2017年1月29日日曜日

「組織は、個々人の短所を意味のないものにする」 - 仕事の課外授業-698「長所と短所」


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「長所と短所」

 この世の中は持ちつ持たれつ、
 人と人との共同生活によって、

 仕事が成り立っている。
 暮らしが成り立っている。

 この共同生活を円滑に進めるためには、
 いろいろの心くばりが必要だけれども、

 なかでも大事なことは、
 おたがいにまわりの人の長所と欠点とを、
 素直な心でよく理解しておくということである。
それは、
 そしてその長所を、
 できるかぎり発揮させてあげるように、

 またその短所を
 できるかぎり補ってあげるように、

 暖かい心で
 最善の心くばりをするということである。

 神さまではないのだから、
 全知全能を人間に求めるのは愚の限りである。

 人に求めるほうも愚なら、
 いささかのうぬぼれにみずから心おごる姿も、
 また愚である。

 人を助けて己の仕事が成り立ち、
 また人に助けられて己の仕事が円滑に運んで
 いるのである。

 この理解と心くばりがなければ、
 百万の人も単につのつき合わした烏合の衆に
 すぎないであろう。

 長所と短所と
 ――それは人間のいわば一つの宿命である。

 その宿命を繁栄に結びつけるのも
 貧困に結びつけるのも、

 つまりはおたがいの心くばり一つに
 かかっているのではなかろうか。


         (『道をひらく』松下幸之助)
    

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仕事の課外授業-698「長所と短所」より


みなさん、おはようございます。

快晴の日曜日の朝、如何お過ごしでしょうか?
我が家には、テレビが無いのですが
(正確にはテレビはあるけど、放送は写らずビデオのモニタと化してる)
小学生になり、テレビが観たい息子は、毎週日曜日に1つ下の階の一人暮らしの
おばちゃんの家にテレビを観に行っています。

おばちゃんには、用事がある時などは率直に云ってくださいと
言ってあるので、たまにしょんぼり帰ってくることもあるので
良い関係式なんだなぁと思っております。

というわけで、日曜のこの時間は自分的なゴールデンタイム
として毎週集中して色々やる時間です。

では、「長所と短所」いきましょう。
今回のキーは、

 「組織は、個々人の短所を意味のないものにする」

と考えました。

今回のテーマは結構自分的には難しいところです。

上で取り上げたとおり、「組織」で動いている以上は、
個々の短所を意味の無いものにするのと同時に
個々の長所も目立たないものになります。
組織で活動してる以上、組織としての活動の結果である
それらの成果や欠点などは、組織のものとしてみなされるため
個々人の短所も長所も目立つなくなるというわけだと考えます。

では、個人で活動しているとした場合どう考えればいいでしょうか?

個人で活動している場合は、成果や欠点も
ダイレクトに個人に返ってくるわけであり、
短所や長所も自分のものとしてストレートに前に出てくるものです。

そうした場合でも、はたして未熟な状態でもいいのか?
というのが、自分自信、悩ましいところです。

また仮に組織で活動しているとしても、
すべてのメンバーがある一つの事象に対し、未熟であった場合
組織全体の評価としても未熟なモノになってしまう可能性もあります。

短所を直す必要は必ずしもないのですが、
「ここは!」という長所をもってこその短所であり、
そのような個が集まってこそ、強い組織が生まれるのではないでしょうか?

長所は短所、短所は長所 ということもありますので
切り取り方ひとつでどのように見えるか?というのもあります。

そういう意味では、自分の短所をカバーするのではなく
長所を磨き、尖らせ続けるという意識を強く持ち続けることが
大切なのだと感じました。

今、ワンピースが596話を読んでるんだけど
麦わら海賊団の面々がそれぞれ、強くなろうと
各々の強みを磨いている回なんだよね。
仲間の為に強くなる。
そんなチームをいつか作りたいです。


■ 家族で考えるとどうだろう

家族という組織で考えた場合、お互いが

 助け合い、生かし合う方が、人は成長する

というのは、非常に共感します。
実際に、妻や、息子とのやり取りの中から自分自身に
気付く事も多いです。

家族間でも、助け合い、生かし合う 事でお互いが成長し
家族の外に一歩出たときに、他の誰かを助ける事ができるような
能力と心持を育てるような環境を作って生きたいと感じます。


■ 最近読んだ本のコーナー

40代を後悔しない、50のリスト 大塚 寿

先日紹介した40代ばっか読みからの1冊です。
今回のテーマに即したところで、云うと
「勝てる土俵」を自分で自分の都合のいいように作る

わざわざ、負ける土俵(短所)に上がるのではなく
勝てる土俵(長所)で勝負せよ。という事ですね。

ついつい、短所を直すところに気が行きがちですが
長所を伸ばして行きましょう!


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⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
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2017年1月26日木曜日

意外と知られていない、本を早く読む読み方


時間がない、でも本は読みたい! そんなあなたのための『速読のキホン』(Study Hacker)


RFAリーディングファシリ的には、シェアしなくては!
ということで、メモ的にシェアしておきます。

” 「文字を音にしない」
 「ページ全体を見よう」
 「行の真ん中に視線を置こう」
 「全部読まないといけないから自分を解放する」”

は、速読の勉強を少しすると、大抵の本に書いてある
意外と知られていない、本を読むキホンなのです。

中でも、「文字を音にしない」は大切。
実際に音に出て無くても、心の中で音にしてるだけでやっぱスピードは落ちますね。

慣れしかないのですが、小さいお子さんとかいる家庭だと
絵本の朗読とかした後はどうしても本を読むスピードは低下してしまいますね。

まあ、子どもが未来本が好きになる為だと思って諦めましょう!






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2017年1月25日水曜日

妻の姉妹のパートナーにみる義父の一面

先日と云っても数週間前になってしまいましたが、
愛読している、林伸次さんのnoteで

 娘が連れてくる彼氏はお父さんの通知表(note)

という記事がありました。

僕自身は、一人息子がいるだけなので
将来、娘が連れてくる彼氏によって自分自身を評価される事はないのですが、
代わりに、妻の姉妹と義父を重ねてみたところ
なるほど、そんなところに父性というか「父親軸」をみているんだなぁと
なんか面白かったので記してみる。


長女
・姉御気質の為、割と仕切りたがり
・口癖は、「ぜったい」「こっちの方がよくない?」

パートナー
・某有名ホテルのシェフ
・割と自由人(外国に修行に行ったり、遠くへ引っ越してしまったり)
⇒義父も、あんまり空気とか読まないし自由。家の中だけどすぐどっかいっちゃう。


次女
・4人の3番目、空気読み。
・口癖は、「そうだっけ。」「うんうん」

パートナー(つまり僕自身)
・会社員。事業戦略部門。
・集中すると、他の事は気にならなくなる。
⇒義父も、エンジニア気質の為、はまると周囲が見えなくなる。集中力すごい


三女
・4人の4番目。末っ子気質。
・口癖は、「なんか~」「○○なの!」

パートナー
・事業経営者
・意外とお茶目。子どもっぽいところあり。
⇒義父も、冗談とか大好き。


こんな感じ。
是非、皆さんも妻のお父さんとじぶんの共通点を探してみてください。

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2017年1月22日日曜日

「127時間」 お薦めです!


僕は、結構映画を集中してみるタイプなので
割りと他の人よりたのしめてるんじゃないかなぁと常日頃身思ってます。

例えば、ハートロッカーの狙撃シーンも喉カラカラになりながら緊張してみてたりして。だから、逆に集中しないで気を抜いて見れるゾンビ映画とかがすきなのですが。。

で、先週127時間を観ました。監督ダニーボイル、流石ですね。
うっかり、相当入れ込んで観てしまいまして
クライマックスで血の気が引いて真面目に気を失いそうになりました。
一旦停止して、床に倒れこんで暫くクラクラしてた位です。

でも、ググッたところそんな人も他にも居そうですね。映画館だったら本当にやばかったかも。そんな体験をしたい人には是非!

