2016年5月31日火曜日

"あと、どれだけ?" - 広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。 – 本田 哲也,田端 信太郎



広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。 – 本田 哲也,田端 信太郎

Amazonのレビューにもあるので書いてしまいますが、
あきらめられない人に向けてある本です。
ただ、単純な広告出稿で、レスポンスは期待できなくなってますよ!という警鐘ですね。

以下、一部抜粋

--

「あと、どれだけ?」 ゴルフクラブを選択するようメディアを選択


・演説ではなく会話を!
・人を動かす3要素
 - 「心」 = 気持ち、感情 ⇒ 虚栄、横並び、使命、連帯
 - 「技」 = 技術、スキル ⇒ 可視化、インフルーエンサー
 - 「体」 = 体験
・人を動かす5つのステップ
 0.目的を必ず明確にし
 1.ターゲットインサイトの洗い出し
 2.目的とインサイトのお見合い
 3.ココロの沸点を起こす
 4.体験となるコンテンツ
 5.お金のかからない順に施策検討
・専門家の限界を超えるのは、「素人」の勇気

--

動かしたい人数別の動かしPOINTなど記載されていますが、
まあ、僕自身が100万人とか動かす機会は中々ありませんが、
ポイントはどれだけの人数を動かしたいかで、
コストや打つべき手段が変わって来るというところは
押さえておきます!



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2016年5月30日月曜日

"全ては読者のために" - MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体



MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体  – 田端信太郎  (著)

R25の立上メンバー、LINEの執行役員の田端さん。
75年生まれで同い年。坊主頭と言うことで、以前から大分親近感がありましたが
そんな田端さんが会社にやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!
ということで、急遽読み返してみました。

メディア野郎こと田端信太郎(敢えての呼び捨て)の処女作ということで
氏のメディアへの姿勢を垣間見ることが出来ます。

以下、本文より抜粋

全ては読者のために


・本人に成り代わる、第三者視点での紹介
・何故缶けり専門誌は存在しないのか?
⇒ 広告主となる業者、取材対象となる専門家
  これらの集合体が業界
・「影響力」「信頼性」「ブランド価値」
・メディアコンテンツの3次元マトリックス
 リニア ←→ ノンリニア
 フロー ←→ ストック
 権威性 ←→ 参加性
・メディア編集者は対象読者の「イタコ」となれ
・必要なのは、「ロマン」と「ソロバン」

--

メディアコンテンツの3次元マトリクスや
「読者」視点、ロマンとソロバン 等
まがりなりにも 意外と遊べる日野マガジンというメディア運営者として
参考にさせていただきました。

その他、本文中で触れてた
「創刊男」の仕事術「R25」のつくりかた
辺りは、改めて読んでみたい






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2016年5月29日日曜日

「自分の分」という「個人枠」を取り払う - 仕事の課外授業-663「忍耐心の鍛え方」



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  忍耐心を鍛えるのは、
  肉体を鍛えるのと同じ要領です。

  毎日少しずつ 
  トレーニングを続ける以外にありません。
               
                鍵山秀三郎
  
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仕事の課外授業-663「忍耐心の鍛え方」 より

みなさん、おはようございます。
気持ちの良い、5月最後の日曜日
いかがお過ごしでしょうか?

昨日は、駅前の広場で行われた
トヨダクフトビールフェスで
色々なクラフトビールを堪能致しまして
幸せの極みで夜は、グーグー寝ました。
その分、今朝は3:00より活動中です!

では、張り切って行きましょう
今回のキーは

 「自分の分」という「個人枠」を取り払う

と考えました。

僕が会社で仕事をしていて、
一番気分が萎える瞬間、ホント辞めたくなる瞬間は、
強烈なセクショナリズムで
自分の事だけやったから後はしらない的な
仕事の仕方をする人と一緒に仕事をするときです。

彼(彼女)は、「自分の部門のところはやった」という主張
なのですが、後工程の事はしらんぷりっていうか興味なし
なので、こんなんで手渡されても(むしろ、放り投げられても)
余計手間かかるよ!というときです。
多分、こういう事がおきるは「自分の分」という枠が強すぎるのが
原因なのかとおもいました。

確かに、自分の分はやっているので、それはそれで良いのですが
仕事全体を捉えて、全体最適を考えて生きたいです。

ちなみに、自分の部門もしっかりやらず、相手に押し付けようとする
逆に自分の枠が無い人は問題外です。
ホント、会社辞めてくれとか思います。

あ、ここで気付いた!
こういう事に一々イライラしないようになるというのが
今回の主題、「忍耐心の鍛え方」と言うわけですね。
おぉ気付けてよかった。あぶないところでした。


