2017年1月17日火曜日

「どれくらい相手のことを考えて挨拶するか?!」 - 仕事の課外授業-696「あいさつをかわす」


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「あいさつをかわす」

 さわやかな朝の空気を胸いっぱいに、
 わが家の前の道を掃除する。

 勤めの早い近所の人が向こうからやってくる。
 ”おはようございます””おはようございます”

 何気なくとりかわすこの朝のあいさつは、
 毎日の習慣のように、何でもないことのように
 思えたりするのだが、

 私たちは、
 もう少しあいさつの大切さを考えてみたい。

 ”ゆうべは寒かったですね”という
 おたがいにいたわりあう気持ちから出た
 このあいさつで、

 あるいは”毎度お世話になっております”という
 この感謝の気持ちから出たあいさつで、

 おたがいの用件に入る。
 仕事がスムーズに動き出す。

 だれが考え出したのでもない。

 私たちの遠い祖先から伝わってきた
 このあいさつというものは、

 いわばおたがいの毎日の暮らしの潤滑油とでも
 いった尊い働きを果たしているのである。

 ”お寒うございます”といったところで
  暖かくなるわけではなし、というのは
  落語の中の話だけにしたいものである。
 
 あいさつにもいろいろとあろうが、
 要は、私たちはもっと、

 あいさつというものを大切にしたい。

 明るく朗らかに、あいさつをかわしあうことを
 心がけたいものである。


         (『道をひらく』松下幸之助)
  

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仕事の課外授業-696「あいさつをかわす」

おはようございます。わたなべです。
昨晩の驚異的な寒さを尻目に、今朝は日差しも暖かく
とても過ごしやすそうな日ですね。如何お過ごしでしょうか?

昨日より、妻NPOの合宿で泊り込みで外出しており
息子は友だちの家族と出かけ、夕ご飯も食べて帰って来る
ということで、割とノンビリ過ごしております。

昨日は、年末年始に読んでいた40代に関するの本の総まとめをしてました。
中々の大作にしあがったので、宜しければ是非。
http://toyodarock.blogspot.jp/2017/01/40.html


さて、挨拶を交わす行きましょう。
今回のキーは、

 「どれくらい相手のことを考えて挨拶するか?!」

と考えました。

僕が会社に入って、2年目位の時に
役員がビルに来た時に、挨拶する人が少なかったとかなんかで
今月の標語とかで、

「挨拶をしましょう!」

と掲示されてたのには、会社って大人しか居ないはずだよなと
相当うなだれた気がします。
確か、1回目に辞めようと思ったのもこの頃だったかも。

時は流れて、今ですが
今、僕が勤めているビルでは毎朝警備員が1Fに立っていて
挨拶しているのですが、挨拶する人の少ないこと少ないこと。

機械から何か音声が勝手に流れてるんじゃないか

と思っているくらい、無視して通るんですね。

僕は、毎朝なんだかなぁとか思いながら通っていたのですが
怖いもので、だんだん気にならなくなってしまいました。
馴れって怖いですね。

逆に今気になっているのは、
一人の警備員さんで、どなるような大声を張り上げ、

「おはようございます!!」

という方がいらっしゃるのです。
もう、

 Security guard Strikes Back

挨拶しない人への逆襲なんだと思うんだけど、
こうなると、僕みたいに普通に挨拶していた人にとっては
不快でしかなくて、朝ビルに入ったときにこの警備員さんだと

「うわぁ」

とか思うようになってしまってます。

これらは、共に相手のことを考えていない事からでてくるもので
本文中から引用すると、

 「生き方の問題」と、「思いやりの問題」

です。
特に、「思いやり」の部分が欠けているのだと。

普通、挨拶されれば返すものですが
警備員という事なのか、返事をしないのも。

返事をしないのに対して、怒ってか
大声だして、挨拶をするのも、

本来の挨拶の背景にある

「思いやる」
「いたわりあう」
「感謝する」
「尊敬する」
「勇気づけ」
「元気づけ」

といった要素が、まるっと欠落しているように感じます。

 人間関係における「潤滑油」

のあいさつ。

改めて、大切にしたいですね。


■ 家族で考えるとどうだろう

昨年頃から、息子が電話を覚えて
電話で友だちに連絡をとって、暇な友だちを見つけて
勝手に遊びに行くのです。

これは、これで非常に楽チンで良いのですが
電話の応対が形式化しているというか、
最初に教えた通りに云ってるだけになってしまってるのですね。

つい先ほど、昨日夕飯をご馳走になったお友達に連絡して
お母さんが出たにも関わらず、
通り一辺倒の、「○年○組の××です。△君いますか?」
とかいってて、向こうは「あー××君、昨日はありがとうね」
とか云われても、しーん みたいな。

そろそろ、次のステップとして
コミュニケーションとしての電話応対を学んで欲しいです。


■ 最近読んだ本のコーナー

871569 箭内道彦

風とロックの箭内さんです。
「NO MUSIC, NO LIFE.」に代表される箭内さん仕事が好きなのと
会社とかでも、箭内さんはこんなこと云ってんだよね。と後輩に語る程の
大ファンです。あ、風とロックのTシャツも持ってます。
そんな箭内さんのロックな金言が159個。
中でも気に入っているのは、

「僕は全然ロックじゃない。だからロックであろうと背伸びする」

箭内さんも箭内道彦である為に、頑張っているんだ。と
自分にもっと頑張れとエールを送る一言です。


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