壮絶な実話を映画化した『127時間』、
クライマックスでは失神する人続出か?【最新シネマ批評】(pouch)

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2017年1月19日木曜日

子どもと部下の適した叱り方



僕がメ-ルマガジン "子どもが育つ父親術" で伝えたいのは、
子どもと部下の育成ってすごく近い気がしているという事です。

偶然、年末年始にかけて、父親術の記事と
愛読しているメディア Books&Appsが
「叱る」というテーマで子どもと部下育成についてシンクロしたので
記しておきます。


【父親術 499】 プレゼント - 大掃除
子どもを叱る時と部下を叱る時の「適した叱り方」は大体共通している気がします (Books&Apps)


”私が今実施している、「子どもを叱る時のスタンス」は大きく下記三点です。
 
 ・声は大きくしない、声を荒げない。聞いてくれない場合、辛抱強く繰り返す
 ・言い訳、ないし意図の説明をしてくれたら最後までしっかり聞く
 ・叱る理由と背景、叱ることによって何を期待しているのかをきちんと説明する”
 (Books&Apps)
”叱る・怒るについてポイント
 ・命令は効果なし
 ・子ども自身が考え判断する余地を残す
 ・脅迫禁止
 ・事実として伝える”
 (子どもが育つ父親術)

共通して云えることは、

 ・コチラは冷静であるということ、声を大きくしたり荒げたり、命令したりというのはよくない。
 ・叱る理由と背景を事実として伝える。

ということですね。

冷静で声を荒げないという事に関して言うと、
息子が生まれて、間もない頃にテレビでみたアンガーコントロールをたまに思い出します。

いまとなっては、どなたか忘れてしまいましたが
外国人の方が片言で説明していました。

”この、卵形のものが「怒り」だとすると、怒りに支配されている状態は
 この卵をおでこに載せて、落とさないようにしているような状態です。
 卵をおでこから、とってそっとポケットにしまうようにしましょう”

みたいな感じでおっしゃっていて、
たまに忘れる事もありますが、頭に来た時には、
このイメージ。卵をおでこから外して、ポケットにしまうのを思い出すようにしています。

人間は、7秒に一度冷静になるような信号が脳にでているそうです。
つまり、頭に来たことがあったとしても7秒耐える事が出来ればやり過ごせるわけです。

エースもサカズキの挑発に耳を貸さずにおけば良かったのだが
白ひげを罵倒されたことで踵を返させ、結果として腹を貫かれてしまうことに・・・
(ワンピースの話)



これ、意外と役に立つので、家庭でも職場でも試してみてください。




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2017年1月18日水曜日

 「既に与えられていることへの感謝の心」 - 仕事の課外授業-697「サービスする心」


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「サービスする心」

 与え与えられるのが、この世の理法である。

 すなわち、
 自分の持てるものを他に与えることによって、
 それにふさわしいものを他からうけるのである。

 これで世の中は成り立っている。

 だから、多く受けたいと思えば多く与えればよい
 のであって、

 充分に与えもしないで、多く受けたいと思うのが、
 虫のいい考えというもので、

 こんな人ばかりだと、世の中は繁栄しない。

 与えるというのは、わかりやすくいえば、
 サービスするということである。

 自分の持っているもので、世の中の人々に
 精いっぱいのサービスをすることである。

 頭のいい人は頭で、力のある人は力で、
 腕のいい人は腕で、優しい人は優しさで、

 そして学者は学問で、商人は商売で……。

 どんな人にでも、探し出してくれば、
 その人だけに与えられている
  尊い天分というものがある。

 その天分で、
 世の中にサービスをすればよいのである。

 サービスのいい社会は、 
 みんなが多く与えあっている社会で、

 だからみんなが身も心もゆたかになる。

 おたがいに繁栄の社会を生み出すために、

 自分の持てるもので、
 精いっぱいのサービスをしあいたいものである。


         (『道をひらく』松下幸之助)
    

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仕事の課外授業-697「サービスする心」


みなさん、おはようございます。
本日は、私用の仕事で会社をお休みしていて
息子は学校へ、妻は仕事に出かけ、一人のんびりと・・・
とは、行かず9時に来客があるので
それまでに、2つやろう!と鼻息荒く活動を開始しました。
(只今7:58))

というわけで、早速ですが 「サービスする心」行きます。
今回のキーは、

 「既に与えられていることへの感謝の心」

前回の感想で、40代にするべきことまとめ
http://toyodarock.blogspot.jp/2017/01/40.html
を紹介しましたが、その中で
先ずすることが、

 ”40歳で立ち止まった時にすべきは、
 「客観的に自分を知る」という作業です。” 松浦
 ”これまで、自分がやってきたこと、経験してきたことに自信を持つ” 藤井

という事でした。

これらは、
既に39歳までの間に自分に与えられているモノをへの感謝の心
という事に繋がるのではと感じています。

ついつい、足りていないところ、出来ていないところに
目が行きがちで、

「あれも無い、これも無い、それも無い」

とナイナイ星人になってしまいますが、
ナイナイ云う前に、あるものにフォーカスした方が良いですね。

そういう意味では、本文中に出てくる

 「無財の七施」

誰にでも出来る、7つのお布施。

これは、日々の生活でも、仕事でも大切にしたいですね。

特に、

 1.眼施(げんせ)  
  暖かい、やさしいまなざしで人に接すること。

 2.和顔施(わげんせ)
  和やかな、微笑みのある顔で接すること。

 3.言辞施(ごんじせ)
  思いやりのこもった暖かいことばをかけること。


の3つは、自分の体調や機嫌によって忘れてしまいそうなところです。

常に、
暖かい眼差しで、微笑みのある顔を持って、暖かい言葉をかける
こと。

を大切にしながら、日々生きていきたいです。


■ 家族で考えるとどうだろう

なんと云っても、「無財の七施」ですね。

今まで息子に対し、たくさんお金を頂いたら、寄付をするとか
頂いた人に何かしらお礼をするといったアプローチについては
伝えてきましたが、子どもなら尚更、お金意外のアプローチについて
きちんと教えた方が良いように感じました。

・暖かい眼差し
・微笑み
・思いやりのこもった言葉
・自分の身体を使っての奉仕
・思いやりの心
・座席を譲る
・場所を与える

良い機会なので、お金意外でどんな事が出来るか
一緒に考えてみようと思います。


■ 最近読んだ本のコーナー

GIVE & TAKE アダムグランド

以前にも紹介した本ですが、今回のテーマにマッチするので
こちらを再掲します。
アメリカの学者の本ですが、一言で言えば、
「情けは人のためならず」という事です。
結局は、人に惜しみなく与える人が成功するという真理。
但し、ポイントとしては
・時間的に鷹揚であり
・「記録」より「記憶」を重んじ
・「自己犠牲」ではなく、「他者志向性」を持ち
・自分が楽しめることをする
ということだそうです。



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2017年1月17日火曜日

「どれくらい相手のことを考えて挨拶するか?!」 - 仕事の課外授業-696「あいさつをかわす」


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「あいさつをかわす」

 さわやかな朝の空気を胸いっぱいに、
 わが家の前の道を掃除する。

 勤めの早い近所の人が向こうからやってくる。
 ”おはようございます””おはようございます”

 何気なくとりかわすこの朝のあいさつは、
 毎日の習慣のように、何でもないことのように
 思えたりするのだが、

 私たちは、
 もう少しあいさつの大切さを考えてみたい。

 ”ゆうべは寒かったですね”という
 おたがいにいたわりあう気持ちから出た
 このあいさつで、

 あるいは”毎度お世話になっております”という
 この感謝の気持ちから出たあいさつで、

 おたがいの用件に入る。
 仕事がスムーズに動き出す。

 だれが考え出したのでもない。

 私たちの遠い祖先から伝わってきた
 このあいさつというものは、

 いわばおたがいの毎日の暮らしの潤滑油とでも
 いった尊い働きを果たしているのである。

 ”お寒うございます”といったところで
  暖かくなるわけではなし、というのは
  落語の中の話だけにしたいものである。
 
 あいさつにもいろいろとあろうが、
 要は、私たちはもっと、

 あいさつというものを大切にしたい。

 明るく朗らかに、あいさつをかわしあうことを
 心がけたいものである。


         (『道をひらく』松下幸之助)
  

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仕事の課外授業-696「あいさつをかわす」

おはようございます。わたなべです。
昨晩の驚異的な寒さを尻目に、今朝は日差しも暖かく
とても過ごしやすそうな日ですね。如何お過ごしでしょうか?

