2016年9月26日月曜日

「平生の心がけ」から見直し、鍛錬する - 仕事の課外授業-679「素直に生きる」



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 逆境-それはその人に与えられた尊い試練であり、
 この逆境にきたえられてきた人は誠に強靭である。

 古来、偉大なる人は、逆境にもまれながらも、
 不屈の精神で生き抜いた経験を数多く持っている。

 まことに逆境は尊い。
 だが、これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、

 逆境でなければ人間が完成しないと思い込むこと
 は、一種の偏見ではなかろうか。

 逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。
 要は逆境であれ、順境であれ、

 その与えられた境涯に素直に生きることである。
 謙虚の心を忘れぬことである。

 素直さを失ったとき、
 逆境は卑屈を生み、順境は自惚を生む。

 逆境、順境そのいずれをも問わぬ。
 それはそのときのその人に与えられた一つの運命
 である。

 ただその境涯に素直に生きるがよい。

 素直さは人を強く正しく聡明にする。

 逆境に素直に生き抜いてきた人、
 順境に素直に伸びてきた人、

 その道程は異なっても、
 同じ強さと正しさと聡明さを持つ。

 お互いに、とらわれることなく、甘えることなく、
 素直にその境涯に生きてゆきたいものである。
              
   
          「素直に生きる」
         (『道をひらく』松下幸之助)
  

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仕事の課外授業-679「素直に生きる」


みなさんこんにちわ。
秋のシルバーウィーク如何お過ごしだったでしょうか?

本日、息子は友人と出かけていったきり帰ってきません。
雨が降ってるのに帰ってこないというのは、
きっと近所のイオンへゲームしに行ったんじゃないかと。

さて、雨降りが続き大分肌寒くなってきました。
涼しくなって嬉しいのは、そろそろ会社に行くにもまともな格好が出来るようになることですね。
(夏場は暑いから半袖シャツ着てるけど、半袖シャツの裾をズボンに入れるのは
 本当は余り好きではないのです。)

これから、12月末まではジャケットの素材を変え、セーターを着たりしながら
ジャケットスタイルが楽しめるのが嬉しいです。
(1,2月になると、今度は寒くてコートを着るのが余り好きではないです。)

では、素直に生きる行きましょう

今回のキーは、

 「平生の心がけ」から見直し、鍛錬する

と考えました。

先日紹介した本「 「成功曲線」を描こう 」で、
感情のコントロールがタイムフラストレーションを防ぐ
といった事が書かれていました。

つまり、どういうことかと言うと、

1.やる気になっているところに、
2.電話が掛かって来て中断
3.電話を切ったあともムカムカ、もやもやで時間が経過
4.暫くして、やっと落ち着く(1へ戻る)

という具合に、1~4がループすると
やりたい事が上手く進まず、フラストレーションだけが
溜まっていくというものです。

今回のメルマガの内容で行くと、
順境、逆境でイチイチそれに反応しない!
と言う事ですね。

「暑い」「寒い」
だことで、平常心を失っている時間が勿体無い。
人生は有限、その時間で何をするかを問うた時に
答えは、必ずしもくだらない事に心を動かされる事ではない筈。

 「雨」にも「台風」にも、為すべきを為す。

短いけれど、シンプルにそういう事なんだと理解しました。


■ 家族で考えるとどうだろう

これはもう、親子関係も夫婦関係も同じですね。

小さい事に腹を立てない。
腹を立てたとしても、引きずらないという事。

ちなみに、僕達夫婦が結婚した時に、
3つの誓いというのがあって、
その内の一つは、

「喧嘩はお互いの理解の為にする事、
 起きてしまった喧嘩は、いち早く収まるように努力すること」

というのがあって、当時はなんとなく
いいねぇとか思って決めたんだけど、
時を経て、重みを増してきました。


■ 最近読んだ本のコーナー

”すべてが見えてくる飛躍の法則” 石原明

「仕事をする上で、一つ上の目線でやりなさい」
って誰かに云われたんだか、自分で気付いたんだか
忘れたんだけど、一応長年自分も意識しているし
後輩達にも伝えてきた言葉なのですが、
正にそんな内容の本です。

