつ
色々増やしてやってもらおうかと思ってます。

じゃあ、そこで息子に任せる事で出来た隙間で何をするか?
空いた時間で、ごろごろしてていいのか?否
家庭における「新しい仕事」ってなんだろう?

息子の未来?習い事?進学?について考えてみる?

このことについて、時間かけて少し考えてみようというところで
今日のところは、以上とします。



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2014年11月8日土曜日

仕事の課外授業-582「くり返し訴える」 の感想



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  100パーセントを部下の人たちに伝えようと
 するならば、

 責任者は、そのことに
 1000パーセントの思いを込めんといかん。

 そういう姿でないと、
 責任者の真意は伝わらんもんや。
 
                松下幸之助
  
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仕事の課外授業-582「くり返し訴える」 より


みなさん、こんばんわ。ワタナベです。
さむいねぇ一気に寒いですね
風邪等引かぬよう気をつけましょう。

今回のキーはコレだと思います。

「理由がわかれば、人は行動する」

今回は、繰り返し訴えるというタイトルで
伝えると云うことに言及した会でした。
あ、「人」に「云う」と書いて「伝える」だね。

本文中にある
部下に「伝える」というのは、
部下を「説得する」ということです
のところだけど、僕的には「伝える」の先にある「行動を促す」事
が「説得する」だと、理解しました。

伝わった=分かった とすると、よく言われている「わかる」の3段階
に分解して考えてみます。
①情報の内容を把握する
②情報の内容を納得する
③情報の内容を再現する
①情報の内容を把握する

 先ず、内容を理解する為には、相手が分かる言葉で伝える必要がある。
子ども向けなら子ども向の言葉選び、更にその人が理解し易い言語で


②情報の内容を納得する

 本文中では、説得すると書かれているところがコレに近いかな?
「用件だけ、結論だけ」では、中々理由が伝わらず納得が出来ない


③情報の内容を再現する

 最後が再現する。だけど、本文中で言うところの行動がこれだね。


内容を把握して、納得して、行動して初めて伝わったという事だとすると
自分が伝えて貰える側で考えると、頭で理解してても出来ない事って
たくさんあるよね。

その為に、伝える側が何をしなくてはならないかというと
やっぱり、

「くり返し訴える」

ということなんだね。
で、上の①~③に戻ってどこでつまづいてるか考えて

言い方を変えて理解度をあげてみたり、
具体例を挙げて納得性をあげてみたり、
珠に思い出させて、行動を喚起してあげたり、

することが必要なんだということと理解しました。

これを、色々な角度からするためには、やっぱり自分の中で
腹落ち(=「自己説得」)してないと出来ないよね?
って事だと思います。

夫婦間、子どもとの間、一回で伝わる事って中々無いんだけど
繰り返し色んな角度で伝えるってのを改めて考えてみたいね。

というところで、以上です。


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2014年11月3日月曜日

仕事の課外授業-581「矛盾との対峙」 の感想


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  物事は、右か左か、
 どちらかひとつで考えたらあかんで。

 なんでもそうやけど、
 たいがい相矛盾する考え方があって、
 普通はそのいずれかひとつの考え方で判断
 しようとする。

 けど、それは基本的にはようないことや。
 
                松下幸之助
  
==============================================
仕事の課外授業-581「矛盾との対峙」 より

みなさん、こんにちわ。
11月の頭の3連休、生憎の雨ですね。
いかがお過ごしでしょうか?

先週末は、随分と慌しい時間を送っていたので
少し、のんびり週末です。
色々やらなくっちゃ。

今は、妻と息子が友だちの家にいったので
今の内に集中しての更新です。

それでは、「矛盾との対峙」いきましょう

今回のキーは

 「腹決め」

だと考えました。

よくビジネス上で使われる言葉に、
トレードオフというものがありますが、
みなさん聞いたり、使ったりしますか?

ふと考えると、僕は仕事上良く使っている気がします。
癖ですかね?それとも、それだけ相矛盾する事象が多いのか?

実際世の中は、トレードオフが溢れていて
卵を産む生物の例で行くと、
 子孫が確実に残せるためには卵は多い方が良い
 その一方で、卵は大きい方が生存率は高くなるが、そのぶん数は少なくなる
じゃあ、どっちにするかを考えて「腹決めした」結果が(個体個体が決めてる訳じゃないけど)
それぞれの生き物の卵の数と大きさに反映されているわけです。

まあ、あっちを立てれば、こっちが立たず見たいなのは
よくある話ですよね。

じゃあ、どうするかと考えた時に、
物事の善悪、正誤というのは、その時の風潮、抱えている問題によって
変化したりするもので
絶対的な善悪や正誤を追及してもあんまり意味が無くなってくるわけです。

そう考えると矛盾と対峙すると云う事は、
自分がどうするのか、どうしたいのか
「腹決め」するということなのかもしれませんね。

その時、重要なのが
「楽」になる為に、腹決めしてはイカンのですよと
楽になろうと思い切ると、たいてい失敗します。

 「楽になるための割り切り」ではなく、
 「精神的厳しさを保持したままの腹決め」

のマインドを忘れずに対峙していく必要があるということですね
結構ハードル高い感じですが、
「精神的厳しさを保持」というのを、安易に楽を追及するなよ
という意味で捉え、日々精進していく次第でございます。

というところで、今日はここまで。

画像は、聖闘士 聖矢 より、
最強の盾と最強の矛がぶつかるとどうなるかという答えです。

矛盾を追及しすぎると、あぶはち取らずになってしまうという例ですね。


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2014年11月2日日曜日

妻が夫を変える魔法の言葉3原則 ~アドラー心理学的アプローチ~



先日日経DUALに以下の記事が掲載されていました。

コウケンテツ 妻が夫を変える魔法の言葉3原則
「ヨメのためなら死んでもいい」と思わせた、妻の必殺・褒めワザ
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3347


僕自身、料理が好きで、コウケンテツさんの本はよく愛読してます。
中でも「鶏本」は大好きな鶏肉に関するレシピ満載のオススメ本です。
 鶏本―家族の味、僕の味。韓国・和洋中レシピ50

その他、黒ゴマキーマカレー、キムチチゲなど、我が家での定番レシピも
コウケンテツさんのレシピを愛用中。

という具合にコウケンテツさんファンの一人なんだけど、
「褒めワザ」 ってちょっとアレなタイトルだよなぁとか

そもそも、アドラー心理学的には
褒めるという行為は、能力がある人が能力が無い人に下す評価
なんだよなぁとか思いつつ、読み進めてみると

「褒め」っていうよりは、「感謝」を様々な角度から伝えようという内容でした。
というわけで、中々良かったのでシェア。



本文中に記載されていた、「夫を変える魔法の褒め方☆3原則」とは以下の3つ

その1 子どもの前で褒める
その2 2人きりのときに何気なく褒める
その3 他人に褒めさせる

これって、感謝の伝え方なんだよね。


その1 子どもの前で褒める ⇒ 家族からの感謝


   子どもの前でという書き方をしているけど、
   子どもの気持ちを代弁するという形で感謝を伝えると云うこと


その2 2人きりのときに何気なく褒める ⇒ I(私)視点での感謝


  二人きりの時に、「ありがとう。あんたと結婚できて幸せやわ」
  という形で「自分が幸せである」という感謝を伝えると云うこと


その3 他人に褒めさせる ⇒ ウインザー効果による感謝


  ウィンザー効果とは、他人という第三者を介して情報を得るほうが、
  直接伝えられるよりも影響が大きくなるという心理効果のこと。
  普段から、そう思って貰えてるのかな?という想像が広がる


アドラー心理学的に云うと、

幸せになる唯一の方法は、他者への貢献
自分に価値があると思えたら、勇気を持てる
感謝の言葉を聞いたときに、貢献を知る

身近な家族に感謝されるということで、
夫も幸せになるし、奥さんも幸せになる。

本文中にある、
「子育てが楽しい」という奥さんは、旦那さんの扱いがうまい
というのは、

きちんと感謝を伝える事が出来ている家庭では
子育てが上手く行っている (子育てが楽しい)

と言い換えてもいいかもしれないね。

僕自身も、昨日ふとしたところで、妻に感謝の言葉を述べられて
とてもいい気分で、夕飯の準備をしましたとさ。


世の中の奥さん、旦那さん、
珠には素直な気持ちで感謝を伝えてみるというのを取り入れてみてくださいね。




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私的、オススメ記事TOP3


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2014年10月26日日曜日

仕事の課外授業-580「責任を自覚する」 の感想


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  人間としての豊かさをあらわす一つの姿として、

 それぞれが自分なりの責任というものを

 どれだけ強く感じているか、

 ということがあると思います。
 
                松下幸之助
  
==============================================
仕事の課外授業-580「責任を自覚する」 より


今朝も早起きして、朝から釣り。
帰ってきて、メルマガ感想書いて午後から六本木でDJ
ひゃー急げ急げ~


今回のキーは

「責任を自覚して、仕事をする」

と考えました。

始めに、私事ですがこんど会社の昇進試験を受けることになりました。
正直云ってしまえば、今の会社の状況を鑑みると
昇進して、給料が上がる以上にしんどい事もおおそうなので
別にどうでも良いと言えば、良いのですが

本部内で見ると、僕が試験を受ける陰で受けれなかった人がいる
可能性もあるし、更に試験に落ちてまた受けることにでもなれば
後ろが詰まってしまうという問題もあります。

そう考えると、自分が今ここで一回でパスするという責任があり
それに向けて準備をするという必要があるのです。

(僕が入社した頃は、管理職が提示前に適当な得意先、取引先の名前を
 行き先に書いて、そそくさと帰っていく姿が、半分残念、半分偉くなれば
 ああいう生活がまっているのか・・という憧れもあったのだけど
 今はそういうのは、すっかりなくなりましたね。)