■ 家族で考えるとどうだろう

家族と言う組織は、それこそ自分の事だけやっていても
回らない訳で、
夫婦間ではいい感じで枠を設けずやっているとおもうのですが
次の課題としては、その中に息子をどう巻き込んでいくことかと
おもいました。

息子側は、ついつい「オレの分終わり。へーぃ」見たいな感じなので
時間をかけながら、彼自身も「自分の分」という「個人枠」を
取り払ってくれると嬉しいです。


■ 最近読んだ本のコーナー

【スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義 ティナ・シーリグ】
http://toyodarock.blogspot.jp/2016/05/blog-post_12.html

というわけで、この本。ぐうぜんにも、枠の話をしています。

 "枠にとらわれずに考える(Thinking outside the BOX)"

色々な意味で ”枠” というものに捕われずに生きたいです。


■ 他の人の感想文

「自分」のことしか考えていない人集まれ! マンボな日々。


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2016年5月27日金曜日

何を「目的」に努力しているのか?! - 仕事の課外授業-662「相対差と絶対差」



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  相対差の世界で生きていますと、
  いつまでも心の安らぎは得られません。
               
              鍵山秀三郎
  
============================================== 
仕事の課外授業-662「相対差と絶対差」 より


最近、お会いする方から 本紹介 読んでますよ!
と云って頂く事が多くなり嬉しい限りです。

また、いつ本を読んでるんですか?と聞かれることも多いのですが、
本を読むのは会社の帰りの電車と帰ってきて寝るまでの間。
帰りに読んでた本の続きが読みたいと、食事後も読んでます。
あ、あと、週末BARとか居酒屋で呑みながらとかか。

昨年、R4Aのブックファシリテータの資格を取得して以来
大分本を読むスピードがUPしたので、結構読めるようになったのは
想定外のメリットで非常に嬉しいです。


では。相対差と絶対差いきましょう。

今回のキーは、

 何を「目的」に努力しているのか?!

と考えました。

現メンバーだと余りピンと来ないかもしれないけど
一般企業というか、僕の会社だと
やはり、ライバル社の動向とか社内での昇進とか
気にしている人が多すぎ(決して全員では無いけど)というのが
実感値として、あります。

なんだろうな、顧客をきちんと見れてない感じです。

世の中の何かを変えてやろうとか、
世の中を良くしようとかよりも、
ライバル社に一歩抜きん出ようとか
これで、次のボーナスの評価がよくなるだろうとかが
中心となってしまってます。

元々が受注産業なので、お客様のご要望にお応えするのがお仕事で
長きに渉り、あんまり主体的に考えて来なかったのが根源として
あるのが、原因だと思うのですが、
やはり、この時代。それだけでは、少し寂しいですね。

 「他に勝らなくても素晴らしいもの」は
 たくさんあります。

正にその通りだと思い、自分自身の活動や仕事に関しても
試行錯誤しているところですが、
今のところ、未だ大きく一歩は踏み出せてはいない状況です。

何かとの競争から脱却し、
ソーシャルグッドで、かっこよくて、楽しんで
やれる仕事に就きたいと考える日々なのです。


■ 家族で考えるとどうだろう

僕の父親はとかく、相対評価で
「他の家に比べて○○。そんな事をするヤツはどこにも居ない」
と叱られ続けて来たわけで、その反動か
僕としては、そこは相当気を使っているところです。

他の人がどうか?ではなく自分が、自分たちが
納得できるモノ、コトを大切にしてこれからもいきたいと
あらためておもいました。


■ 最近読んだ本のコーナー

【プロジェクト・デザイン・パターン - 井庭 崇, 梶原 文生】
http://toyodarock.blogspot.jp/2016/04/blog-post_29.html

著者は建築の分野で数々のプロジェクト・デザインを経験した中での学びを、
パターン化して言語化するという手法で作られてます。
ここまで、書いて思ったんだけど、建築系のプロジェクトと言うのは、
大抵企画から始まるものなのか?
この本でも32個ある中で、一つ目は
 No.1 企画の哲学 何を一番大切にするのか?
もう一回自分でここは意識しておきたい。


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2016年5月26日木曜日

「生き方」の問題 - 仕事の課外授業-661「結果主義とプロセス主義」



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 たくさん売れればいい、儲かればいい、
 というような結果主義には、
 誠意が感じられません。