昨日より、妻NPOの合宿で泊り込みで外出しており
息子は友だちの家族と出かけ、夕ご飯も食べて帰って来る
ということで、割とノンビリ過ごしております。

昨日は、年末年始に読んでいた40代に関するの本の総まとめをしてました。
中々の大作にしあがったので、宜しければ是非。
http://toyodarock.blogspot.jp/2017/01/40.html


さて、挨拶を交わす行きましょう。
今回のキーは、

 「どれくらい相手のことを考えて挨拶するか?!」

と考えました。

僕が会社に入って、2年目位の時に
役員がビルに来た時に、挨拶する人が少なかったとかなんかで
今月の標語とかで、

「挨拶をしましょう!」

と掲示されてたのには、会社って大人しか居ないはずだよなと
相当うなだれた気がします。
確か、1回目に辞めようと思ったのもこの頃だったかも。

時は流れて、今ですが
今、僕が勤めているビルでは毎朝警備員が1Fに立っていて
挨拶しているのですが、挨拶する人の少ないこと少ないこと。

機械から何か音声が勝手に流れてるんじゃないか

と思っているくらい、無視して通るんですね。

僕は、毎朝なんだかなぁとか思いながら通っていたのですが
怖いもので、だんだん気にならなくなってしまいました。
馴れって怖いですね。

逆に今気になっているのは、
一人の警備員さんで、どなるような大声を張り上げ、

「おはようございます!!」

という方がいらっしゃるのです。
もう、

 Security guard Strikes Back

挨拶しない人への逆襲なんだと思うんだけど、
こうなると、僕みたいに普通に挨拶していた人にとっては
不快でしかなくて、朝ビルに入ったときにこの警備員さんだと

「うわぁ」

とか思うようになってしまってます。

これらは、共に相手のことを考えていない事からでてくるもので
本文中から引用すると、

 「生き方の問題」と、「思いやりの問題」

です。
特に、「思いやり」の部分が欠けているのだと。

普通、挨拶されれば返すものですが
警備員という事なのか、返事をしないのも。

返事をしないのに対して、怒ってか
大声だして、挨拶をするのも、

本来の挨拶の背景にある

「思いやる」
「いたわりあう」
「感謝する」
「尊敬する」
「勇気づけ」
「元気づけ」

といった要素が、まるっと欠落しているように感じます。

 人間関係における「潤滑油」

のあいさつ。

改めて、大切にしたいですね。


■ 家族で考えるとどうだろう

昨年頃から、息子が電話を覚えて
電話で友だちに連絡をとって、暇な友だちを見つけて
勝手に遊びに行くのです。

これは、これで非常に楽チンで良いのですが
電話の応対が形式化しているというか、
最初に教えた通りに云ってるだけになってしまってるのですね。

つい先ほど、昨日夕飯をご馳走になったお友達に連絡して
お母さんが出たにも関わらず、
通り一辺倒の、「○年○組の××です。△君いますか?」
とかいってて、向こうは「あー××君、昨日はありがとうね」
とか云われても、しーん みたいな。

そろそろ、次のステップとして
コミュニケーションとしての電話応対を学んで欲しいです。


■ 最近読んだ本のコーナー

871569 箭内道彦

風とロックの箭内さんです。
「NO MUSIC, NO LIFE.」に代表される箭内さん仕事が好きなのと
会社とかでも、箭内さんはこんなこと云ってんだよね。と後輩に語る程の
大ファンです。あ、風とロックのTシャツも持ってます。
そんな箭内さんのロックな金言が159個。
中でも気に入っているのは、

「僕は全然ロックじゃない。だからロックであろうと背伸びする」

箭内さんも箭内道彦である為に、頑張っているんだ。と
自分にもっと頑張れとエールを送る一言です。


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2017年1月16日月曜日

お互いの人生にコミットする


greens 小野さんが時折facebookで発信するメッセージに、胸を打ち抜かれてます。

折角、縁があって同じ職場で働いているのに、ともすると
足の引っ張り合い、Disり合いで
人生どころか、プロジェクトの成功にもコミットしてないんじゃないか
というようなシーンを見かけることがあります。

先日も、退職する人に対して

 「今まで、奢った分返して貰ってねぇよ」

とか。。。

云ってる本人としては愛を持った発言だと思うのですが、
受け取ってる側が、心痛めているという。

今まで、冗談半分でそういうコミュニケーションとっていたとしても
退職するときくらいは、成功を祈って送り出してあげたらいいのに。


せめて、プライベートでチームを組むような時は、
チームメンバーのみんなが人生で成功することを祈り、応援し、フックアップし合う
みたいな感じを大切に出来るメンバーとチームを組みたい。

greenzとかは、正にそんな集団なんだと思いながら。


過去記事(参考):
「ほしい未来は、つくろう。〜グリーンズの考えるまちづくり〜」 に参加してきた


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2017年1月15日日曜日

‎「子どもに誰が・いつ・どう性を伝えるか」トークショー に行ってきました。


SmartNews ATLAS Program 2 / 子どもが平等に夢見れる社会を残そう
‎「子どもに誰が・いつ・どう性を伝えるか」トークショー
~SmartNews ATLAS Program「社会の子ども」vol.2

意外と遊べる日野マガジンの編集長の友人で、ふじみんこと藤見里紗さんが
スマートニュースのイベントにやってくる!ということで、
金曜日、そそくさと職場を離れて渋谷に行ってきました。

実は、昨年の4月に日野市に来てもらって
「大人の為の性教育」と題し講義をしてもらったのですが、
花見の準備等々で参加できず。。
でも、お陰で今回参加を即決できたのは、そんな運命だったのかも。

というわけで、花見でお会いした ふじみんですが
前回のSmartNews ATLAS Program 2 のイベントで紹介されるところによると
結構スゴイ人らしい!!

ふじみん プロフィール---->>

NPO法人マドレボニータ認定産後セルフケアインストラクター
九州の地で産後ケアを広めるべく、
九州初の『産後のボディケア&フィットネス姪浜教室』を開講。
たまに大人の性教育講座開催。
2011まで恵泉女学園大学非常勤講師。人間と性教育研究協議会元幹事。

<<----

イベント中も流石先生!という感じで、会場を掴みつつも
ほんわかした雰囲気ですっかり引き込まれてきました。



--以下メモ-----------

日時:2017年1月13日 19:30 - 21:30
場所:スマートニュース株式会社
<トークゲスト>
・藤見里紗さん(NPO法人マドレボニータ)
・坂爪真吾さん(一般社団法人ホワイトハンズ)
・紫原明子さん(SmartNews ATLAS Program / エッセイスト)
<司会>
松岡宗嗣さん(SmartNews ATLAS Program)



■ オープニング 紫原明子さん


・性の考え方は人それぞれ。本日は、リテラシーの部分について考えてみる
 ex) 婚前セックスは正か否かとか は本日は対象外
・性教育先進国オランダでは、暗闇の中で避妊具を付ける実習などが行われている
・誰から性についての情報を得るか?
⇒学校、家庭0%。大半はメディアや友人などから
・中絶数 約20万 出産100万人に対し20%相当が中絶している
・性教育は役に立つのか??
⇒秋田県の事例。かつては、中絶数が平均値を大きく超え日本一。
⇒性教育により中絶数がピーク時の1/3に
・伝え方の難しさ
⇒坂爪氏 粋と野暮の間でどう性を伝えていくか?(はじめての不倫学 より)