相変わらずのアドラーアプローチで行くと
自分のわずかな利益(偉くなる、給料が少しあがる)で考えると
それ以上な不利益が見えてしまうのですが、

他社貢献というアプローチで考えると
後からの人の為に、流れを留めないということが自分が他者にとって
出来ることであり、それを果たすことがすなわち責任になってくるんだと。

以前、このメルマガ感想文のなかで整理できた事でもあるのだけど、

昔は、仕事をして「働く」ということを
しんどいけどお金を取ってくるという責任だと考えてました。

満ちるが生まれて、まなざしに関わるようになってから少しづつ
考えが変わって来て、

「仕事は、働く事を通した自己成長の場であり
 また、社会につながっていることで、世の中のトレンドを
 家族や友人に伝える為の情報取得の場である」

という風に考えるようになったことで
大分、仕事に対する責任が代わってきました。

同様に、休みの日にセミナー受講するっていうのを考えた時に
自分がこれで、どういうスキルを身につけるだけでなく、
ここで学んだことを、家族友人にどう伝えるか?
というのまで責任の範疇におくことで、姿勢態度が大分変わって来る気がします。


「どのような責任を自覚しているか」

というのが、人生の見方を変える一つの視点になる気がします。
本文の最後にもあった

「責任」とは、まさに「生き方」である。

とは、こういうことなのかもしれないですね。

というところで、今日はここまで。


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2014年10月25日土曜日

仕事の課外授業-579「自信を持つ」の感想


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 そこまでやって初めて、

 ほんとうに生きる自信が生まれてくる。
 
                松下幸之助
  
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仕事の課外授業-579「自信を持つ」より

みなさん、こんにちわ。
天気の良い、土曜日の午後いかがお過ごしでしょうか?

午前中は、息子と多摩川へ釣りに行ってきたのですが
日差しが強くて、暑いくらいでした。
今からは、代々木公園でライブ~

Johnson's motorcar というIrishバンドを観に行ってきます。
興味があれば、見てみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=pHYEmRrj9uA

では、本題、「自信を持つ」いってみましょうか。

今回のキーは

「自分がやっていることに間違いはない」という信念

だと思いました。

このメルマガ感想文をはじめて、3年目になるのですが
初期の頃は、出来てない、やれてない
反省反省反省・・・
足りねぇ血が足りねぇ(ルパン三世カリオストロの城より)
という感想が多かったけど、

最近は割とそんな感じでも無くなってきました。

というのも、やっぱりこの活動を続けて来たと言うのが
確実に血となり肉となってきてるんだなぁと改めて思いました。

続けることで、自信につながってきているということ。


見逃しがちだけど
今の自分の周りを見渡してみた時に、
素晴らしい、家族や仲間に囲まれているって云う事も
今まで自分が積み重ねてきたことなので、
十分に自分に自信をもっていい事だとおもいます。


正に今流行りのアドラー心理学的なアプローチで行くと

「自分に価値があると思えたら、勇気が持てる」

例えば、人生とは連続する刹那であり、
「今ここ」に強烈なスポットライトを当てると、
次の瞬間を変えるのは、他の誰でもない自分自身。
そう考えると、
「わたしの力は、計り知れない程大きく」
世界は、「わたし」によってしか変わり得ない

ということです。

さらに、こんな事云ったら(やったら)白い目で見られるんじゃないか
なんだこいつとかおもわれちゃうんじゃないか?

に関して云えば、正に青のアドラー本
「嫌われる勇気」だね。
別に皆に好かれなくたっていいじゃないか。


それと平行して、根拠の無い自信っていうのも大事だとおもう。

社会心理学者・エイミーカディ女史は次のように言っているそうです

 【Fake it till you become it.】
フリをしろ。それが本当になるまでフリをすればそれは本当になるのだ。

今回の内容にある「うしろめたさ」や「正直さ」 からは少し外れそうだけど
そうなりたいって強く思うっていうのも大事なんだと思う。
情熱だったり、その背景にある、
「自分がやっていることに間違いはない」
という信念だったり。

時に自信を失くすことがあっても、試行錯誤しながらやってくうちに
色々出来たことも増えてきて
少しづつ自信が積みあがってくるのかもね。

というところで、今日はここまでです。

ではでは、いってきまーす。



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2014年10月13日月曜日

すき家「ワンオペ」と家事と



すき家、「ワンオペ解消」の目算が外れたワケ
なぜ深夜営業の大量休止に追いこまれたのか (東洋経済オンライン)


今年の冬にドロップした「牛すき鍋定食」が好評の反面
手間暇がかかりすぎて店が回らないということで、アルバイトが離反。

更に、自給をあげるも人が集まらず、春先にかけて、
すき家の一時閉店が相次ぎました。

その結果、ゼンショーHDの小川氏が相当叩かれていたのも記憶に新しいですが、
その後の改革もあんま上手くいってないみたいですね。

今回、話題になったこの「ワンオペ」

 ・1カ月に400時間以上働いたり、
 ・接客から調理、精算まで店内の業務を1人でこなさなければならない
 ・十分な休憩時間がなかったりする
 ・人手が足りないので休めない

など、現場の悲痛な声があげられてますが、

これって、結構 家事 に近いよね。


今回のゼンショーの改革策で
「1店の深夜営業を休止し、近隣の店舗に人を移すという方策」
っていうのがあったけど、これだと上に上げてる
1つめの月400時間労働の件は、解消されないんだけど、
独りじゃないっていうのが解消されることで、精神的には大分楽に
なるんじゃないかなと、人事ながらおもいました。

僕自身、自慢じゃないけど
料理、洗濯、掃除(あんま好きじゃないけど)はやるし
家のお金の事は自分で管理してるので割りと家事をやってる方に
含めて良いと思うけど、

実際やらない人は全くやらないもんね。

「昼間は、会社で働いているんだから、家事は妻の仕事でしょう」と
云ってしまえば、それまでですが、
論点はそこではなくて

仕事でも、家事でも同じだけど
自分が休んでも誰かがヘルプに入ってくれる状態にあるっていうことで
精神的にとても健康な状態でいられる気がする。

実際には、そんなしょっちゅう休んだりしないのだから
気持ちだけは、そんなバックアップ体制に守られていたいよね。

というわけで、世の中の夫諸君、妻をワンオペ家事から解放しよう。
すき家のように「閉店」に追い込まれないうちに。


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2014年10月12日日曜日

仕事の課外授業-578「耳を傾ける」 の感想


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 部下の話の内容を評価して
 良いとか悪いとか言ってはいけない。

 部下が責任者と話をする、
 提案を持ってきてくれる、

 その誠意と努力と勇気をほめないといけない。

                松下幸之助
  
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仕事の課外授業-578「耳を傾ける」 より


みなさん、こんにちわ。ワタナベです。

台風前の日曜日如何お過ごしですか?
僕は、妻と息子が市のイベントに行ったため
家で、色々やってます。

色々というのは、さっきまでこのブログが
何故、Googleにインデックスされないんだろう?というのを解決してて
調べたりしながら、やってたらあっという間に1時間ちょっと経ってしまった~
お陰さまで、(多分)解決したので気を取り直して、集中します。

さて、「耳を傾ける」行きましょう。
耳を傾ける=傾聴するだいじですね。
昔、妻が、NPの勉強とかしてたころ、
「傾聴力」とかいう本を読んでいた気がする。

今回のキーはコレでしょう

「こちらの価値判断を一切挟まずに、
 すべてを受け入れること」
自分で云うのもなんなんですが、
僕は、割とビジネスの現場では話を聞けるほうなんです。
作業中に急に話しかけられたりすることもあるので、
常に手を止めて、相手の目を見てとまでは行かないけど、
必ず、会話の中では手を止めて相手を見て会話するし、
先ずはきちんと最後まで話を聞くようにしています。

そう 【ビジネス】の現場では。
一方、プライベートのシーン(妻との会話)になると、

「厭、それってそもそもさ、」
「目的はなんなの?」

とか、云っちゃったりしちゃったりしてしまいますね、実際。

いや、よくないね。

そして、そういう人が意外と多いみたいです。
リンクを忘れてしまったけど、
「今から結婚する貴女に伝える○つの事」
とか言う記事で、ビジネス上は穏やかだしよく働くけど、
家庭では、粗暴だし働かない男子が多いという事がかかれてました。

少し話がそれました。

この聴くって態度、やっぱ目上、年上から改善しないとダメよね。
そして、これが改善されると凄く関係が改善される気がします。

ビジネスの話に戻るけど、
今の上司の下に異動になって、3年目なんだけど
異動して1年位、忙しかったのもあるし、
僕自身異動したてで遂行能力も低かったのもあって

結構話をする時間って持てなかったし
⇒資料持ってってもダメだしばかり
⇒話をするのに緊張する⇒溜めてもってく
⇒またNG・・・

みたいなスパイラルが続いていました。

でも、1年半位経って、去年の今頃位からかな?
段々、上司も時間が持てるようになったり、
僕自身も多少、遂行能力が上がったお陰で、
結構、気軽に話しが出来るようになったと共に、
話も聴いてもらえるようになってきたんだよね。

やっぱり、話をする時に緊張するような関係を作ってたら
中々、いい提案とかもらえなくなっちゃうよね。
と、話す側の体験を元に、聞く側として捉えてみました。

あと、

「聞く姿勢は心の姿勢を現しています」

の件。ギクと思うことがあります。
妻から話の途中で、「興味なさそうだから、いいや」と
言われることはよくあるんだけど、
そんな時は、そんな事なく意外と真剣に聞いているのだが、

会社とかで、ドラマの話とか、どこぞの何が美味しいみたいな話のとき
全然話が頭に入って来なくて、「何か感想的なこと言わなきゃ」
と思ってしまうことあります。あるある。

いかんねぇ気をつけるようにしよう。


最後に僕が、時折参考にしている営業本「営業の魔法」の中の1章に
こんな内容があるので、それを引用しておしまいにします


応酬話法(話法の総論) 
 応酬話法とは、常に相手が答えやすいように話を進める話法
 1.その前提として、正しい心をもつこと
 (武器や技を正しく使うには、正しい心をもつことが必要である)
 2.正しく使うこと
 3.相手の考えや意見を尊重した上で、自分の考えを伝えること
 4.説得ではなく、納得していただくための会話力
 5.相手の不安を速やかに取り除き、有意義な結論を導く。
 6.人はふだん考えていることがことばになる。
 7.口はひとつ、耳はふたつ。
  まず心でしっかり相手の話を聴くことから始める。 
営業の魔法 中村 信仁 著


「口は、ひとつ。耳はふたつ。」のマインドを大切にしようと思う。

ではでは、今日はここら辺で。



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2014年10月5日日曜日

仕事の課外授業-577「従いつつ導く」 の感想



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  経営にあたっては、

  社員たちの自主性を尊重し、

  一所懸命働こうとするのをできる限り

  じゃましないように心がけてきました。
  
               松下幸之助
  
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仕事の課外授業-577「従いつつ導く」 より


みなさん、こんばんわ。雨の日曜日如何お過ごしでしょうか?