 結果を急ぐあまり、
 途中の大切なことを全部省いてしまうからです。
               
                 鍵山秀三郎
  
============================================== 
仕事の課外授業-661「結果主義とプロセス主義」 より


みなさんこんばんわ。

今日は、何気に初めてキャナルマーケットへDJしに行ってきました。
朝は割りと涼しかったのに、
昼間は炎天下でレコードが反ってしまいましたが、
なんか汗かいてビール呑んで気持ちよかったです。

少しづつ外の活動が気持ちよい季節になってきたねー。

では、本題行きましょう。
今回のキーは、

 「生き方」の問題

と考えました。

まあ、通常会社と言うものは結果主義であって
幾らプロセス頑張っても、結果がナンボです。

ですが、結果結果でプロセスを無視したのが
昨年の東●のチャレンジ事件ですね。
ホントこんなのは、●芝さん以外でも
レガシーな企業ではよくある内容なのではないでしょうか?

この事からも云えるとおもうのですが、
プロセスをしっかりとするというのは、
大前提のわけなのです。

その前提を守っての結果主義という事になるかと思います。

そもそもで云うと、「生き方」の問題に戻るわけですね。
自分がどの様に生きたいのか?
自分の行き方に反してまで、結果を出したいのか?
というところについて考える事が大切だと受け取りました。


■ 家族で考えるとどうだろう?

途中で出てくる

 人間の行動は、
 「そこを支配する評価基準に従う」

がポイントになりますね。

ちなみに、子どもを褒めるときは
結果ではなく、プロセスを褒めるのが良いというのが
世の中の割と一般論だったりしますが、
僕もそれ自身に賛同しています。

結果、結果というのは社会に出てからで
学生時代までは、プロセスを大切にしてあげたいと思います。



■ 読んだ本のコーナー

「学力」の経済学 - 中室 牧子
http://toyodarock.blogspot.jp/2016/05/blog-post_46.html

という訳で、今回はこの本。
大量観察による、規則性を重視し
原因と結果、因果関係を明らかにすることで

子どもへのご褒美 や ほめて育てる ことについてなど
統計的に書かれています。

統計的に見ても、プロセスを褒めた方が伸びるみたいですね。


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2016年5月25日水曜日

「ほしい未来は、つくろう。〜グリーンズの考えるまちづくり〜」 に参加してきた


【日時】平成28年5月11日(水) 18:30-20:30
【場所】立川市役所 101会議室

立川市役所有志による自主勉強会 Flat Place たまにわ さんの勉強会に
greenz小野さんがいらっしゃるというので、参加してきました。


講師プロフィール
小野裕之(Hiroyuki ONO)
greenz.jpプロデューサー/NPO法人グリーンズ事業統括理事
84年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒業後はウェブサイトなどを制作するベンチャー企業に就職。09年より、greenz.jpに転職し、12年にはgreenz.jpのNPO法人化にともない理事として経営に参画。
NPO法人グリーンズの事業戦略と組織づくり、企業や行政に向けた事業の開発や営業、オペレーションの責任者。ライフワークとして、ソーシャルなスタートアップビジネスの事業化を支援。


当初、仕事を早めに抜け出そうとしてたんだけど意外に会議が長引き
結局18時チョイ過ぎに会社でて現地に向かったんだけど、
やっぱ立川は遠かった。
でも小野さんの話は最後のところちょっとだけ聴けたー。

ということで、講演のほんのちょっとQAについて以下ざっとメモ。

--

自分がファーストユーザー


・初めは、1人 or 少人数で
・自分がファーストユーザー
・3年で1人前、5年でパイオニア
・楽しい事をする。
・人に会う事。会わずに、自分の時間やお金を費やしてくれる人は少ない

Q:greeen drinksについてどんな原体験とかあるのか
A:楽しい事をしよう。余り社会性は考えていない
 大変さを感じるようになったら、辞める
 親子割などやってみたい。父親と自分。
Q:発信のネタ元の探し方
A:発信していると勝手に集まってくる。(こんなのあったよ~的な)
 どこにもなく、自分が面白いと思うものをコツコツと続ける
Q;カフェや映画館のユニーク性をどう出すのか
A:〇〇屋が語れないような、場所を作る。
Q:行政が関わると広くあまねくになってしまう
A:Social Designすることで、関係を上手く作る。
 たとえば、遊休不動産を安く借りる。信金の資金を借りる手筈など。
Q;やりたいことがたくさんある
A:色々やりすぎると、会社が100円SHOP化していく。
 事業継続の為にも、専門性を上げていくことが大切
Q:女性が9割以上の職場(例えばNPO等)で自分の価値をどう出していくのか?
A:ロジックや感情論でいかない。
 立場は上でも、態度や姿勢はあくまで下から
 (上勝町の社長は、おばあちゃん達を葉っぱの納入先の料亭へ年に1回連れて行くらしい) 

--

意外と遊べる日野マガジン でも、
自分たちが楽しいと思えることを、5人でやってきて今年で3年目。
そろそろ1人前の仲間入りが出来るかな?

