2017年8月30日水曜日

ID-POSマーケティング―顧客ID付き購買データで商品・ブランド・売り場を伸ばす – 本藤 貴康 , 奥島 晶子

ID-POSマーケティング―顧客ID付き購買データで商品・ブランド・売り場を伸ばす  – 本藤 貴康 , 奥島 晶子

会社でね、ちょっとこういうのの知識が必要になって読んでみました。
マーケティングの基本的なところ、STP・4P・5Forceを具体的にID-POSで顧客が見えたらどのように、アプローチできるか?と云うのを具体的な商品事例なども交えて紹介されています。
あと、小売りが店舗ロイヤリティをどう高めるかとか。
結構頭の整理に役立つ1冊でした。

以下メモ。

ID-POS分析において、最も基本となる指標

買上率 = 特定商品の購入人数 / 来店人数(購入人数)
リピート率 = (延べ購入人数 ー ユニーク購入人数) / 延べ購入人数

参考:PI(Puchase Index)値 = レシート1,000枚ごとの特定カテゴリーの金額や数量
   リピーター率(%) = 2回以上の購入人数 / 購入人数

改善すべきポイントを探る
・売上金額 = ユニーク来店人数 × 1人当たり購入金額(売上金額 / ユニーク来店人数)
・1人当たり購入金額 = 来店頻度 × 客単価
・客単価 = 買上点数 × 買上商品単価

小売流通:「新規来店客を集める」&「顧客金額を引き上げる」
 ・チラシ特売を仕掛ける(既存客の単価を下げる可能性有)、
  新規出店、営業時間の延長(雇用困難)
メーカー:「より多くの顧客に買ってもらう」&「顧客に何回も買ってもらうこと」
 ・ブランディング推進


購買のタイミングをつかむ

・トライアル・リピート分析
 トライアル:期間内に商品を初めて買った顧客の人数
 リピート:2回目以降を購入した顧客の述べ人数

店舗のロイヤルカスタマーを育てる

・CRMの基本的なアプローチ
 STEP1:新規顧客の「獲得」
 STEP2:獲得顧客の「育成」
 STEP3:育成された優良顧客の「維持」
・ロイヤリティは徐々に下がるもの
・顧客ロイヤルティが失われる理由
 1.引っ越しや転勤、病気や死亡などの不可抗力
 →対策を施す余地なし。チェーン展開していれば、別店舗への誘導
 2.店舗での不快な経験
 →常日頃からの接客教育
 3.他に評価の高い店舗が近隣に出店してきたケース
 →品揃えや接客、価格設定を改善
  販売価格は、万有引力の法則が作用しがち。牛乳、ヨーグルトと云った商品でEDLP展開する事で来店頻度を高める

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