家族に置き換えると、自分視点でばかり語ると
パートナーや子どもの視点が抜け落ちるので、
あえてその視線を持ってみると、今まで見えなかったものが
みえてくると思いますよ~


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2016年9月25日日曜日

”師匠と弟子のようにそばで教える” - SUPER BOSS (スーパーボス) – シドニー・フィンケルシュタイン


SUPER BOSS (スーパーボス)  – シドニー・フィンケルシュタイン  

facebookで、すがけんさん(smartnews)が紹介されていたのを見て
読んでみたいなぁと思っていたところ、隣の部の部長が席の上においてて

「あ、部長!流石スーパーボスはスーパーボス読んでますね!!」

とか云ってみたら、

「え?読む?あげるよ」

とくれました。ラッキー。
なにやら、イベントでもらったそうですが、
既にスーパーボスだから読まなくても大丈夫だそうです(笑


この本では、
マネージャー層が読めば、スーパーボスになる方法を学べ
一般層が読めばスーパーボスが誰のか見分けられるようになるとのことです。

僕自身、現在一般層の一番上までやってきてしまったので
来るべき、マネージャーとしての心構えとして、更にスーパーボスを見分ける方法として
早速手にとってみました。


スーパーボス気質とは


この本では、以下の4つがスーパーボスを現す四つの気質だと書かれています。

1.恐れ知らずなほどの自身
2.旺盛な競争心
3.逞しい想像力
4.軸がぶれない
5.裏表のなさ

こういうのは会社カルチャーとかによっても特徴が出そうですが
今の会社だと、割かし1,2に当てはまる人は多いですが4,5は少ない気がします


師匠と弟子のようにそばで教える


ミヤギさんとダニエルのように、
ヨーダとルークのように、
ローグとジョージ6世のように、
弟子の成長を促すのもスーパーボスの役目だそうです。

・細部をみながら、部下を任せる
・部下同士に競わせる、助け合わせる
・優秀な元部下のネットワークを作る

人をつくり、キャリアを作る。
それこそ、スーパーボス

スーパーボスの日を設ける


いきなり、スーパーボスになるのは難しいにしても

「今日一日、スーパーボスのように振舞ってみる」
「この会議内では、スーパーボスになってみる」

など、少しづつやってみるとよいそうです。


更に、巻末には

・スーパーボス指数10の質問
・スーパーボスの戦略を実践に移す8つのアイデアや取り組み
・スーパーボスを見つけるための12の質問
・スーパーボスのもとで成功する8つの基本原則

もあり、折りに触れチェックしてみるのもよいでしょう。





SUPER BOSS (スーパーボス)  – シドニー・フィンケルシュタイン  

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2016年9月24日土曜日

"情けは人の為ならず" - GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代


GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 – アダム グラント (著), 楠木 建  (監訳)


既に退職してしまった会社の同期が在職中に、

「よく、『情けは人の為ならず』っていうじゃん?
 あれはさぁ、
 情けをかけることは、その人の為にならないよ って意味なのか
 情けをかけることは、いずれに自分の為になるんだよ って意味なのか
 どっちなんだろうね?」

と云っていたのを思い出しました。
当時、ググッたような・・ググらなかったような・・
今ググったところ一発で正解が出ました。


さて、GIVE&TAKE 監訳は、みんな大好き楠木 建 先生!


