2014年9月28日日曜日

全てはあなたが決めたこと ~アドラー心理学本を読んで~



アドラー本人気ですね
fbのタイムライン上でも『「嫌われる勇気」を読みました』という投稿も
ちらほら出てきてますね。

アドラー本も色々ありますが
この2冊コンボがオススメです。


「嫌われる勇気」 岸見一郎 古賀史健 (青本)

「アルフレッドアドラー人生に革命が起こる100の言葉」 小倉広 (赤本)


嫌われる勇気(青本)は、ストーリー仕立てになっているので
小説とか読むような感覚で読めるので、この手の本を読みなれない方にも
割とハードル低く読めるかと思います。

一方、100の言葉(赤本) の方は見開きで右に言葉、左に解説という
シンプル構成になっている為、どんどん読み進められます。
気軽にペラペラめくるなら、こちらから。

個人的には、青本で全体の枠組みとアドラー心理学の大枠を理解した上で
赤本で復習っていう流れが、オススメです。



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■ 変われない理由

・トラウマは存在しない
 - 自分の経験の中から目的にかなうものを見つけ出しているだけ

・不幸であるというのは、自らの手で「不幸である」ということを洗濯しただけ

・変われないのは変わらないのを選んでいるから


■ すべては、あなたが決めた事

・人生が困難なのではない、あなたが人生を困難にしている。人生は極めてシンプル。

・天を恨むか、周囲に感謝するか自分で決めること

・健全な人は相手を変えようとせず自分が変わる
 不健全な人は、相手を操作し変えようとする

・どんな過去であれ、未来はあなたが作る


■性格は、今この瞬間に変えられる

・ライフスタイル(=性格)は人生の設計図であり、舞台の脚本

・スタイルが変われば、人生が変わる


■あらゆる人生の悩みは、対人関係に行き着く

・配偶者を従わせて、教育したいと思い、批判ばかりしていては結婚はうまくいかない


■ そのままの自分を認めよ

・劣等感は、「客観的事実」でなく、「主観的な解釈」

・健全な劣等感は、「他社比較」ではなく「理想の自分との比較で生まれる」

・劣等感を言い訳に逃げ出す弱虫は多い
 しかし劣等感をバネに偉業を成し遂げた者も数少なくはない

・正しいことで注目されないと、時に負の注目を集めようとする


■ 承認欲求

・われわが語るべきは、善悪でも道徳でもなく"勇気"の問題

・他者の期待を満たす為に生きているのではなく、
 他社も、あなたの期待を満たす為に生きているのではない。

・嫌われる勇気


■ 感情に隠された目的

・相手を責め、同情や注目を引くために泣いている

・怒りという感情を捏造する。大声を出すことで相手を屈服させる為

・感情はクルマのガソリン。「支配」されずに「利用」せよ

・「無意識に・・・」「欲望に負けて・・・」相手や自分を欺く言い訳をやめよ


■ 家族こそが世界

・子どもにとって家族は「世界」そのもの

・親から愛される為、命がけの戦略が性格の形成につながる

・子どもが親に似るのは、親の協力を手に入れようとすること

・子は親の貼ったレッテルに過剰に応えようと努力する


■叱ってはいけない、褒めてもいけない

・叱られたり、褒められたりしないと行動しなくなる

・評価してくれない、相手を敵視する

・間違いを分からせる為には、親しみのある話し合いをするのがよい

・問題行動に注目すると、人はその行動を繰り返す

・他人と比較するのではなく、出来ている部分を見つけ気づかせてあげる

・失敗を通じて、「変わろうと」決断するのを見守る

・この体験を通じて、相手が「何を学ぶか」を考える

・褒めるという行為は、能力のある人が能力のない人に下す評価

・行動に問題があるとしても、背後にある動機や目的は「善」

・命令口調をやめ、お願い口調や「私」を主語にすると勇気を与えられる

・勇気づけというアプローチ
 - 自分に価値があると思えたら勇気を持てる
 - 感謝の言葉を聞いたとき、貢献を知ることが出来る

・能力が足りないのではなく、勇気が足りないだけ


■ 世界の中心はどこにある

・あなたは、共同体の一部であれ中心ではない

・共同体感覚とは、「自己受容」「他社信頼」「他社貢献」

・「私は、この人に何を与えることが出来るか?」を考えねばならない


■ 幸せになる唯一の方法は、他社への貢献

・仲間の利益を大切にする。受け取るより多く相手に与えよ。

・見返りがなくても、誰もみとめてくれなくても、他の人が協力的でなくても、あなたから始めるべき

・いっさいの条件をつけない

・「他者が私に何をしてくれるか?」ではなく、「わたしが他者に何をできるか?」

・相手の権利に土足で踏み込まない

・ほめるのではなく、感謝を伝える

・判断に迷ったら、大集団の利益を優先せよ


■ 困難を克服する勇気

・「勇気」とは、困難を克服する活力


■ 他人の問題を背負ってはいけない

・あなたが悩んでいるのは、本当に「あなたの問題」だろうか?


■ 自己実現

・人生とは、連続する刹那

・「今ここに」強烈なスポットライトを当てる

・私の力は計り知れないほどに大きい

・世界とは、他人が変えてくれるのではなく、「わたし」によってしか変わり得ない

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僕自身、厳しめな父親に育てて貰った為
割かし、自己肯定感とか低めで、ずっとそれを出自に依存するところがあんだろうなと
思い続けてきたところがあったのだけど、そんなの
「自分の言い訳じゃん」
「出来ない理由探してるだけじゃん」
とか考えるようになったら、少し気が楽になってきた。

大学生の頃、何かにつけて「勇気」というのが一時流行って

「もう一軒、呑みに行くのも勇気」
「帰るのも、また勇気」
「授業に出るのも勇気」
「部活に出るのも、また勇気」

とか云ってたんだけど、実はそれが本質だったのかも。



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