子供に誰が いつ どう 性を伝えるか 藤見里紗さん
1.性は本能だから教える必要は無い?
・性教育日本一の女子校
⇒授業の中で、性についての発表(15分)がある。
⇒他にはディベートなども(夫婦別姓は正か非か?男性の育児休暇の義務化について考える)
⇒先ずは、同性愛について考えるところから始める
⇒他、避妊法(10種類)。テストで満点でも年に1、2人あたりの日に妊娠はある
⇒夫婦関係が崩れるきっかけとしての出産がある。
 出産というのは内臓摘出ぐらいのダメージ。
 そのためにこそ、産後ケアが必要と感じて今は産後ケアの活動をしている。

・生殖の性と快楽の性
⇒月経教育は行われているが、射精教育は行われていないに等しい。
⇒何故なら、月経は我慢(忍耐、努力)で妊娠出産もこれに近いのに対し、
 射精は快楽を伴うため、学校では、快楽については教え辛い。
⇒「性は、本能だから教える必要はない!」本当???
 では食欲、睡眠欲は?食事のマナー、睡眠時間の取り方など正しく教育が成されている。
⇒欲はコントロールできないが行動はコントロールできる
 1.別のことをする、考える 2.セルフプレジャー 3.合意の元に行う 4.我慢

2.家庭での性教育
・早ければ早いほどいい
⇒子供は純粋に聞きたいだけ

・子供の性器いじりとセルフプレジャーについて
⇒小学校低学年以下の場合、、、
 a.かゆい → 必要に応じて薬を塗ってあげる
 b.落ち着きたい(爪噛みに近い) → 人前ではやめようね
 → 長時間続く場合、、何かしらの別のストレス要因があり。

・思春期以降の性教育について
⇒家庭での性教育が九歳まで
⇒それ以降は同性の親から(但し、子供から寄ってくる。関係ができているのはOK)
⇒恋人ができた時(親の本気が伝わる可能性が高い)

3.性教育のリアル
小学生男子がクラスで一番人気者になるには
⇒足が速い事。(これだけで、スクールカーストの頂点に立てる)
⇒一方、足が遅い事で男らしさを失ってしまう。
⇒女の子は、女らしくない時には怒られるが、男の子は成長過程で男らしい時に褒められる為
 男らしくあるために自分を追い込む
⇒結果行きづらくなっている

■クロストーク
・教育レベルが低い方が性についてアクティブになってしまいトラブルを抱える。
・困った時に困ったと言える環境をつくる事が大切
・自然に日々の生活の中から教える事が出来る家庭環境(逆に触れない事の方が不自然)
Npo 法人ピルコン (染矢氏 『マンガでわかるオトコの子の「性」』 著者)
⇒一回の講座で行動変容させるの難しい
 今の子供達はネットで検索するので正しい検索結果を上位に上がるようにしたい
・幸せの価値観は多様化しているので、「これが幸せ」とは言ってはいけない
・性はコミュニケーションのきっかけの一つとする




・性について普遍的に教えることの難しさ
⇒一般論としての、性的マジョリティで語った場合
 相手が、性的マイノリティだと、ピンと来ない事もある。
 かといって、どのように普遍的に伝えるのか??
(上の写真のスライドで表現するのは伝わり易いのかも、と思いました。)
・テストでは満点なのに、年に1,2人妊娠してしまう避妊の難しさ
⇒安全日などない!知識と出来るの違いなど

■Q&A
Q:学校と家庭以外でどこで教えるべきか?
A: NPOや成人式で性教育をするなど

Q:性行為をしたくない子がしなくてもよいという教育をするには
A:大学デビューという言葉がある(ピアプレッシャー)
 あわてるな、さわぐな と教えている。

Q:大人側に知識がなさすぎる
A:コミュニケーション手段として、性を伝えていくこと

Q:子どもに対し、おおらかに性を伝える立場になりたいがオープンし過すぎることでの問題など
A:社会性を伝えてあげる。親はこういう考えだけど違う人もいるよ。

Q:幼少期の性教育はどちらの性の親が良いとかあるか?
A:どちらでも ok

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2017年1月14日土曜日

40歳の掟?ルール?気をつけること?みたいなもの。


毎週末、息子とアプリでワンピースを読んでいるのですが
丁度、今朝読んだのが、579話 ”勇気ある数秒”でマリンフォードに赤髪登場
”この戦争を終わらせに来た!!”
おぉシャンクスかっこいい!!こんな40代に俺もなるぜ!!と思いきや
設定上、この時点では37歳なのね。
渋すぎるよ。シャンクス。

さて、不惑の40歳ならぬ 惑いまくりの40歳を1年半ほど過ぎ
42歳までにはなんとかしたいなぁと思い、
その為には、先人の知恵を借りようと手に取ったのは、以下6冊の本。

 40代を後悔しない50のリスト 大塚寿
 あたりまえだけど、なかなかできない42歳からのルール 田中和彦
 40歳のためのこれから術 松浦弥太郎
 40代からの成功哲学 青木仁志
 人生の9割は40代で決まる 和田秀樹
 40歳からのワークシフト 藤井孝一

企業研修会社経営者、コンテンツプロデューサー、精神科医、人材教育コンテンツ会社代表
文筆家、経営コンサルタント の先輩たちの意見を本を通じて聞いてみました。
(以下 敬称略)

40代はどんな年?


”二○代、三○代の延長ではありません。(中略)
 走る方向が一八○度変わってしまうのに似た変化のポイントがあります” 大塚
”がんばると言っても、20代、30代の延長では続きません。
 40代は努力の方向性を変えるべき時期です” 青木
”過去の自分をいったんリセットし、忘れる。” 松浦 

僕が20歳位の頃にテレビで木梨(当時35位)と奥田瑛二(当時45位)が
ご飯食べながら対談している番組があって、木梨が、

 「35迎えた頃から、こってりしたものが余り食べれなくてなって、お酒の量も減ってきた。」

という話をしたのに対し、奥田瑛二が

 「40になったら、少し落ち着くと思うでしょ?ところが、更に加速するから(笑」

とか言っていて、当時は僕自身もそんなもんか??とか思って観てたけど
実際に、そんな感じになってきました。
長時間残業も辛いし、お酒も少しが良くなりました。
何よりも、あんなに好きだった豚骨ラーメンを殆ど食べなく(食べれなく?)なったりとか。

色んな意味でも、違う方向性に向かって行く年代なのですね。


先ずはどんな事をすべきか?

”40歳で立ち止まった時にすべきは、
 「客観的に自分を知る」という作業です。” 松浦
”これまで、自分がやってきたこと、経験してきたことに自信を持つ” 藤井
”一見無関係に思えるスキルや知識や経験でも、
 複数がうまく組み合わされると、キャリアが磨かれ光輝いてくる” 田中

今まで自分がやってきたことの中から、
出来ている事、身についていることについて一度見直してみる。
というのが40代を生きる為の、初めの一歩になりそうです。


人間関係は?

家族とどのように過ごすのか?

”「家族の在り方」を子どもに教える” 松浦
”子どもとは、朝ごはんを必ず一緒に食べる” 和田
”家族との時間を意識的に増やす” 藤井
”家族時間を長時間取るのが無理なら、ひと手間加えて「一○倍演出する」” 大塚

良くも悪くも、自分の家族との過ごし方が子どもにとっての「家族」スタンダードになってきます。
僕の父親の場合、夕飯時間には帰って来ましたが、
夕食後、野球中継を観ながら転寝して、子どもとコミュニケーション取ってなかったのが
確かに僕の基準ですね。

なので、夕飯時間に家に帰る事はほぼ無いのですが
せめて、他の時間には息子と遊んだりしてコミュニケーション取るようにしています。

あと、大塚さんの書かれている「一○倍演出する」は大事ですね。
今は、スマホがあるので一緒にいてもスマホをみてばっかり。
みたいなことになる可能性も。
これは、意識してスマホを触らないようにしないと危ないです。。


パートナーとの関係は?

