2018年6月4日月曜日

大切なのは、「ストーリー」と「共感」 - 前田裕二×明石ガクト「動画2.0」


NewsPicks アカデミア講義
参加してきました。



嬉しい事に、講義後のスケッチノートを
ONE MEDIA 明石さんにリツイート頂き、大分伸びました。



以下、上手く写真取れなかったスライドなど、
他の方のtwitter から ーーーーーーーーーーーーーー>>

エンゲージメントを高める4つの「E」



エンタメ3.0


人気と認知の違い


「可処分精神」という考え



海馬が縮む話し



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 家族と言う組織

⇒2代目パパコーチ 襲名しました
子どもが育つ“父親術”

2018年6月3日日曜日

”保守的キャリアは危ない” - 40歳が社長になる日


本のまとめが、10カ月遅れてなって来ました。
という訳で、ちょっと先ずは出先でも見れるように、
メモ画像をUPするように。

既に、アカデミアイベントに参加した際のメモ
NewsPicksアカデミア『40歳が社長になる日』(大企業編) 行ってきました。
で色々買いていますが、一番衝撃的だったのは、
大企業では、幹部候補生の育成プログラムというのが裏側で走っているという事。

「いやぁ、そんな事は少しも知りませんでした」

となると、なんかそのラットレースに乗っかっていても仕方ないので
きちんと、外へ出ても通用するようなスキルを中心に磨いて行った方がよいです。
(文章にすると当たり前ですが)

大企業で仕事するには、多少のトーン&マナーやコツなんかも当然ながら必要の事。
でも、そこら辺はまあ、適当行こうかなと。





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2018年6月2日土曜日

仕事の課外授業-451「一視同仁」の感想

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     指導者は
     
     敵をも愛するゆたかな心を持ちたい。
                         

            『指導者の条件』松下幸之助著(PHP文庫)
 
   ---------------------------------------------------------- 
   仕事の課外授業-451「一視同仁」より


中々、会社でもどうしても好きになれない人っています。
幸い、同じチームになったりその人の上司になった事もないので
極近しいところにはいないのですが、別のチームとかにいる
そういう人とも上手くやりながら、成果を上げていかなくては
ならないのが仕事と思いつつ。

以前会社の研修で受けたそんな場合の対処法を共有します。

1.意識的に相手に対するネガティブスイッチをオフにする
2.今までと違う眼鏡でみる。
3.自分の快適ゾーンを相手に合わせる

1.苦手意識というのは自分が持ってるもので相手に起因するものでは
無いということ。

2.相手のポジティブ面にスポットライトを当てる
 S・・Strength 強み
 T・・Team Contribution チームに貢献しているところ
 A・・Attractive 魅力的なところ
 R・・尊敬できるところ
長所と短所は背中合わせってこと。

3.本当に苦手なところでは極力一緒にいないように上手くやる


こんな感じ。
チーム、社会、色んなタイプの人がいる中で
全ての人と関係(深い、浅いはあれども)をきづきながら
一つの目的を達成していかねばならんのよね~


オマケ:余話より

 「使える時間とお金とエネルギーを何に投資すべきか?!」

とあるけれど、これは、正に会社に入ってからの大命題だ!


(当時作成のメモより、加筆修正)


■ 家族で考えるとどうだろう

家族の友達や知人の中には、もしかしたら
苦手な人がいるかもしれません。

そんな時こそ、偏った見方や判断をしてしまわないように
努力しなければなりませんね

意外と付き合いだすと、
今まで分からなかった良いところが見えてくる事も。





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2018年5月19日土曜日

夕学五十講「イノベーションと日本人」講演メモと濱口秀司さん関連記事まとめ



昨日の夕学五十講は濱口秀司さんでした。

 “ブレストで出たアイデアは、全無視。
 集中するのは背景や思考ロジック。背後エンジンを探る”

素材を元に抽象化して行くことの大切さ。
上の画像は、スタイリッシュなスライドから、気になった図と発言をメモしたもの。

夕学五十講は
・デジタル機器禁止
・飲食禁止
の格式高い、講座なのでtwitter実況が全くないですが、
僕のメモに対する、友人のレスがありました。


そう。あと、例えば100のアイデアがあって、一人3票投票するみたいなのでグランプリを決めたりするじゃないですか。その時も、「ただ票を入れるだけでなく、何故このアイデアが素晴らしいのか?」を書いてもらうみたいです。

そうすることで、人が「何を持って、アイデアを評価しているのか?」そのロジックを基にアイデア同士をくっつけたり磨いたりして、更にいいアイデアを産みだすとも言ってました。

講演中説明を省略したところ、Harvard Business Review の論文記事とかないかなと
探していたところ、諸々あったので以下まとめ。

============== >>

日本人のイノベーション力は最強–USBメモリの生みの親が教える「0から1の創り方」
⇒ logme 記事です。今回の講演と重なる部分も多いのでこちらを観ると大体々体験が出来るのではないかと。

Think Wrong -- コンセプトクリエイションの手法 | Hideshi Hamaguchi [濱口 秀司] | TEDxSeeds 2012

Break the bias: Hideshi Hamaguchi at TEDxPortland 2012
⇒ ラスト、「!?ー?=!」 のところ感動!今度何かの機会に使いたい!