先週の日曜に息子に連れられて、とても久しぶりに釣りに行ったところ、
これは面白い!ということで、昨日土曜日も釣りに行って来ました。

場所は、家の近所の多摩川。
暑すぎず、寒すぎず、とても気持ち良い気候の中、
多摩川に糸を垂らしていると日々あくせくと働いているのが
若干ばかばかしく感じると共に、とても清々しい気持ちになりました。

ちょっとした趣味に発展しそうな予感と、
とても贅沢な時間を過ごせた事で息子に感謝です。

それでは、「従いつつ導く」いきましょう。


今回のキーは

「人間は、自分の考えで事を行うときに
 いちばん喜びが感じられるものであり、
 そうした場合にはその人の創意工夫も加わって
 仕事の成果もおのずから上ってくる」

だとかんがえました。

丁度、今週読んだ本

「未来のイノベータ―はどう育つのか -子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの-」

に以下の記述があり、正にばちっとシンクロした感じです。

 ・モチベーションには、内的モチベーションと外的モチベーションがある
 ・外的モチベーションはアメやムチ
  - 外的モチベーションでは、仕事に情熱を注がない
 ・内的モチベーションは遊び、情熱、目的意識
  この3つを親、教師、メンター、経営者がどう奨励するかによって
  若きイノベーターの人生に大きな変化が生まれる

更に、この本にはこのような記述もありました。

 「大人の「よりよい判断」より子供の「知恵」を信頼する」
 「親の最も重要な仕事の一つは、
  子どもが自分で情熱を傾けられることをみつけ追いかけるのを
  応援すること」

アメやムチでむりくり、モチベーションを上げさせるのではなく
親の判断(天野さんの云うところの教育)ではなく、
子どもの「知恵」(同、遊育)を信頼すること。

内的モチベーションを奨励し、応援することなのですね。

今回本文中で用いられている 「導く」 という表現
これは、僕的には、この「応援」するということなのかと受取りました。
冒頭の言葉

じゃましないように心がけてきました

コレは、応援するということをあらわしているのかなと。


そして、忘れてはいけないもう一つのポイント

部下の「自主的な意欲に水をさしている」

自己自慢は、無いにしても
ついつい云い過ぎちゃったり、やる気を損なう一言を云ってしまったり
この点に関しては、心当たりありますね。

昨日も、妻に対してつい一言余計なことを
そんな言い方されると、やる気が無くなると言われ
それは、聞く態度がなってないからだと内心思いましたが
それ以前に、リーダーとしての「感情のコントロール」が大きな課題ですね。

そんなところで、今日は以上です。


仕事の課外授業 藤堂 昌恒さんの著書:覚悟力 (PHP文庫) 文庫


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2014年10月3日金曜日

子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの



会社の偉い人が、この本読みたいなぁというので経費で購入したら
付箋を付けて返してくれたので、付箋のとこを中心に読んでみました。

付箋のところ中心なので、本とざっくりしか読んでないけど、
内容メモをシェア。


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未来のイノベータ―はどう育つのか -子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの-
トニーワグナ-

目次

1 イノベーション入門
2 若きイノベーターの肖像
3 STEM系イノベーター
4 社会イノベーター
5 学びのイノベーション
6 イノベーションの未来


■STEM(科学、技術、工学、数学)分野の重要性


■イノベーションを起こすには、
 - 専門性
 - クリエーティブな思考力(正しい疑問の投げかけ、結びつきの見出し、観察し
   共感し、コラボレートし、実験する能力)
 - モチベーション

・モチベーションには、内的モチベーションと外的モチベーションがある

・外的モチベーションはアメやムチ
 - 外的モチベーションでは、仕事に情熱を注がない

・内的モチベーションは遊び、情熱、目的意識
 この3つを親、教師、メンター、経営者がどう奨励するかによって
 若きイノベーターの人生に大きな変化が生まれる


・遊び
 グーグル創業者 ラリー・ペイジやセルゲイ・ブリン
 amazon ジェフ・ベソス
 wikipedia ジミー・ウエールズ
 等は、遊びを通して学ぶモンテッソーリの学校に通っていた


・情熱
 何かを探り、新しいことを学び、もっと深く理解したいという情熱
 1万時間の努力は、タイガー・マザーからでなく自らの情熱から

 
・目的意識
 「変化を起こしたい」という意欲


※若きイノベーターたちの人生には、遊びが情熱、そして目的意識へと
 進化していく線がはっきりと見えた

※彼らは、子供時代に大いに遊んだが、その遊びの多くは
 他の子供に比べると極めて無秩序であった


■何故イノベーションが大事なのか?

・イノベーションとは?
 - この世界で意味がある事
 - 人々にインパクトを与えること
 - そして人をワクワクさせることをやるということ


■イノベータを育てるには?

・現在は、お父さんがいちばんよく知っている時代ではない
 - 自由にさせるとき、守ってやるとき
 - 宿題をやらせるとき
 - 学校外での学びをサポートするとき

 ⇒ 大人の「よりよい判断」より子供の「知恵」を信頼する


・子供には、ユニークな感性があり、学びたい、作りたい、といった要求があり
 自分の潜在性を実現したいという内的エネルギーがあることを信じるべきだ

・おもちゃは少ないほどいい
 - LEGOで何かを作り上げたり、創造力と想像力の助けになるもの
   例えば、予算を持って工具店に行き好きなものを買わせるなど

・スクリーンタイムの制限
 - 電子的おもちゃや、PCへの接触を一定年齢まで制限する
 - 一定の年齢になった、PCを使って調べることもあり
  但し、リビングにおいて、どれだけ使っているかを把握すると共に、休息日、休息時間を設ける

・遊びとしての読書
 - 子どもの想像力をかきたてる本の読み聞かせ
 - 成長したら、自ら読む習慣をつけさせることも重要。宿題とは関係ない本を読む時間を設ける


・親の最も重要な仕事の一つは、子どもが自分で情熱を傾けられることをみつけ
 追いかけるのを応援すること

----------------------

我らが、amazonのファウンダー ジェフ・ベソス 他
インターネットの巨人達がモンテッソーリの学校に通っていたのには感動。

先日の、『「子どものため」って誰のため』 天野秀昭 氏講演会 の内容にも通じる、
遊びの重要性、遊びの多くは他の子供に比べると極めて無秩序であったなど。


スクリーンタイムの制限、遊びとしての読書など息子誕生以来こだわっていたことが
意外な切り口からも、認められたのはちょっと嬉しい。


おもちゃは、(貰ったりすることで)どうしても多くなってしまうのだけど
今後は、工具とかスポーツ用品とかにしてもらおうかと思う。


「大人の「よりよい判断」より子供の「知恵」を信頼する」
「親の最も重要な仕事の一つは、子どもが自分で情熱を傾けられることをみつけ
 追いかけるのを応援すること」
など、息子が成長するまで心に刻んでおきたい名言にも出会えた。

2014年9月29日月曜日

仕事の課外授業-576「上司の努力」 の感想

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   自分が、もう一つ努力する。
  
             松下幸之助
  
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みなさんこんばんわ、渡辺です。
昨日は、息子の運動会に行って
特に何に参加したって訳でもないのに
帰宅後、お風呂は行って、ご飯食べて
すぐに寝てしまいました。
で、深夜に起きてメルマガ作業してました。

で、今日は釣竿買いに行ったけど
予算内のものが無く、帰りにリサイクルショップ行ったけど
ダメで、結局帰宅後amazonでポチッとして
棒に紐をくくりつけたので釣りしてきました。

もう少し、余談を書かせてもらうと
運動会すごく良かった!
特に、高学年の組体操とか結構感動して涙ながしちゃったよ。
石灰と砂で汚れた顔も拭かずに真剣にやってんだけど
ピラミッドつくるのに上手くいかない、グループとかあったりさ
でも、もう一回、落ち着いてとか
すごいバランス悪い中、立て直して立ち上がる姿とかね

一番上で立ち上がるのも、目立つようだけど
いつ落ちるか分からない恐怖があるし、当然ながら
その下で支えている人がいるから高さを作れるわけで、

ある意味人生の縮図だよな~とか考えながらね
そんな事を抜きにしても、小学生の真剣な姿に心打たれて
グランド端で泣いてました。

さて、そんな熱い想いを胸に、「上司の努力」行きましょうか

今回の肝は、なんと云っても

「主体性に従いつつ」育てなければ、
人は、ちゃんと育たないのです。

コレですね。

我が家でよく引用される、この言葉。

「ロバを水のみ場に連れて行くことは、出来るが水を飲ませる事は出来ない」

水のみ場に連れて行くということで、きっかけを与えることまでは出来るけど、
喉が渇いていないのに、強引に水を飲ませる事は出来ない。
喉が渇いたときに、ここに水のみ場があるって事を思い出せばよい。
みたいな意味でとらえています。