”「仲がよくないまま、なんとなく一緒に暮らす」という
 中途半端な状態を40代で整理しましょう” 和田

比較的、関係性が良い方だと思っている我が家でも
結婚して10数年経ちながら、今更ながら「えぇ~そうだったの・・・?」
みたいなことも最近ありました。

やはり、意識的にコミュニケーションを取る時間を設けないと
お互い忙しくなってくる、40代だからこそすれ違いが生じる可能性はそこかしこに。。


親はどうする?

”「未来の自分がそこにいる」という感覚で向き合うことにしています” 松浦
”施設介護という選択肢も含めた割り切りも必要” 和田
”犠牲者が出るなら「介護のプロ」に任せる” 大塚

親にとって、自分は幾つになったとしても子どもなので
なんといっても、鬱陶しかったり、ガミガミうるさかったりするわけですが、
「未来の自分」と思うとそう無碍にも出来ませんね。

妻からも、喋り方とか仕草が父親に似てきたとからかわれる様になってきたことですし。

あと、僕はドラマ自体は観ていないのですが、「逃げ恥」の石田ゆり子さんの台詞が
素晴らしいとネットで話題になっていたので、こちらも引用します。

”「あなたが価値がないと切り捨てたものは、
 この先あなたが向かっていく未来でもある」
 「自分がバカにしているものに自分がなる。それってつらいんじゃないかな」
 「そんな恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい」”

正に!まさにです。

一方で、かといって親の介護で自分の人生を捧げてしまうのは得策では
無いかもしれません。色んな考え方もあると思うので、パートナーや兄弟と
しっかり、コミュニケーションをとる必要がありますね。


付き合い

”深い人間関係を築ける相手を積極的に探し続ける” 和田
”いやいや付き合う位なら2次会には行かない” 田中 
”「期限付きで人付き合いが悪くなる」宣言をする” 大塚
ついつい会社での呑み会を欠席すると、
次の日の職場がその時の話題で盛り上がったりして、若干寂しい気持ちになったり
することもあるのですが、そこはぐっと我慢です。数回すれば慣れてきます。

その一方で、違う職場の人と呑みに行ったり
改めて、学生時代の友人との交友を温め直すのもいいかも知れません。

僕の場合は、自分が住んでる地域の友人との呑む機会を増やしたのは
すごく良かったと思います。

キャリア論

”競争からは、一歩はなれる心構えが大切” 藤井
”このまま、出世レースに加わり続けるか、見切りをつけるかを先ずはっきりさせる” 和田
”キャリアは上ではなく、横に展開してみろ” 田中

僕の場合、ある日突然の意思確認に対して
思いがけずして、レースから離脱することを宣言してしまった訳ですが
後から、こうやって本を読むと

 「ああ、あれはあれで良かったなぁ」

と改めて実感します。

何が良かったか?というと、僕自身元々上昇志向が強い訳ではないですが
レースに参加している以上は、自分の前を走っている人たちが気になってしまい
少なからず、

 「一緒に入社したのに、気付けば前を走られちゃってるなぁ」

とか思ってしまっていました。

しかしながら、レースから下りた瞬間、気持ちすっきり。
みんな頑張れ~と観戦側に行くことで心からみんなを応援できるようになりました。

”比較は他人ではなく、理想の自分とするものです” 青木

一方で、理想とのギャップには引き続き悩まされては居ますが
まあ、そっちの方が自分との戦いという訳で健全でしょう。

学ぶ

本から

”大人買いに自分の可能性を広げる鍵がある” 田中
”いい師を見つけるには、本を読むこと” 和田
”「ばっかり読み」で確実に腹に落とす” 大塚

僕は、図書館のヘビーユーザーなので、実は余り新刊本を買うことは無いのですが
そんな中でも本を買うのは、関連した人に会うときです。
これは、幻冬舎の見城徹さんが著者に会うときは本くらい読んどけみたいな事を
書いていて、それを出来る限り心がけるようにしています。

また、「ばっか読み」いいですね。
今回たまたま、40代に関する本を6冊読みましたが、
結構、同じ様なことが書いてありました。
それが、いまピックアップして記載している内容です。

そういう本を選んでいるからかも知れませんが、
ある意味自分にとっての真実ですね。

年下から

”年下との付き合いは自己成長を促し、「情報とチャンス」を運んでくれる” 大塚
”相手が年下であろうと、自分にはないものを持っている人には、
 リスペクトの年を欠かしてはならないのだ” 田中

幸い、公私ともに年下の方たちともお付き合い頂いているのですが
ホント、僕自身がそれ位の歳の頃は全くそんなこと考えても見なかったよ~
という方ばかりで、すごく刺激になります。

草食系だことのなんだかんだ言われてますが、
多分、おじさん達の感覚とエネルギーや時間やお金をかけるポイントが違うんだと
思います。

年上から

”おごられ上手になることが最良のマナー” 松浦

40代にもなると、逆に家庭の経営状況などが想像ついてしまう分、
ついつい遠慮とかしてしまいそうになりますが、
ここは、気持ちよく奢られて置けって事ですね。


健康

”タクシーにはなるべく乗らずに、歩くことを心がける” 和田
”酒量のコントロールには呑みに行かないのが一番良い” 大塚 
”健康管理にお金をかけるなら、生命保険に入るより定期的に徹底チェック” 松浦

元来、運動が嫌いな上に割と色々好きな事をしたい性質なので
わざわざ運動とか全くしないのですが、一方で心がけてるのは
「歩く」ということ。

平日も駅までは歩く。駅からも歩く。乗換えでも歩ける範囲は歩く。
休日も極力車に乗らない。一日家に居たら、夕方一時間位歩く。
というのを心がけています。

お酒について言うと、5年ほど前にγ-GDPの数値が急上昇したのをきっかけに
週に2日は休肝日を設けることにしました。今のところそれでなんとかやってます。

いままで、人間ドックとかは行ったことが無いですが
もう少ししたら、一度しっかり検査を受けてみようかと思います。

生きざま

攻める

”二○%は必ず「オフェンスモード」を入れる” 大塚
”どう考えてもマイナスの経験や失敗なのに、それらのほうが確実に自分の糧になっていたし、成功体験よりも数多くの失敗の方が、人を成長させる気がした” 田中
”これまでの繰り返しをやめる” 青木

これは、40代に限った事では無いかも知れないけれど、
攻めの姿勢を持ち続けるのは、すごく大切なんだと思う。

ちなみに、

 「攻撃こそ…最大の…防御なり!!」

という言葉を初めて知ったのは、ウォーズマン vs バッファローマンです。

シンプルに生きる

”抱えているモノを身体から下ろして、身軽になるのもいいものだ” 田中
”これからは、いいモノを少し” 松浦

自分自身、収集魂が働いてしまう為、ついつい色々なものを集めてしまうのですが
ここは、改めて持ち物を見直したいです。

 ・全てが無くなったとして、本当に買いなおすのはどれか?
 ・1年以内に使った事があったか?

