2017年10月14日土曜日

「必要なもの」 と 「欲しいもの」を分ける - 仕事の課外授業-734「恵まれている」 より


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「恵まれている」


 人間というものはまことに勝手なもので、
 他人をうらやみ、そねむことがあっても、

 自分がどんなに恵まれた境遇にあるか、
 ということには案外、気のつかないこと
  が多い。

 だからちょっとしたことにも、
 すぐに不平が出るし不満を持つのだが、

 不平や不満の心から、
 よい知恵も才覚もわきそうなはずがない。

 そんなことから、
 せっかく恵まれた自分の境遇も、

 これを自覚しないままに、いつのまにか
 自分の手でこわしてしまいがちである。

 恵みにたいして感謝をし、
 その感謝の心で生き生きと働いたならば、

 次々とよい知恵も生まれて、自他ともに
 どんなにしあわせな暮らしができることか、

 思えば愚かなことである。

 だが恵みを知ることは、
 そう容易なことではない。

 古来の聖賢が、恵みを知れ、
 と幾万言を費やしてきても、

 実際としてこれを受け取る人は
 どれだけあるのだろう。

 頭では理解はしていても、
 心に直接ひびかないのである。

 そこに人間の弱さがある。

 おたがいに修行をしよう。

 自分は恵まれているということを、
 直接、自分の心にひびかすために、

 日常の立居振舞に、
 今一度の反省を加えてみよう。


      (『道をひらく』松下幸之助)
    

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仕事の課外授業-734「恵まれている」 より


今回のキーは、

 「必要なもの」 と 「欲しいもの」を分ける

と考えました。

いきなり、余談ですが
ないものねだり、とくれば次に来るのは、I Want Youなのですが
これなんだっけなぁとググってみたところ、
C-C-Bでした。


やっぱり、子どもの頃の記憶ってすごいですね。
っていうか、この言葉の並びのインパクトがすごいのか??

ないものねだりと言えば、冒頭の写真富士山
山梨県人にとっては、見慣れたものですが、
静岡を除いて、他県の人には羨ましいものかもしれません。
それを他所に、田舎だとか、何にもないとか言い出したらきりがありません。

また、個人で言うとモノよりもスキルの方が
この歳になるとしっくりくる気がします。

会計のスキルが欲しい、もっと上手く話すスキルが欲しい、
プレゼン資料を上手く作りたい、ラップが上手くなりたい・・・

挙げ出したら、きりがありません。

先日、レポートしたイベント

 NewsPicksアカデミア『40歳が社長になる日』(大企業編) 行ってきました。

でも岡島悦子さんが
”筋トレし過ぎでスポーツ出来ないような体になっている”
と仰っていましたが、

正に、足りないところにばかり目が行ってしまい
筋トレをするばかりでなく、先ずはフィールドに出よう!と事でした。

今回のテーマで考えると、既に「必要な」筋肉は十分にあるので
欲しい欲しいとか言ってない!
与えられているものを上手に活かしてがんばりんさい!

ってことですね。

上手に活かして頑張る事で、また新たに手に入る何かがある。

こんな感じに考えをシフトチェンジする事で
無い無いから、あるあるへ 気持ちも変えていくことにします!



■ 家族で考えるとどうだろう

息子に関して言えば、正に無い無いワールドの住人ですね。
自分が持っているものは、棚に上げておいて
友達の持っているものにが、気になる様子。

実際、僕自身もそうだったので
気持ちは十二分に分かるのですが。。。

息子にとっては、「欲しいもの」は全て「必要なもの」
なのかもしれませんが、
折に触れて、ひとつひとつ丁寧にひも解いて
見るのも良いかも。


なぜ「戦略」で差がつくのか。 – 音部大輔

戦略、戦術。
すごくカッコいい言葉なんだけど、つまり何?って言うのに上手に答えられなかったのですが
この本に一つの答えがありました。
”戦略とは、目的達成のための資源利用の指針”
これ、すごいしっくりきました。目的達成のための資源利用の指針ですよ!
やりたい事をやるのに、じゃあ、もってるものをどう使おうか?ってね。



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