WSL_濱口秀司_「認知バイアス」にイノベーションのカギがある(vimeo)
⇒ 1時間超あります

濱口秀司さんのアイデアのカケラたち。( - ほぼ日刊イトイ新聞)
⇒ 糸井重里さんとの対談6時間にわたるロングインタビューを

最も創造性が高い思考のモードは、論理と直感の間にある
【特別対談】濱口秀司×ちきりん(1)2015.7.7

濱口秀司氏が語る「社内説得」のジレンマと解(Bizzine)

HILLS LIFE|石川善樹 × 濱口秀司(ビジネスデザイナー)|バイアスを壊せば、イノベーションは一発で生まれる


⇒ ハーバードビジネスレビューの論文記事の抜粋版 KindleBook

天才でなくてもイノベーションは起こせる
イノベーションを生む図解術──濱口秀司(Newspicks)

“イノベーションの鬼”は、いかにして生まれたか
グローバルで響いている人の頭の中──濱口秀司(Newspicks)

独占告白。イノベーションの鬼、濱口秀司のすべて(Newspikcs)
⇒ 今回この講義を選んだきっかけ。調べたらNewspicksに数回とりあげられてました。

未来の必須科目、「正気と狂気」のビジネスデザイン:濱口秀司が「WIREDの学校」で教えてくれること

「プレゼンを絶対に成功させる、フォントの使い方」(AXIS)
⇒ フォントへのこだわり。色の濃淡など、マニアックな話を





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2018年5月12日土曜日

佐渡島庸平×石川善樹「みんな居場所がない ー 現代の孤独とコミュニティ ー 」 に行って来た


Newspickアカデミア講義 参加してきました。

佐渡島さんと石川さん、プライベートでも仲良いらしく、
終始とても和やかな雰囲気でした。

全体的にも、参考になる内容が多く
早速、その後にあった友人にも共有したのですが、
特に印象に残ったのは、以下二つ。

”こころよく われに働く仕事あれ それをし遂げて 死なむと思う”
 石川啄木 『一握の砂』 石川氏による引用
”コミュニティに目的を与えてもらえる。
 コミュニティの在り方に共感を感じていたら、孤独を感じない。”
佐渡島氏

やっぱ、仕事って大切だよな。ということ。

天職を見つけて、それを成し遂げて死にたいっていうのと
一日の大半を過ごすコミュニティである、会社はその会社の在り方に共感を
感じる事が出来るというのは、なんて幸せなんだろうと。


以下、メモ ーーーーーーーーーーーーーーーー>>


アカデミアはイベントは、講演を聞く会になっていて、独りで来て独りで帰る。
という訳で、周りの人と話す時間5分
「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE」の感想など。

⇒ 一瞬、どんな本だったか忘れて飛んでしまったけど
 隣の人が本を持ってきてくれて、一緒にパラパラ見ながら話してたら
 大分思い出せて良かった。

部活終わってからマックにいってだらだらするのとか厭


石川善樹:佐渡島氏にとって人生とは?
 僕の中でのイメージは孤高の人。意外に仲間を求めていた。
 ヘルマンヘッセの小説における、最後は田舎でさみしく過ごすのが良いと思っている。 
佐度島傭平:人は2度死ぬ。1度目は肉体が死んだ時。2度目は忘れられた時。
 忘れられる恐怖はある。
石:石川啄木 一握の砂
  ”こころよく われに働く仕事あれ それをし遂げて 死なむと思う”
 独りでも、満足して死ねたらいい

石:佐渡島さんは、会社の健康診断でシェークスピアを独り黙々と読んでたりとか
 かなり、孤独な人と聞いてたけど。
佐:人と話すときは、しっかり話したい。
 健康診断で並んでるから話すとかでなくて、だらだらしたくない。
 部活終わってからマックにいってだらだらするのとか厭だから、
 終わったらすぐすーっとかえる。