などが、「いる」「いらない」を判断する良い指標になりそうです。


最後に

”自分らしい言葉で喋り、自分らしい夢に向かって、自分らしい生き方を
 手に入れようとする存在” 田中
”大器は晩成しかない” 青木

結局、50代 への良い助走が40代であって
40代でやってきたことが、50代になって出てくると感じました。

どの年代でも同じかもしれないけれど、折角気付いたので精一杯40代しようと思います。




その他参考:
40歳は惑う (AERA × ほぼ日刊イトイ新聞)


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2017年1月10日火曜日

教育の機会を奪ってしまうという事




先日、以下の記事をfacebookでシェアしたところ、
非常に多くの人の「いいね」を頂いたので、少し追記してメモ。


妻が幼稚園の先生から叱られた、という話。(Books&Apps)


妊娠、出産を期に暫く本格的に働くという事から離れていた妻ですが
昨年位から、再び仕事を始め 育自のための小さな魔法 というNPOの
ワークショップファシリテーターや理事などを生業にし始めました。

元々保育士をしていて、パソコンとかさっぱりなのですが、
(余談だが、父親は他人にパソコンを教えたり、自作したりする位詳しい)
結婚後、友人たちとのつながりの為に mixi を始め今は facebook へ
ということで、ブラウザで何かを書いたりすることは、出来るのですが
パソコンについて、ちっとも理解しようとしないのです。

彼女にとっては、ブラウザもアプリケーションも全て

 「このページ」

であり、自分にとって思い通りに行かないものは全て

 「何か調子悪い。重たい。」

のです。

何度云っても、覚えようとしないし、理解しようとする姿勢が無い事に対し
イライラすることも多い1年間だったのですが、
この記事を読んで気付いた事は、

僕自身が、妻の仕事の相談に対し、

 「問題を解決してしまった」

ことで、妻が試行錯誤する機会を奪ってしまっていたことでした。

”子供が困っているときは、子供が成長する良いチャンスです。
 親が勝手に子供の問題や困っていることを解決してしまってはいけません。”

改めて、思い返すと
なんか、めんどくさいから、さくっとこっちで解決して

「直ったよ~」

とかやってたなぁと反省しました。

”親がなんでも子供のトラブルにしゃしゃり出て解決すると、
 結局子供が無能になってしまう”

これからは、妻にも、息子にも、もっと色々考えてらおうと思う。


改めて、家族事は仕事に応用可能だと再認識できた記事でした。




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2017年1月9日月曜日

"なにかで1位を目指す事" - 小さな会社★儲けのルール – 竹田陽一 , 栢野克己



【新版】小さな会社★儲けのルール – 竹田陽一 , 栢野克己


最近個人的に、こういった中小企業向の戦略戦術書的なものに
非常に惹かれます。

僕自身は、現在は比較的大きな会社に勤めているのですが
それでも、商材によっては常に局地戦だったりするわけで
下手に財力があることで、工夫する事を忘れてしまったり、
つまらない鍔迫り合いに時間をとられているような気もします。

実際に、顧客のニーズも多様化してくると
今や中小企業であっても、全然戦える戦場が幾らでもあるんじゃないかと


なにかで1位を目指す事


これは、中小企業に限らず
個人のキャリア戦略においても、同じ事が云えますね。

小規模一位、部分一位主義
強い競争相手がいる業界にには参入しない
大将を細分化
目標を得意なもの一つに絞る。- 静かに行動


「なに」を「どこ」で売ってNo.1になるか 


その為のヒント8つはこれ

1.大企業がやらない
2.同業が弱い
3.手間のかかるローテク商品
4.嫌われ者
5.限定
6.細分化 = 用途や客細
7.売る側と買う側のズレ
8.業界の悪慣習

これらを幾つか組み合わせるだけで、
勝機のあるマーケットが描けそうな気がしてきました。


時間戦略 


 人生の方程式
 人生Y = 素質a ×時間x2 × 実績b 
 a,bが無くてもがっかりしない
 xを増やせば、成功できる
 狭い分野に絞って、長期間にわたって
 先人を見て真似る

改めて、中小企業だけに捕われず
1個人の成長に関しても全く同じ事が言えるような内容ですね。



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ローグワン観てきました



本当は、年末に家族3人で観に行く予定だったのだけど、諸々あって延期に。
2回目は予約までしたけど、息子体調不良により、キャンセル。

三度目の正直ということで、昨日観て来ました。

一言で言うと、良かった!!

敢えて全然前情報無しで行ったところ、
なんとイップマンことドニーイェンが出てるでは無いですか!
しかも結構いい役で。もうそれだけでも、お釣りが来ちゃう位です。

-->> 以下ちょいネタバレも挟みつつ。


2017年1月8日日曜日

人生は、この「出逢い」によって変わっていく - 仕事の課外授業-695「縁あって」

==============================================


 おたがいに、縁あってこの世に生まれてきた。

 そして、縁あっていろいろの人とつながりを
 持っている。

 縁あって―
 何だか古めかしいことばのようだけれど、

 そこにはまた一つの深い味わいが
 ひそんでいるように思える。

 人と人とのつながりというものは、とかく
 人間の個人的な意志でできたと思いやすいもので、

 だからまたこのつながりは、自分ひとりの考えで、
 いつでも断てるかのように無造作に考えやすい。

 だがほんとうはそうではない。

 人と人とのつながりには、
 実は人間のいわゆる個人的な意志や希望を越えた、

 一つの深い縁の力が働いているのである。
 男女の縁もまた同じ。

 そうとすれば、おたがいにこの世における
 人と人とのつながりを、

 もうすこし大事にしてみたい。
 もうすこしありがたく考えたい。

 不平や不満で心を暗くする前に、
 縁のあったことを謙虚に喜びあい、

 その喜びの心で、誠意と熱意をもって、
 おたがいのつながりをさらに強めてゆきたい。

 そこから、暗黒をも光明に変えるぐらいの、
 力強い働きが生まれてくるであろう。

        
         「縁あって」

         (『道をひらく』松下幸之助)
  

============================================== 

仕事の課外授業-695「縁あって」より


みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

あっという間に、正月休みも終わり
出社して3日でまた3連休に突入ですね。

割とバタバタと正月休みを過ごしてしまったので
昨日は、家族でローグワンを観に、立川へ
夜は、妻と昨年のベストとも云えるMADMAXをAmazonで観るという
のんびりした一日を過ごす事が出来ました。

今日は、妻の方の実家で家族の集まりがあるので
そちらへ行ってきます。


今回のキーは、

 人生は、この「出逢い」によって変わっていく

と考えました。

本文中にもありますように、

 「今年の縁は、どういう意味があったか?!」

というのは、実は年末位にはあまり気付く事は出来ないのですが
翌年末とかに、ふとそういえば、と気付く事があります。

例えば、僕個人的な話で行くと
幾つかやってる課外活動の内、


 「意外と遊べる日野マガジン」
 2014年創刊。編集長の事は、多分2012年に知って2013年に呑みに行って
 2014年に創刊してみたいな感じ

 「父親術」
 2015年の夏から引継ぎ。
 メルマガ自体は息子が生まれた頃から購読してたので2008年頃?
 2014年に発刊されたメルマガ内で自宅が小金井と知り、
 メールを送ったところ盛り上がって呑みに行き
 2015年に廃刊にするというのを聞いて、引き継ぐ事に。

 「事業支援」
 2012年に今の部署に配属された事がきっかけに、
 事業計画やその実行支援を学ぶ事に。
 学びと実践の為に、周りの人へのアドバイスなどもするように。


みたいな感じですね。
後で思うとそういえば、・・・
みたいな事になるのですが、最初の最初は
メール一本、一言声をかけた、たまたま異動になったみたいな
ささやかなものです。

これ、一回良い経験を体験しちゃうと以降の体験がすごく楽しみになりますね。
「今日のこれも、数年後にそういえば、何年か前のコレから始まったんだよね」
みたいなことに発展するかも!?
と考えるだけで、ワクワクしています。

僕は、元来狭い仲の良い人とだけ深い関係を築いていければ良いというタイプ
なのですが、ここ数年意識して色々な場に参加したり
一歩行動をするように心がけているのは、
やっぱ、それがきっかけで・・・
みたいなことがたまにあるからなんですね。