とはいえ、実際には特に家族だと
頭で分かっている筈だけど、

「折角教えてあげてるのに!」

ってなってしまうこともあります。
それって、なんだろうね?っていうのが今回のメルマガの中にありました。

結局、会社だろうが、家庭だろうが

「相手のため、会社のため、お客様のため」

といいながら、

「自分のため」

になっていないかということでした。
あるね。あるある。

早く育ってもらって、楽したい。
こういう考え方を持つことで、対等に話をしたい。

そんな邪が考えが、先行してしまうことで、
相手の主体性を、端っこにおいやってしまうのですね。

人は、決して、「こちらの都合」に合わせて、
「こちらの望むように」は育ってはくれません。

正にこんな感じ。

妻に、色々と勉強するなら、
何はともあれ、先ずコレを読んだほうが良いよと
会社から持って帰って来た本も端っこに追いやられているけれど
目くじら立ててはいけません。

花やりの話を思い出し、

 水をやるタイミング、回数、水の量、やり方など、

声がけをするタイミング、回数、量などを
相手のペースに合わせながら、続けていくしかないんだなぁと

実感したところで、今回はおしまいとします。

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私的、オススメ記事TOP3

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2014年9月28日日曜日

全てはあなたが決めたこと ~アドラー心理学本を読んで~



アドラー本人気ですね
fbのタイムライン上でも『「嫌われる勇気」を読みました』という投稿も
ちらほら出てきてますね。

アドラー本も色々ありますが
この2冊コンボがオススメです。


「嫌われる勇気」 岸見一郎 古賀史健 (青本)

「アルフレッドアドラー人生に革命が起こる100の言葉」 小倉広 (赤本)


嫌われる勇気(青本)は、ストーリー仕立てになっているので
小説とか読むような感覚で読めるので、この手の本を読みなれない方にも
割とハードル低く読めるかと思います。

一方、100の言葉(赤本) の方は見開きで右に言葉、左に解説という
シンプル構成になっている為、どんどん読み進められます。
気軽にペラペラめくるなら、こちらから。

個人的には、青本で全体の枠組みとアドラー心理学の大枠を理解した上で
赤本で復習っていう流れが、オススメです。



------------------

■ 変われない理由

・トラウマは存在しない
 - 自分の経験の中から目的にかなうものを見つけ出しているだけ

・不幸であるというのは、自らの手で「不幸である」ということを洗濯しただけ

・変われないのは変わらないのを選んでいるから


■ すべては、あなたが決めた事

・人生が困難なのではない、あなたが人生を困難にしている。人生は極めてシンプル。

・天を恨むか、周囲に感謝するか自分で決めること

・健全な人は相手を変えようとせず自分が変わる
 不健全な人は、相手を操作し変えようとする

・どんな過去であれ、未来はあなたが作る


■性格は、今この瞬間に変えられる

・ライフスタイル(=性格)は人生の設計図であり、舞台の脚本

・スタイルが変われば、人生が変わる


■あらゆる人生の悩みは、対人関係に行き着く

・配偶者を従わせて、教育したいと思い、批判ばかりしていては結婚はうまくいかない


■ そのままの自分を認めよ

・劣等感は、「客観的事実」でなく、「主観的な解釈」

・健全な劣等感は、「他社比較」ではなく「理想の自分との比較で生まれる」

・劣等感を言い訳に逃げ出す弱虫は多い
 しかし劣等感をバネに偉業を成し遂げた者も数少なくはない

・正しいことで注目されないと、時に負の注目を集めようとする


■ 承認欲求

・われわが語るべきは、善悪でも道徳でもなく"勇気"の問題

・他者の期待を満たす為に生きているのではなく、
 他社も、あなたの期待を満たす為に生きているのではない。

・嫌われる勇気


■ 感情に隠された目的

・相手を責め、同情や注目を引くために泣いている

・怒りという感情を捏造する。大声を出すことで相手を屈服させる為

・感情はクルマのガソリン。「支配」されずに「利用」せよ

・「無意識に・・・」「欲望に負けて・・・」相手や自分を欺く言い訳をやめよ


■ 家族こそが世界

・子どもにとって家族は「世界」そのもの

・親から愛される為、命がけの戦略が性格の形成につながる

・子どもが親に似るのは、親の協力を手に入れようとすること

・子は親の貼ったレッテルに過剰に応えようと努力する


■叱ってはいけない、褒めてもいけない

・叱られたり、褒められたりしないと行動しなくなる

・評価してくれない、相手を敵視する

・間違いを分からせる為には、親しみのある話し合いをするのがよい

・問題行動に注目すると、人はその行動を繰り返す

・他人と比較するのではなく、出来ている部分を見つけ気づかせてあげる

・失敗を通じて、「変わろうと」決断するのを見守る

・この体験を通じて、相手が「何を学ぶか」を考える

・褒めるという行為は、能力のある人が能力のない人に下す評価

・行動に問題があるとしても、背後にある動機や目的は「善」

・命令口調をやめ、お願い口調や「私」を主語にすると勇気を与えられる

・勇気づけというアプローチ
 - 自分に価値があると思えたら勇気を持てる
 - 感謝の言葉を聞いたとき、貢献を知ることが出来る

・能力が足りないのではなく、勇気が足りないだけ


■ 世界の中心はどこにある

・あなたは、共同体の一部であれ中心ではない

・共同体感覚とは、「自己受容」「他社信頼」「他社貢献」

・「私は、この人に何を与えることが出来るか?」を考えねばならない


■ 幸せになる唯一の方法は、他社への貢献

・仲間の利益を大切にする。受け取るより多く相手に与えよ。

・見返りがなくても、誰もみとめてくれなくても、他の人が協力的でなくても、あなたから始めるべき

・いっさいの条件をつけない

・「他者が私に何をしてくれるか?」ではなく、「わたしが他者に何をできるか?」

・相手の権利に土足で踏み込まない

・ほめるのではなく、感謝を伝える

・判断に迷ったら、大集団の利益を優先せよ


■ 困難を克服する勇気

・「勇気」とは、困難を克服する活力


■ 他人の問題を背負ってはいけない

・あなたが悩んでいるのは、本当に「あなたの問題」だろうか?


■ 自己実現

・人生とは、連続する刹那

・「今ここに」強烈なスポットライトを当てる

・私の力は計り知れないほどに大きい

・世界とは、他人が変えてくれるのではなく、「わたし」によってしか変わり得ない

-------------------------

僕自身、厳しめな父親に育てて貰った為
割かし、自己肯定感とか低めで、ずっとそれを出自に依存するところがあんだろうなと
思い続けてきたところがあったのだけど、そんなの
「自分の言い訳じゃん」
「出来ない理由探してるだけじゃん」
とか考えるようになったら、少し気が楽になってきた。

大学生の頃、何かにつけて「勇気」というのが一時流行って

「もう一軒、呑みに行くのも勇気」
「帰るのも、また勇気」
「授業に出るのも勇気」
「部活に出るのも、また勇気」

とか云ってたんだけど、実はそれが本質だったのかも。



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2014年9月24日水曜日

「~NPOのための~ 情報発信に効く!編集術ワークショップ」 参加メモ


昨日、編集術ワークショップなるものに参加してきたのでシェア。

ISIS編集学校本楼という壁一面本に囲まれた幸せなお洒落空間のなか
編集というものをちょこっと学んできました。

編集という作業そのもの、非常に感覚的にやってきたので、
体系だって、学ぶのはまったくの初めてだったので、
非常に新鮮に学ぶことができた。

ちょっと、この手の本とか読んで勉強してみようかな?

------------------

CANPAN × イシス編集学校
「~NPOのための~ 情報発信に効く!編集術ワークショップ」

日時 2014年9月23日(火) 13:30~16:30(13:00受付開始)
場所 編集工学研究所 1階「本楼」
   地図: http://www.eel.co.jp/others/access.html
主催 イシス編集学校、日本財団CANPANプロジェクト
共催 企画協力:設樂剛事務所


◆レクチャー篇(CANPAN 山田氏)
○はじめに
・本日のセミナー 58名の参加。キャンセル待ちが出る程の大盛況
・CANPANとは、日本財団よる、市民、NPO、企業などの活動を支援プロジェクト
・日本財団とは、競艇の資金により成り立っている
・山田氏、年間50回のセミナー開催。内30回は日本財団ビル他で主催

○なぜ今NPOにとって個人の情報発信が必要か
・NPOでも団体としての情報発信から、個の情報発信が重要になってきている
・個々人の等身大の情報発信からファンや個人間のつながりなどが生まれる
 そこから組織団体へと好感を持ってもらう、という導線も考えられる
・情報を届けたいという発信だけでなく、関係作りを目的とした情報発信

○重要な三つの「コ」
・コンテンツ
 - どのような情報を、どうやって発信していくのか?
・コミュニケーション
 - どのような関係性を築いていくのか
・個
 - 団体から個人だけでなく、個人から個人。○○さんが云っているのなら・・・
 - 団体としての物語づくり、個としての物語づくり


●情報発信に必要な情報編集力とは(イシス編集学校 吉村氏)
○はじめに
・会場 ISIS編集学校 本楼。
・建物内に6万冊の本がある中、本楼には2万冊の本があり壁一面に本が並んでいる
・本は、ブロック毎に時代やテーマに沿って集められている(編集されている)
・情報のINPUTとOUTOPUTその間にあるものが編集という作業
・私たちの身の回りにあるもののほとんどに編集の観点や発想が盛り込まれている
・例えば料理。食材を買う、調理する、お皿に盛りつける。そのプロセスも編集

○編集にける3つの”M”
・Media(媒体)、Method(手法)、Message(何を伝える)
・今回はMethodに焦点をあてていく
・”自分を入れた編集”というところを実践していく


