2016年3月9日水曜日

「度を過ぎる」と、その「本質」を見失う - 仕事の課外授業-650「五常訓」



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 仁に過れば弱くなる。義に過れば固くなる。

 礼に過れば諂(へつら)いとなる。

 智に過れば嘘をつく。信に過れば損をする。

      
             『伊達政宗五常訓』
              
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仕事の課外授業-650「五常訓」 より


早速ですが今回のキーは、

「度を過ぎる」と、その「本質」を見失う

と考えました。

五常の徳 「仁・義・礼・智・信」

 仁:「思いやりの心」 ⇒ 弱さ、甘さ
 義:「正義」 ⇒ 融通が利かない
 礼:「敬う」 ⇒ 媚び諂い
 智:「知識」 ⇒ 謀略
 信:「信じる心」 ⇒ 信じる対象を誤る

と、過ぎれば毒になってしまうという
分かり易くもあり、陥り易い課題ですね。

特に自分自身注意すべきは「仁」「智」です。

まずは「仁」で行くと
「弱さ」「甘さ」により、強く言うべきところも優しくしてしまう
ということ。
家族から見たら、そんな事無いよと思うかもしれませんが、
それは、最初から厳しくしておくべきところを、
甘くしていた結果、最初の数倍の厳しさが適応されてしまっている
という状況を招いているのです。

先日、隣の部の部長が烈火の如く電話で怒ってて
その後、一緒に移動したんだけど、
最初から気になっては居たんだが、細かい事をイチイチ
指示せんでも気付くだろうと思って見逃した結果、
想像以上に酷いことになって、怒ってしまったとの事。

正にそんな感じです。


もう一つ「智」に関して言うと
ここは、あの会議に出るために、移動するのはめんどくさいから
ちょっとテレビ会議での参加で済ませておこう的な。

 「動機善なりや、私心なかりしか」 

だと、ごめんなさい。私心ありです。
やましい動機から判断してしまいました。
という感じのものです。


そんな時こそ、

「この世に客に来た」と思えばいい

ですね。

少し長い「ホームステイ」という表現は少し笑ってしまいましたが
お邪魔している気持ちを持つ事で、
真摯に自分自身に向き合ってみるって言うのいい方法だというのに
気付いたので、今日のところはここら辺にしておきます。


■ 家族で考えるとどうだろう?

これも、正に「客に来た」と思うってのが大事ですね。
ついつい、毎日生活していると当たり前になってしまいますが、
本来、何らかの縁があって、一緒に暮らしているので
その縁に感謝して、
客人のように家族に接してみると、
優しくなれそうな気がしますね。


■ 読んだ本のコーナー
空想教室 - 植松努

意外と遊べる日野マガジン の、
いや今やfacebookの僕の友人界隈で一番本読んでるんじゃないかという
しげさんから、借りて読みました。
植松さんは、学校の先生とかからダメだダメだとか言われながらも、
頑張って、流体力学を学び、ゼロ戦の設計者 堀越二郎さんと同じ三菱重工?
に入社するわけですが、そこでやる気の無い上司や部下にがっかりして退職、
実家に入る訳ですが、宇宙への夢は諦めなかったところ、北海道大学大学院の
永田教授に出会い、ロケットの研究を進め、今ではJAXAが見学に来るようになると
いうすごいおじさんです。

「引き寄せの法則」に近い感じですが、「思いは招く」。
思って、努力し続けると、いい事を引き寄せる。
そうなんだよ、きっと。

http://toyodarock.blogspot.jp/2016/03/blog-post_8.html



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