情けは人の為ならず


世の中には、3種類の人がいる。

giver:人に惜しみなく与える人
taker:真っ先に自分の利益を優先させる人
matcher:損得のバランスをとろうとする人

色々あるけれど、結局のところはgiverが一番得するよという内容です。
その為には、

「時間」に鷹揚であれ
「記録」より「記憶」を重んじろ
「自己犠牲」ではなく、「他者志向性」を持て
「自分が楽しめる」ことをしろ

とのことです。


「与える人」こそ幸せな成功者となる


人脈作り : 新しい人と関係を培い、以前からの結びつきを強める
協力 : 同僚と協力して実績を上げる
人に対する評価 : 才能を見極めてそれを伸ばす
影響力 : 相手にアイデアを支持してもらう


「ちょっとしたお節介の効果」


ちゃんとメモとってなくて忘れてしまったけど、
GREEN DAY だったかなんかのバンドのHPでの事例を元に、

ちょっとしたお節介がいずれ大きなリターンを生む事が書かれています。

その為にも、

・「名刺ファイル」「フェイスブック」を見直し、
・気前良く、自分の時間や専門知識を分け与え
・Pay forward の精神で

行きましょう!





GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 – アダム グラント (著), 楠木 建  (監訳)


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2016年9月19日月曜日

"評論家ではダメ、どういう行動をとれば良いか?" - 企業参謀ノート[入門編] – 大前研一


企業参謀ノート[入門編] 単行本 – 大前研一

大前研一氏の処女作にして代表作と言われる、
「企業参謀」をきちんと読んでおこうと思って、図書館で検索したところ
残念ながら、元の本は蔵書がなく、この本が出てきたので
先ずは、手始めに、、と読んでみました。

ノートということで、大分エッセンスが絞られて
読み易くなっているので、きっと手元において繰り返し繰り返し
読み返すことで、基本をたたきこめという事だと受け取りました。


評論家ではダメ、どういう行動をとれば良いか?


今の会社の人間を他の会社の人に評価してもらうと

 「すごく、賢くレベルが高い。しかしながら、大人しい。」

良く云われるのは、正に裏を返せば

 評論家が多く、行動につなげるヒトが少ない。

という事なんだと、改めて実感しました。(自分への反省を込めて)


日本のビジネスパーソンは後ろ向きのヒトが多いから
前向きになったヒトから成功する


上にもリンクする言葉なのだけれども、

市場環境が厳しい・・
競合が犇いている・・
自社の独自性が出せない・・

等々、悲観的な環境分析はいくらでも出てくるのだけれども
これがチャンス!という意見は中々出てこないし、
出てきても相当な立場の人間にならない限り、
楽観的だとこてんぱんに、やられる事が多い

色々な切り口で考える事は、大事だけど
前向きに捉えてみる必要もあるね。

あ、あれだ靴のセールスマンの話だ。

アフリカに行った二人のセールスマン。
現地を見て驚いたのは、アフリカ人には靴を履く習慣がありません
「裸足」で生活しています。
それぞれは、本部にこう報告しました。
A:「アフリカ人は靴を履いていないので市場はありません・・・」
B:「アフリカ人は誰も靴を履いていないので、これからの市場は無限です!!」

まず道具箱を一杯にし、道具を駆使して常識を破る


問題の中身はどうなっているのか?
→問題点の絞り方、問題解決までのアプローチ

考える事を楽しみなさい




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2016年9月18日日曜日

”欠乏が欠乏を生む” - いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学


いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学  – センディル・ ムッライナタン (著), エルダー・ シャフィール (著), 大田 直子 (翻訳)

先日、とある財団法人の方とお話させていただいた際に、

「今の自分の会社だと、プロジェクトは大抵デスマーチするのに、
 御社では、似たようなプロジェクトに取り組んでいるのに、
 残業時間も少なく、有給の消化率が高いのは何故でしょうか?」

と、尋ねてみました。
逆に、「なんでデスマーチ化しちゃうんですか?」って聞かれてしまうかと
思ったのですが、

「会社としての考え方の違いだと思います。
 みなさん、高給の中で会社が無理な働き方を強いても其れに応じてくれますが
 我々みたいな団体はそうはいきません。
 個々人のモチベーションをどうやって維持するかというのは、
 多分一般企業より気を使わなくてはいけないところなのだと考えています」

