2017年7月3日月曜日

「自分で自分を縛っている」 - 仕事の課外授業-720「窮屈はいけない」



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「窮屈はいけない」

 窮屈な場所に窮屈にすわっていると、
 血のめぐりも悪くなって脚もしびれる。

 身体が固くなって
 自由な動作がとれないのである。

 無作法は困るけれど、
 窮屈はなおいけない。

 やっぱり伸び伸びとした自由自在な姿が
 欲しいものである。

 どんな場合でも、窮屈はいけない。

 身体を窮屈にするのもいけないが、
 心が窮屈になるのはなおいけない。

 心の働きが鈍くなって、
 よい知恵が出てこないのである。

 ものには見方がいろいろあって、

 一つの見方がいつも必ずしも
 いちばん正しいとはかぎらない。

 時と場合に応じて自在に変えねばならぬ。

 心が窮屈ではこの自由を失う。

 だからいつまでも一つに執して、
 われとわが身をしばってしまう。

 身動きならない。

 そんなところに
 発展が生まれようはずはない。

 万物は日に新たである。
 刻々と変わってゆく。

 きょうは、
 もはやきのうの姿ではない。

 だからわれわれも、きょうの新しいものの
 見方を生み出してゆかねばならない。

 おたがいに窮屈を避け、
 伸び伸びとした心で、

 ものを見、考えてゆきたいものである。

      (『道をひらく』松下幸之助)

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仕事の課外授業-720「窮屈はいけない」 より

今回のキーは、

 「自分で自分を縛っている」

と考えました。

最近、はあちゅうの「半径5メートルの野望」を読んだのですが
そこでも書かれていたことで、
何かを考えた時に、「難しい」と思い込んでいる事とか結構多いのですが
実は自分の思い込みだったりして。
という事は、結構あります。

これは、植松さんの反対している「どうせ無理」
にも近いものがありますね。
それを、わざわざ自分で自分に云っちゃっている感じ。

そうじゃなくて、「だったらこうしたら?」
って、自分に云ってみる。
自分でベイビーステップを設定してみる。

意外とそうすることで、色々な事がどんどん実現していきそうな気がしました。


■ 家族で考えるとどうだろう

 × どうせ無理
 〇 だったらこうしてみたら

これは、家族でも共通化したい考え方ですね。
息子に対しての親だけでなく、祖父母や叔父、叔母。
広く家族が「だったらこうしてみたら?」になるだけで
前向きな気持ちになれますね。


■ 最近読んだ本のコーナー

いたいコンサル、すごいコンサル - 長谷部智也

A・T・カーニー、ベイン・アンド・カンパニーと名だたるコンサル会社で
16年働いてきた著者がコンサルの見抜き方を教えます。
社会人経験を十数年してきて、思うのは高額なコンサルタントを使うには
使う側にも相当のリテラシーが必要だし、こちらのそれなりの覚悟と労力が
必要だと云う事です。
むしろ、そんなに高くない実務系コンサルと長きに渉ってお付き合いを
した方が、売り上げにはつながり易い気がします。

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