○WORK1「会場内より本を探し、自己紹介と何故その本を選んだか」
⇒僕が選んだのは、 「SMOKING ROOM 喫煙室」というJTの無料冊子
 林海象監督他 柳美里、里中満知子 等による3ページほどの煙草エッセイを掲載

⇒理由 パッと目に入ったので手にとったらJTが発行していた
    奥付をみると無料発行で、元来広告などのコマーシャル的なものが好きで
    さらに、開いてみると、林海象監督が濱マイクの事を書いていて、
    これまた、好きな映画だったため時間いっぱいそのまま読み進めていた

・その他、タイトルに惹かれた人、好きな作家(荒俣宏氏)のレア本、
     好きな本(シリアス)の作家によるダジャレの本、
     タイトルに得意先の名前が入ってた などで選らんだ人が居た

※何かと何かを繋ぐのが編集
⇒異質なものから自分を紹介してみるというワークを行った。


○多面的な視点から情報を集める
・フィルターを入れ替えるという作業
 - 情報を入れてから取捨選択するのではなく、収集と取捨選択を同時に行ってる
 - 赤いものを挙げて下さいというのと、赤いものを探してくださいの違い
・フィルターのクセ。好きなものは目に付き易い
・予め、自分の持っているフィルターのクセを知っておく
 - 得意なフィルターを明確にしておく
 - 意図的にフィルターを変更する


○編集は不足から生まれる
・無いものに目を向ける
・企画、問題解決、報告レポート、「何が足りない」「何が不足している」に着目
 - 既存レストランに「足りないもの」を発見することで新しいサービスの発想
 - ある街に「不足しているもの」を観察することで、街の活性化方針が生まれる
※「何が足りないか?」を絶えずつかみ直す事が、仕事を自立的に改善する基礎


○WORK2 自分の情報を書き出してみる
・自分の属性をポストイットに書き出してみる(5min)
・自分に無いものをポストイットに書き出してみる(5min)
・属性を並べ替えてみる アピールしたい順(3min)
・属性を並べ替えてみる 情報発信したい順(3min)

※編集を行うためには、まず情報を集めてくる必要がある
 そこから選択し抜き出し形づけたり、方向付けたりする

・情報の”地”と”図”という観点。つまりは”分母”と”分子”
・自分を紹介する素地を変えることで、見せ方(図面)もまた変わる→“編集的自由”


○いじりみよ創文術
・「いじりみよ」は、"位置づけ""状況づけ""理由づけ""見方づけ""予測づけ"
 の5つの頭文字を取ったもの
・出来事を人に伝える時に、これら5つの要素が含まれているかが鍵となる
・"位置づけ":起こった事が何であったか?何が言いたいか?
・"状況づけ":背景にある動向。さらに絞り込んでいく
・"理由づけ":起こった原因や理由。
・"見方づけ":大局的な意味。理由付けとは違う見方。視点を飛ばす。日から米へ
・"予測づけ":物事や事件がどうなっていくのか?及ぼす影響など


○WORK3 いじりみよ作文
・先の自分情報から何か伝えたいことを選んで「いじりみよ」してみる

 位置づけ:部屋に極力ものを置かないという生活に憧れる
 状況づけ:近年の断舎利ブームやシンプルに生活したいという気持ちから
 理由付け:元来収集癖があり、好きなものを集めてしまう
 見方付け:減らせないのなら、先ずは増やすのを辞めてみたらと云われる
 予測付け:何かの際には、それらのものに押しつぶされてしまうかもしれない

・文章作成(200字以内)
「コラム風」
 部屋にモノを多く置かないという生活に憧れる。近年の断舎利ブームにのっかりたいという気持ちやシンプルな暮らしをしたいという考えから来るものだ。しかし、元来収集癖があり、レコードや本など好きなものを集めてしまう為、絞り込むのが非常に困難である。周囲からは先ずは、今以上に増やさなければ?と云われるが、それが出来るくらいならば世話はない。このままでは、多くのレコードに押しつぶされる日が来るかもしれないが、それもまた一興かも。

「SNS風」
 何も置かないシンプルな部屋。そういうのって憧れない?僕は憧れます。世の中的には、断舎利に乗っかってる感はちょっとアレだけど、ごちゃごちゃしているよりもさっぱりしている方がいいよね。でも、世の中には楽しいものが溢れてて、そういうのを見つけるとついつい欲しくなっちゃうので、減らせ!増やすな!って云われても、ついつい増えちゃうよね。まあ、最悪それらの下敷きになっちゃってもそれはそれで、幸せかもね。


※対象を変えることで、内容を変化させることが大事。


○最後に
・予測づけで未来を語る。imageをmanagementする
・団体としての発信が個人に刺さりにくい
・個人としての発信で、団体の情報をつなげていく
・文字数制限が難しいという声があったが、制限が新たな工夫を生んでいく
 - 江戸時代鉄砲職人が規制され、花火職人ができたように


以上

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「何が足りない」「何が不足している」に着目する事や
いじりみよ作文は、単なる情報発信だけにとどまらず、
戦略立案や自分の中での整理とか日々の生活でも応用できそう。



仕事の課外授業-575「反省する」 の感想

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  反省に徹したとき、

  あらゆる面に革新が生まれてくる。
  
               松下幸之助
  
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仕事の課外授業-575「反省する」 より


みなさんこんにちわ。
秋分の日、如何お過ごしですか?
とても良い秋晴れの空が広がりとても気持ちがいいですね。

今日は、妻と息子が多摩川へ釣りへ
僕は、昼から編集学校に行くのでそれまでの間の
自由時間を満喫中です。
編集学校の内容はまた追って。

いやあ、いい天気で気持ち良いね。

それでは、「反省する」いってみましょう。

反省するって大事ですよね。

例えば、僕は本の読み方をここ数年でシフトチェンジしてて
今までは、じっくり1冊読んでよみっぱなしだったんだけど
今は、結構さらさら~っと読んで早く読めた分
もう1回30分位かけて、良かったところとかをノートに書き出すようにしています。
大体A5ノートの1ページ分位。
珠に、この感想文で本の内容を引用するのは、そのノートから引っ張ってきたりしています。

実生活でも、反省するって書くとダメな自分と向き合うだけみたいですが
本文中にあるように振り返ってみると当然いい事もあれば悪いことも
ありますよね。
その2つをバランスよく実施するのが、心の健康にとてもいいと思ってます。

振り返りですが、
2010年頃の手帳に書いていた

 1日10分
 1週間に30分
 1ヶ月に1時間
 1年に1日

という、何かの本で読んだ振り返りのスパンと長さがあるのですが
これは、中々実行が難しかったです。
最初の数日は出来たけど、1週間に30分とかが出来なくて
すぐに続かなくなってしまいました。

で、今年の6月16日に戻るのだけど
さっちゃんが毎朝早起きして
朝ノートというのをつけてるというのは知ってたんだけど

ちなみに、
朝ノート
http://365-happy.com/100/happy/asa-note3.html
その日のテーマとTODOを書き出すというもの


正直あんまりピンときてなくて
でも、なんとなくはいいなぁとは思ってて
そこで、出会ったのが4行日記だったわけです。

4行日記
http://www.hitogumi.jp/nikki/206/
1日の振り返りを以下の4つ
 ■事実、◆発見、●教訓、★宣言
で、それぞれ1行づつ書いていくというもの。

ネットの記事を読んだだけで実行している為、
本来のマナーとは異なるかもしれないけど、

この二つを組み合わせ、朝に前日の4行日記+当日の朝ノート
というのを6/16以降毎日続いています。3ヶ月達成!

恥ずかしながら、1部を公開すると

--当日朝書くところ--

6/19(木)晴れ
・本日は、仕事デー。でも可能な限り早く帰るよ!!
 □ レバレッジ仕事術のまとめ書く
 □ マンションゴミ当番表の印刷をする

--次の日の朝書くところ--

■ 残業し過ぎた、眠い
◆ 話してみると実はいい奴、ってあるよね
● 固定観念はイカン
★私は固定観念の眼鏡で他人を観ないようにします。

----以上

こんな感じです。

若干、解説をすると
多分、仕事が色々あってこの日は残業必須だったんだけど、
ダラダラ仕事しないぞ!という宣言
⇒結果は、、
残業し過ぎて、多分帰宅が1時近かった。
残業タイムに普段いけすかないなと思ってた奴と喋る機会があったら意外といい奴だった

みたいな感じです。

今回のメルマガに当てはめていくと

「体験を味わって蓄積していく」

⇒1日を■事実、◆発見、●教訓、★宣言 に当てはめる事で
 平々凡々だと思っていた毎日が意外とバラエティに富んでいる
 というか、バラエティを振り返りから探し出そうという姿勢に変わった。

「素直に正しく反省する」
⇒今回は、公開しましたが基本的には非公開なので
 割と赤裸々に発見、教訓、宣言は書いてます。

「自分へのねぎらい」
⇒これが割と大事で、宣言は書きながら、今既に出来てるぞ!
 これからもこの調子で行こうみたいな日もわりと多く出てくる

こういう型にはめなくても、振り返りや反省が出来る人は良いのですが
難しい人は、フォーマットにのっとって続けてみるっていうのも
一つのとっかかりかもしれないですね。

今日のところは、以上です。


オマケ:最近読んだ本の話
今週読み終わったのは、「IDEA HACKS2.0」です。
前回の続編です。
前回が割りと、TIPS的な内容だったのに対し、この本はもう少しスタンス的なものを
中心に記載されています。
チームで仕事をする時の発想法やアイデア共有法などにも触れてるので
興味がある人は、後ろの方の章だけでも、パラパラとみてみるといいかも。


以上です。


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私的、オススメ記事TOP3

⇒現在アクセス数驀進中
『「子どものため」って誰のため』 天野秀昭 氏講演会

⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。 
「キミと夏と山形」に思う祖母のこと父のこと息子のこと