というような、回答を頂いてこの本を思い出しました。

(高給を支払うためには、仕事をもっとこなさなくては成らず)
足りないから、もっともっととなってしまい結果デスマーチ化する状態。

本書では、ジャグリングと表現されていますが、

その無限ループから抜け出すことが大事だというメッセージを受け取りました。


欠乏が欠乏を生む


欠乏状態で生まれる

「集中ボーナス」  ( 期限が迫ってくると効率があがる )
「トンネリング税」 ( トンネルの内側は鮮明に見えるが、外は見えなくなる )

について記載されています。

つまり、この仕事を片つける事には集中できるが、
集中することで、欠乏状態になり、近視眼的になるため、目先の事しか見えなくなる
よって他の事がおざなりになる。


心配事は処理能力へ負荷を与える


”さながら、バックグラウンドで開いているプログラムのせいで
 動きがおそくなったコンピューターのよう”

・不注意、忘れる、間違い といったミスを引き起こす
・貧困層がなぜ貧困状態から抜けられないのか?
 →病気、騒音、栄養不足 といった問題が彼らの処理能力に負荷をかける
・判断が鈍り、パフォーマンスも上がらず、結果スキル不足状態が続く


スラック(ゆるみ、たるみ)を持つこと


・スラックがあることで、豊かさを感じる
・緩衝となる蓄えを築いておく必要がある ⇒ 対欠乏性





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2016年9月16日金曜日

寝る前の習慣




最近、とあるPODCASTである経営者の方が、
お風呂で瞑想というか、自己反省してるというのを聞いて、
昨日から試してみた。

ちなみに、その人の場合は以下の4つについて考えているということ。

 1.今日成し遂げた事
 2.今日の失敗・反省
 3.自分を褒める
 4.未来に向けて考える。

(その人の場合は、寝る前ではなく、朝早起きして取り組んでるとの事)

特に、 3 に関しては色々な本に書いてあるけれど
中々日本人はやってない習慣。

逆に、2は多くの人がやってそう。


それと、シンクロするように今日HUFFINTON POST で以下の記事を発見。

ちなみに、僕の場合、もう20年位前から寝る直前まで何かしらの作業をしていて
もう眠ってしまいそう~となって始めて寝るのが習慣ですが、
ここ数年前より、寝る前のブルーライトは睡眠を浅くするという事で、
せめて、寝る直前にお風呂に入ってそれ以降はパソコンスマホを見ないという
マイルールにしてます。

でハフィントンポストの習慣の中で合致してやってる事としては

 1.シャワー :お風呂に入って
 2.瞑想 :上のヤツ
 4.水を飲む :お風呂から出てお茶を飲む
 5. 歯を磨く :お風呂で歯磨きしている
 7.携帯を使わない :微妙だけど、お風呂に入った後は見ないし寝室には持ち込んでいない

妻は、ソファーでPCやスマホ片手に転寝していることが多いのですが
他の人の寝る直前ってどんな感じなんだろう?

ちょっと興味が沸いて来た。


健康な人が寝る前にしている10の習慣 
http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/12/healthy-people-sleep-tips_n_11970322.html


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2016年9月10日土曜日

 「この道を歩む」ことを心に定めること - 仕事の課外授業-678「道」


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 自分には自分に与えられた道がある。
 天与の尊い道がある。

 どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
 自分だけしか歩めない、
 二度と歩めぬかけがえのないこの道。

 広い時もある。狭い時もある。
 のぼりもあればくだりもある。

 坦々とした時もあれば、
 かきわけかきわけ汗する時もある。

 この道が果たしてよいのか悪いのか、
 思案にあまる時もあろう。
 なぐさめを求めたくなる時もあろう。

 しかし、所詮はこの道しかないのではないか。

 あきらめろと言うのではない。

 いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、
 ともかくもこの道を休まず歩むことである。

 自分だけしか歩めない大道ではないか。
 自分だけに与えられているかけがえのないこの道
 ではないか。

 他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすく
 んでいても、道はすこしもひらけない。

 道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
 心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