不安っていう感情を持った時に、それに「孤独」と名付ける事が多い


石:人間は、孤独を感じると
  1.論理的思考能力が低下する。
  2.攻撃的になる ← クリスマスにリア充死ねとか云っている人とか
  生物学的に証明されている
石:野村さんは、職場で孤独を感じるか?
野村:職場で孤独を感じないが、パーティーで孤独を感じるときはある。
佐:自分は、それは退屈かつまらないか、めんどくさいって思う。

石:コルクメンバーはルーティーンワークをしていないから、孤独をかんじるのでは?
佐:コルクを作った2,3年は孤独を感じた。
 世界的には、出版社とエージェント密な関係で2人3脚。
 日本もそういう世界が来ると思って、立ち上げたけど殆ど理解されなかった。
 途中から、分かられないことをやっている事に価値があると考えるようになった。
石:自分の仕事は正解があるか?非定型の仕事をしているか?によって異なるのでは?
佐:人は、不安っていう感情を持った時に、それに「孤独」と名付ける事が多い
 もやもやした感情を言語化出来ない事が孤独を生み出している。

石:プロフェッショナルのプロデューサーが言っていたプロフェッショナルの特徴
 1.ものすごい高い目標を立てる
 2.不安を乗り越える術を持っている
 3.他分野に仲間がいる
佐:職場で不安を感じた時に、それを話せないのが孤独


コミュニティの在り方に共感を感じていたら、孤独を感じない。

佐:僕が興味あるのは「物語」
 僕の会社が目指しているのは、「物語」
 手段が変わると、目的が変わると勘違いしている人が多い

 コミュニティに目的を与えてもらえる。
 コミュニティの在り方に共感を感じていたら、孤独を感じない。

「エンターテイメントの在り方をITによって変える。」

野:起業する人は、VISIONに共感する人を集めるのでコミュニティを生みやすい

佐:決められたレールの上を行くことを望んでいないが、先が見えないことは不安を感じる。
石:自分の人生を中長期的に考えるというのは、いつ生まれたのか?
 自分の人生がまだまだ続くんだという考えが諸悪の根源。
 この町で暮らすのもあと1カ月だなと考えると
 クリエイティビティが上がる研究結果がある
佐:5年後10年後どうなっているか?ということは考えない
 1年後に死ぬって時にその決断をするのか?
 10年後何しているのか?という質問は不安になる。
 悪くなっている事の方が多く思いつく。
 それよりも、自分の心の中に湧き上がっている感情を大切にする

石:リスクを取れる人間はどういう人間か?という研究がある。
 例えば、戦争中にユダヤ人を匿ってにがしてあげるとか

 1.幼少期に親から丁寧に説明されていた。
 2.因果の関係から離れて意思決定する

⇒ここ、ちょっと良く分からなかった。相反する事を云っているようだが・・

佐:昔は、自分基準で考えていたが、今は
 ウォルトディズニーだったら、ベソスだったら、孫さんだったら?
 じゃあ、自分は??と考えることで、大胆な決定が出来る。


昔からある組織は、コミュニティ形成に参考になる


佐:昔からある組織は、コミュニティ形成に参考になる。(小学校)
 ちょっと先の目標がある。
 凄すぎる人しかいないと、「あの人は特別」になる。
 だから1.1倍くらいの人がグラデーションしているのが良い。
 昔からある小学校のようなコミュニティは合理的な仕組み。
 1年生、2年生~6年生と目指す目標がある程度明確になっている。
 また、通い続けるための無理のない工夫も施されている。(入学式、運動会・・・

石:小学生に何かを伝えるのに
 スーパースターか?地元のヒーローか?
 地元のヒーロー。自分の身近な人の言葉が、影響を及ぼす。
佐:だから卒業生の講演に意味がある。


箕輪氏登場



箕:「死ぬこと以外はかすり傷」から、安心と安全を確保したら、自走し始めた。

Q:自走するコミュニティはどのように作るのか?
佐:自分も悩んでいるが、集団は7人から8人を超えると作業効率が激しく低下する
 深く知ってる人が5人、緩やかな知り合いが50人、
 日常的にコミュニケーションとるのは、150人位
箕:1カ月で辞める人が多くて、箕輪にあおられて入ったけど良くわからん。
 結果として、8つくらいのチームが勧誘するようになった。
佐:小学校のクラスが、30-40人位なのはそれが適正だから。
 大学の100人規模の講義で仲良くなることは殆どない。

