2017年3月17日金曜日

エンターテイメントの為のライセンス



先日、友人と中華料理屋で呑んでいた所、

彼は、2級建築士なのだが
職場からの圧力で、1級建築士の勉強を始めたとの事。

実は、以前自主的に1級建築士を目指し、勉強したこともあったが
自分には合わないと、勉強する事を辞めたそうだ。

だが、会社からは1級建築士になるようにと
プレッシャーがあるので、その対応をしなくてはならない。

「何よりも、その時間が自分には意味があるとは思えない
 むしろ、時間が勿体無い」

ということだった。


この話を聞いて、僕が思い出したのは
先日のホリエモンと落合陽一の対談だった


 堀江貴文×落合陽一対談「これからは労働がエンタメに」
 http://www.news-postseven.com/archives/20170313_498083.html


ちゃんと、記事を読むと

”働きたい人からお金をもらう”

ということで、少し自分が伝えたいニュアンスとは異なるのだけれども
タイトルは、とてもピンと来たので、労働とエンターテイメントと資格ということで
話を進めると

例えば、車の運転。

「若者の車離れ」なんて言われているが、
やはり、友人や恋人や家族を乗せてドライブするというのは
一つのエンターテイメントではないかと考える。

一方で、レベル5の自動運転が実現するまでは、
少なくとも、自動車の運転には、普通免許が必要になる。


さらにエンターテイメントが加速して、
知らない他人を乗せて、お金を貰うエンターテイメントがしたければ
2種免許を取得すれば良いし、

大きなトラックに荷物を載せて、A地点からB地点まで運ぶ
エンターテイメントがしたければ大型を取得すればよいのです。

いくら、加山雄三さんが
「海はいいぞ」
と云ったとしても、海の上を自分の運転する船で移動するという
エンターテイメントしたいのでなければ、
無理して、船舶免許を取る必要は無いのです。

むしろ、その免許取得に費やす時間を
普通免許の技術を磨くことに使うべきであり、
上手に運転したり、タイヤ交換やチェーン装着がスピーディーだったり
するほうが、よっぽど満足度は高い訳です。

なんて、思いついたままにベラベラ話したところ、
彼は、タクシーやトラックに乗りたいわけではなく、
普通自動車を友人や恋人や家族を乗せてドライブしたいとの事でした。

あまり、たとえ話を引っ張ると訳が分からなくなるので
話を建築に戻すと、

かれは、高い建物を建てたいわけではなく

「2級建築士の範囲で十分なビアパブや、
 クラフトビールを販売するトレーラーハウスを設計したいんだ!」

と、ビール好きな彼らしい熱い夢を語ってくれました。


今回は友人の話だった訳だが、
僕自身も、

「中小企業診断士を取った方がいいのかなぁ」
「せっかくだから、会計系の資格とか挑戦してみようかなぁ」

とか、ぼんやり考えていたわけで、
そのライセンスが無ければ出来ないエンターテイメントを
自分が今、したいかどうかで判断すればいいや。

という事に思いがけず気付けた良い夜でした。


彼が、ビアパブ建築士として名を馳せて、

「そういえば、あの日に中華屋で友人と呑みながら話していたのが
 きっかけなんです」

と、インタビューに応える日を楽しみに心待ちにしてマス。


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