 それがたとえ遠い道のように思えても、
 休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。

 深い喜びも生まれてくる。

              
          『道をひらく』松下幸之助
  
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仕事の課外授業-678「道」より


皆さん、こんばんわ。今回のrテーマは道ですね。
道といえば、猪木さんがよく言ってるあの台詞

『 この道を行けば どうなるものか
 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
 踏み出せば
 その一足が道となり その一足が道となる
 迷わず行けよ 行けば分かるさ』

昔は、よく意味がわからなかったけど、
少しづつ分かってきた気がします。

では、「道」行きましょう。

今回のキーは

 「この道を歩む」ことを心に定めること

と考えました。

今正に、僕自身がこんな曲面に直面しているところなのです。

年収は3割強減だが、自由な時間は今よりずっと確保されそう。
でも、退職金はどうだ?

でも、このまま閉鎖的な環境で働き続けるのか否か?
いや、どこに行ってもそんなに大差は無いのか?

生きていけるのか?


なんて、ぐるぐるしちゃってます。

正に、「この道を歩む」ことを心に定めること

そう覚悟することで、

「自分の人生」の本当のスタートが切れるのでしょう。

うっすやるっす。
短いけど、シンプルにそういうことなんだな。

周りを見ていると確かにそういう事が実感できるもんね。



■ 家族で考えるとどうだろう

「旅」は、
「目的地」も大事ですが、その「道中」にも
味わうべきものが、たくさんあります。

これを伝えていきたいですね。

そのものずばりの「旅」もそうだし、
「人生」の比喩としても「旅」も同様に。

ドラクエの冒険と一緒。魔王を倒すのも目的だけど
そこに至るまでの経緯が面白い。
むしろ、そこに至るまでの経緯が一番かも。


■ 最近読んだ本のコーナー

「失敗をゼロにする起業のバイブル」中山匡

この本では、大胆にも好きなことで起業してはいけない
と言っているのですが、それは言い換える
「好き」だけで起業してはいけないということです。

強みを活かせる事業(好き)×勝てるマーケット

が必要だと。

今日、ハタラクラブのワークショップでもありましたが、
趣味を極めて特技にする事、
労働を極めて仕事にする事、
この二つが組み合わせて、勝てるマーケットに出ることで
失敗がゼロになるという考え方ですね。



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2016年9月6日火曜日

「それでもやる!」と言ってみる - 仕事の課外授業-677「真剣勝負で生きる」


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 私は、競馬、競輪の類は一切しません。

 人生という長丁場の舞台で、生きている毎日、
 いや瞬間瞬間が真剣勝負だと思っていますから、

 ギャンブルで勝った負けたには、
 興味がないのです。
              
             
                     稲盛和夫
  
============================================== 
仕事の課外授業-677「真剣勝負で生きる」



「真剣勝負で生きる」いきましょうか。
今回のキーは

  「それでもやる!」と言ってみる

と考えました。

以前にも紹介したことがあるのですが、
昨年の11月に、himazine presents の
お仕事について語る会を開催したのですが、

その時に、ゲストスピーカーの一人が

 ”24時間編集者”

と言ってたのが、究極の仕事への取り組み方だと思いました。
常に頭の中に仕事の事がある状態。
そんな彼女の最近の名言は、

 "私はペンとノートとカメラだけあれば生きていけるんだ"

で、正に身一つで何処ででも戦っていける感じ。
今回のタイトルで言うところの、真剣勝負を感じました。

冒頭の稲盛さんの言葉で言えば、
日々の人生の中で真剣勝負を楽しんでいるから、
わざわざ、外に刺激を求める必要も無いと言う事ですね。

息をするように、働く。

そんな感じなんだと思います。


じゃあ、自分はどうかと言うと、

息を止めながら、働いている。

って昔に比べたらそんなに苦しくないけどね。

それでも、潜って、潜って、働いて、
水面に上がって、好きな事をして、もう一回潜って
というような事をやっているような気がします。

もっと自然に、仕事と好きなことの境目を曖昧にするには、

「失敗したら、どうしよう」
「うまく行かなかったら、どうしよう」

とか考えるのでは無く

「それもやる!」「それもやる!」

と言い続けていこうかと。

そうして、ひとつずつ「試しに勝っていく」ことで
息をするように働く生活を手に入れます。


■ 家族で考えるとどうだろう

「それでもやる!」

この一言に尽きるんじゃないかな?

