2017年6月30日金曜日

「人生の観方を変える」 - 仕事の課外授業-719「懸命な思い」より


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「懸命な思い」

 人生は坦々たる大道を行くが如し、
 という人もあれば、

 嶺あり谷あり起伏の連続、
 という人もある。

 いずれが真実か
 見る人によってそれはさまざまであろう。

 しかしおたがいに、まずは坦々たる大道
 とはいいかねるこの日々ではなかろうか。

 峠を越えればまた峠がある。
 仰ぎつつ息つく間もなく、また登り始める。

 つまりこれが人生なりとの諦念も、そこに
 おのずからわいてくるような日々である。

 しかし、もしこれを神のような立場から
 見たならばどうなるか。

 おたがいに起伏の連続と見ている
 この人生も、

 実はそれは起伏でも何でもないのであって
 坦々たる大道ではないかということになる
 かもしれない。

 つまり、坦々たる大道として与えられて
 いるこの人生を、

 わが心至らず、
 わが心眼ひらかざるために、

 嶺あり谷ありと観じているのかもしれない
 のである。

 いつの日か、
 この真実が見きわめられるであろう。

 けれども、今はただおたがいに
 懸命にわが道を歩むほかはないであろう。

 懸命な思いこそ、
 起伏があろと、坦々としていようと、

 ともかくもわが道を照らす
 大事な灯なのである。

      (『道をひらく』松下幸之助)

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仕事の課外授業-719「懸命な思い」

7月突入~と云う訳で
今年もあと、半分ですね。
みなさん、1年の目標の半分達成出来ましたか?

僕自身はどうだろう?
本は読めてるけど、映画が観れてない気が。
今晩、じっくり振り返ってみようかと思います。


今回のキーは、

 「人生の観方を変える」

と考えました。

自分の人生のタイムラインを描くときに、
年単位で観れば、
ざっくり、上がったり下がったりはするのだけれども
日々の中で云うと、上がったり下がったりしているわけで
それを、大局的に捉えられるか
局所的に捉えてしまうかというのでは大分違いますね。

後は、当時は死ぬほど大変だった出来事も
数年経てば、あの出来事があったからこそ
そこで、人生が好転して上向きはじめたんだなぁと
振り返ってみる事も

じゃあ、
「結果」が出たから、救われたのか。
「結果」を出すために頑張ったから救われたのか?
救われたから、あとからみればあれが「結果」だったのか?

今となってみれば、結局どれかは分からないものです。

じゃあ、どう考えるか?
どのような、「観方」をするか?

と考えた時、幸せなのは、

「結果」を出すために頑張ったから救われた

と考える事ではないかと思います。

猪木のセリフで有名なアレ

 ”踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。”

に近いものがありますね。

 その道中を懸命に生き切ること

その先に良い結果が待っている。
そのように人生を「観」ていきたいです。


■ 家族で考えるとどうだろう

「人生の楽しみや悦び」
とは、

 わからないことがわかるようになり、
 できないことができるようになる。
 下手のものがだんだん上手になる。

という事を一緒に味わっていきたいです。

算数の問題でもいいし
国語の漢字でもいいし
サッカーのリフティングでも
ブレイブボードテクニックでも
ゲームのボスキャラを倒すでも

良いと思います。

出来なかったことが出来るようになる喜びを
一緒に味わう事が、親が子どもと一緒に過ごせる時間で
教えてあげる事の出来る、数少ない一つではないかと考えました。


■ 最近読んだ本のコーナー

たった一度の人生を変える勉強をしよう 藤原和博

実は、この読んだ本コーナーなんだけど
実際には1週間に1,2冊本を読んでて、たまに飛ばす事もあるけれど
ほぼ、すべてを紹介していたら、今3カ月位差が出てきてしまいました。
なので、実際には3末位~4月にかけて藤原さんの本を読みまくってました。
この後、藤原さん本が続きます。

中高生向け?に書かれた本なので、言葉も分かりやすく云い換えられて
いたりして、すごく読みやすい内容となっています。

僕にとっては大人になってから知った内容なのですが、
ホント、中学生の時に出会っておきたかった1冊です。
息子にももう少し大きくなったら、ぜひ読んでもらいたい。
お小遣いあげてでも読んでほしい。

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