⇒超簡単!オススメの成功習慣
パスフレーズで成功習慣

⇒家族内の摩擦はなぜ起こるか?
 家族と言う組織

2014年9月15日月曜日

仕事の課外授業-574「衆知を集める」 の感想



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   人の知恵というものは、
   所詮は衆知に及ばないのである。
  
                松下幸之助
  
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仕事の課外授業-574「衆知を集める」 より


みなさん、山梨からおはようございます。渡辺です。
3連休は天気が良くて、昼間は真夏日が戻ってきた感じだけど
山梨の朝晩は寒いです。セーター着てます。厭、本当に。
この気温差は気をつけないとまずいね。

さて、それでは「衆知を集める」行ってみましょう。

前回予告の通り、我が故郷山梨の武田家
勝頼が、織田鉄砲隊に敗れた理由の為、
いやがおうでもタイプする指に力が入ってしまいますが、
今回のキーは

「人の知恵というものは、所詮は衆知に及ばない。」

というとこでしょう。

古今東西、物事を考えるに当たり「衆知を集める」に越した事は無いわけで。
ブレストなり、KJ法みたいななのが体系化されて存在するわけですね。
マッキンゼーの課題解決手法の中にも面接という日本語で取り入れられています。
(日本語訳がピンと来ないけど、
 内容はTopインタビューみたいな感じで、話を聴いてみようのスタンス)

その中で大事なのは、

 ・多数決にするわけではないというところ。

ステップとしては、

 1.他人の話を聞く

 2.1を元に内部に新たな知恵を醸成させていく

 3.その知恵が「自然の理法」に合致するかどうかを確認する。

ということで、

 INPUT:他人の意見
 OUTPUT:自然の理法に合致した新たな知恵

になるわけです。

で、注意しなくてはならないのが、STEP1 他人の話を聞く で
本文中でも語られている、「聞く態度」ですね。

「聞く」の目的は「衆知を集めること」で
意見の違いは「レベルの違い」ではなく、
「視点の違い」あるいは「モノサシの違い」であり、
それが、「価値観の違い」になるのです。

価値観の違いを認識する手段としての「聞く」の筈が
自分の価値観に合わない事を排除してしまったり、
自分の方が話してしまったりというのは、往々にしてありえる事ですね。

そういう中では、幸之助さんの

「いい意見やなー」 (承認)
「その話は面白いな」 (興味・関心)
「きみの、その話は大いに参考になるわ」 (感謝)

の態度が聞くには必要なのですね。


プラスアルファ友人曰く、「聞く」ことの副次効果として
「相手と信頼し合える関係性を築きたい(築ける)」

というのは、確かにありえるなと実感しています。

僕自身、今の部署に異動したばかりの頃は、
業務内容とか良く分からず、ピントが外れた発言をしていた為か
普段、あまり上司に話を聞いてもらえてる感は無かったのですが
2年半も経ち、流石にそこそこ使えるようになってくると、
上司の「聞く」態度も変わってきて、そうなると関係性も出来てきてます。

冒頭の武田勝頼の話に戻すと、
勝頼が家臣の話をもっときちんと聞いていたら、
家臣との信頼関係がきちんと築けて、士気も下がらずに
もしかしたら、時代を変えていたかもしれませんね。

というところで、以上です。

それでは、3連休最終日よいお休みを~
僕は、今から東京へ戻ります。急げ!



2014年9月14日日曜日

『「子どものため」って誰のため』 天野秀昭 氏講演会


NPO法人「子どもへのまなざし」主催の講演会に行ってきました。
久しぶりのいい天気の下、仲田の森の自然に囲まれ
とてもよい雰囲気の中での2時間でした。

つい先日仕事の課外授業の感想で触れた脳科学的なアプローチなど、
子どもの遊びというものを、改めて考える良い機会になったので
講演内容のメモをシェア


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「子どものため」って誰のため
9/13(土)10:00~12:00@仲田の森蚕糸公園

講師:天野秀昭 氏
    1958年東京葛飾生まれ。「羽根木プレーパーク」で日本初の有給プレーリーダー。
    09年4月から、大正大学特命教授として、遊びに関わる大人の育成を目的として
    教鞭をとっている。


■自分が子どもの頃、遊び場に大人が居るのが嫌だった

・東京葛飾の生まれ
・子どもの頃、大人の目を盗んで危ない事とかしていた。
・大人になり、プレーリーダーとなって改めて、
 「大人が居るのは嫌なのでは?」プラスの面マイナスの面ってなんだろうと考えるようになった。


■消費の遊びと生産の遊び

・今、公園の砂場に行くとネットがかけてある。
⇒何故か?野良猫の糞対策。
 市の公園課に連絡が入る「猫の糞があるので処分してください」そんなの一々対応してらんない。
⇒結果として、猫が入れないように、網を張るという対策になった。
⇒では、砂場を活用する側で考えた場合、
 わざわざ網を外して遊んで、また網を張る気にならない。結果として使われなくなっている

・市に連絡した人は、親切心で連絡したのでは?
⇒消費者意識。(自分で片付けをしようという意識の欠落
 =自分たちはサービスを受ける側である
※自分が場を作るんだという意識が無い事が問題

・子どもの遊びは、生産であって消費は遊びでは無い
 (消費=おもちゃ、ゲーム 等お金を払って得るもの)
⇒消費者として、サービスの受け側になるのではなく、
 自ら遊びを生み出す力を育む事により、人生を切り開く力が見につく


■教育と遊育

・「鬼ごっこは遊びだと思うか?」
 「『本を読みたい子に、今から30分は鬼ごっこの時間だから鬼ごっこしなさい』は遊びか?」
⇒強制される遊びは遊びではない。遊びの本質はやってみたいという気持ち

・教育とは、教えて育てる。大人目線。教育者の価値。善悪、正誤。
・遊育とは、子ども目線。大人目線。遊んで育つ。子どもの価値(快不快、うれしい、楽しい =情動)
※大人が子どもの遊育に価値があると認められるか?

・少子化が問題になっているが、それは大人目線。子どもから見たら、多大化。
⇒大人多すぎ!常に大人の目にさらされている。大人の正しいと思う事しか体験できない。
⇒大人の価値観下で常に評価されている
⇒自分が生きているという実感が乏しくなり、何をして良いのか分からない。

・人間の脳の動物脳の部分(=情動)は3歳までに8割、8歳まで9割が形成される。
 一方人間脳(=善悪、正誤)の部分は18歳位までに形成される。
・子どもは正しいから遊んでいるのではなく、楽しいから遊んでいるのだ。
⇒「順番を守らなくてはいけない」、「『貸して』と云いなさい」、
 子ども同士で遊んでいる、喧嘩もひとつのコミュニケーション
・そもそも子どもは普遍性が高く、宗教、言語、文化の違い関係なく遊ぶ事が出来るが、
 大人になると違うという事をトリガーに戦争を起こしたりするようになる

※トラブルを事前に止めているのは「しつけ」という名の教育(=親目線)
 他人からの目を気にしているから。天野さん曰く周囲からのチクチクビームが痛い。
 結果として、子供同士のコミュニケーションの機会を奪っている。


■親の理想に応えようとする子ども

・人間というのは、1歳まで独りで立つことも出来ない
⇒周りの大人に可愛がられないと生きていけない
⇒結果として、「親の理想」「保育者の理想」を感じ取ってそれに応えようとしてしまう
例)プレイパークでの小四の子
・「僕ね、学校では仮面1枚付けてるんだよ。家では2枚だけどね」
⇒学校はパブリックな場所だから、多少は仕方がないにしても
 プライベートな場所な筈である家庭でも
 『親に迷惑をかけてはいけない』、『親には云えない』という気持ちが出てきてしまっている。

・遊びの3要素、「あぶない」「汚い」「うるさい」。この3つはしつけの対象だったりもする。
⇒怪我をするかもしれない、下手したら骨をおるかもしれない。
 でも、自分がやりたくてやった失敗は次の学びを生む。
 やらされてやった失敗は挫折を生む。
⇒自分の限界に挑戦し続ける限り身体の動きが変わってくる。
 (転んだ時、落ちたとき、大怪我につながらない)
⇒小さい頃から危ないから危ないからと、止めていると、
 身体が出来てきてから大怪我に繋がる場合がある

※大人にとって価値があるかどうかではなく、子どもが価値をもってやっている事を
 楽しんでみる、認めてあげるということが必要


■屋外で遊ぶ事の大切さ

・人間は身体を動かしながら、神経細胞のつながりを作っていく
・免疫系、代謝系の発達により興奮物質を調整できるようになる。
・屋外における大気の変化(日向と日陰の気温の違いや風など)
・ヌルヌル、ベタベタ、ザラザラ、ゴツゴツ、感覚器官が発達する
⇒屋内は、サラサラ、スベスベ、フワフワ、「快」の感覚ばかり

・身体は心のセンサー身体が育つの同時に心が育っていく
・屋外で思いっきり遊ぶ事が大事。遊ぶ=子どもの魂の創出
⇒早期から協調を強制をさせる事により、情動を抑え込む必要が出てくる。
⇒結果として、色々な事に無関心にならざるを得ない。やりたい事が無くなる。

※我慢し続けた結果、思春期以降に爆発する可能性がある


■子どもが育つ環境づくりを

・遊育を受け入れる大人が増えると子どもが増えると自己肯定感が育まれた子どもが育つ
・何故いじめがおきるのか?
⇒いじめが悪い事は分かっているいるから、隠れてする
⇒他人を傷つけるのを楽しんでる
⇒自分が傷つけられて、誰にも救われずに育ってきたので、相手も同じ目に合わそうとしている。

※いじめ側の問題に目を向けてみる。その背景に何があるのか?

