2017年1月15日日曜日

‎「子どもに誰が・いつ・どう性を伝えるか」トークショー に行ってきました。


SmartNews ATLAS Program 2 / 子どもが平等に夢見れる社会を残そう
‎「子どもに誰が・いつ・どう性を伝えるか」トークショー
~SmartNews ATLAS Program「社会の子ども」vol.2

意外と遊べる日野マガジンの編集長の友人で、ふじみんこと藤見里紗さんが
スマートニュースのイベントにやってくる!ということで、
金曜日、そそくさと職場を離れて渋谷に行ってきました。

実は、昨年の4月に日野市に来てもらって
「大人の為の性教育」と題し講義をしてもらったのですが、
花見の準備等々で参加できず。。
でも、お陰で今回参加を即決できたのは、そんな運命だったのかも。

というわけで、花見でお会いした ふじみんですが
前回のSmartNews ATLAS Program 2 のイベントで紹介されるところによると
結構スゴイ人らしい!!

ふじみん プロフィール---->>

NPO法人マドレボニータ認定産後セルフケアインストラクター
九州の地で産後ケアを広めるべく、
九州初の『産後のボディケア&フィットネス姪浜教室』を開講。
たまに大人の性教育講座開催。
2011まで恵泉女学園大学非常勤講師。人間と性教育研究協議会元幹事。

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イベント中も流石先生!という感じで、会場を掴みつつも
ほんわかした雰囲気ですっかり引き込まれてきました。



--以下メモ-----------

日時:2017年1月13日 19:30 - 21:30
場所:スマートニュース株式会社
<トークゲスト>
・藤見里紗さん(NPO法人マドレボニータ)
・坂爪真吾さん(一般社団法人ホワイトハンズ)
・紫原明子さん(SmartNews ATLAS Program / エッセイスト)
<司会>
松岡宗嗣さん(SmartNews ATLAS Program)



■ オープニング 紫原明子さん


・性の考え方は人それぞれ。本日は、リテラシーの部分について考えてみる
 ex) 婚前セックスは正か否かとか は本日は対象外
・性教育先進国オランダでは、暗闇の中で避妊具を付ける実習などが行われている
・誰から性についての情報を得るか?
⇒学校、家庭0%。大半はメディアや友人などから
・中絶数 約20万 出産100万人に対し20%相当が中絶している
・性教育は役に立つのか??
⇒秋田県の事例。かつては、中絶数が平均値を大きく超え日本一。
⇒性教育により中絶数がピーク時の1/3に
・伝え方の難しさ
⇒坂爪氏 粋と野暮の間でどう性を伝えていくか?(はじめての不倫学 より)

子供に誰が いつ どう 性を伝えるか 藤見里紗さん
1.性は本能だから教える必要は無い?
・性教育日本一の女子校
⇒授業の中で、性についての発表(15分)がある。
⇒他にはディベートなども(夫婦別姓は正か非か?男性の育児休暇の義務化について考える)
⇒先ずは、同性愛について考えるところから始める
⇒他、避妊法(10種類)。テストで満点でも年に1、2人あたりの日に妊娠はある
⇒夫婦関係が崩れるきっかけとしての出産がある。
 出産というのは内臓摘出ぐらいのダメージ。
 そのためにこそ、産後ケアが必要と感じて今は産後ケアの活動をしている。

・生殖の性と快楽の性
⇒月経教育は行われているが、射精教育は行われていないに等しい。
⇒何故なら、月経は我慢(忍耐、努力)で妊娠出産もこれに近いのに対し、
 射精は快楽を伴うため、学校では、快楽については教え辛い。
⇒「性は、本能だから教える必要はない!」本当???
 では食欲、睡眠欲は?食事のマナー、睡眠時間の取り方など正しく教育が成されている。
⇒欲はコントロールできないが行動はコントロールできる
 1.別のことをする、考える 2.セルフプレジャー 3.合意の元に行う 4.我慢

2.家庭での性教育
・早ければ早いほどいい
⇒子供は純粋に聞きたいだけ

・子供の性器いじりとセルフプレジャーについて
⇒小学校低学年以下の場合、、、
 a.かゆい → 必要に応じて薬を塗ってあげる
 b.落ち着きたい(爪噛みに近い) → 人前ではやめようね
 → 長時間続く場合、、何かしらの別のストレス要因があり。

・思春期以降の性教育について
⇒家庭での性教育が九歳まで
⇒それ以降は同性の親から(但し、子供から寄ってくる。関係ができているのはOK)
⇒恋人ができた時(親の本気が伝わる可能性が高い)

3.性教育のリアル
小学生男子がクラスで一番人気者になるには
⇒足が速い事。(これだけで、スクールカーストの頂点に立てる)
⇒一方、足が遅い事で男らしさを失ってしまう。
⇒女の子は、女らしくない時には怒られるが、男の子は成長過程で男らしい時に褒められる為
 男らしくあるために自分を追い込む
⇒結果行きづらくなっている

■クロストーク
・教育レベルが低い方が性についてアクティブになってしまいトラブルを抱える。
・困った時に困ったと言える環境をつくる事が大切
・自然に日々の生活の中から教える事が出来る家庭環境(逆に触れない事の方が不自然)
Npo 法人ピルコン (染矢氏 『マンガでわかるオトコの子の「性」』 著者)
⇒一回の講座で行動変容させるの難しい
 今の子供達はネットで検索するので正しい検索結果を上位に上がるようにしたい
・幸せの価値観は多様化しているので、「これが幸せ」とは言ってはいけない
・性はコミュニケーションのきっかけの一つとする




・性について普遍的に教えることの難しさ
⇒一般論としての、性的マジョリティで語った場合
 相手が、性的マイノリティだと、ピンと来ない事もある。
 かといって、どのように普遍的に伝えるのか??
(上の写真のスライドで表現するのは伝わり易いのかも、と思いました。)
・テストでは満点なのに、年に1,2人妊娠してしまう避妊の難しさ
⇒安全日などない!知識と出来るの違いなど

■Q&A
Q:学校と家庭以外でどこで教えるべきか?
A: NPOや成人式で性教育をするなど

Q:性行為をしたくない子がしなくてもよいという教育をするには
A:大学デビューという言葉がある(ピアプレッシャー)
 あわてるな、さわぐな と教えている。

Q:大人側に知識がなさすぎる
A:コミュニケーション手段として、性を伝えていくこと

Q:子どもに対し、おおらかに性を伝える立場になりたいがオープンし過すぎることでの問題など
A:社会性を伝えてあげる。親はこういう考えだけど違う人もいるよ。

Q:幼少期の性教育はどちらの性の親が良いとかあるか?
A:どちらでも ok

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