加えて、今年1年意識しようと思うのは正に、

 『袖すり合うも他生の縁』

だとすれば、今までに既に出会っていて
お付き合いさせて頂いている人たちとの
縁を再活性しようというものです。

新たな出会いもステキですが、
既に知り合っている人との関係を再活性することで、
また新たなワクワクが生まれそうな気もしています。


■ 家族で考えるとどうだろう

僕のすごく仲の良い友だちの一人は、
小学校からの付き合いなのですが、
学校や、趣味、仕事、それぞれのフェーズで
それぞれの「縁」がありますね。

是非、息子もそんな事を考えながら、
勉強に、バイトに、仕事に取り組んでもらうと
また、新たな発見もあるんじゃないかと考えています。


■ 最近読んだ本のコーナー

考え方を作るノート

僕も半期に一度講演を聴きに行ったりしている
慶應丸の内シティキャンパスの人気講座を単行本化したものです。
既に、それぞれ著書がある9名の方の考え方にについて
簡単に触れられる本です。

手にとって、ぺらぺら~っと読んでみて
興味のある著者の本をじっくりと読んでみるというのも
いいかも知れないし、
全体的な思考の方法をインプットするだけでもよいかもしれません。

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「気軽にやってみる」 - 仕事の課外授業-694「くふうする生活」



==============================================


 とにかく考えてみること、くふうしてみること、
 そしてやってみること。

 失敗すればやりなおせばいい。

 やりなおしてダメなら、もう一度くふうし、
 もう一度やりなおせばいい。

 同じことを同じままに、いくら繰り返しても、
 そこには何の進歩もない。

 先例におとなしく従うのもいいが、
 先例を破る新しい方法をくふすることの方が
 大切である。

 やってみれば、そこに新しいくふうの道もつく。

 失敗することを恐れるよりも、
 生活にくふうのないことを恐れた方がいい。

 われわれの祖先が、
 一つ一つくふうを重ねてくれたおかげで、

 われわれの今日の生活が生まれた。

 何気なしに見逃している暮らしの断片にも、
 尊いくふうの跡がある。

 茶わん一つ。ペン一本も、
 これをつくづくと眺めてみれば、

 なんというすばらしいくふうであろう。
 まさに無から有を生み出すほどの創造である。

 おたがいにもう一度考え直そう。
 きのうと同じことをきょうは繰り返すまい。

 どんな小さなことでもいいい。
 どんなわずかなことでもいい。

 きのうと同じきょうは繰り返すまい。

 多くの人びとの、このわずかなくふうの累積が、
 大きな繁栄を生み出すのである。

        
         「くふうする生活」

         (『道をひらく』松下幸之助)
  

============================================== 
仕事の課外授業-694「くふうする生活」より


みなさんこんにちわ。
3連休だなぁなんて思っていたら、
あっという間に、最終日ですね。

早いなぁ。

一昨日はとても暖かい日でしたが、
今日は天気は良いものの、寒い一日です。
クリスマスも終わり、いよいよ一気に年末に突入する
感じがやってきましたね。

では、くふうする生活 行きましょうか。

今回のキーは、

 「気軽にやってみる」

と考えました。

昨今、ビジネスの世界で言われている
「リーンスタートアップ」という考え方は、正にこれですね

まずは初めてみた上で、成功しそうかどうかを見極め
芽がないと判断したら、製品やサービスを改良したり
事業の内容を一新したり、軌道修正を繰り返して
よいものを作っていきましょう。
小さな失敗を重ねることで、大きな失敗を回避しましょう。

という事です。

こうやって、文字に起こしてみると
子育てにも共通する考え方ですね。

小さな失敗や怪我をすることで、
大きな失敗や怪我を回避するということ。

僕自身、子育てで大事にしていることです


もう一つ、注目したいのは、「やってみる」
行動に移すということです。

僕は、新人や親しい後輩によく言う言葉なのですが

「本を読もう。本を読む人が必ず成功しているとは限らないが、
 成功している人の多くは、必ずと云ってもいいほど本を読んでいる」

というのがあります。
成功というものの定義は人によって異なるので、
ここでは、なりたい自分になるとしましょう。

例えば、日本人の半分は月に1冊も本を読んでいないそうです。
さらに、本を読んでも行動に移す人は100人の内3人位だとか?

そうすると、

本を読む 0.5
行動に移す 0.5×0.03

= 0.015 日本人の1.5%に入れるわけです。

どうですか?本を読んで行動に移すだけで、大分レアキャラです。
でも、僕も含めて行動まで移せないんですね。

そういう意味では、「やってみる」というのは
素直な態度が必要なのかもしれません。

素直な態度で「やってみる」そんな姿勢で2017年度は活動していきます。


■ 家族で考えるとどうだろう

「気軽にやってみる」

子どもに対しても、妻に対しても大事にしたいですね。

「先ずはやってみたら?」で始めたはずが、
「折角やったんだから、途中でやめないで続けなさい!」

となると、「先ずはやってみたら?」って云ったじゃん?
となってしまいます。

折角だからというのも大切ですが、
気軽にやってみる。ちょっと違ったから辞めてみる
というのも同じ位大切にしていきたいです。


■ 最近読んだ本のコーナー

まだ東京で消耗しているの? イケダハヤト

高知に移住しちゃったプロブロガーのイケダハヤトさんの著書です。
割と煽ったタイトル(ブログと同じ)ではありますが、
「気軽にやってみる」という意味では、
やりたくない事リストを作るところから始まっています。
次に、生の声を聞くとか、旅行してみるとか
当然ですが、いきなり移住!とかではなく、
小さな一歩一歩の積み重ねが、結果大きな結果を産みだすわけですね。


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2017年1月6日金曜日

個人的に2016年のメディアを振り返る


2017年に入って、1週目が終わりました。
なんか、バタバタと年末年始が終わってしまいましたが、
2016年のメディアについて、記憶を記録しておきます。

先ず、極個人的な話から行くと
2014年に東京都日野市で、フリーペーパー”意外と遊べる日野マガジン”
友人達と立上げたのですが、
2016年はそれをきっかけに、他の多摩ローカルメディアの人と繋がれたのが
大きな収穫でした。

1月に けやき出版 たまらび編集長 小崎さん
9月に クルミド出版 そういえば、さあ 今田さん

とお会いして、年末の12月には 意外と遊べる日野マガジン の野村編集長を交え
3人の鼎談の進行をやらせて頂きました。

お陰さまでとても多くの人に参加して頂いたのと、
なにより、3者3様のメディアへの想いとか、今後の野望とかを
すごい近くでお聞きできたのはすごく良かったのと
今後、多摩エリアで引き続き色々と楽しいことが出来そうだな
という手応えを感じた時間でした。


更に、ユーザーサイドで言うと、
基本的に、僕は紙の新聞は全くと云って良いほど読まないまま
社会人生活を長いこと続けて来たのですが、

本田直之さんが何かの本で、まとまった情報を取得するために
日経ビジネスは読んでいるというのをみて、2年前に日経ビジネスのを電子版で
購読を開始しました。

月額2500円位かかるので、
折角なので、家族全員で共有しようと
毎週日曜日にシェアしたりしてたのですが、
昨年に入った位から、段々コンテンツに余り魅力を感じなくなってきて
全然見なくなって来てました。

一方で、Newspicksの有料記事の方に魅力的なものも多くなってきていて
有料契約している後輩に、ちょっと見せてとかやっていたのですが、

魅力の無いものにお金を払って、
魅力のある記事を見せてもらうってのも変だなぁと思い
日経ビジネスを解約し、Newspicksを契約しました。

で、Newspicksの方は、月額1500円なので、差額で
note 決算が読めるようになるノート 月額1000円を定期購読しています。

このnoteを購入するというのは、正に2016年を代表する体験だと思うのですが、
情報量として考えてみたら、多分1000円の雑誌とかと比べたら
圧倒的に少ないと思うのですが、情報量での比較というよりは、
その道に詳しい人にコーヒー一杯ご馳走して、ちょっといい話?意見?を
聞かせてもらう感じに近いです。

そういう意味では、Newspicsのよさは、オリジナルのコンテンツも勿論の事ながら
pro picker の皆さまの意見も垣間見れるというのも魅力の一つだと思います。

世の中的に見ると、

クックパッドの独壇場でもあったレシピメディアに
動画というスタイルを用いて、DELISH KITCHEN、KURASHIRU という新興メディアが
台頭してきて、僕自身も結構参考にしたレシピもありました。