石:1000人ではなく、1000年続く、コミュニティとして、数学と伊勢神宮がある。
 数学と伊勢神宮の共通点は、中心が何か隠されているということ


WHYを問うと、答えは神のみぞ知る。HOWを問うと、学問に


佐:コミュニティが定義しなくてはならないのは、Be(在り方)
 ミッションは達成したら終わる。コミュニティではなく、プロジェクトのようなもの。

箕:前田氏 メモは呪文

宗教は反社会的な事をすることで、呪文の意味はわからない
その先へ行ったときに初めて意味がわかる。だから、意味がわかるまで呪文を唱え続ける

教典は変わらないが、やることは変わる

石:仏教思想のゼロポイント

 仏教が目指す先は涅槃(悟り) 悟ると、善悪を超越してしまう
 
⇒ 参考図書 
          

佐:分かりにくいものは、自分たちで考えるようになる。
 ”This is America” という動画が流行っているが
 それに対して、多くの人が勝手に議論している。



野:数学の場合は、答えが無いから永遠と議論していけるということか?

石:WHYを問うと、答えは神のみぞ知る。何故宇宙は生まれたのか?
 HOWを問うと、学問になってくる。

 I was Born. この世に放り出された。つないでいかなくてはならない。

 自分が本当に喋りたいことを話す相手がいない。
 ヘルマンヘッセとかに近いものを感じたのでやっと安心した。

 相手に依って合わせているようなものがあるので、

佐:平野敬一郎と小説を作るなかで、
 小説の主人公が言語化出来ない感情を共有できる感覚。
 「ある男」40代の自分探しのありかたを描いている


 
Q:本当に思った事、言いたい事を伝えられていないという話があったが
 ブッダやキリストも同じだったのではないか?
 中心を隠しているから、人が増えていく。
石:ブッダやキリストも他人に言われて伝えた
 空海:我すべてを手に入れたり! 結果発展せず
 最澄:色々な派閥が生まれ、結果長く続いている

Q:障害者の就労支援コミュニティをやっている欠席者が多い
佐:多分、健常者から見て問題ない仕組みになっているが、障害者にとってすごいハードルになっている可能性がある。
 虹色のチョークという本。その工場は障害者に向けた工夫が凝らされている為、障害者が貢献している感を得られる



Q:6歳の息子がいるが、息子がコミュニティを入る時にどんなアドバイス出来るか?
石:難がない、無難な人生はつまらない。困難があろうが無かろうが、お父さんはここにいるから。

石(父):日常的に何かあったときに、難しいと捉えるか、面白いと捉えるか
石:父は、本当にすごい。家で「疲れた」と言わない


関連記事:
安全・安心とは何か? - WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 (NewsPicks Book) 単行本 – 佐渡島 庸平 (著)


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2018年5月11日金曜日

安全・安心とは何か? - WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 (NewsPicks Book) 単行本 – 佐渡島 庸平 (著)



WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 (NewsPicks Book) 単行本 – 佐渡島 庸平 (著)

本は、昔から好きでしたがここ数年新刊本を発売日に!みたいな買い方は全くと言ってして来ていませんでしたが、Newspikcsアカデミアのお陰で、今話題の本を今読む事が出来ています。

SNSとかで、周りの反応が見れるのとか、会社でNewspicksに関係ない人でも結構読んでたりして話題になったりするのも楽しいものです。

で、5月はCORK代表の佐渡島さん。

本書内でも書かれていますが、昨年Facebookが
”コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する”
と宣言し、コミュニティに注目が集まっているようです。
自分自身も、ここ数年、地元コミュニティへの参加を行いながら
その魅力や、距離感の難しさ等を感じつつ
今後、ローカルなコミュニティ運営とかやっていくとした場合のヒントなど得たい
という気持ちで読みました。


安全・安心とは何か?


”甲子園を目指している野球部にとって、野球を遊びでやりたいから
 練習時間を減らそうと強く主張する人が入ってくる”
”一方、野球は遊びでいいと思っている野球部に、
 甲子園を目指さずに野球をやる意味はないと強く主張する人が入ってくる”
(p158)

このコミュニティが何を大切にするコミュニティなのか?
というのを大切にすることが、コミュニティ運営の非常に鍵となることが分かる
事例だと思います。

とかく小さなコミュニティだと、特に立ち上げ時において
「誰でも、気軽に、ご自由に」
としてしまいがちだが、結果として
甲子園を目指している人も、遊びでいいと思っている人も入ってきてしまい
結果、内部でのコンフリクトが発生してしまう。
というのは、良くある光景なのではないでしょうか?