活動を通じてであった方々が、色々紹介してくださるお陰で
最近では、初めて出合った方にも、
「ああ、あれを作っている方ね!」
と云って頂けるようになりました。

というわけで、共感、満足の勉強会でした。

--

Flat Place (フラット プレイス) たまにわ  さんの想いがステキ

・たまには、仕事・職場を離れて学ぼう
・「たま」の庭をつくろう
・「たま」に輪・和をつくろう





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2016年5月21日土曜日

~広報を溺愛する人の時間~ NPOのためのデザイン×CANPAN Vol.02



2016年5月20日(金) 13:00~17:00

日本財団CANPAN・NPOフォーラム
NPOのためのデザイン×CANPAN Vol.02
~広報を溺愛する人の時間~

へ行ってきました!

facebookのタイムラインでNPOのためのデザイン林田さんのみかけ
NPOの為のデザインをやってらっしゃるなんてすばらしい!と思い
ブログ等を愛読させて頂いておりました。

今回は、大阪より林田さんがいらっしゃるということで
急遽、会社を午後半休とり、溜池山王へGO!

林田さん目当てだったのですが、他のお二方も素晴らしく
休みをとって行った甲斐がありましたので、ソッコーシェア。


Designを活用して一人でも多くの人の笑顔をみれるように


デザインで伝える 講師:林田 全弘さん NPOのためのデザイン
ブログ  http://blog.canpan.info/rindazenko/
NPOためのデザイン http://design4npo.com/

トップバッターは林田さん。
クイズなども交えつつ、すごいデザイン事例を紹介頂きました。

ご紹介頂いた事例の共通点として感じたのは
体験をデザインしているということ。
「色やフォント、配置だけがデザインじゃない」という
TOYODA ROCKのコンセプトに近いものを感じました。

以下メモ

--

○デザインとアートの違い。デザインは届ける相手がいる

○事例紹介

特定非営利活動法人 cobon
・POINT:大切にしたい思いが反映され、狙い通りに現場で機能している
”ロゴがあるからこそ、自分たちがすべきことが、何かという部分に、
 立ち返ることが出来ています。” 代表理事 松浦真さんより

かものはしプロジェクト
・寄付の手順を人物写真付で解説している
・現地の受益者の笑顔写真を掲載している
・申し込み用紙が付属しているので、すぐ行動にできる

子どもの貧困問題・教育格差を解決する | CFC
・当事者ストーリーを通じて成果を説明している。
”活動の内容よりも活動の価値を伝えることを大切にいたしました。”
 広報マネージャー 山本雅さんより

ホームレス状態を生み出さない日本へ NPO法人Homedoor
・事業の紹介ではなく、体験価値を伝える。

アカツキ
・代表理事 とそれ以外のスタッフの写真やテキストを同じサイズで掲載
 色々な人に支援されている思いを伝えたく、同じサイズにした

”支援者の気持ちへ訴求するには、
 「GOOD=事業への共感や納得」だけでなく
  LIKE = 団体のメンバーに対する信頼感」 も大事で
 その両方を働きかけるように設計しています”
 アカツキ代表理事 永田賢介さんより

○まとめ

・どんな色、書体にするかを考える以前に自分たちの価値は何か?
 を振り返ることが大事。
・自分達の価値を改めて語り合うことで、文章にして、発信してみる
・事業の紹介ではなく体験価値を伝える。

・モノづくり(狭義のデザイン)+ 計画づくり(広義のデザイン)
 2つがあって、デザインが成り立つ

・目的・想い >> 計画 >> モノ

・先ずは、目的と計画を定めること。これが、デザインの出発点。

・Designを活用して一人でも多くの人の笑顔をみれるように

--

小4でも分かる内容で伝える


機能で伝える 講師:山田泰久 NPO法人CANPANセンター
ブログ: CANPAN講座 http://blog.canpan.info/c-koza/
CANPAN・NPOフォーラム http://blog.canpan.info/cpforum/

二人目は、NPO系のセミナーと言えばこの人山田さん。
四年前同じく日本財団で開催された”ひげとソーシャル”なるセミナーに
初めて参加して、NPO運営に強く興味を持つきっかけになりました。