もう一つは、なんといってもWelqショックですね。
ここ数年、目立っていたキュレーションメディアですが、Welqの件を引き鉄に
DeNAのpaletteが全て閉鎖、その他のメディアでも削除記事が目立ってます。

palette は、ある意味新たなメディアの発明だったと思います。
如何に、安価で大量の記事を製造(敢えて製造と書きます)し、
SEOで、上位に表示させPVを稼ぎ、広告収入を得るというモデルを組み立てる
までは、良かったと思うのですが、
その裏で、しわ寄せを食っていた人も多く居た結果ですね。

これらを鑑みると、大量にインスタントに記事を製造するのではなく
2017年は改めて、編集・校正・校閲をしながら、丁寧に製作するといったものが
重宝されてくるような気がします。








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私的、オススメ記事TOP3


⇒何故かダントツのPV数を獲得してます。 
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⇒超簡単!オススメの成功習慣
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⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

⇒隙間時間に音声教材でスキルUP
ダントツ企業実践オーディオセミナー

2017年1月4日水曜日

家族の中期計画と記録



みなさま、あけましておめでとうございます。
本年も、TRDW(トヨダロックデザインワークス)をよろしくお願いいたします。

さて、新年ということで
僕自身、妻と毎年やっているワークを紹介します。
今のところ、子どもは参加していませんが
いずれ子どもと一緒にやりたいです。

1.エクセルしーとの横軸に下記を記載します。
 ・年(西暦と和暦)
 ・年齢(自分、妻、子ども、誕生予定や希望があれば入れる)
 ・貯金
 ・借入金の残高(住宅ローンや車の買い替えなどの予定に)

 ・春夏秋冬理論による季節
 http://www.seasons-net.jp/wss/spsc/
 ・70年周期理論による70年前の出来事など

2.エクセルの縦軸に、下記を記載する
 a・目標
 b・主なイベント(入学とか受験とか)
 c・健康(入院、けが等)
 d・ライフイベント(誰かに会うとか、何かに会うとか、何かを始める)
 e・教養・知識(学んだこと)
 f・個人(ライブとか、演劇)
 g・仕事(成果や失敗など)
 h・親孝行(旅行やプレゼントや)
 i・経済面(ローン開始や完済)
 j・振りかえり(良かったこと、反省点)

3.本来は、前年に立てたa.目標を元にb~jを振り返って行くわけですが、
 初年度はb~Iを記載して、jで纏めるでOKです。

4.今年の目標を立てる(2-a)

5.今年の予定を共有
 ○月に大きなイベントがあるとか、昇格試験があるとか、
 夏休みはいつ頃でどこに行きたい。
 などなど分かっている範囲で共有した上で、お互いの手帳に記載しておく。
 (近づいて来たら、そういえばあれどうなった?とお互いリマインド)

初年度はフォーマットを作るのもあるので、1時間近くかかったり、
パートナーが乗らなかったりで中々進まないかもしれませんが、
数年やると蓄積されてきて、振り返りの単位も3年、5年となったり、
夫婦行事として定着してくると30分程度で終わるようになるので、
よろしければ、是非スタートしてみて下さい。

元々どなたからか教わったものなのですが、
ネタ元不明なので、読者の方でご存知の方がいらっしゃいましたら
ご指摘頂けると幸いです。

それでは、みなさんの1年のご活躍をお祈りしています。



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私的、オススメ記事TOP3


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2017年1月2日月曜日

「誰かの強み」が「誰かの弱み」をカバーする - 仕事の課外授業-693「本領を生かす」


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 完全無欠をのぞむのは、
 人間の一つの理想でもあり、またねがいでもある。

 だからおたがいにそれを求め合うのも
 やむを得ないけれども、

 求めてなお求め得られぬままに、
 知らず知らずのうちに、

 他をも苦しめ、
 みずからも悩むことがしばしばある。

 だがしかし、人間に
 完全無欠ということが本来あるのであろうか。

 松の木に桜の花を求めるのはムリ。
 牛に馬のいななきを求めるのもムリ。

 松は松、桜は桜。
 牛は牛であり馬は馬である。

 つまりこの大自然はすべて、
 個々には完全無欠でなくとも、

 それぞれの適性のなかでその本領を生かし、
 たがいに与え与えられつつ、

 大きな調和のなかに
 美とゆたかさを生み出しているのである。

 人もまた同じ。
 おたがいそれぞれに完全無欠でなくても、

 それぞれの適性のなかで、
 精いっぱいその本領を生かすことを心がければ、

 大きな調和のもとに
 自他ともの幸福が生み出されてくる。

 この素直な理解があれば、
 おのずから謙虚な気持ちも生まれてくるし、
 人をゆるす心も生まれてくる。

 そして、たがいに足らざるを補い合うという
 協力の姿も生まれてくるであろう。

 男は男、女は女。
 牛はモーで馬はヒヒン。

 繁栄の原理はきわめて素直である。

        
          「本領を生かす」

         (『道をひらく』松下幸之助)
    

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仕事の課外授業-693「本領を生かす」より


みなさんこんにちわ。
クリスマス3連休を如何お過ごしでしょうか?

初日の今日12/23はとても暖かいというか暑いくらいの陽気で
半袖で外に出ても問題ないくらいです。

こんな暖かいクリスマス休日なんていつぶりでしょうか?
子ども達は、雪を楽しみにしているかもしれませんが
大人はこれ位暖かい日の方が嬉しいですね。

それでは、本領を生かす 行きましょう。

今回のキーは、

 「誰かの強み」が「誰かの弱み」をカバーする

と考えました。

古くから云われている、ピーターの法則というのがありまして
人は、昇進するにつれて徐々に無能になっていき、
無能の極みの位置で止まるというものです。

例としては、

 優秀な平社員
 ↓
 まあまあな、監督職
 ↓
 無能な管理職(無能になった為、このポジションに留まる)

というものです。

これを打破するには、
昇給と昇格を切り離さなくてはならないのですが、
通常の会社は、昇格しないと昇給しないように
この二つが繋がってしまっている為、よっぽど偉くなる人以外は
無能な管理職になり、その位置に留まるわけです。

本文中で言うことの、
「できないことをできるようにする」努力が続けられていき
ある意味、何かに特化したスペシャリストは
云わば、道から外れた人のように扱われてしまったりします。

一方、ワンピースとか見てると
誰もが、船長を目指している訳ではないのです。
剣の達人や、航海士、コック、医者 等々
それぞれ得意分野が異なるメンバーが集まって
誰かの弱みをカバーしながら、進んでいきます。

それぞれの、良し悪しはありますが、
最近の僕自身は後者のような働き方をしたいなと
考えてます。

一方で、「できないことをできるようにする」努力をしない代わりに
「強み」を更に磨いていくと共に、
「相手に足りないこと」を自分がする
という事に、力を注いで生きたいと考えています。

それの一つが、NPOや小規模事業者支援だったりするわけですが、
誰かに評価されるからする訳ではなく、
自分の持ち味を生かして他人に貢献する事で自分の「強み」を磨いて
行きたいものです。


でも、少しはやっぱり誰かに認められたいけど。。


■ 家族で考えるとどうだろう


「努力すればできるもの」と
 「努力してもできないもの」

の見極め何じゃないかと考えます。

ついつい、自分が出来る事だと
相手に対して、努力不足のように思えてしまいますが、

 いくら練習しても「できないもの」

があると云う事は、頭から離れないようしないと
会社と同じ事を家庭に持ち込んでしまう危険がありますね。

そこを忘れないようにしていきます。


■ 最近読んだ本のコーナー

年収150万円で僕らは自由に生きていく イケダハヤト

働くということ、お金を使うということ、
について、改めて考えさせられる本です。
頑張って働いて、今年より来年更なる収入増を目指して更に働く
そんな生き方でよかったんだっけ?
と問いかけてくる本です。


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