・子どもと向き合う事で、逆に同じ景色が見えなくなる可能性がある。視線がこうなる ←→
・子どもと並んで、同じ方向を向いたほうが同じ視線で語れる。 →→
・親も子どもも色々な世界や文化に触れ、
 大人も色々な子どもが居る事を知り、子どもも色々な大人が居る事を知る事で
 世界観が広がる。


■質疑

Q:親世代が既に遊育で育っていない為、自己肯定感も低く
  自分自身と子育てのダブルで大変

A:プレイパークへ行け。
 大人が集まり、色々な世代、色々な立場、色々な価値観の人間に触れ合いながら、
 大人同士のネットワークを築いていく事で、自分ひとりで子育てをするという意識を持たない事。
 母親は妊娠出産を契機に生まれ変わる機会に恵まれている。
 子育てもしながら自分の人生を大切に。


Q:自宅の庭を近所の子どもに開放しているが、最近小学校の高学年生による心無い悪戯
 (金魚を生きたまま埋める、ハンモックを切る)などが出てきた事に怒りを感じる。

A:何故、そんな事をするのか、その子の背景に何があるのかを考えてみる。
 近所の頼れるおばちゃんを目指すべし


Q:小学校四年生の息子と友達がDSを何時間もやり続けているのが気になる

A:何故、DSの世界にはまるのか?毎日がつまらない。
 ゲームを超える楽しい事が無い、貧しい日常。
 現実世界は、やってはいけない事だらけ。
 ゲームの世界ではやりたい事が出来る。
 ゲームを超える日常の環境をつくってあげるのが大人の役目。


Q:野育についてもう少し詳しく

A:現在、待機児童ゼロ政策の下、園庭が無い保育園、幼稚園も増えてきている。
 国の政策は、預かれる環境を作るという事に終始している為、環境まで頭が回っていない。
 現在、月1で色々な園を回り、講演を行っている。
 園庭が無ければ、外に出てのびのび遊べる環境を。


Q:父親の子育て参加や遊育への意識変化へ

A:親父にも色々な親父が居るという事、色々な子育てがあるという事を知る。
 ここ(土曜の森)のような場所に連れ出す。
 世界を広げてあげることで、自分の子育て感が如何に相対的なものかを知る事が大切。


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子どもと向き合う、夫婦で向き合うなど 良く聞く言い回しだが
視線の向きが異なる事で、意外と見えてる景色が異なるというのは、
云いえて妙だと感じた。
相手の事を理解しようとするのであれば、横に座り肩を並べて
同じ景色を見ながら語る方が相手の事がより分かるというのは、
子育てだけでなくても使える考え方かも。

2014年9月7日日曜日

仕事の課外授業-573「誰にも負けない熱意」 の感想

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 ”何としてでも二階へ上りたい”という
  熱意があれば、ハシゴというものを考えつく。
  
                 松下幸之助
  
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仕事の課外授業-573「誰にも負けない熱意」より


みなさん、おはようございます。
清々しい日曜日の朝、如何お過ごしでしょうか?
多少雨も降ってますが。

先週までの『修身教授録』森信三著 から、
「松下幸之助さん」に移っての第17講
リーダーとしてのあり方です。

こういった組織とかの話を考える際の3つの切り口
 a.仕事
 b.友人関係、他コミュニティ
 c.家族
のいずれか(もしくは全て)で考えてみると、発見があるかもしれないです。

引き続き、楽しんでいきましょー

今回のキーは、
「この仕事のどこに”おまえ”がいるのか?!」
だと感じました。

では、自分の意志を込め
仕事を完遂する為に、どうするのか?
そんな事を考えた時に、どう行動におとしていくのか?
というのが、今回における「熱意」だと思います。

以前、556 「教えるということ」 の回で
相手の魂に火をつける そんな「感化力」
という言葉が出てきましたが、そんなイメージですね。

このメルマガ感想文の中でも暫し引用したことがある
ギリシャの哲人アリストテレスの

「ロゴス(論理)」
「パトス(情熱)」
「エトス(人徳、信頼)」

の話にも近い話だと考えます。

とかく、リーダーは
「論理」=べき論(あるべき、やるべき)で
語りがちだけど、
人間は、感情的な生き物なので、まず心を動かすことが大切
という話ですね。
※その土台にエトスがあるのが前提になるが、それは別の機会にでも

また、人間の脳科学的?なアプローチでも
神田昌典さんの「全脳思考」に書かれてる論理から行くと
人間の脳は、

 表面側には、人間脳:論理・学習・言語を理解
 真ん中には、哺乳類脳:好き、嫌い、本能的な情動
 一番奥には、爬虫類脳:生命を維持する、行動に起こす
 が形成されており、
 ・隣接する脳からしか指令がおくれない
 ・爬虫類脳に達しないと行動におこせない

というのが、あります。

なので、論理で語っても人間脳は理解をするけど、
真ん中の哺乳類脳が拒否すると、爬虫類脳に到達せず、
行動に動かせない。

というものです。

論理だけで押し通すというのは、理が通っているように見えますが
それでは、手抜きでやはり必ずこの仕事をやり遂げるぞという熱意
に欠ける訳ですね。それでは、やはり周りはついてこない。

「この仕事のどこに”おまえ”がいるのか?!」
を自問自答し、魂を込めて仕事を進めるというのが大事ですね。

うん、頑張って行こう!!


最近、アドラー関係の本を2冊読みました
・嫌われる勇気
・アルフレッドアドラー人生に革命が起きる100の言葉
自分がやりたいのに出来てないこと、挑戦できないまま伸ばし伸ばしになってること
なんかしら、過去にトラウマを持っている人必読書です。

次回 574「衆知を集める」 
2年前に、我が故郷 甲斐の武田氏の滅亡を決定的にしたのは長篠の合戦の
例があげられてた内容ですね。

2014年9月4日木曜日

リーバイスのプレミアムブランド戦略




今日、宣伝会議の販促フォーラムで聞いたリーバイスの社長の
セッションが面白かったので、共有

実際、今自分のワードローブの中に501が無い!
いつ頃から無くなったんだろう。
昨年、思い立って、赤耳の502をヤフオクで落としたけれども
主流は、ユニクロのデニムやノンデニムが中心になって来ている。

そんな中、どうやってリーバイスがブランディングを再構築させたかという
お話を聞いてきました。

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リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社
代表取締役社長 齋藤 貴 氏

□前提
デニムという商品は、基本的に外見では質は分かりづらい
(冒頭、2枚のジーンズの写真を並べて、一枚はユニクロ、一枚はリーバイス)

□事業概況

・2005年以降下落傾向をたどった

・市場環境は逆風

 ・デフレ、ファストファッションの低価格攻勢
 ・人口減少
 ・クローゼットデニムの飽和
 ・ノンデニムトレンド、購買頻度の減

・LEVISが取った戦略

 ・マーケットの追随
 ・低価格化

 ⇒ポジションマップで、ユニクロに近づこうとした結果
  売上は更に下がり、営業赤字化





□何故プレミアム化だったのか
 ・1人当たりの販売単価を上げないと生き残れない
 ・差別化したい人はいる。客数→客層 ファン作りへ
 ・リセールヴァリューを高めたい
 ・自分自身プレミアムが好き

□経営戦略
 ・SWOT分析を実施、強みと機会のみにFOCUS。弱みと脅威は無視した
 ・コンセプト作り。こんな会社にしたい!
  ・儲かるか?よりも好きか嫌いか?面白いか面白くないか?
  ・ひらめきやWOW!を大切に
 ・戦略実行のロードマップ
  ・思いを表現するアイコン商品の開発
  ・やる事、やらない事を時間軸で明確化
  ・4Pの方向性をしっかりと合わせる

□社内での新戦略の「思い」の伝え方
 ・プレミアムって何?
子どもから、「お父さんお母さんはどこで勤めてるの?」
合コンで、「どこで働いてるの?」と聞かれたときに
自信を持って、LEVI'S と云える様になるということ

□戦略実行
 STEP1:SWOT分析
  ・強み:リーバイスこそデニムのオリジン
  ・弱み:多数(非公開だけど7つくらいあったらしい)
  ・機会:昔はファンが多くいた
  ・脅威:多数(非公開)

強みと機会しか見ない。
弱みと脅威に引きずられると、攻めの戦略が作れなくなる

 STEP2:アイコン商品の見直し
  ・501をアイコン商品に設定
  ・501のマーケットでのポジションを上げる
  ・501の再定義と価値磨き
   旧戦略:ディスカウントの目玉商品
   新戦略:キングオブジーンズ
      →人生のパートナー
  ・経済価値でなく、感情価値で捉える
   ・経済価値は購買時に感じる お買い得という感覚
   ・感情価値は購買後に感じる 本物を所有する喜び(例
  ・Bob Dylan、Rolling Stones、Marlon Bland
   オバマ大統領、ザッカーバーグ、スティーブジョブス

ハリウッドスターミュージシャンのファッションウエアから
現代のパイオニア達のライフスタイルウエアへ

 STEP3:実行
  1.マーケットの大掃除
   ・スーパーでの目玉商品のクリーンナップ
   ・過剰在庫の買い上げ⇒アウトレットでの処分
  2.マーケットへのメッセージ
   ・本物のジーンズをはこうCP
  3.マーケットの操作
   ・一時的な品不足状態
  4.新商品501の投入
   ・ノンディスカウントポリシー
   →セール時でも値引きをしない
   ・VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の向上
 
□まとめ
 ・ブランドビジネスはファン作り
  ・’儲けられる’より’こうなりたい’
  ・ブランドポジションの明確化
  ・DO'SとDon'tsの順序と社内の意識共有
  ・ファンの嫌がることをしない
  (定価で買ったものが安売りされること)

 ・価格維持
  ・Emotional Valueを大切に
  ・いいものは高く
  ・アイコン商品のコアコンピタンスを磨き上げる

 ・4Pアラインメントの重要性(オーケストラの指揮者)
  ・商品、マーケティング、売り場
  ・ビジュアルのレベル向上
  ・スケープゴートを作らない

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2014年8月31日日曜日

仕事の課外授業-572「心の置土産」 の感想

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  人が真にその心の置土産となし得るものには、

  その人がその場所、その地位に置かれていた間、

  その全生活を貫いて歩んだ心の歩みこそ、

  否、それのみが、

  真に正真正銘の置土産となるのではないかと思うのです。

          『修身教授録』森信三著(致知出版社)