内容は、統計数字などをふんだんに使い、
マーケティング要素を分かりやすく展開
理論的にもしっくりくる内容です。

以下メモ

--

・現在NPO法人 51,000 団体( コンビニの店舗数と同じ)
 公益法人 100、000
 市民団体 100、000
 ⇒情報発信しないと気付かれない

・情報発信とは、
 活動や思い 可視化(情報共有) して 価値化(理念共有) すること

・信頼情報の項目
 ・基本情報( 何者なのか?)
  団体名、住所、連絡先、代表理事、趣旨、理念・・・
 ・活動・事業情報 ( 何をしていのか?)
  目的、事業計画、年間計画、活動内容、イベント案内、活動の成果
 ・財務情報 (何にいくらお金をつかっているのか?)
  収支予算、収支決算、収入源、支出先

・発信〜拡散のイメージ
 ・団体による発信⇒ 団体関係者による拡散⇒ 団体関係者による発信⇒ 支援者・参加者による拡散

・NPOの情報発信のイメージ
 ・旗を掲げる!
   ・人が多く集まっているところに、旗を立てる
  ・わかりやすい旗を立てる
    相手にとってわかりやすい内容で(小4でも分かる内容で伝える
 ・みんなで旗を立てる(今どんな人が関わっているのか)

・発信しなくては、届かない
 例)10年位前の赤い羽根募金の行ったアンケート
   Q: 何故寄付をしないのか? A:お願いされたことがないから

・発信のしかた、発見のされかた
 ・今ネットで求められているのは、 「分野×地域」 で一番詳しい団体
 例)×赤坂で やってます
   ○港区赤坂でやってます
   きちんと、市区町村も入れて発信することで、検索に当たる

--

本当にどなたでも、自由に気軽にか?


アイデアで伝える 講師:吉田 知津子さん 認定NPO法人市民活動情報センター「ハンズオン!埼玉」

3人目の吉田さん。恥ずかしながら、存じ上げておりませんでしたが
サイコーにお話、面白かったです。
僕自身、前々からNPOなどにありがちな、キャッチ
「誰でも、自由に、お気軽に」
に対しても触れていて、溜飲を下げる 思い出ウンウンと頷いておりました。

---

○広告と広報
・広告 Buy me 広報 Love me
・空気を作るということ
 例えば、中身は分からない全く同じ箱
 スーパーと百貨店だったらどちらの箱が欲しい?

○somosomo × (5+1 Don)
・somosomo どんな社会にしたい?誰を笑顔にしたい?
 あと幾らあったら満足、あと何人スタッフが集まれば足りる?
・5+1 Don
 1.どんな人から
 2.どんな人へ
 3.どんな点を
 4.どんな時に
 5.どんな手段で
 6.どんな人と ★ 超重要
  周囲の人に聞いてみる
  新聞記者に相談してみる
  一緒に行動してみる

○助けてコミュニケーション
・「支援」、「サポート」とか ばかり言わない。お互い様の関係を築く
・1.参加者を人間にする(役職、職業、年齢 ・・のバックグラウンドは無視する)
 2.真面目に困る、しっかりと聴く
 3.こびりつく大前提を剥がす(予算がね・・、行政はこんなもんだ、地元の事はしってるんだ)

・大きな声が出せない人の声を丁寧に拾っていく
・普段の市民の姿でやる(畏まってスーツを着たりしたら、支援側になってしまう)

○伝えるの幻想と真相
・幻想  ○ ← ◎ → ○    一人が一生懸命伝えて伝わるのではなく
          ↓
          ○
・真相 ◎ → ○ → ○    一人に伝えたものが、段々と伝わって行く
         ↓
         ○
 
・要注意 「どなたでも、ご自由に、お気軽に」⇒ 本当にどなたでも、自由に気軽にか?
 例えば、全盲の方を招くに当たり、じゅうたんを足で踏んだ感覚も考慮したりしているか?
・ターゲット設定
 欲求層 >> 感心層 >> 無関心層
 今回の施策はどの層に向けたアプローチなのか?


---

4年前の夏に行われた、「ヒゲとソーシャル」以来久々の
日本財団でのセミナーでしたが、
セミナー後も、登壇者の方他と名刺交換させて頂き、
色々なお話を聞き、とても満足な時間になりました。

当時は、ドキドキして山田さんと名刺交換しにいきながらも
上手く話せなかったのですが、
今回は、改めて少しお話が出来て良かったです。

---

20160525 追記
CANPAN ブログに記事がUPされました。
http://blog.canpan.info/cpforum/archive/590


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