うまくいかないとき
失敗したとき

そんなときも、唱える呪文は

「それでもやる!」

そうした時に、人生がどう変わるのか
という事を一緒に学んでいきたいです。



■ 最近読んだ本のコーナー

「成功曲線」を描こう 夢をかなえる仕事のヒント - 石原明

経営コンサルの方の本です。
たまたま、podcastの番組を知って、軽快な喋り口に魅了され
最近、朝晩過去の番組を聴きまくってます。

この本の中で書かれている成功曲線というのは、
「L」の字を左に倒したような形で、
最初は中々、効果は出ないんだと。
それでも、コツコツコツコツ続けていると、
ある日急上昇して成果が出てくるということ。

そこまで、行かないうちに辞めてしまっては、
カーブは描けないという事です。
なんか、勇気がでる一冊でした。


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アダルト 下 大人になった二階堂ふみがきいた話 – 二階堂ふみ (著)


アダルト 下 大人になった二階堂ふみがきいた話  – 二階堂ふみ (著)

21歳になった二階堂ふみが、人生の先輩たちにインタビュー集。

この本とか読むと、ホント超有名で活躍している人も
やっぱ、ココロの中にはひっかかりがあったりしながらも
それを超えて楽しく生きてるんだなぁと実感します。

僕もこんな風に若い人とありのままを話してあげたい。
っていうか、話したい。(どっちかって言うと、自分のカタルシスだな)




二階堂ふみさん このCM好きです。





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2016年9月5日月曜日

最強の投資は「自己投資」 - お金持ち入門 資産1億円を築く教科書 – 土井 英司 (著, 編集), 朝倉 智也, 伊藤 邦生 他


お金持ち入門 資産1億円を築く教科書  – 土井 英司 (著, 編集), 朝倉 智也, 伊藤 邦生 他

ex amazonのカリスマバイヤーで現在は、
エリエスブックコンサルティング代表の土井さんの責任編集本です。
氏のメルマガを長い事愛読していて、昨年の今頃かな?セミナー参加してきました。

お金持ちマインドを身につけるスペシャルセミナー


あーもっと早くに知っているべきだったなぁと思いつつ
何となく流れ流れて、やっと本を読みました。

お金についての色々が書かれているのですが、
新入社員とか、大学生の段階で一度読んでおいた方が良いですね。


最強の投資は「自己投資」


”ユダヤ人は自分の知恵に投資し、次に人脈に投資する。”

「お金はなくなってしまうけど、知識はなくならない?」だっけな
他の人も言ってました。


無駄な固定支出ワースト10


これ、現在の自分の状況を見直すのにすごく良いです!

1.無駄な会話やメールの元になる携帯代2.意味の無い呑み会代3.ぜいたくなまでの食費4.保証内容の分からない、生命保険料5.不健康の元、酒・煙草6.近所をうろつくためだけの車のローン7.意味の無い呑み会帰りのタクシー代8.高カロリーの外食・ランチ9.口座から引き出すたびに取られるATM手数料10.惰性で買うマンガ・雑誌

1の携帯代は2年前に見直して
2の呑み会は大分削ったのと、
3,8は元々我が家は自宅でご飯が食べるのが好きなので少なく
4はガン保険のみ
5お酒は呑むけど、煙草は10年前に辞めました
6.車は一括で、昔から一貫してやってます
7.9 無い
10.定期購読の日経ビジネス遂に終了させた!