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仕事の課外授業-572「心の置土産」 より



みなさん、こんばんわ。渡辺です。
昨日は久々に太陽が見えてましたね。
っていうか、風が涼しくてもう秋か!っていう日和で
とても過ごしやすかったです。

来週もそんなには、暑くなら無そうだね。

では、「心の置土産」行きましょう。

今回のキーは、

 「一日一生」という生き方

と考えました。

私ごとですが、2年半程前に突如異動になり
7年近く従事した業務を離れ今の部署にやってきたのだけれども
果たして、後に残った人たちに、「心の置土産」を残せたかどうかは
疑問です。

幸い、同じ会社で働いているので
珠に、エレベーター等で顔を合わせる機会などあると
「戻ってきてよ~」なんて声かけて貰えるので
前向きに捉えれば、まあそんなに悪い評価では無かったと思いますが
なんか残せたのかな~どうだろうな~と
改めて自分に問いかけてみました。

1部の後輩だけだけど、1つ確実に残せたとおもうのは、
自分のやっている仕事の背景や得意先が何をどう考えているのかを
意識しようということ。
その為にも、マーケティングだったり、世の中の動きは意識的に
勉強するようにしようというのは、少なくとも近しい後輩達には
出来てた気がする。

一方で確実に残せなかったのは、
会社の事をきちんと知るということで、
自分の部門以外がどんな事をやっているのか?
会社として今どういう状況にあるのか?
などは、当時自分自身が余りにも興味なかったので
全く残せなかったとおもう。

更に言えば、残そうという気も無かった(自分が興味なかったので)。

でも、移動後困ったので、今メールや
珠に会う機会があるときに、一生懸命伝えてます。

翻って、残された方からの視点で語れば
最後の挨拶で「いいこと」言われても結構忘れちゃうけど
いつも、云ってたこと、継続してやってたこととかは、
結構心に残ってる気がする。

やっぱ、そういうことなんだよね。

僕が残せたとおもっている事が、
果たして、それに全力で取り組んでいた訳ではなかったけど
僕自身、そういう考え方を持てるようになって
仕事の視野が広がったというか、もう少し高い位置で物事を
捉えられるようになったというのを凄く良かったと実感してたので
一生懸命伝えたいとおもっていたのかも。

平素からの心がけ、習慣というのが

が結果として、人の心に浸透する一番の近道なのかもしれないね。

というところで、以上です。

で、先週までで
克己の工夫というテーマで
森信三先生の『修身教授録』を参考に
以下のタイトルでやってきました。

ホントこのメルマガでも無ければ、
森信三先生の本に触れる機会なんて無かったかもね。

16回に亘り、16個のテーマについて考えてきたけれども
いやはや、深かったですね。
未だ入り口にも達していないんじゃないかって言う感じね。
でも、現在位置確認出来ただけでも良かったとおもってます。

「考えが変われば意識が変わる」の部分にはなったかな?

「現実の必然」
「教えるということ」
「決心覚悟の持続」
「根本眼目」
「独りを慎む」
「一時一事」
「忍耐」
「下座行」
「最善観」
「世の中は正直」
「平常心是道」
「全力を傾け切る」
「真の面目」
「批評的態度」
「一日の意味」
「心の置土産」

タイトルだけでも、身が引き締まるわ~

来週からは、リーダーノートです。
これはこれで、楽しみだね。

それでは、みなさん良い日曜日をお過ごしください。

2014年8月22日金曜日

仕事の課外授業-571「一日の意味」 の感想

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  一生を真に充実して生きる道は、
 
  結局今日という一日を、

  真に充実して生きる以外ないでしょう。

  実際一日が一生の縮図です。

      『修身教授録』森信三著(致知出版社)

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仕事の課外授業-571「一日の意味」 より


みなさん、こんばんわ。
暑い日が続きますね。
家の中の方が、外より暑い気がする。

僕は、先週から出社してますが、
お盆明け今週から出社の人が多いせいか
会社は若干のだらけムード(エンジンかかりきってない感じ?)が
流れており、比較的スイスイ帰ってきてました。

とはいえ、一般的にみたら遅い業界。
なんとかパラダイムシフトしたいものです。

それでは、本題 「一日の意味」行きましょう

今回のキーは、
「今日も人生そのもの」
じゃないかと考えます。

人生は「今」の積み重ねでしかないというところですね。

僕は、数年前から早起きを心がけているんだけど、
やっぱ早起きは、(息子が起きて来ない限り)静かだし、集中できるし
寝坊した日は、イマイチ回転が悪いというか。
1日の中での、スタートダッシュになっているとおもう。

そう考えると朝の時間って人生における10代位で
やっぱり義務教育って人生のスタートダッシュとしては大事なのかも
って思った。

もうひとつ
「死ぬ瞬間に後悔があるということ」
についての僕の解釈としては、

一日の予定を完了しないで

っていうところが、肝かなと。

1日で捉えるとすると、
「あぁ今日も、よく色んな事やった(出来た)、明日は何をしようかな」
みたいなのが◎なパターンで
「あぁ今日も、あれも出来なかった、これも出来なかった、明日こそやんなきゃ」
みたいになると×なパターンかなと。

人生に置き換えてみると、
「他にもこんな事もやりたかったけど、まあ割りと充実してたし楽しかったからいいか
 来世で生まれ変わったら、こんな事挑戦したいな~」
みたいな前向きな後悔?であれば、「今日を精一杯生きる」って事じゃないかと。

最後に、人生というと思いだす一つの詩を紹介すると、

Dobernmanという大阪のスカバンドがいるんだけど、その曲で
ピンクの駱駝とジョーカーという曲があるんだけどその中で




人生は百年をかけたガス欠覚悟の宇宙旅行

というのが、あって結構好きなフレーズなんだけど
人生を旅に見立てた場合、
自分の目指す場所があって、そこへ向かってロケットを飛ばしてるんだけど
到着出来るか、ガス欠するか、ガスは残ってても路頭に迷うか
みたいなイメージ。

要するに、
目的地に向かって一直線に向かって行ければ言うことはないけど
多分、寄り道したり、途中で止まったり、予期せぬトラブルが発生したり
でも、確固たる目標(目的地)を持って進んでいく。
一生懸命やっても、もしかしたら、志半ばで終わってしまうかもしれない。
でも、頑張ってみる。目的地目指して、一歩でも前へ進んでみる。
そんなのが、人生なのかな

ちょっと尻切れだけど、今日のところは、ここら辺で。

では。

2014年8月17日日曜日

仕事の課外授業-570「批評的態度」の感想

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  批評知には、

  一種独特の鋭さがあって、

  なかなか馬鹿にならぬものですが、

  いつまでもその段階にとどまっていい気になっていますと、

  大馬鹿に陥る危険が多いのです。  

          『修身教授録』森信三著(致知出版社)
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世間的にはお盆休みも今日までというところで、
Uターンラッシュとか凄いみたいですね。

さて我が家では、
昨日は、井の頭公園、本日は、八王子美術館と
珍しく家族三人揃って充実した休みを過ごす事ができました。
普段は、僕か妻のどちらか+息子という構図が多かったのですが。


さて、今回の批判的態度ですが、
実際に会社には凄くこういう人が多いですね。

僕自身も下手すると(気を抜くと)こっち側に行ってしまう、
可能性も往々にあります。

やはり、役職が上がれば上がるほど、

鋭い指摘をすることで、
自分の立場を護っている人

っていうのは、やはりとても多いです。

流石に僕自身、護るものは何もないですし、
それ程、鋭い指摘も無いわけなので

1.相手の欠点だけを鋭く見る

というのは、余り無いのですが、
やはり、多いパターンとしては

2.長所と短所を公平に並べてみる

というのは、日々の生活で多くやってしまっている気もします。

「あの人は、○○はいいんだけど、△△はなぁ」って奴ですね。
これでは、自分ならそうしないのになぁと学んでるつもりが、

「学ぶ姿勢ではない」が無いわけですよね。
というわけで、

3.なるべく相手の短所の方は見ないで、その長所や美点、
    すなわち、その優れた方面を主として見る

ことで、

「人の長所に学ぶ」基本的態度

が出来るというわけですね。


少し話しはそれますが、先日読んだ記事
アメリカ・インディアンの知恵の言葉のなかで
このようなものがありました。
少し、長いのですが、前文引用しておきます。

私たちの生き方では、政治の決め事は、いつも七世代先の人々のこ
とを念頭に置きながら行なわれる。これからやってくる人々、まだ
生まれていない世代の人々が、私たちよりも悪い世界で暮らしたり
することのないように、できればもっと良い世界に生まれてこられ
るように心を配るのが、私たちの仕事なのだ。私たちが母なる大地
の上を歩くときに、いつも慎重に一歩一歩進むのは、これから生ま
れてくる世代の人々が、地面の下から私たちのことを見上げている
からだ。私たちはそのことを、片時たりと忘れない 
オレン・ライオンズ(オノンダーガ族)1990年

この、インディアンの知恵と今回のテーマをつなげて考えた時に
自分が、人と対峙するときに何をどう考えるか?とした時に

1.相手の欠点だけを鋭く見る

というのは、余りに近視眼的な対峙方法なのと同時に学びが少ない分
時と場合を違えると逆に自分が同じ指摘を受ける可能性があるのだと思います。

やはり、7世代先を見据えて未だ生まれない世代の人々に
良い世界を作ろうとするのであれば、「人の長所に学ぶ」基本姿勢を持ち
常に学ぶ姿勢を持ち続けることが大事なのではと考えました。

遥か未来に向けて自分が何をするか?何が出来るか?


今日のところは、以上です。