そういう意味では、後半部 箕輪さんとの対談で佐渡島さんがご自身のコルクラボの事例も出しながら云っている

”いいコミュニティの条件は、
 「入口のハードルが高く、出口のハードルが低い」”
(p228)

というのは、正に このコミュニティはどういうコミュニティで
どのような人を求めています。(こういう人で無いとマッチしません)
ということをきちんと伝える事が大切だということですね。

では、もう一方の「出口のハードルが低い」という点には
多分、本書内では余り語られていないようですが、自分の理解としては
単に、退会の際してのハードルが低いという意味だけでなく、
辞めて行った人に対する、「裏切り者」感を出さないという事ではないかと考えた。

先の野球の例で云えば、
甲子園を目指している野球部に入ったけども、やっぱり野球は遊びでやりたいと
退部したメンバーとも野球部以外では普通に付き合えばいいじゃんっていうことではないでしょうか?

「あいつは、裏切り者」とか「根性無し」みたいなレッテルを貼ってしまう事で
結果、辞めたくても辞め辛くなり心理的な退会ハードルが高くなってしまうような事は
避けるべきという事だと捉えました。

多分、コミュニティの中心人物だったりすればするほど、
親しいメンバーや信頼していたメンバーが抜けてしまうと寂しさの裏返しで
冷たくしてしまう事もあるかもしれませんが、そこは笑顔で送り出してあげましょう
という意味ではないかと。

”安全は場所やモノに紐づくことが多い”
”安心には、ヒトの心理状況が紐づいている”
”安全が確保された後、やっと安心が確保される”
(p160-p161)

これらを踏まえ、先ずは安全な場所を。

そんな事を念頭におきながら、コミュニティを形成していきたい。




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2018年5月8日火曜日

組織は、強みを生かし合うもの - 仕事の課外授業-764「心をひらく」より


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「心をひらく」

 
 どんなに賢い人でも、
 一人の知恵には限りがある。

 どんなに熱心な人でも、
 一人の力には限度がある。

 だから、人と人とが相寄って働き、
 組織をつくって仕事をする。

 知恵を出し合い、力を寄せ合う。

 ところが人がふえ、
 組織が大きくなると、

 得てして個々の知恵と力とが
 スムーズに出しにくくなる。

 生かされにくくなる。

 知恵の集め方が下手なのか。 
 力のあわせ方がまずいのか。

 それもあろうが、
 まず一人ひとりが、

 一人の知恵、一人の力に
  限りのあることを素直に認め、

 だからみんなの知恵と力とを
 ぜひとも集めねばならぬのだ

 という素直な強い思いにあふれているか
 どうかである。

 その個々の知恵と知恵、
 力と力とを強く結びつけるもの、

 それはお互いの信頼である。
 信頼があれば心がひらく。

 心がひらけばさらに信頼は深まる。

 衆知の高まりと協力の姿も
 そこからおのずと生まれてくる。

 心をひらき合おう。

 人みな知恵と力とを自由に伸び伸びと
 発揮できる信頼の場をつくろう。

 そこに繁への道がある。


    (『続・道をひらく』松下幸之助)
   

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仕事の課外授業-764「心をひらく」より

今回のキーは、

 組織は、強みを生かし合うもの

と考えました。

つい先日、職場の人と話をしている時に偶々、その人の意外な趣味を聴く機会があったのですが、思えば6,7年一緒に仕事していてもこういう話をする機会って中々無いものだなぁと再認識しました。

実際、僕自身も親しいごく一部の人くらいにしか自分の趣味とか活動とか話をしていなかったりするのですが、それだけ心を開いてないと開いていないだというのは否定できません。

本文に出てくる

 ”「手伝おうか?!」というと、「大丈夫です!」と返す人がいます。”

は、正に僕自身ではあるのですが、決して

・一人でやる能力がある
・手伝ってもらうと、「自分の評価」が下がると思っている

訳ではなく、手伝って貰うと申し訳ない気持ちになる。
迷惑をかけたくない。
という、いわば、心を開いていない結果から出てくる対応です。

これは、裏を返せば同様に他の人が手伝って貰いたいと思っても
気軽に頼めない、声をかけづらい。
という事も引き起こしてしまうなと感じた訳です。

結局、こんな状態ではチームワークが強く発揮できるか?というと、発揮できる訳はありません。心を開いているかどうかによって、仕事の成果に大きく影響が出てしまいそうです。

”「組織そのもの」は「手段」であり
 「組織そのもの」が、
 時代の価値観とともに「進化」している”

事を考えると、

個々人の弱みを意味無いものにし、
強みを生かし合う 組織でないと、

これからは、生き残っていけないですね。


■ 家族で考えるとどうだろう

自分たち家族は、強みを生かす事ができているだろうか?
弱みを意味無いものにする事ができているだろうか?

最近、そんな事も考えます。

個々が自立したうえで、
強みを生かす事が出来るような家族が良いですね。




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