という感じで、これらについては大分実行できて来てますが
後はもう少し、リテラシーをあげていきたいのは投資のところですね。

お金の、人生の指標に是非ご一読すると良い本です。






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2016年9月4日日曜日

最速で動き、ゆっくり待つ - 10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか – ジョン・スヴィオクラ, ミッチ・コーエン


10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか  – ジョン・スヴィオクラ, ミッチ・コーエン

なんで、この本を読むきっかけになったのか忘れちゃった。
お金持ちになりたいって思ってたのかな?
まあ、今でも思ってるけど。

---
2016/12/29追記
思い出した!すがけんさん(スマートニュース)がfacebookでオススメしたてんだ。

---

最速で動き、ゆっくり待つ


ビリオネアになれるかどうかは、内面で決まるそうです。
5つほどの傾向が記載されています。

その中の一つは、「最速で動き、ゆっくり待つ」
試行錯誤をくりかえすところと、長期視点を持つところ、
この二つを使い分けることが大切だそうです。

もう一つ、「現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を怖れる」
得れるものと、失うものを秤にかける。

スターバックスは、人気メニューだったサンドイッチの販売を辞めた
何故なら、焦げたチーズの匂いが店内に蔓延することで、
コーヒーの香りが台無しになってしまうため。







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2016年9月3日土曜日

「何でも難しくとらえ過ぎていないか?!」 - 仕事の課外授業-676「単純化して考える」



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  問題化する以前の状態というのは、
  案外単純なものです。

  その単純な状態をベースにして、
  解決を図るのです。
              
             
                 稲盛和夫
    
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仕事の課外授業-676「単純化して考える」


みなさんこんにちわ~

今日は暑いね~
妻は、神田へリンツイストさんのセミナーに行って
息子は相変わらずの友人家へ
僕は静かに過ごしています。

さて、久々のとんかつDJアゲ太郎の再開に心躍っていますが、
奇しくも今回のテーマが GROOVEを感じるか感じないか

あわせて、
「単純化して考える」いきましょう。

今回のキーは、

 「何でも難しくとらえ過ぎていないか?!」

と考えました。

今より、ずっと若い頃
なんかのきっかけで、読んだ本で
もう、題名も何もかも忘れてしまったけど、

「優秀な人ほど、物事を難しく考えない」

みたいなのというのがあって
それ以来、意識的に「難しい問題だ」と言わないように気をつけています。

実際には、たまに言っちゃうけど。

というのも、今回のメルマガを読んで気付いたのは
「難しい」と云った時点で、「言い訳」を探しに入っているという事に
気付きました。

あれも、これも、どれも、それも、
問題が山積みだから難しい。

わざわざ、出来ない理由を
見つけ出してくるような感じですね。

意識的に、「問題は単純で」というようにすると、
たくさん探すのでは無くて、そのなかで一番フォーカスすべき
問題をあげるような気持ちになるのが不思議です。

以前読んだ ISSUE DRIVEN の本にも記載されていましたが
「何の答えを出すべきか?」
かが重要なのですね。

あれも、これも、どれも、それも、
問題に見えるのですが、一番解決すべき問題は何か?
一番GROOVEを感じるのは何か?

それ以外については、

 「問題にならないよう」に協力し合い、
  カバーしあうような企業風土づくり

でクリアしていける組織が理想ですね。

というわけで、口癖は

「難しい問題だ」ではなくて、
「問題は単純で」
もしくは、
「GROOVE を感じるかどうか」

先ずは、発する言葉から変えていこうと思います。


■ 家族で考えるとどうだろう

シンプルに考える習慣を身に付けさせてあげたいですね。

本当の問題は何か?Whyで掘り下げてみる。
単純化してみる。
楽観視してみる。

きっと、子供の方が得意なのかもしれません。

単純化して考えるということは、
逆に子どもから教わるところなのかもしれませんね。


■ 最近読んだ本のコーナー

Think Simple ケン・シーガル

著者は、Appleのクリエイティブディレクターとして
長い事、スティーブジョブスと仕事をしてきた中で
何度と無く、シンプルの杖で叩かれた事が書かれています。

シンプルである事が、迅速で、明瞭で分かりやすい
という事について、繰り返し述べられてます。

正に、今回にぴったりの内容ですね。



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